ソニー・ロリンズのアルバム“What's New”はラテン風の曲で占められているが、スペイン語のタイトルの曲はない。ただし、スペイン語風のタイトルの曲はある。“Bongoso”と“Bluesongo”がそれである。
“Bongoso”は、いかにもスペイン語風である。“bongo”に形容詞語尾の“-oso”(英語の“-ous”に相当)をつけた形容詞のようであるが、手元の辞書にはこんな単語は見当たらない。
この曲は“bongo” が活躍するので、“bongoso” という語をでっちあげたものと想像される。“conga”が活躍すれば、“congoso”、“maracas”活躍すれば、“maracoso”というタイトルになったことだろう。
楽器ではないが、ハエ(mosca)がブンブン飛んでいれば、“Moscoso”で、あの野球選手の名前になる。
もう1曲、“Bluesongo”というタイトルの曲があるが、カタカナ表記では「ブルーソンゴ」となっていた。もし、スペイン語だったら、「ブルエソンゴ」とならなければならない。当然、こんな言葉は辞書には載っていない。
この曲も“bongo” が活躍するので、“blues + bongo”の合成語かと思われる。ただ、これだと [b]音が余分であるが、ないほうがいくらかスペイン語っぽいような気もする。
「ブルーソンゴ」という発音だけから語源を推測すると、“blues + hongo(オンゴ)”の可能性もある。で、“hongo”とは何かというと、「キノコ」である。そうすると、「ブルーソンゴ」は「ブルース茸」ということになるが、キノコの着ぐるみを着た淡谷のり子がブルースを歌う場面をつい想像してしまった(アメリカの“blues”と日本の「ブルース」は別物だが)。シュールな世界ではある。
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「ブルーソンゴ」という発音だけから語源を推測すると、“blues + hongo(オンゴ)”の可能性もある。で、“hongo”とは何かというと、「キノコ」である。そうすると、「ブルーソンゴ」は「ブルース茸」ということになるが、キノコの着ぐるみを着た淡谷のり子がブルースを歌う場面をつい想像してしまった(アメリカの“blues”と日本の「ブルース」は別物だが)。シュールな世界ではある。
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その昔、高校生のときロリンズは聞きにいきました。増尾好明がバックでギターを奏でていました。
セントトーマスは今でも耳に♪
1974年頃の新潟県民会館です。マイルスも来たのです。
今、どうされていますか。私は、この3月31日で福井大学を定年退職し、新潟県柏崎市に住んでいます。
中島さんは新潟県出身だったのですか。
また、ご連絡ください。
私は現在関西から東京の本部へ異動しアジアセンターという新しい部門にいます。
私ももうすぐ定年です(笑)
小2~高3まで新潟でした。現在42回目の住居です。