イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

After the rain

2006年02月26日 | テニス
アラブ首長国連邦にて開催されていたドバイ女子オープンは、シングルスの決勝が
行なわれました。

○J・エナン-アーデン(ベルギー) 7-5、6-2 マリア・シャラポワ(ロシア)●

第1セットはシャラポワが優勢で進んでいましたが、5-5で迎えた第11ゲーム。シ
ャラポワにミスが相次いでエナンにブレークを許すと、以後はエナンが押し切った形
になりました。
「マリアが相手だと、自分のプレーのレベルを上げないと勝てない。それと、長いラ
リーでも根負けしなかった事、一球一球アグレッシブにプレー出来た事も勝因だと
思う」とエナンは語っています。

少しさかのぼって、準々決勝の中から特に注目していた2試合。

○スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア) 7-6、6-4 アメリ・モレスモ(仏)●

第1セットはタイブレークまでもつれ、13-11でクズネツォワ。迎えた第2セット。序
盤はモレスモが3-0とリードしていましたが、そこからミスを重ねて2-0で敗れて
しまいました…
モレスモ:「(第2セットで)3-0とリードしていたけど、その時にも『思った通りのプレ
ーが出来てないな』と感じていたのよ」

○シャラポワ 6-3、6-4 マルティナ・ヒンギス(スイス)●

パンパシではヒンギスが完勝しましたが、今回はシャラポワがきっちりお返し。「同じ
相手に連敗はしない」と語っていたシャラポワ、有言実行の巻でした。
ヒンギス:「今日は大事な所で辛抱しきれなかったし、集中力も足りなかった」

ドバイで勝ったエナンは、通算25個目のタイトル(この大会3回目の優勝)。先日の
全豪の決勝での途中棄権を巡り、「自己中心的」と大いに非難されていたと聞いて
います。エナンも「正直すごく落ち込んだ」そうです。

グランドスラムの決勝戦を途中で諦めるのも、大変勇気が要る決断だったと思いま
す。その一方で、プロとして大一番に良い状態で臨む事が出来なかった、という点
を疑問視(批判)する事も出来ると思います。
欧米社会では後者の意見の方が支配的なのでしょう。それでも今回のエナンの優
勝に対して、「やっぱ凄いワ」と思ってしまう僕はちょっと甘チャンなのかもしれませ
ん。
僕は以前、『NELSON』というバンドが好きで、中でも「After the rain」という曲
が気に入っていました。その中に、

雨が涙と苦しみをきれいに洗った後には
雨の後なら
また生きて行こうっていう気持ちになるかい

…というフレーズがあります。これまでの事は、ドバイに降った雨が洗い流してくれ
たのではないかと思う(思いたい)のです…おかげで選手たちはハードスケジュー
ルを強いられましたが。

Justine Henin-Hardenne 

せわしい季節

2006年02月24日 | NBA
NBAもトレード期限を迎え、数件のトレードが成立しました。
それらの中から、注目しているトレードを。

→キャブス:ロナルド・マレー(fromソニックス)
…ガードのマイク・ウィルクス、ドラフト2巡目指名権+金銭との交換。
>03-04年シーズン序盤に大活躍したのを見て、「!!」と感じるものがあった
のですが、同ポジションに大黒柱レイ・アレンが居た事もあって、その後目立たぬ
存在に。
キャブスでは右手の故障で戦列を離れている、ラリー・ヒューズの穴埋めを出来る
かどうか、という所でしょうか。

→ホーネッツ:マーク・ジャクソン(fromネッツ)
…フォワードのボスジャン・ナックバーと交換。
>今回のトレードではネッツからホーネッツに、L・ジョンソンⅢ世も加わりました(プ
ラス金銭)。22日のジャズ戦で、フォワードのジャクソン・ブローマンが右手首を骨
折、残りのシーズンを休む事になったのを受けての緊急トレードか?、と想像してい
ます。
PJ・ブラウン、デビッド・ウエスト、アーロン・ウイリアムズ、ジャクソン…気付いてみ
れば、ホーネッツのPF/C陣も屈強な陣容に…
1月31日のウイリアムズ獲得、2月13日のムーチー・ノリスの獲得、そして今回の
ジャクソン。ドラフトでのクリス・ポール獲得も含めて、ホーネッツのフロント陣の補強
の的確さには唸らされます。

