イヴァンのカバン

スポーツ観戦記が中心だけど、私生活のボヤキが増加中(汗)
今はマイナーかもだけど、気になる選手・チームを発掘中!

Take it further

2005年06月30日 | テニス
ウインブルドン選手権は、男子シングルスの4強が出揃った。

レイトン・ヒューイット(豪州)vsロジャー・フェデラー(スイス)

過去の対戦成績はフェデラーの9勝7敗だが、フェデラーが7連勝中。「事実上の決勝戦
になるかもね。勝てば決勝に大きな自信を持って臨めるだろう。フェデラーにベストのプレ
ーをさせない様に、勝つためのヒントを見付けないといけないね」とヒューイット。

トーマス・ヨハンソン(スウェーデン)vsアンディー・ロディック(米国/写真)

二人の対戦成績はロディックの2勝0敗。
ヨハンソン曰く、「自分のベストのプレーが出来れば、誰が相手でも渡り合えると思ってい
るんだ」
ロディック曰く、「自分がまだ良いプレーヤーなんだという事を証明したい。4強では満足
してない。もっと勝ち進みたいんだよ」

個人的には、決勝はロディックvsフェデラーになるんじゃないかな、と思ってます。でも、
何が起こるか分からないので、自分も集中して試合を観ていきます!

Raise my game

2005年06月29日 | テニス
ウインブルドン選手権は、女子シングルスの4強が出揃った。

リンゼー・ダベンポート(米国)vsアメリ・モレスモ(仏)

二人の対戦成績はダベンポートの8勝3敗。「(昨年、引退を考えていたのを認めた事に
ついて)今は考えてない。今の自分の状況にヤル気を感じているし、いろんなチャンスに
恵まれて、それにチャレンジするのを楽しみに思ってるの」とダベンポート。

マリア・シャラポワ(ロシア)vsヴィーナス・ウイリアムズ(米国)

対戦成績はシャラポワの2勝0敗だが、4大大会では初の対戦。「ここまであまり時間を
かけずに勝ち上がる事が出来て良かった。次のラウンドに向けて、プレーのレベルを上げ
ていかなきゃいけないわね」とウイリアムズ。

うーん、どの組合せになっても決勝は面白そうだ。新たな名勝負が期待できそうです。

新シーズンに向けて

2005年06月28日 | NBA
クリーブランド・キャバリアーズが、サンアントニオ・スパーズのフロントの一員だ
ったダニー・フェリー氏を新たにGMとして迎える事を発表しました。同時に、デ
トロイト・ピストンズのラリー・ブラウンHCをフロントに招く事を否定しました。

そうなると、ブラウンHCは「身体に問題が無ければピストンズの指揮を執りたい」と
コメントしていたので、ブラウンHCが復帰できるかどうかは、今週の健康診断の結
果次第という事になりそうです。

ブラウンHCを診断する医師団は、大きなプレッシャーを感じてるかもしれません・・・

4thラウンド・プレビュー

2005年06月27日 | テニス
ウインブルドン選手権は男女シングルスのベスト16が出揃った。

男子では、第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第23シードのファン‐
カルロス・フェレーロ(スペイン)と対戦する。二人の対戦成績はフェデラーの
5勝3敗。
「今年も優勝を狙っている。今まで通りのプレーで勝ちに行く」と語るフェデラー。

女子では、第1シードのリンゼー・ダベンポートと第15シードのキム・クリスターズ(ベ
ルギー/写真)が対戦する。この両者の対戦成績はクリスターズの9勝7敗だが、先
の全仏の第4ラウンドでの対戦では、ダベンポートが2-1で勝っている。
「彼女と対戦するのを楽しみにしていた。全仏の後はその事をモチベーションにして取
り組んで来たから」とクリスターズは語っている。

フェデラーは現在グラス・コートで32連勝中。そのフェデラーの行く手に誰が立ちはだ
かるか興味深い。そしてダベンポートも、グランドスラムでの優勝からは00年の全豪
以来遠ざかっているだけに、心中期するものがあるに違いない。
しばらくNBA漬けの日々でしたが、今度はテニス漬けの日々になりそうです・・・

He played really well

2005年06月25日 | テニス
ウインブルドン選手権の男子シングルス3rdラウンドで、第5シードのマラート・
サフィン(ロシア)が、第26シードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン/写真)に
4-6、6-7、3-6で敗れてしまった。

