イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

あれから10年の時が過ぎ

2005年10月30日 | Weblog
ちょっと探し物…と思い、本棚を整理していたところ、山際淳司氏の『スタジア
ムで会おう』が目に入りました。「お、懐かしいな」と思いつつパラ見していると
何時の間にか引き込まれてしまい、本棚の整理は中断してしまいました。

山際淳司氏の代表作と言えば、「江夏の21球」が収められた『スローカーブを、も
う一球』など多数ありますが、今日手に取った『スタジアムで会おう』もなかなか読
み応えのある作品だと思います。
山際氏の作品はとても淡々とした語り口で書かれているのですが、それでいて臨
場感・緊迫感といったものがビリビリと伝わって来るのです。

残念ながら山際氏は1995年に46才の若さで亡くなられていますが、彼の作品を
もっと読みたかったのに…と感じている方も多いのではないでしょうか。

最近はあまり本を読んでなかったし(読書の秋だし)、たまには本を読んでみよう…
『スタジアムで会おう』を読み終えたら、『スローカーブを、もう一球』をもう一度読もう
と思います。

A notification of absence

2005年10月29日 | テニス
ESPNなどによりますと、10月31日からパリで行われるBNPパリバ・マス
ターズを、世界ランク1位のロジャー・フェデラー(スイス)や、昨年このトーナ
メントを制したマラート・サフィン(ロシア)等が欠場する模様です。

<主な欠場選手>
フェデラー:右足首のじん帯の痛み
サフィン:左ヒザの炎症
カルロス・モヤ(スペイン):右肩の負傷
ラファエル・ナダル(スペイン):ヒザの痛み
レイトン・ヒューイット(豪州):股関節の痛み

長いシーズンを戦い続けて来た選手たち…何処かしらに痛みが出て来るのも仕方無
いよな…と思いながら欠場選手の名前を見ていると…

アンドレ・アガシ(米国):personal reasons

とあるじゃないですか。「一身上の都合」となってはいますが、恐らく腰の具合が芳し
くないのかな、と…年内の試合にはもう出場しないという事なんでしょうかね…
未だ来年もプレーするか否かという話は聞こえて来ませんが、来年に向けての充電
期間であって欲しいなと思っています。

BNP パリバ・マスターズ公式サイト

Another surgery...

2005年10月28日 | NBA
オーランド・マジックのグラント・ヒルが、痛めていた下腹部の手術を行なうとの
事です(下記ニュース参照)。ヒルは来週中にもフィラデルフィアで手術を行なう
模様です。

マジックのブライアン・ヒルHCは、「グラント抜きでしばらくの間戦わなければならない
けど、ウチにはハードにプレーして、チームに貢献できる選手たちが揃っているんだ」と
語っています。

長い間、足首の故障に悩まされて来たグラント・ヒル。昨年久々に活躍を見せて6度目
のオールスター選出を受け、「完全復活!?」と思われましたが、再び足首を故障して
シーズン終盤を棒に振ってしまいました。

今回の手術で3週間から6週間は欠場の見込みという事で開幕には間に合いません
が、シーズン中盤以降の勝負所で彼の真の実力を発揮して欲しいところです。
グラント・ヒルも33才。同年代のスター選手だったアラン・ヒューストン(NYニックス)も
先ごろ引退を表明しました。ヒルにピストンズ時代の様な輝きを期待するのは酷かもし
れませんが、もうひと花咲かせて欲しい…去年の活躍が、その「もうひと花」ではない
よね?…今回のニュースを知って、そんな想いを強くした次第です。

G・ヒル、下腹部手術のため3~6週間の戦線離脱(ISM)

Grant Hill

10ガロン無料です。

2005年10月27日 | Weblog
<デトロイトのガソリンスタンドにて>

店員:「いらっしゃいませー!!こちらへどうぞ!オーラーイ!オーラーイ!オ
ーラーイ!オーラーイ!…はーい、オッケーでーす!」

客:「ハイ!今日はガソリンが10ガロン無料だって聞いて来たんだけど…アタシここ
の会員じゃないんだけどOKかしら?」

店員:「はい!本日は先着200名様なら、どなたでもご利用できるようになっており
ます」

客:「あぁ、良かった!じゃぁ、10ガロンお願いしますわ…あら、アナタ、よくTVで見
かけるような気がするんだけど…あ、あなたラシードでしょ!?」

ラシード・ウォーレス:「ご名答!…やっぱ分かる?」

客:「分かるも何も、アタシだってデトロイト市民だからね…それよりアナタ、もうすぐ
開幕だけど今季のピストンズはどうなの?」

RW:「奥さん、今季は見ててくれよ。先発メンバーは不動のオーダーだし、今年は
去年に比べてベンチ・メンバーが強化されてるから。移籍して来たエバンスは活き
が良いし、去年は不発だったデルフィノやミリチッチも伸びて来てるしね…はい、奥
さん、10ガロン入ったよ!」

