イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

Violation!

2005年10月14日 | NBA
NBAもプレシーズン・ゲームが始まりました。各チーム1、2試合(まだ試合が無
いチームもありますね)といった段階ですが、シーズンが近付いて来ている事を
感じずにはいられません。

個人的に注目しているチームの一つであるデトロイト・ピストンズは、ここまでブルズ、バ
ックスを相手に2勝0敗。中でも、過去2年ラリー・ブラウンHCの下でほとんどプレータイ
ムを得られなかった、ダーコ・ミリチッチが目立っている様です。

初戦のブルズ戦で24分間出場して7点、4reb、4ブロック、続くバックス戦では18分間
出場して10点、9reb、2ブロックと、攻守に亘って必死にアピールしている様す…が、バ
ックス戦を前にして警察沙汰になっていた模様(下記ニュース参照)。
この件に関してピストンズのフリップ・ソーンダースHCは、「彼は処罰をきちんと受け入れ
て、ちゃんと問題を解決してくれるだろう。そして多くの若者がそうである様に、今回彼が
犯した過ちから多くの事を学ぶだろうね」と語っています。

ミリチッチは今年が勝負の年であり、「自分の能力を存分に発揮せねば!」という気持ち
が非常に高まっている状態であろうと思います。それだけに、オフコートでは試合の緊張
から解放されて、少しハメを外したくなるのかもしれません(今回警察に御用になった時
は、友人と食料品を買いに行っていたんだとか)。
幸いにして今回は軽い処罰で済んだ?様ですが、これで公式戦に出場停止とかなって
たら自分で自分の首を絞める事になって、悔やんでも悔やみ切れないですよね。

今回の事件の反省を胸に、これまでにない高みへと駆け上がるのか、このまま「大いな
る可能性」を開花させ得ぬまま、後から押し寄せるスター予備軍たちの群れに埋もれて
しまうのか…セルビア出身の若者の奮起に期待したいと思います。

Darko Milicic

ピストンズD.ミリシッチ、免停中に車を運転して逮捕(ISM)