スパニッシュ・オデッセイ

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中南米とは?(1)-ゴルゴ13、コスタリカにて狙撃の仕事をする

2013-11-06 11:00:11 | トリビア
 グアテマラ・シティーを発って、コスタリカへ向かうところまで述べた。コスタリカは「ゴルゴ13」のあるエピソードの舞台にもなっている。この中では、サンホセの街並みや、サンホセから国立自然公園へ至る、風光明媚な山間を走る道路が描かれていた。下の地図の赤丸で示されたあたりがゴルゴ13の狙撃地点である。ここは筆者もよく通ったところだが、まさか、その道が描かれることになろうとは!

  ブラウリオ ゴルゴもここで 一仕事
 ところが、ゴルゴ13ともあろうものがコスタリカを南米と言っているのはいただけない。アメリカとメキシコの国境である Río Grande (リオ・グランデ川と言っているが、リオは川のこと。グランデは大きい。大川である。別名Río Bravo「荒川」の意)より南を南米と言っているのであろうか。アメリカ人からすれば国境の南だから、南米なのかもしれないが。
 南米と ゴルゴも間違う コスタリカ

 厳密な地理区分でいうと、メキシコのユカタン半島あたりから陸地の幅が狭くなっているが、そこまでを北米という。NAFTA(North America Free Trade Agreement:北米自由貿易協定)加盟国はカナダ、アメリカとメキシコである。最も幅が細くなっている地峡からパナマまでを中米という。そして、コロンビアからが南米である。 

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