スパニッシュ・オデッセイ

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和式トイレ後日談(2)

2013-06-13 13:25:57 | トリビア
 (承前)和式トイレの覗きの手口であるが、女子トイレには個室が4つ並んでいた。犯人はまず2つのトイレに内側からカギをかけ、上から脱出する。そして、1つだけ開けておいたトイレの隣のトイレに入り、カギをかけてひそんでいる。使用可能な唯一のトイレに女性が入ったら、仕切り壁のドア側の上から覗くというわけである。日本人なら、当然お尻をドアの方に向けるから、犯人は自分の顔が見られることはない。
 ところが、トイレに入ったのが外国人(中国人ではなく、ラテンアメリカ出身。中国系ではない)だったから、非常識なことをするのである。日本人のように奥の方を向いてしゃがんでくれなかったのである。
 ドア側に顔を向けてしゃがもうとしたところに、仕切り壁の上の方から犯人の顔がぬっと出てきた。当の女性もびっくりしただろうが、犯人はもっとびっくりしたことだろう。女性は大声を出したので、近くの女性が頼りになる男性を呼び、男性は見事、犯人を取り押さえて、警察に突き出したわけである。
 警察では取り調べがあるのだが、取調官はさすがにまじめくさった顔で応対していたことと思う。取り調べ中は笑いをこらえるのが大変だっただろうと推測するが、取り調べが終わったあとで大笑いしたことは間違いなさそうである。 
 結論:女子トイレを覗く場合は、対象者が日本人かどうか確認してから、実行すべきである。


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