イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

We’ve done this before

2005年10月20日 | NFL
録画しておいたNFL第6週のマンデーナイト・ゲーム、セントルイス・ラム
ズvsインディアナポリス・コルツの一戦を観戦しました。
ここまで5戦全勝のコルツに対して、ラムズは2勝3敗。しかもマイク・マ
ーツHCが細菌性心内膜炎の治療で長期離脱が決定的となり、代わっ
てアシスタントHCのジョー・ビットがHC代行を務めるという緊急事態の中での対決とな
りました。

試合はラムズが先制してコルツが追い上げる展開に。前半は20-14でラムズがリー
ドして折り返しましたが、第3Qに入ってコルツの猛攻が炸裂!!
最初のドライブをFGに結び付けて20-17とすると、残り3分16秒にRBエジリン・ジェ
ームス(写真#32)のTDランが決まって24-20と逆転。
第4Qに入っても3つのTDを挙げたコルツが、結局45-28とラムズに快勝して6戦全
勝となりました。
「序盤に大きくリードされてしまったが(0-17)、皆慌ててなかったし、士気も落ちてな
かったよ。冷静さを保っていた事が攻守のビッグプレーにつながって、試合の流れを引
き寄せる事が出来たんじゃないかな」と語るトニー・ダンジー(コルツHC)。

この試合の第4Qには、QBペイトン・マニングからWRマービン・ハリソンに通算86個目
のTDパスが決まり、これまでのQBスティーブ・ヤング&WRジェリー・ライスの85個を
抜いて、QBとWRのコンビによる最多TD記録を見事に更新しました。
そんな事もあって、TV中継では試合後にマニング&ハリソンのインタビューの模様が流
れていました…が、個人的にはRBジェームスの活躍の方が印象的でした。23回のラ
ンで獲得143ヤード、3つのTDランを荒稼ぎ!重心の低い突進を見せたかと思えば、
軽快なステップでタックルを次々とかわし、相手ディフェンスを翻弄していました。
ジェームス曰く、「今までいろんなシチュエーションを経験して来た。今回も大量リードさ
れていたけど、過去にもそういう事はあったしね。今回勝った事で、また劣勢になった時
にこの経験が役立つと思うよ」

一方のラムズ。第2QにエースQBマーク・バルジャーが右肩を負傷するなど負傷者も相
次ぎ(そう言えばこの試合はWRアイザック・ブルースも欠場してたな)、非常に苦しい展
開となりました。
ラムズが属するNFC西地区は未だ混戦の様相を呈しているものの、4勝2敗のシーホー
クスが少し抜け出しつつあり、ラムズはプレーオフ進出争いに向けてひと踏ん張りしたい
ところ。

今季のNFLも早くも折り返し地点が近付いて来ました。全勝チームはコルツただ1チーム
です!

<メモ>
この日のラムズvsコルツを、NBAサンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンとトニー・パ
ーカーが観戦。QBマニングがWRハリソンにNFL記録となるTDパスを成功させた後、ダ
ンカンがマニングに声をかけていました。

Edgerrin James