…ちょっと前の話になりますが、オーバーンヒルズのガソリン・スタンドとデトロイト・
ピストンズがタイアップして、先着200名にガソリン10ガロンを無料で給油(しかも
選手が給油、洗車作業も!)、という企画が行なわれました(会話はフィクションで
す→こんなのばかりでスミマセン)。

ガソリンが値上がりを続けている今日この頃、10ガロン(約38リットル)無料…更
にNBA選手が給油作業や窓拭き等をしてくれるとあっては、ファンならずとも行くし
かないっスよね。
選手たちも「ファンのみんなも喜んでくれてるし、僕等もファンのみんなと触れ合う機
会を持てて嬉しいね」(新人のジェイソン・マキシール)と、この企画を楽しんでいた
様子。給油してもらえたファンも、これでシーズンに向けてエネルギー満タン…むむ
む、それにしても粋な計らいです…

108→7

2005年10月26日 | NFL
録画しておいたNFL第7週、サンディエゴ・チャージャーズvsフィラデルフィ
ア・イーグルスの一戦を観戦しました。

2連敗スタートながら3勝3敗まで立て直したチャージャーズと、ここまで3
勝2敗とやや苦戦を強いられている感のあるイーグルスとの対戦となりましたが、試合
は第4Q終盤までもつれました。

第3Q終了時点でイーグルスが10-7とリードしていましたが、第4Qに入ってチャージ
ャーズが反撃。残り13分48秒にQBドリュー・ブリーズからTEアントニオ・ゲイツにTD
パスが決まって14-10と逆転!
更に残り9分21秒にはネイト・ケイディングがFGを決めて17-10とリードを広げます。
しかしイーグルスも、残り6分24秒にトッド・フランスがFGを決めて17-13。
そして残り時間も2分半ほどとなったところで、大きなプレーが飛び出します。チャージャ
ーズがFGのチャンスを掴み、ケイディングが40ヤードのFGを狙いましたが、イーグルス
がブロック!!更にそのこぼれ球をイーグルスのDBマット・ウェアが拾い、そのまま65
ヤードを走り切って逆転TD!!(20-17)
チャージャーズも最後の2分間のオフェンスで再逆転を狙いましたがイーグルスが凌ぎ、
そのまま試合終了となりました。
「ブロックした後のボールは不規則なバウンドをするものだけど、あの時はイージーなバ
ウンドだった。もう必死に走ったよ。TDを挙げたのは高校以来かな」と語るウェア。

FGブロック→ウェアのTD!…のシーンも印象的だったのですが、イーグルスのディフェ
ンスの強さに驚かされました。ここまでチャージャーズのエースRBラデイニアン・トムリ
ンソン(写真#21)は1試合平均108ヤードも走っていたのですが、この試合では17
回走って僅か7ヤード(!)に抑えられてしまいました。
イーグルスのディフェンス・ラインが、チャージャーズのオフェンス・ラインを押し込み、ト
ムリンソンの走路を消してしまうシーンが多々見受けられました。特にDEジェボン・カ
ースと、LBジェレマイア・トロッターが目立ってました。
トムリンソン曰く、「自分のプレーにはがっかりしてないよ。相手のディフェンスが素晴ら
しかったんだ。ウチのランにもパスにもしっかり対応していたね」

開幕前には、QBドノバン・マクナブとWRテレル・オーウェンズの不仲が表面化したり、
攻撃陣に負傷者が相次いで、「今季は苦戦必至!?」と思っていましたが、それでもこ
こまで4勝2敗で来る辺り、イーグルスの地力の高さを認めざるを得ません。
しかし今季のNFC東地区は4チームとも好調なので、イーグルスと言えど油断できない
状態です。激戦の様相を呈して来たこの地区をどのチームが勝ち上がって来るのか…
興味深いところです!

