イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

John&I are on the same page

2007年01月31日 | NFL
◇スーパーボウルまでもう少しになりましたね~シカゴ・ベアーズ、インディ
アナポリス・コルツ共に、決戦の舞台・マイアミに入ったとの事で、熱戦への
期待感が日に日に大きくなって来るのを感じます。

しかし、シーズン前にスーパーボウル進出が有力視されていながら、プレーオフ進出
さえ叶わなかったチームもありました。そんなチームの一つ、キャロライナ・パンサー
ズ(僕もプレーオフは固いと思ってました…)の話題。
攻守にタレントが揃いながら主力に故障者が相次ぎ、結局8勝8敗でシーズンを終え
てしまった今季のCAR。中でも、攻撃ライン陣はメンバーがなかなか定まらず、攻撃
の根幹を成すラン攻撃が確立できず…予てより「プレーコールが保守的に過ぎる」と
いう批判も多かった、攻撃コーディネイターのダン・ヘニングが、チームを追われる形
となったのでした。
そこへ、新たに攻撃コーディネイターに就任する事になったのが、ジェフ・デビッドソン
氏(39/以下JD)。彼はここ2シーズン、クリーブランド・ブラウンズでアシスタントH
C兼攻撃ラインコーチを務め、昨年はOCのモーリス・カーソン解任を受けて、10試合
でOCも務めていたとの事。
「ジョン・フォックスHCはボールコントロール攻撃を好むが、それは私にも言える事だ
よ。基本はラン・ザ・ボールで、その中でランとパスのバランスの取れた組み立てを
模索する事になるだろう」と語るJD。
CLEに来る前は7シーズン、ニューイングランド・ペイトリオッツで攻撃ライン及びTE
コーチを務めていたとか。当時NEのOCはチャーリー・ワイス(現ノートルダム大学H
C)…攻撃に関する考え方は、ワイスからかなり影響を受けたとの事。
ちなみに02年にフォックスHCがCARに着任する際、件のワイスを招聘しようとする
も実現せず―そして今年になって、ワイスの部下だったJDを迎え入れる事になった
事には、ちょっとした縁を感じます。

◇かくして、攻撃再建に向けて一歩踏み出した感のあるCAR。ヘニングOCがチー
ムに残らない場合は引退も考えている、と発言しているWRキーショーン・ジョンソン
は去就を明言していない様子…そんな不確定の要素もありますが、どんな攻撃陣を
作り上げて来るか、興味深いところです。

ジェフ・デビッドソン、OCに就任(CAR公式サイトより)

Melbourne to Tokyo

2007年01月29日 | スポーツ
◇遅れ馳せながら録画しておいたNBA中継、ワシントン・ウィザーズ
@デトロイト・ピストンズの一戦を観戦。

○ウィザーズ 99-96 ピストンズ●

序盤はDETが先行するも後半にWASが逆転、しかしDETも離されずに食らい付
き…という展開でしたが、接戦をモノにしたのはWASでした。
WASは得点源の一人、C・バトラーが8得点(3ast、7reb)に終わったものの、A・
ジェイミソンとG・アリーナスの二人で計60得点―「え、そのタイミングで撃つの?」
と思わせるシュートが結構あったのですが、そんなシュートを次々と決めてしまう辺
り、彼等だから感じ取れる間合いがあるのだろうな~、と。
敗れたDET。C・ウェバー加入後の試合を見るのは初めてだったのですが…試合
開始直後にウェバーが好調な時間帯があったので、意外に早くチームに馴染んだ
のかな?と思ったのですが、第2Q以降は埋没してしまった感じでしたね(汗)
かつてはリバウンド王のタイトルも獲った選手なので、攻撃に上手く絡めずともリバ
ウンドでの貢献を期待したいところです。

