80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

映画「オカンの嫁入り」を観て

2010年09月26日 | 映画の情報
母子(母と娘一人)家庭の物語。
大体予想の付く様なストーリーですが、上出来の部類になりますかナ。
5点満点として3.5から4点位の出来栄えです。

真夜中に泥酔した母(大竹しのぶ)が金(茶?)髪の男(桐谷健太)と共に帰宅して、
娘(宮崎あおい)の前で、結婚すると喚くシーンから映画が始まります。


「一体どう言う事」と詰る(なじ)る娘。親と仲良かった娘は、
別居迄して心を閉じて、いがみ合いになるのですが・・・・。

紆余曲折を経て、やがて母が癌に冒されている事を知って、
娘は心を開き暖かい気持ちで改めて母に接するのです。

最後近く、白無垢、角隠しを被って真っ白にお化粧した母が、
娘の前で両手を付いて、「長い間お世話になりました」と頭を下げるのです。


コミカルでしかもホロリとさせられる場面が続きます。
そしてハッピーエンドの心良さ。

この映画がホントに良かったと思うのは、
やはり大竹と宮崎、桐谷の熱演の所為(せい)でしょう。
(桐谷クンは元板前の職業で、料理の上手な処を見せますが、随分と特訓したそうです)