I wish him a healthy future

2005年10月24日 | テニス
ATPマスターズシリーズ・マドリードは男子シングルスの決勝が行なわれ、第1
シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第8シードのイヴァン・リュビチッチ(ク
ロアチア)に3-6、2-6、6-3、6-4、7-6と逆転勝ちして、今季11個目
のタイトルを獲得しました。

「2セットをリードされて非常にマズイと思った。リュビチッチのプレーは素晴らしかったし、
彼のサービスを追い切れてなかったからね」と語るナダル。
フランス、オーストリアでのトーナメントに連勝し、3戦連続優勝を賭けて決勝に臨んだリ
ュビチッチ。この試合でもエースを32本も奪うなどその勢いは健在で、1・2セットを連取
します。
しかし、「最初の2セットは最高の出来だった。でも、第3セット1-2からタフなゲームが
続いて、それをモノに出来ずに1-4にされてしまった…そこで流れが変わってしまった
んだ」とリュビチッチが語る通り、ナダルが息を吹き返してこのセットを奪うと、続く2セッ
トも連取して、3時間51分に及んだ激戦を見事に制したのでした。

「体力的にもキツかったけど、この試合は体力よりも気力の勝負だった。観客の皆さん
の応援がとても励みになった。もし会場がここじゃなかったら、今日は勝てなかったと思
う。皆さん、どうもありがとう!」と観客の声援に応えたナダル。
ナダルはヒザの負傷で3週間ほど休養して臨んだ大会でしたが、ATPマスターズ・シリ
ーズでは、モンテカルロ、ローマ、モントリオールでの大会に続く優勝となりました。

敗れたリュビチッチも、トーナメントでの連勝は16でストップしたものの、これはゴラン・
イヴァニセビッチの14を抜いて、クロアチア人トップの成績だそうです。
「負けちゃったけど、清々しい気分だよ。ナダルに今後も頑張って欲しいね」とコメントし
たリュビチッチ…あぁ、何か良い人っぷり全開のコメントですなぁ…そんなリュビチッチに
は、12月上旬にデビス杯の決勝戦(vsスロバキア)が控えているので、そこでの活躍
を期待しています。

Ivan Ljubicic

Rafael Nadal

CHEMISTRY

2005年10月23日 | NBA
NBAのプレシーズン・ゲームもいよいよ中盤から終盤という所にさしかかり、今
日も8試合が行なわれました。
注目していたのがマイアミ・ヒートvsデトロイト・ピストンズの一戦。昨シーズンの
東のカンファレンス・ファイナルで死闘を演じたこの両チーム。HCが交代したも
のの、大幅な戦力の入れ替えは無かったピストンズに対し、このオフに大型補強を敢行
したヒート…という好対照な両チームの対戦となりました。

試合は前半終了時までは接戦の様相を呈していましたが、後半に入るとピストンズがヒ
ートを突き放し、結局87-66でピストンズが勝ちました。

スタッツを見たところでは、ヒートのオフェンスがFG成功率36%に押さえ込まれ、2ケタ
得点を挙げたのもシャキール・オニール(28点)とドゥエイン・ウエイド(10点)のみ。期
待された新加入組も芳しい成績ではありませんでした。

ピストンズのラシード・ウォーレス曰く、「どうしてヒートはチームを大改造したんだろうな。
昨シーズンのチームは凄く手強かったからよぅ、そのチームをぶっ壊す理由ってのが分
からねぇんだ」

ピストンズのタイショーン・プリンス曰く、「ヒートのチーム状態はあまりケアしてなかった
んだ。ああいう新しいチームは、連係が良くなるまで時間がかかるものだからさ」

大型補強で世間をアッと驚かせたヒートでしたが、チームとして熟成して来るのはもう少
し先になるのかもしれません。一方のピストンズも堅いディフェンスは今季も健在の様に
見受けられるので、オフェンスの更なる向上が期待されるところです。

<メモ>
ラシード・ウォーレスが第3Qに左脚太ももを痛めて退場したとの事ですが、大した事は
ない模様。

It’s paying off right

2005年10月22日 | テニス
ATPマスターズシリーズ・マドリードは男子シングルスの4強が出揃いました。

イヴァン・リュビチッチ(クロアチア/第8シード)vsダビド・ナルバンディアン(ア
ルゼンチン/第5シード)

二人の対戦は過去ナルバンディアンの1勝0敗。その唯一の対戦が、去年のこの大
会の準決勝での対戦で、その時はナルバンディアンが6-4、6-4で勝っています。
しかし、対するリュビチッチもここの所15連勝中と勢いに乗っており、熱い戦いが期待
できそうです。

ラファエル・ナダル(スペイン/第1シード)vsロビー・ジネプリ(米国/第16シード)

ナダル曰く、「今までこの大会であまり良いゲームが出来ていなかったという事もあっ
たから、納得のいくプレーがしたいんだ。準決勝の試合が楽しみだね。今からワクワク
してるよ」
ジネプリ曰く、「僕はこれまで海外―特に欧州で良い成績を収められずにいたから、こ
の大会で準決勝に残れたのは嬉しいね。今まで積み重ねて来た事が報われたよ」

ナダルとジネプリは初対戦との事です。地元スペインの新鋭ナダルとの対戦とあって、
ジネプリにとっては非常にタフな試合になりそうですが、この難しい試合にどの様に挑
むのか…とても興味深いところです!