◇テニスの全豪オープン。。。男子シングルスの決勝が行われました。

○R・フェデラー 7-6、6-4、6-4 F・ゴンザレス●

第1セット第9ゲームをゴンザレスがブレークして、5-4とリードして迎えた第10ゲ
ーム―ゴンザレスは40-15とセットポイントを握るも、このセットを奪えず…両者と
もここがポイントだったと語っていた様ですね。
ゴンザレス曰く、「自分はこれからまだまだステップアップ出来る、と思ってる。ロジ
ャーは全仏でナダルにも勝てるんじゃないかな」
そんなフェデラーは、「やっぱり全仏が次の大きな目標かな。全仏では徐々に成績
が良くなってる。それはクレーコートでナダルに近付いて来てる、という事でもあるよ
ね」という事を言うてます―4大タイトル独占、実現しちゃうのかな…

…全豪の余韻も冷めやらぬうちに、パンパシが始まってるんですね(汗)去年はヒン
ギスvsシャラポワが実現して一段と盛り上がりましたが、今年は両者の対戦が実
現するとしたら決勝だとか―また好勝負が見られる事を期待しています~

nothing to keep him at the hospital

2007年01月28日 | 野球
◇既にご存知の方も多いと思いますが、MLBの大投手だったノーラン・ライア
ン氏が、体調を崩して?入院していた様ですね。

詳しい病状は明らかにされていませんが、2000年に心臓のバイパス手術を
受けていて、今回もそれに関わるものではないか、との事。
幸いにして容態はシリアスではないらしく、「検査の結果は良好です。父は近いうち
に退院できるでしょう」:リード・ライアン(ノーランの長男)

◇…長男のリード氏の名前が出て来て思い出したのですが、山際淳司氏の『スタジ
アムで会おう』という作品の中で、彼ら親子が91年シーズン開幕前のオープン戦で
対戦(!!)という話が載っていたんですね。
当時、父ノーラン(44才)はテキサス・レンジャーズの投手で、前のシーズンに6度目
の無安打無得点試合を達成(通算7度)―対する長男リード(19才)はテキサス大学
1年生の投手で、偉大な父が活躍するMLBの舞台を目指していた―
そんな二人が先発で投げ合い、結果は勿論レンジャーズが勝ったものの、父ライアン
が「相手の先発投手の事がこんなに気になった事は無いよ」と漏らしていた…という
ストーリーだったのですが。。。
テキサス大学は20世紀初めから、メジャー球団と交流戦を行っていたとか。日本の
野球界も、プロとアマの交流は徐々に深まって来てる様に感じますが、MLBの懐の
深さを改めて認識した次第です。

◇昨年3月上旬に、カービー・パケットが亡くなった時にN・ライアンのコメントを少し書
かせてもらいました。それから1年も経たないうちに、もしかしたら今度はライアンかぃ
!?…と、ちょっと気を揉んだので、元気だという報を聞いて安心しました。

アイ・ビリーヴ

2007年01月27日 | テニス
「セリーナの力は大いに警戒していた。彼女の強さは十分に分かっていたの
だけど、今日は存分に力を発揮されてしまった」:マリア・シャラポワ

◇全豪オープンの女子シングルス決勝は、セリーナ・ウイリアムスが6-1、
6-2で第1シードのシャラポワを破り、この大会3度目の優勝を果たしましたね~

セリーナ曰く、「私は再び4大大会で勝つ事が出来るのかな、と自問自答を繰り返し
た事もあった。でも家族を始め周囲の人たちは、常にポジティブに私をサポートしてく
れた…そのおかげで私は自分を信じてプレー出来たの」

昨年は膝の故障に悩まされ、ほとんど活躍できなかったセリーナ。しかし周囲の支え
があって、そしてトーナメントでタフな試合(vsペトロワ、vsピアー等)を乗り越えて行く
事で、徐々に自分に自信を持てるようになり、本来の自分を取り戻して行ったのだろ
うな~、と。。。