…自分のまわりでも、「○○さんが△△へ赴くらしい」という話が徐々に聞こえるよう
になって来た今日この頃。やっぱりソワソワして落ち着きません…

Ronald Murray

Marc Jackson

do battle once again

2006年02月23日 | テニス
アラブ首長国連邦にて行なわれているドバイ女子オープンは、シングルス8強が出揃いました。

>J・エナン-アーデン(ベルギー)vsフランチェスカ・スキアボーネ(伊)
…03、04年とこの大会を制しているエナンは、全豪以来のトーナメント参戦。対す
るスキアボーネとは、1月にシドニーでのトーナメントの決勝で対戦しており、その時
は2-1でエナンが逆転勝ちを収めています。

>アメリ・モレスモ(仏)vsスベトラーナ・クズネツォワ(露)
…02年にこの大会を制している、ただ今絶好調のモレスモ。対するクズネツォワは、
04年にこの大会で準優勝。この二人は時折ダブルスも組んでいて、昨年の全英で
は準優勝という成績を残しています。

>リンゼー・ダベンポート(米国)vsマリア・キリレンコ(露)
…2ndラウンドでエレーナ・リホフツェワに完勝して、シングルス通算700勝目(18
1敗)をマークしたダベンポート。対するキリレンコとは、先日の全豪の3rdラウンドで
対戦し、ダベンポートが勝っています…が、今回は如何に?

>マリア・シャラポワ(露)vsマルティナ・ヒンギス(スイス)
…パンパシ準決勝で見られた対戦が、再び実現しました。シャラポワ曰く、「同じ相
手に連敗はしない。あの時のマルティナのプレーはちょっと神がかっていたけど、今
回はまた違ったゲームになると思う」
01年にこの大会を制しているヒンギス、シャラポワとの再戦にどの様に挑むのでし
ょうか?

この大会で実績のある選手が多く残り、しかもどの対戦にもちょっとした因縁があっ
て、絶妙の組合せとなりました。4強がどんな顔ぶれになるか楽しみです。

T.O.@HOUSTON

2006年02月21日 | スポーツ
NBAのオールスターを終えて…

○EAST 122-120 WEST●

ネイト・ロビンソン(NYニックス)がスパッド・ウェブを跳び越えたり、ラッパーのネリー

が出て来たり、デスチャが国歌を斉唱したり、レブロン・ジェームズ(キャブス)がMV

Pになったりと何かと華やかで、流石オールスター!という日々でした。

そんな中、僕が眼を奪われたゲストは、NFL選手のテレル・オーウェンズでした。シ

ャックの隣に陣取っているTO…オシャレにはいつも気を遣っているシャック、スーツ

姿もやっぱ決まってるなぁと思ったのですが、TOのスーツ姿は初めて見たような…

これでサングラスをかければ、ブルース・ブラザーズ…にはならないか(汗)

昨シーズン中に、度重なる舌禍によってフィラデルフィア・イーグルスから追い出され

た形のTO。未だ来季の動向は定かではありませんが、一騎当千の猛者である事は

間違いないので、彼の獲得に名乗りを挙げるチームは何処なのか、密かに注目して

いようと思っています。

Terrell Owens

carry on for a while

2006年02月20日 | テニス
マルセイユで開催されていた「Open13」はシングルス決勝が行なわれました。

○アルノー・クレメン(仏) 6-4、6-2 マリオ・アンチッチ(第6シード)●

勝ったクレメンは、03年以来の3個目のタイトル。「(99年に準優勝だったので)こ
のタイトルは是非とも獲りたかったんだ」、「何時だったか、『マルセイユ・オープンで
優勝できたら、引退しても悔いは無い』って言ったけど、もう少し頑張ってみようと思
うんだ」と語るクレメン。

