80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

前立腺肥大と癌と

2010年05月16日 | シニア日記
5月2日のブログで前立腺の入院検査の様子を書きましたが、
その結果はやはり肥大症と癌があるとの事でした。
前立腺が大きくなっており、尿道を圧迫して排尿不全を起こしていました。

癌を調べるPSA値は11.7と平常の4.0より3倍も高く、
麻酔で行った針生検(針を刺して組織を採って診る)では陽性と出たのです。

早速肥大症と癌の治療に入りました。

肥大症の治療としては尿道にカテーテルを常時挿入して、
それで排尿するのです。
尿意は起こりませんから、自分で適当な時間にトイレに行き、
管の先端の栓を外して排尿します。

約1カ月経って通院の際にカテーテルを外したのですが、
残念ながら未だ自力(自然)排尿が全然出来ず、
又1カ月もの間、カテーテルをぶら下げたままの生活となりました。

それでも慣れて来ると全く気にならず、平常の状態と同じ生活行動が出来ます。
この間、排尿が楽になる薬(フリバス錠)を毎晩寝る前に1錠飲んでいます。

癌治療の方はカソデックスと言う錠剤を毎朝食後に1錠服用し、
月に1回通院してリューブリンと言う名の皮下注射を腕に1本打ちます。


これが年齢を配慮しての、手術せずに行うホルモン治療と言うものです。
時々、PSA値を調べて、治療の参考にする様です。

これらの疾病の自覚症状は全くありませんので気楽なものです。
晩酌はそのままですし、栄養を取るべく自由に好きなものを飲食しています。

(只、少し脂肪系の多いものは控えるようにはしているのですが・・・・)