◇勝者のコメントとしては極めて平凡かもですが、『信じる』という言葉には、何か凄く
重みを感じました…で、彼女の談話を読んでるうちに、『believe』がテーマになってい
る歌が、何曲か頭の中に浮かんで来たりしました。邦楽では(ベタですが)絢香の『I
believe』ですね~
洋楽では、BON JOVIの『I belive』でした。こちらはポピュラーではないですが、自
分がライブに行った時に演奏されたので印象深いというのもあるし、『闘ってる感じ』が
歌詞から漂っているのを思い出して、思わず膝を叩いたという次第でありまして―
そんなワケで、BON JOVIの『I Believe』の中から気に入っているフレーズを紹介し
て、今回の締め括りにします。

 I believe,I believe
 Belive we’re still worth the fight you will see
 There’s hope for this world tonight
 I believe,I believe

 オレは信じてる
 オレたちには未だ闘うだけの価値があると
 今に分かるさ 今夜 この世には未だ希望があると

proving doubters wrong

2007年01月26日 | スポーツ
「強豪相手に勝つのは、やっぱり格別の気分だね。ペイトリオッツが相
手だし特別な感情が湧いて来たよ。自分が経験して来た中でも、最
高の勝利の一つに挙げられるのは間違いないね」:アダム・ビナティエ
リ(コルツ/キッカー)

◇NFLのAFCチャンピオンシップ、ニューイングランド・ペイトリオッツ@インディアナポ
リス・コルツの対戦は凄い試合でしたね~(○IND 38-34 NE●)
試合運びの巧さは誰もが認めるNEに、最大18点のリードを許しながら逆転に成功
した事には、大きな驚きを禁じ得ません。
ゲームの行方を左右したと言えるプレーもたくさん飛び出しました…が、僕はコルツ
のP・マニングが第3Qに挙げたTDランで、試合の流れがコルツ側に傾いたのかな~
と感じています。
また同じく第3Qに、守備ラインが本職ながら攻撃に起用されていたD・クレッコがTD
を挙げたプレー。。。NEが敵陣エンドゾーン目前の攻撃で、R・シーモアやM・ブレイブ
ルといった守備の選手を投入しているシーンをたまに見かけますが、それを思い起こ
しました(クレッコはNEから移って来た選手でしたね)。
そして第4Q残り1分、J・アダイの逆転TDランで完結したドライブ。。。残り2分とか1分
という時間帯はNEのT・ブレイディーの独壇場でしたが、今度はマニングに最大の見
せ場が巡って来て、なおかつ見事な逆転劇を演出してみせたので、大いにシビレまし
た(汗)―マニング、大舞台に弱いというレッテルは外れるのかな!?

スーパーボウルはコルツvsベアーズという顔合わせになりましたね~こちらも手に汗
握る熱戦を期待せずには居られません!

◇テニスの全豪オープンも終盤戦ですね~男女シングルスも決勝の対戦が決まりま
した。
女子はM・シャラポワ対S・ウイリアムス。セリーナがとうとう決勝まで勝ち上がって来
ましたね~「自分でも驚いてるけど、状況に応じてプレー出来てるし、コンディションさ
え良ければ自分にもタイトルを獲れる力はある」と語るセリーナ…過去に2度優勝して
いるこの大会(03、05)―やっぱり相性が良いのでしょうか?
男子は…先ほど決まりました。R・フェデラー対F・ゴンザレス―準決勝で前者はA・ロ
ディックを、後者はT・ハースを圧倒して決勝へ進出して来ました。
ゴンザレス(第10シード/チリ)は、3rdラウンドでL・ヒューイット、4thラウンドでJ・ブ
レイク、そして準々決勝ではR・ナダルを破って来てますね~
ナダルは4thラウンドで臀部と左脚を痛めていて、ベストからは遠い状態だった様で
すが。。。ゴンザレスはバックハンドに磨きがかかり、加えて今大会は凡ミスが非常に
少なくてかなり良い状態だ、という声も多い様子―ナダルは勝てたとしても、極めて
タフなゲームを強いられていたのだろうなぁ、と。

