ソニー・ロリンズのアルバム“What's New”のジャケットには次のように書かれている。
“Sonny Rollins brings to jazz a new rhythm from South America”
オリジナル・ジャケットの裏面には以下のように書かれていた、と解説の油井正一氏が1973年に再発された日本盤ライナーノートで回想している。
“All Kinds of Latin Percussion -- plus the new rhythm from Brasil, the Bossa-Nova”
アルバムが発売された1963年当時、ボサノバがブームになっていたが、このアルバムにはボサノバなど、1曲も入っていない。ボサノバ・ブームに便乗したキャッチ・コピーである。
このアルバムは、ラテン・リズムの曲で占められていて、ロリンズお得意のカリプソものもある。前回、触れたように、カリプソは、南米ではなく、カリブ海地域の音楽であり、ラテンと言っていいかどうかは疑わしい。
ラテン・パーカッションはコンガとボンゴ、その他の打楽器と書かれているが、“All Kinds” と言えるかどうかはわからない。
昔は、いい加減なキャッチ・コピーやライナーノートが横行していたものだ(最近の事情は知らない)。
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スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
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“Sonny Rollins brings to jazz a new rhythm from South America”
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ラテン・パーカッションはコンガとボンゴ、その他の打楽器と書かれているが、“All Kinds” と言えるかどうかはわからない。
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