「ロペスには負けても失う物は無く、プレッシャーも無かっただろう・・・でも、彼は良い
プレーをしていたね」と語るサフィン。

先だって行なわれたゲーリー・ウェバー・オープンでは、ロジャー・フェデラー(スイス)に
1-2で敗れたとは言え、決勝まで進出していたので個人的に結構期待していたのだ
が。どうやら左膝の具合が思わしくない様で、その影響もあったのかもしれない。
一方のロペスは、第4ラウンドでは第10シードのマリオ・アンチッチ(クロアチア)と対
戦する。

2ndラウンドでは第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第6シードのティム・ヘン
マン(英国)が既に敗れていて、フェデラーの有力な対抗馬が彼に相対する前に次々
と姿を消している。
こうなって来ると、期待できるのはアンディー・ロディック(米国)、レイトン・ヒューイット
(豪州)辺りか?でも、大会はまだまだこれから。熱い戦いを期待しています。

Feliciano Lopez

I’m proud of the heart

2005年06月24日 | NBA
「チームメイトが自分を信頼し続けてくれたんだ。重要な局面で自分にボール
を預けてくれたんだ。おかげで相手のディフェンスを引き付ける事が出来て、
チームメイトをフリーにする事が出来たんだ」:ティム・ダンカン(スパーズ/フ
ァイナルMVP)

「たくさんのアスリートが、プレッシャーに負けてボロボロになって行ったのを見て来た。
しかしダンカンは、試合後半にチャンピオンに相応しいプレーを見せてくれた」:デビッド・
ロビンソン(元スパーズ)

「王者の座に近付いたのに、それを僅かの差で逃してしまった事はとても悔しい。ウチ
は皆全てを出し切った。でも、王者になれなかった・・・そういう事だ」:ベン・ウォーレス
(ピストンズ)

「最後の最後で負けてしまった事はもちろん残念に思っている。でもね、このチームメ
イトを、そして僕らがコート上で表現したスピリットを誇りに思ってるよ」:チャウンシー・ビ
ラップス(ピストンズ)

NBAファイナル第7戦(81-74でスパーズ勝利)から、印象的なコメントを拾ってみま
した。

Tim Duncan

決戦前夜

2005年06月23日 | NBA
「ホームもアウェーも関係無いよ。コート上での選手たちのプレーと彼
らの冷静さ・・・それらが全てだと思うね」:グレッグ・ポポビッチ(スパ
ーズHC)

「自分がゲームを支配してしまう必要は無い。プラン通りにゲームを運べば良いんだ。でも
同時に、積極的にプレーしなきゃダメだとも思っているよ」:ティム・ダンカン(スパーズ)

「ファイナルが始まる前にポップ(ポポビッチ)と話したんだ。『素晴らしい選手たちのコーチ
が出来て我々は幸せだよな』って。これは私にとって素晴らしい経験になるけど、親友が率
いるチームとは戦いづらいね」:ラリー・ブラウン(ピストンズHC)

「僕らは前年度王者だ。だからプレッシャーはあるよ。でもスパーズはホームだから、当然
勝つ事が求められている。彼らにもプレッシャーはあるんだよ」:チャウンシー・ビラップス(ピ
ストンズ)

明日の第7戦、新たな歴史が刻まれる瞬間を見届けようと思います。

Nobody blamed him

2005年06月22日 | NBA
「今日のウチのチームは冷静さを欠いていたね。いくつかの重要な局面で、チ
ームプレーではなく1対1の攻防で打開する事にこだわり過ぎてしまった」:グ
レッグ・ポポビッチ(スパーズHC)

NBAファイナルは第6戦が行なわれ、デトロイト・ピストンズが95-86でサンアントニオ・
スパーズを降し、対戦成績は3勝3敗のタイとなり、NBA王者の決定は最終第7戦に持
ち越される事になった。

試合は第3Qを終えてピストンズが71-67とリード。ここでラシード・ウォーレスが、ラス
ト5分で7点を挙げる活躍(この日16得点)を見せ、スパーズの追撃を振り切った。
「オレは第5戦でポカミスをやらかした。だから、その借りを返さなきゃならなかったんだ」
と語るウォーレス。
そんな彼について、チャウンシー・ビラップスは次の様に語っている。「第5戦について、
チームの中にラシードを責めるヤツなんていなかったよ。僕も大事なシュートを何本か外
しちゃったしね。ラシードにとっては辛い時間だったと思うけど、僕らは彼をいつも信頼し
てるんだ」

それにしても、カンファレンス・ファイナルと言い、このファイナルと言い、ピストンズの粘り
腰は驚異的だ。僕は6月9日の記事で勝手に第7戦の情景を想像していたけど、こんな
形で第7戦を迎える事になるとは思わなかった。第5戦の結末を見た時、正直、第6戦も
スパーズが押し切る可能性が高いんじゃないか、と思った。
「僕らはとにかくタフなんだ。どんなに深い谷底に突き落とされても、その都度はい上がっ
て来たんだ」というビラップスのコメントが全てを代弁している。

第7戦が今から待ち遠しい。最後にラシード・ウォーレスのコメントを載せておきます。

「『第7戦』というのは全てのプレーが大切なんだ。オレたちは『第7戦』に慣れている。こ
れは大きなアドバンテージだ」

Rasheed Wallace

Big Shot, Big Shock...