ゴンザレスがフェデラー相手にどこまで食い下がれるか、という図式になるのでしょう
けど、ここは一つゴンザレスの頑張りに期待しています。

Fernando Gonzalez

He knew it would fuel our fire

2007年01月24日 | NFL
「スミスHCは、ウチの前評判が良くない事にかなり憤っていた。彼は計算
ずくだったと思うけど、コーチの話を聞いてオレたちは一段と気合いが入っ
たよ。『ウチの方がもっと良いチームなんだ!』ってね」:ラシード・デイビス
(ベアーズWR)

◇録画しておいたNFL中継、NFCチャンピオンシップ:ニューオーリンズ・セインツ@
シカゴ・ベアーズの一戦を観戦。

○ベアーズ 39-14 セインツ● (ベアーズはスーパーボウルに進出)

R・ブッシュのTDで16-14と追い上げられた後の第3Q中盤に、セインツからセー
フティーを奪ったのが大きかったな~、と。そしてこの追加点をお膳立てした、B・メイ
ナードの好パントも「殊勲甲」だったと思います。
また、ベアーズRBのT・ジョーンズの活躍(19回のキャリーで獲得123ヤード、2つ
のTDラン)にも唸らされました。
第2Q残り5分51秒から始まったベアーズの攻撃は、ジョーンズが8回続けてキャリ
ーして、69ヤードをドライブ…最後はジョーンズがTDランを決めたワケですが、セイ
ンツの追い上げを受けた時も逆転を許さずに済んだので、このTDの効果は絶大でし
たね~(攻撃ライン陣の働きもお見事でした)
…尤も、ジョーンズが出ずっぱりだったので、L・スミスHCは選手交代を忘れてるん
じゃないか、などと要らぬ心配をしてしまいましたが(汗)

敗れたセインツ。ホーム初戦の対ファルコンズ戦を見て、面白い存在になるかもとは
思いましたが、ここまで躍進して来るとは想像できませんでした。
ただ、守備陣は補強の必要があるでしょうし、攻撃陣にしても相手はいろいろ対策を
練って来るので、来季は厳しい戦いになるはず。
「我々のオフシーズンはもう始まっている。我々は大舞台に立つために、あらゆる努
力をして行かなくてはね」と語る、S・ペイトンHC…彼が来季どんなチームを作り上げ
て来るのか、大いに興味のあるところです。

◇SBでのベアーズの相手はコルツに決まりましたね~しかも凄い試合だったみたい
だし…まだ全編見てないので、試合展開を楽しみにしたいと思います。

way to QF@Melbourne07

2007年01月22日 | テニス
◇NFLのプレーオフ中継を見る事に、多くのエネルギーを割いている今
日この頃…テニスの全豪オープンは、男女シングルスの8強が出揃い
つつありますね。

男子では肩入れしていたJ・ブレイクが、5-7、4-6、6-7でF・ゴンザレスに4
thラウンドで敗れてしまったのは残念!
ブレイク曰く、「勝てなかった要因を挙げたらキリが無いけど…サービスもリターン
も彼の方が上だった。僕にもチャンスはあったが、要所をキッチリと抑えられてしま
ったんだ」
…今、8強への残り一枠を懸けて、A・マリー(第15シード)とR・ナダル(第2シー
ド)が対戦中。この勝負の勝者が、準々決勝でゴンザレスと対戦との事ですが…
現時点ではマリーが優勢です。

◇女子では準々決勝で、K・クリスターズとM・ヒンギスが2年連続で対戦。去年
はクリスターズが勝っていますが、今年はどうなるのかな~
また、S・ウイリアムスの好調ぶりも目に付きますね。3rdラウンドで第5シードの
N・ペトロワに勝ち、4thラウンドでは今とても勢いのあるJ・ヤンコビッチを降して
の8強進出。
昨年は故障がちで精彩を欠いてたな~と思ってたら、世界ランクも81位まで下が
っていたとは(汗)でもコンディションさえ良ければ、彼女の存在は相手にとって大
きな脅威になりそうですね。

―マリーvsナダルは、セットカウント2-1でマリーがリード。この後の展開が気に
なるところではありますが、明日の支度をしなけりゃならんので、この辺で…(汗)