注目していた第1シードのラファエル・ナダルは、準決勝でクレメンに1-2で敗れて
しまいました。
ナダル曰く、「(第2セット序盤にハチに刺され)全くたまったモンじゃないよ。室内コ
ートで、しかも2月だっていうのにさ…でも、それは言い訳には出来ないね。アルノ
ーのプレーが素晴らしかったんだよ」
なお、ナダルはこの試合で太ももを痛めたらしく、その為に今週のロッテルダムでの
トーナメントは欠場する、との事です。

アントワープで行なわれた、ダイヤモンドゲームスのシングルス決勝。第1シードの
キム・クリスターズvsアメリ・モレスモ(第2シード)の対戦が実現しました。

○モレスモ 3-6、6-3、6-3 クリスターズ●

モレスモ:「序盤はキムの方が良いプレーをしていて劣勢だった。第2セット序盤に
彼女のサービスをブレークした事…あれで流れが自分の方に来た様に思う。その
後は自分に自信が持てるようになって、プレーもどんどん良くなって行ったの」

敗れたクリスターズは、しばらく休養を取る模様。曰く、「先ずは家に帰ってゆっくり
休みたい。部屋を掃除して、犬の世話もしなきゃ(笑)」、「(全豪で痛めていた)右
足首の治療も念入りにやろうと思ってるの。3月には、米国でのトーナメントに出る
つもりよ」

モレスモは、ここのところ出場した3大会に3連続優勝。この勢いが何処まで続くの
か…興味深いところです!

Arnaud Clement

ECO LIFE してまっか?

2006年02月19日 | Weblog
ウチの地区では、毎週月曜日はミックスペーパー(レシート、ノート、破

いた紙など)の回収日。回収用の袋に8~9割ほどミックスペーパーが

溜まったので、明日引き取ってもらう事にしました。

新聞や折り込み広告、雑誌類とは区別しなければならないので、少々面倒と言え

ば面倒。最初は「こんなに細分化する必要あるの?」と思っていました…が、品目

ごとにリサイクル後の用途が違う事が分かって来ると、何時の間にか細かく分別す

る事にも慣れて来ました。

でも、納得できない部分もある。例えば「プラ」印のゴミ。「プラ」印のゴミは最近増

える一方なのに、回収日は週1回のみ。

また、「プラ」印の容器に貼ってあるラベル。剥がす必要があるのに限ってノリがす

ごく強力で、結構ウザイ(卵のパックは、こういうの多いですよネ!?)。どうせ剥が

さねばならぬなら、剥がし易いラベルが開発されればなぁと思うのです。

他にも、近くのスーパーにはレジ袋持参で行くようになった。エコライフも度が過ぎ

ると「ケチ」と言われてしまうのでしょうけど、身近な所で出来る事があれば、積極

的に実践して行こうと思っている今日この頃です。

I feel stronger and stronger

2006年02月18日 | テニス
マルセイユで行なわれている「Open13」は、シングルスの4強が出揃いました。

@セバスチャン・グロージャン(第8シード)vsマリオ・アンチッチ(第6シード)
@ラファエル・ナダル(第1シード)vsアルノー・クレメン(仏)

「(準々決勝で2-0でP-H・マシューを降して)今日は今週一番の出来だった。サ
ービスの調子もとても良かったしね。身体も徐々に良く動くようになって来てるから、
良い方向に向かっているんじゃないかな」:ナダル
昨年10月のマドリッド・マスターズで足首を痛めて以来、これが最初のトーナメント
となるナダル…復帰戦でどこまで勝ち上がれるか興味深いところです。

