イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

CHEMISTRY

2005年10月23日 | NBA
NBAのプレシーズン・ゲームもいよいよ中盤から終盤という所にさしかかり、今
日も8試合が行なわれました。
注目していたのがマイアミ・ヒートvsデトロイト・ピストンズの一戦。昨シーズンの
東のカンファレンス・ファイナルで死闘を演じたこの両チーム。HCが交代したも
のの、大幅な戦力の入れ替えは無かったピストンズに対し、このオフに大型補強を敢行
したヒート…という好対照な両チームの対戦となりました。

試合は前半終了時までは接戦の様相を呈していましたが、後半に入るとピストンズがヒ
ートを突き放し、結局87-66でピストンズが勝ちました。

スタッツを見たところでは、ヒートのオフェンスがFG成功率36%に押さえ込まれ、2ケタ
得点を挙げたのもシャキール・オニール(28点)とドゥエイン・ウエイド(10点)のみ。期
待された新加入組も芳しい成績ではありませんでした。

ピストンズのラシード・ウォーレス曰く、「どうしてヒートはチームを大改造したんだろうな。
昨シーズンのチームは凄く手強かったからよぅ、そのチームをぶっ壊す理由ってのが分
からねぇんだ」

ピストンズのタイショーン・プリンス曰く、「ヒートのチーム状態はあまりケアしてなかった
んだ。ああいう新しいチームは、連係が良くなるまで時間がかかるものだからさ」

大型補強で世間をアッと驚かせたヒートでしたが、チームとして熟成して来るのはもう少
し先になるのかもしれません。一方のピストンズも堅いディフェンスは今季も健在の様に
見受けられるので、オフェンスの更なる向上が期待されるところです。

<メモ>
ラシード・ウォーレスが第3Qに左脚太ももを痛めて退場したとの事ですが、大した事は
ない模様。