Oksana@Yokohama

2007年01月21日 | 音楽
1月9日の記事でも少し触れましたが、昨日オクサーナ・ステパニュックさんのコンサ
ートに行って参りました。
前半は、オクサーナさんによるバンドゥーラ演奏と歌。後半はゲストピアニストのピアノ
伴奏に乗せての、オクサーナさんの歌で、全16曲…だったと思います(汗)

全編通して、圧倒的な声量に驚かされっぱなしでした。僕はオペラを生で鑑賞した事
が無いのですが、第一線で活躍されてるアーティストのステージでの存在感は…う~
ん、神々しいという言葉が相応しいなぁと感じました。
バンドゥーラ演奏もまた魅了されましたね~ラテンのフレーズあり、東欧だな~と感じ
る何処かに哀愁漂うフレーズあり…と、60以上(!!)もの弦を自在に操る見事な演奏で
した。
この日オクサーナさんは、アンコールで『初恋』という曲を唄いました。最初は誰の曲?
と思っていたのですが、石川啄木の『一握の砂』に出て来る詩に、越谷達之助氏が曲
を付けたものだそうです(隣に居たオバサン情報)。

『砂山の砂にはらばい初恋の いたみを遠くおもい出ずる日』

…それにしても昭和13年に作曲されたというこの唄を、オクサーナさんはどんなきっか
けで知ったのかな~と思ったんですね。終演後、少しだけお話が出来たので聞いてみ
たところ、「初めて聴いた時、これは素晴らしい曲だと思ったのです。初恋はとても大切
なものですから、絶対忘れないで下さい」と、日本語で答えて下さいました。
もう少し具体的なエピソードを聞きたかったのですが、オレの後ろにはオクサーナさんに
サインを求める人の長い列…あまり粘ってるワケにも行かんなと思い、「貴女の健康と
今後の活躍を願っております」と拙いロシア語で語りかけて握手を求めると、彼女は笑
顔で、そして両手で力強く握り返してくれたのでした。

初恋の思い出は、もうだいぶ前の事なのでかなり色褪せてしまっていますが(苦笑)、
この日のオクサーナさんのパフォーマンス、そして彼女と言葉を交わせた事は、今後も
忘れる事は無いと思います。

オクサーナ・ステパニュック公式サイト

◇NFLは両カンファレンスのチャンピオンシップが、いよいよ明日ですね~

NFC:ニューオーリンズ・セインツ@シカゴ・ベアーズ
AFC:ニューイングランド・ペイトリオッツ@インディアナポリス・コルツ

ここまで来たら、どのチームが勝ち上がって来ても不思議な感じはしませんが…今季ペ
イトリオッツで開花した感のある、レシェイ・コールドウェルとジャバー・ギャフニーの二人
のWRについて。
確か昨季まで前者はチャージャーズ、後者はテキサンズだったよな、という程度の知識
しかなかったのですが…両者共にフロリダ大学出身。更に同大学の当時のエースQB
は、今シカゴでエースQBを務めるレックス・グロースマンだったそうですね。
単に僕が知らなかっただけなのでしょうけど、この縁には少し不思議なモノを感じずには
居られませんでした。チャンピオンシップ―どちらの試合も楽しみです!

4th&15...punt or go ?

2007年01月19日 | スポーツ
◇遅れ馳せながら、NFLディビジョナル・プレーオフ、フィラデルフィア・
イーグルス@ニューオーリンズ・セインツの一戦を観戦。

○セインツ 27-24 イーグルス● (セインツはNFCチャンピオン
シップに進出)

序盤から接戦の展開でしたが、第3Q終盤にD・マカリスターのTDでセインツが逆
転…PHIの追撃を振り切って、チーム史上初めてチャンピオンシップに駒を進める
事になりました。
第4Q残り1分56秒、PHIの攻撃は自陣39ヤード地点での4th&15ヤード。「もう
ここはGOしか無い」と思いつつ見ていると、PHIサイドはパントを選択。しかし、次
のセインツの攻撃シリーズで1stダウンを更新されて勝負あり…

