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1月9日の記事でも少し触れましたが、昨日オクサーナ・ステパニュックさんのコンサ
ートに行って参りました。
前半は、オクサーナさんによるバンドゥーラ演奏と歌。後半はゲストピアニストのピアノ
伴奏に乗せての、オクサーナさんの歌で、全16曲…だったと思います(汗)
全編通して、圧倒的な声量に驚かされっぱなしでした。僕はオペラを生で鑑賞した事
が無いのですが、第一線で活躍されてるアーティストのステージでの存在感は…う~
ん、神々しいという言葉が相応しいなぁと感じました。
バンドゥーラ演奏もまた魅了されましたね~ラテンのフレーズあり、東欧だな~と感じ
る何処かに哀愁漂うフレーズあり…と、60以上(!!)もの弦を自在に操る見事な演奏で
した。
この日オクサーナさんは、アンコールで『初恋』という曲を唄いました。最初は誰の曲?
と思っていたのですが、石川啄木の『一握の砂』に出て来る詩に、越谷達之助氏が曲
を付けたものだそうです(隣に居たオバサン情報)。
『砂山の砂にはらばい初恋の いたみを遠くおもい出ずる日』
…それにしても昭和13年に作曲されたというこの唄を、オクサーナさんはどんなきっか
けで知ったのかな~と思ったんですね。終演後、少しだけお話が出来たので聞いてみ
たところ、「初めて聴いた時、これは素晴らしい曲だと思ったのです。初恋はとても大切
なものですから、絶対忘れないで下さい」と、日本語で答えて下さいました。
もう少し具体的なエピソードを聞きたかったのですが、オレの後ろにはオクサーナさんに
サインを求める人の長い列…あまり粘ってるワケにも行かんなと思い、「貴女の健康と
今後の活躍を願っております」と拙いロシア語で語りかけて握手を求めると、彼女は笑
顔で、そして両手で力強く握り返してくれたのでした。
初恋の思い出は、もうだいぶ前の事なのでかなり色褪せてしまっていますが(苦笑)、
この日のオクサーナさんのパフォーマンス、そして彼女と言葉を交わせた事は、今後も
忘れる事は無いと思います。
オクサーナ・ステパニュック公式サイト
◇NFLは両カンファレンスのチャンピオンシップが、いよいよ明日ですね~
NFC:ニューオーリンズ・セインツ@シカゴ・ベアーズ
AFC:ニューイングランド・ペイトリオッツ@インディアナポリス・コルツ
ここまで来たら、どのチームが勝ち上がって来ても不思議な感じはしませんが…今季ペ
イトリオッツで開花した感のある、レシェイ・コールドウェルとジャバー・ギャフニーの二人
のWRについて。
確か昨季まで前者はチャージャーズ、後者はテキサンズだったよな、という程度の知識
しかなかったのですが…両者共にフロリダ大学出身。更に同大学の当時のエースQB
は、今シカゴでエースQBを務めるレックス・グロースマンだったそうですね。
単に僕が知らなかっただけなのでしょうけど、この縁には少し不思議なモノを感じずには
居られませんでした。チャンピオンシップ―どちらの試合も楽しみです!