イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

108→7

2005年10月26日 | NFL
録画しておいたNFL第7週、サンディエゴ・チャージャーズvsフィラデルフィ
ア・イーグルスの一戦を観戦しました。

2連敗スタートながら3勝3敗まで立て直したチャージャーズと、ここまで3
勝2敗とやや苦戦を強いられている感のあるイーグルスとの対戦となりましたが、試合
は第4Q終盤までもつれました。

第3Q終了時点でイーグルスが10-7とリードしていましたが、第4Qに入ってチャージ
ャーズが反撃。残り13分48秒にQBドリュー・ブリーズからTEアントニオ・ゲイツにTD
パスが決まって14-10と逆転!
更に残り9分21秒にはネイト・ケイディングがFGを決めて17-10とリードを広げます。
しかしイーグルスも、残り6分24秒にトッド・フランスがFGを決めて17-13。
そして残り時間も2分半ほどとなったところで、大きなプレーが飛び出します。チャージャ
ーズがFGのチャンスを掴み、ケイディングが40ヤードのFGを狙いましたが、イーグルス
がブロック!!更にそのこぼれ球をイーグルスのDBマット・ウェアが拾い、そのまま65
ヤードを走り切って逆転TD!!(20-17)
チャージャーズも最後の2分間のオフェンスで再逆転を狙いましたがイーグルスが凌ぎ、
そのまま試合終了となりました。
「ブロックした後のボールは不規則なバウンドをするものだけど、あの時はイージーなバ
ウンドだった。もう必死に走ったよ。TDを挙げたのは高校以来かな」と語るウェア。

FGブロック→ウェアのTD!…のシーンも印象的だったのですが、イーグルスのディフェ
ンスの強さに驚かされました。ここまでチャージャーズのエースRBラデイニアン・トムリ
ンソン(写真#21)は1試合平均108ヤードも走っていたのですが、この試合では17
回走って僅か7ヤード(!)に抑えられてしまいました。
イーグルスのディフェンス・ラインが、チャージャーズのオフェンス・ラインを押し込み、ト
ムリンソンの走路を消してしまうシーンが多々見受けられました。特にDEジェボン・カ
ースと、LBジェレマイア・トロッターが目立ってました。
トムリンソン曰く、「自分のプレーにはがっかりしてないよ。相手のディフェンスが素晴ら
しかったんだ。ウチのランにもパスにもしっかり対応していたね」

開幕前には、QBドノバン・マクナブとWRテレル・オーウェンズの不仲が表面化したり、
攻撃陣に負傷者が相次いで、「今季は苦戦必至!?」と思っていましたが、それでもこ
こまで4勝2敗で来る辺り、イーグルスの地力の高さを認めざるを得ません。
しかし今季のNFC東地区は4チームとも好調なので、イーグルスと言えど油断できない
状態です。激戦の様相を呈して来たこの地区をどのチームが勝ち上がって来るのか…
興味深いところです!