03-04シーズンの同じくDVPO(対パッカーズ)で、試合終盤に4th&26ヤード
という絶体絶命の場面―QBマクナブからWRミッチェルにパス成功―これがイー
グルスの勝利に結び付き―というシーンが頭の中を過ぎったので、(セインツに肩
入れして見てましたが)ここはGO!だと思っていました。が…
「ウチの守備陣に絶対の自信を持っているし、あの状況では相手はランで来る事が
分かってる―だから止められる(もう一度攻撃できる)と考えていたのだがね」:A・
リード(イーグルスHC)
…この采配が後々になって、リードHCのキャリアにおける深い傷とならなければ良
いのだがなぁと、他人事ながら憂慮してる自分に気付いたりしてまして(汗)
セインツは守備陣が少し不安かなぁという感じはするけども、チーム全体が乗って
ますよね~チャンピオンシップでの戦いぶりが楽しみです。

◇ニューオーリンズつながりで…NBA中継、オーランド・マジック@ニューオーリン
ズ・ホーネッツの一戦を観戦。

○ホーネッツ 84-78 マジック●

NOKのジャーネロ・パーゴが、ベンチスタートながら25得点、2ast、2rebとスパー
ク!延長戦にもつれ込む接戦で、見事にチームを勝利に導きました。
パーゴは最近11試合で平均15.1得点、5.3astと絶好調の様子。「OTに入って、
ウチの方が上手くボール廻しが出来てたから、イージーな得点につながって行った
ね」、「自分が最近当たってるのを皆も良く分かっていて、自分がオープンで撃てる
チャンスをたくさん作ってくれたんだ」と語るパーゴ。

NOKではラソール・バトラーの活躍(19得点、11reb)も目立ちましたね。C・ポー
ル、P・ストヤコビッチなど、主力に負傷者を多数抱えているNOK。今後も苦しい戦
いが続くと思われますが、まずは5割復帰を目指して、PO進出戦線を掻き回す存
在になったら面白だろうな~と思っております。

Jannero Pargo

The D discovered ”A” game

2007年01月16日 | NFL
◇NFLは、いよいよディビジョナル・プレーオフ!録画しておいたインディアナ
ポリス・コルツ@ボルティモア・レイブンズの一戦を観戦。

○IND 15-6 BAL● (INDはAFCチャンピオンシップに進出)

…両軍ともに守りが堅くてFGを決めるのがやっと、という展開。コルツのペイトン・
マニング、BALのスティーブ・マクネアと、03-04シーズンにMVPを分け合った
両QBの対決でもあったこの対戦は、コルツに軍配が上がりました。

この日はコルツのキッカー、アダム・ビナティエリの活躍が出色。最長51ヤードを
含む5本のFGを全て成功させて、チームの勝利に大きく貢献。
「アダムはいつも期待通りの働きをしてくれるね。自分の役割をキッチリこなせる
選手の存在は、こういうゲームでは特に重要になるんだ」:トニー・ダンジー(コル
ツHC)
また、コルツ守備陣の奮闘も目立ちましたね。印象的なのは、試合開始直後のシ
リーズ。BALの攻撃を3&outに終わらせると、直後のINDの攻撃は11プレーを
費やして、ビナティエリの先制FGに結び付いたのですが…この後も守備陣に大き
な綻びは見られず、結局僅か6失点で乗り切ってしまいました。
そう言えば、先週のチーフス戦も一桁失点でしたね~(○IND 23-8 KC●)。
何かプレーオフに入って、レベルが一段上がったかの様にすら感じますが―
ケイト・ジューン(コルツLB)曰く、「ウチらは、ただ自分たちがやるべき事をやった
だけだよ。ウチの守備陣のパフォーマンスに驚いてる連中も居るだろうけど、そうい
う事はあまり気にしてないよ」

◇ディビジョナル・プレーオフは4試合とも既に終了しており、両カンファレンスのチ
ャンピオンシップの組み合わせも決まりました…が、その点については後日また触
れてみようと思っています。