ウィルマ接近

2005年10月21日 | NFL
カトリーナ、リタといった猛烈なハリケーンに相次いで見舞われた米国に、また大型ハリ
ケーンが接近しているようです(下記ニュース参照)。

ハリケーン接近の影響で、日曜日にマイアミにて行なわれる予定だったNFL第7週のカ
ンザスシティー・チーフスvsマイアミ・ドルフィンズの一戦が、現地金曜日に変更になりま
した。
「(金曜日に試合が行なわれる事について)ハイスクールに戻った様な気分だな。ま、で
も、しっかり対応してみせるよ」と語るディック・ヴァーミール(チーフスHC)。

これまでのハリケーン被害で問題になった初動対応も着々と進んでいる様に見受けられ
ますが、自然の猛威はしばしば我々の予想を上回る事があるので、被害が大きくならな
い事を祈るばかりです…

メキシコ東部がウィルマ圏内に(CNN)

We’ve done this before

2005年10月20日 | NFL
録画しておいたNFL第6週のマンデーナイト・ゲーム、セントルイス・ラム
ズvsインディアナポリス・コルツの一戦を観戦しました。
ここまで5戦全勝のコルツに対して、ラムズは2勝3敗。しかもマイク・マ
ーツHCが細菌性心内膜炎の治療で長期離脱が決定的となり、代わっ
てアシスタントHCのジョー・ビットがHC代行を務めるという緊急事態の中での対決とな
りました。

試合はラムズが先制してコルツが追い上げる展開に。前半は20-14でラムズがリー
ドして折り返しましたが、第3Qに入ってコルツの猛攻が炸裂!!
最初のドライブをFGに結び付けて20-17とすると、残り3分16秒にRBエジリン・ジェ
ームス(写真#32)のTDランが決まって24-20と逆転。
第4Qに入っても3つのTDを挙げたコルツが、結局45-28とラムズに快勝して6戦全
勝となりました。
「序盤に大きくリードされてしまったが(0-17)、皆慌ててなかったし、士気も落ちてな
かったよ。冷静さを保っていた事が攻守のビッグプレーにつながって、試合の流れを引
き寄せる事が出来たんじゃないかな」と語るトニー・ダンジー(コルツHC)。

この試合の第4Qには、QBペイトン・マニングからWRマービン・ハリソンに通算86個目
のTDパスが決まり、これまでのQBスティーブ・ヤング&WRジェリー・ライスの85個を
抜いて、QBとWRのコンビによる最多TD記録を見事に更新しました。
そんな事もあって、TV中継では試合後にマニング&ハリソンのインタビューの模様が流
れていました…が、個人的にはRBジェームスの活躍の方が印象的でした。23回のラ
ンで獲得143ヤード、3つのTDランを荒稼ぎ!重心の低い突進を見せたかと思えば、
軽快なステップでタックルを次々とかわし、相手ディフェンスを翻弄していました。
ジェームス曰く、「今までいろんなシチュエーションを経験して来た。今回も大量リードさ
れていたけど、過去にもそういう事はあったしね。今回勝った事で、また劣勢になった時
にこの経験が役立つと思うよ」

一方のラムズ。第2QにエースQBマーク・バルジャーが右肩を負傷するなど負傷者も相
次ぎ(そう言えばこの試合はWRアイザック・ブルースも欠場してたな)、非常に苦しい展
開となりました。
ラムズが属するNFC西地区は未だ混戦の様相を呈しているものの、4勝2敗のシーホー
クスが少し抜け出しつつあり、ラムズはプレーオフ進出争いに向けてひと踏ん張りしたい
ところ。

今季のNFLも早くも折り返し地点が近付いて来ました。全勝チームはコルツただ1チーム
です!

<メモ>
この日のラムズvsコルツを、NBAサンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンとトニー・パ
ーカーが観戦。QBマニングがWRハリソンにNFL記録となるTDパスを成功させた後、ダ
ンカンがマニングに声をかけていました。

Edgerrin James