「ペイトリオッツがずっと王者で居続けられる理由を見せ付けられた・・・」:ラリー・
フット(スティーラーズLB)
録画しておいた、NFL第3週のニューイングランド・ペイトリオッツvsピッツバー
グ・スティーラーズの一戦を観戦しました。昨シーズンのAFC決勝で戦った両チームの
ぶつかり合いだけに、レベルの高い試合になりそうだなと思いつつ観戦しました。
試合は第4Q残り1分21秒の時点で20-20の同点。ここからペ軍のQBトム・ブレイ
ディー(写真)が無類の勝負強さを発揮。RBコーリー・ディロンのランを1回挟んでパス
を3本ビシビシ決めて、敵陣25ヤードまで前進。
ここでアダム・ビナティエリが43ヤードのFGを決めて23-20と勝ち越し(試合時間残
り1秒)。残り1秒ではさしものスティーラーズにも為す術は無く、そのままペ軍の勝利と
なりました・・・
この日はブレイディーを守って来た攻撃ラインのマット・ライトが右脚を負傷、守備バック
陣の要であるSSのロドニー・ハリソンが左ヒザを負傷(じん帯断裂で今季絶望)と、怪
我人が続出して苦しい試合でした。
ぺ軍のビル・ベリチックHC曰く、「ハリソン等の負傷者が続出した事は確かに痛いが、
それもこのゲームにはつき物だからね。代わりにプレーした選手たちが良く頑張ってく
れた。常々ハードに練習して来た成果だね」
同じくぺ軍のWRデイビッド・ギブンズ曰く、「僕等はいつもシビアな状況を想定して練習
に取り組んでいる。だから逆転できると思ってたよ」
普段の練習の成果と言われたらそれまでなんでしょうけど、試合終盤でのブレイディー
の落ち着きぶりには痺れました・・・第4Qではパス12回投げて全部成功です!
競技は違いますが、NBAサンアントニオ・スパーズのロバート・オーリー(もしくはマイケ
ル・ジョーダン?)と同種の勝負強さだと思います・・・
それにしても、強敵スティーラーズに勝ったとは言え、大きな代償を払う事になったペイ
トリオッツ。知将・ベリチックがどんな手を打って来るか気になります(ぺ軍の応援はしま
せんが)・・・う~む、シーズン序盤にもかかわらず、こんなに密度の濃い試合を観る事
が出来てラッキーでした。
Tom Brady