またアントワープで行なわれている、女子のダイヤモンドゲームスもシングルスの4
強が出揃いました。

@ナディア・ペトロワ(第4シード)vsアメリ・モレスモ(第2シード)
@キム・クリスターズ(第1シード)vsエレーナ・デメンティエワ(第5シード)

「ナディアとのゲームはタフになりそうね。今までのゲームと同様に、私のサービス
の出来が勝負を分ける要素になるかも」:モレスモ
ここは、全豪を制して乗りに乗ってるモレスモと、世界ランク1位のクリスターズとの
対戦を是非見たいところですが…デメンティエワも、先日のパンパシで優勝するな
どこれまた好調なだけに、波瀾含みの展開も有り得そう。う~ん、気になる…

望む、再放送。

2006年02月17日 | NFL
今更ではありますが…

先日行なわれたNFLのオールスター戦、プロボウル。

オリンピック中継でキツキツのスケジュールの間隙を縫っての放映でした…が、やはり

と言うべきか、五輪中継が延長した影響で、当初セットした録画時間内にはプロボウル

中継が納まり切りませんでした(涙)

毎年プロボウルの中継では、シーズン中の好プレー集やビッグ・ニュースの総括、新シ

ーズンに向けての噂話などを見聞できる事もあり、それらをプロボウルの試合と同じぐら

いに楽しみにしていたのですが…

放送当日に録画が上手く行かなかった人は少なくない(はず)と思われるので、N●Kさ

んには、是非プロボウル中継の再放送をお願いしたいのであります。

near the deadline

2006年02月16日 | NBA
NBAのトレード期限が近付いて来て、その動きが活発になって来ました。

先日は、ブラディミール・ラドマノビッチ(ソニックス)と、クリス・ウィルコックス(クリッパ
ーズ)との交換トレードがありました…が、今度は、ピストンズとマジックとの間でトレ
ードが。

(→マジック)
カルロス・アローヨ、ダーコ・ミリチッチ

(→ピストンズ)
ケルビン・ケイトー、将来のドラフト1巡目指名権

デトロイトのメディアによると(下記ニュース参照)、ピストンズには今回のトレードによ
って今夏サラリー枠に15百万$の空きができ、それを今オフにFAとなるベン・ウォー
レス、来夏にFAとなるチョーンシー・ビラップスとの再契約に使うであろう、との事。

更にケイトーをトレードの駒として、控えPGの獲得を狙っている、と。その候補として
名前が挙がっているのが、

○スピーディー・クラクストン(ホーネッツ)
○ティロン・ルー(ホークス)
○ブレビン・ナイト(ボブキャッツ)

…なのだそうです。ジョー・デュマース(ピストンズ球団社長)曰く、「今後も控えPG
を探して行く。もし良いPGを連れて来られなくても、チームには控えのPGを任せら
れる選手は揃っているのだがね」

今回のトレードは、これから起こるかもしれない数々のトレード劇の序章に過ぎない
のかもしれません。今後の動向には要注意です…

ピストンズ-マジック間でトレード(デトロイト・ニュース紙より)

RED HOT

2006年02月15日 | NBA
「ゴール下では好きにはさせまいぞ!!」

「一対一で尋常に勝負せい!!」

…などと、両軍選手が意地を張り合ってる場面を想像してみましたが。

現地14日に行なわれた、ニュージャージー・ネッツ@デトロイト・ピストンズの一戦
は、85-71でピストンズが勝利。これでピストンズは、今季からお目見えした赤ユ
ニで7戦全勝だそうです。

不勉強のため今まで知らなかったのですが、NBAではオルタネート・ユニフォーム
は8試合しか認められていない様ですね。

…という事は、ピストンズが験の良い赤ユニで戦えるのも、あと1試合のみ。服装規
定が話題になった今シーズンですから、オルタネート・ユニフォームで戦える試合数
に関する議論も起こるかも?

オルタネート・ユニフォーム特集(NBA.comより)