イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

I wish him a healthy future

2005年10月24日 | テニス
ATPマスターズシリーズ・マドリードは男子シングルスの決勝が行なわれ、第1
シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第8シードのイヴァン・リュビチッチ(ク
ロアチア)に3-6、2-6、6-3、6-4、7-6と逆転勝ちして、今季11個目
のタイトルを獲得しました。

「2セットをリードされて非常にマズイと思った。リュビチッチのプレーは素晴らしかったし、
彼のサービスを追い切れてなかったからね」と語るナダル。
フランス、オーストリアでのトーナメントに連勝し、3戦連続優勝を賭けて決勝に臨んだリ
ュビチッチ。この試合でもエースを32本も奪うなどその勢いは健在で、1・2セットを連取
します。
しかし、「最初の2セットは最高の出来だった。でも、第3セット1-2からタフなゲームが
続いて、それをモノに出来ずに1-4にされてしまった…そこで流れが変わってしまった
んだ」とリュビチッチが語る通り、ナダルが息を吹き返してこのセットを奪うと、続く2セッ
トも連取して、3時間51分に及んだ激戦を見事に制したのでした。

「体力的にもキツかったけど、この試合は体力よりも気力の勝負だった。観客の皆さん
の応援がとても励みになった。もし会場がここじゃなかったら、今日は勝てなかったと思
う。皆さん、どうもありがとう!」と観客の声援に応えたナダル。
ナダルはヒザの負傷で3週間ほど休養して臨んだ大会でしたが、ATPマスターズ・シリ
ーズでは、モンテカルロ、ローマ、モントリオールでの大会に続く優勝となりました。

敗れたリュビチッチも、トーナメントでの連勝は16でストップしたものの、これはゴラン・
イヴァニセビッチの14を抜いて、クロアチア人トップの成績だそうです。
「負けちゃったけど、清々しい気分だよ。ナダルに今後も頑張って欲しいね」とコメントし
たリュビチッチ…あぁ、何か良い人っぷり全開のコメントですなぁ…そんなリュビチッチに
は、12月上旬にデビス杯の決勝戦(vsスロバキア)が控えているので、そこでの活躍
を期待しています。

Ivan Ljubicic

Rafael Nadal