ピジン語の語彙は英語由来のものが多いのだが、中にはポルトガル語由来のものもある。それを少々紹介しよう。
まずは、「子ども」を表す“pikinini”。スペイン語の“pequeño”(ペケーニョ、「小さい」)と“niño”(ニーニョ、「子ども」)を合体させたような語感なので、すぐ覚えた。語源はポルトガル語の“pequeno”(ペケーノ、スペイン語の“pequeño”に対応)で、「小さい」の意味のほかに「子ども」という意味もある。これに縮小辞の“-ino”をつけると、“pequenino”(ペケニーノ)という語ができる。「小さい子ども」という意味である。これがなまって、“pikinini”となったらしい。
スペイン語の縮小辞は“-ito”という形がよく使われるが、“-ino”という形もあるのである。イタリア語ではこの形をよく見かける。代表例は“signorina” (シニョリーナ)だろう。スペイン語では“señorita” である。
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