イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

It’s never over `til it’s over

2005年10月15日 | テニス
クレムリン・カップの女子シングルス準々決勝が行なわれ、ディナラ・サフィー
ナが第1シードのマリア・シャラポワ(共にロシア)に1-6、6-4、7-5で競
り勝ち、4強に駒を進めました。

第1セットをあっさり失い、第2セットも2-4とリードされたサフィーナがここから奮起。
4ゲームを連取してこのセットを奪うと、続く第3セットも5-1と大きくリード!
しかしシャラポワも世界ランク1位の意地を見せ、ここから何と5-5に持ち込みます。
サフィーナ曰く、「(5-1とリードして)プレーが消極的になってしまい、そこに突け込ま
れてしまった」
こうなると追い付いた方が有利かと思えましたが、「5-5と追い付かれて一瞬泣きた
い気分になったけど、また闘志に火がついた」と語るサフィーナが続く2ゲームを連取
して、対シャラポワ戦3戦目にして初勝利を収めました。
「ナンバー1の選手に勝ったのは初めてだから、これまでのキャリアで最高の勝利ね。
観客からの応援も励みになった」とサフィーナは語っています。

サフィーナの準決勝の相手は、第3シードのマリー・ピエルス(仏)。ピエルスもサフィー
ナ同様、準々決勝ではエレーナ・リホフツェワ(ロシア)に大苦戦。
7-5、4-6で迎えた第3セットもタイブレークまでもつれましたが、リホフツェワが6-
0とリード。絶対絶命のピンチに追い込まれたかに見えたピエルス、何とここから8ポイ
ントを連取(!)して準決勝進出を決めました。
ピエルス曰く、「エレーナは良いプレーをしていた。でも私は諦めなかった。勝負が終わ
るまでは、何が起こるか分からないって事ね」

心身共にタフな試合を勝ち上がった二人は初対戦という事で、面白い戦いになりそうで
すね~