2005年06月20日 | NBA
「ジノビリがゴールに切れ込んで行って、ラシードがジノビリをガードしに
行った。オレはオープンになった。今日はシュートのタッチが良かったか
ら、躊躇無くシュートを打ったんだ」:ロバート・オーリー(スパーズ)

延長戦にもつれ込んだNBAファイナル第5戦は、残り5.8秒にオーリーが逆転3ポイン
ト・シュートを決め、スパーズが96-95でピストンズを降し、対戦成績をスパーズ3勝2
敗とした。

今日は諸般の事情から、ラジオで試合の経過を追っていた。スイッチを入れる度にリー
ドしているチームが入れ替わっていた。残念ながら聴く事が出来たのは、88-87でス
パーズがリードという場面までだった。
そして、3時のニュースの時間にラジオのスイッチを入れてみる。アナウンサーはスパー
ズの勝利を、オーリーの活躍(この試合21得点)を伝えていた。このファイナル、ピストン
ズに肩入れしている僕は打ちのめされた・・・
それにしても、オーリーのハートは一体どうなっているのか。あの「アイスマン」と言われ
るティム・ダンカンでさえ、第4Q終盤にフリースローを6本も外しているのに。それぐらい
痺れる場面で、こんな大仕事をしてしまうオーリーのために「千両役者」という言葉はあ
るのだろう・・・

一方のピストンズ。デトロイトのメディアは、最後オーリーに逆転シュートを許したディフ
ェンスに問題があったと指摘している。曰く、「『バスケにおける鉄則』のうちの1つ、『こ
こでシュートを決められたら負けという場面で、3Pシューターを絶対にフリーにするな』
という基本が守られていなかった」
これに対してラリー・ブラウンHCは、「ディフェンスに多少の混乱があった事は確かだ。
でも、それは全て私の責任だ。我々は自分たちがやるべき事を話し合い、選手たちは
良く実践していた」と語っている。
そしてブラウンHCは、もう次を見据えている。そのコメントを最後に載せておきます。

「マイアミ・ヒートとの第6戦で、『デトロイトで戦うのは今日で最後かも・・・』と一度は考え
た。でも、我々はまたこの地に戻って来た。それ以来、私は自分の仕事―ゲームに勝つ
ための方法を見つける事―に自信を持って取り組んでいる。今回もまたタフな状況だが、
我々はまた復活してみせるよ」

Robert Horry

He deserved to win

2005年06月19日 | テニス
ノッティンガム・オープンの男子シングルス決勝が行なわれ、第4シードのリシャール・
ガスケ(仏/写真)が、第8シードのマックス・ミルニー(ベラルーシ)を6-2、6-3で破
り、キャリア初のタイトルを獲得しました。

この日(6月18日)は、ガスケの19回目の誕生日だった。4月にモンテカルロでロジャ
ー・フェデラー(スイス)に土をつけて一躍名を挙げた彼が、遂に初めてのタイトルを掴ん
だ。
「誕生日に初タイトルが獲れて、とてもハッピーだよ。グラス・コートでもそこそこ良いプ
レーが出来て満足してる。ウインブルドンに自信を持って臨めるよ」と語るガスケ。
敗れたミルニーは、「(右手を負傷していたが)怪我がプレーに影響したとは思ってない
よ。ガスケは良いプレーをしてたし、優勝に値すると思う」と語っている。

ガスケは今回の優勝で、最新の世界ランキングではセバスチャン・グロージャンを抜い
て、フランス選手ではトップに躍り出る事が確実視されている。
また、来るウインブルドンでは第27シードで臨む事になり、順当に勝ち進めば3回戦で
ラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する事が有力視されている。「(全仏ではナダルに
敗れたが)また彼と対戦したいから、2試合とも勝たねばならないね」とガスケは語って
いる。

トーナメント期間中に誕生日を迎えての活躍と言えば、全豪のマラート・サフィン(ロシ
ア)、全仏のナダルとJ・エナン-アーデン(ベルギー)を思い出しますね。
来るウインブルドンでも、新しい人生の節目を迎える事になる選手が輝きを放つのだろ
うか?そんな点も楽しみにしつつ、ウインブルドンを見ていこうと思っています。

Richard Gasquet