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「ドクター・ジェーン/犯罪分析医」

2007-04-30 01:41:42 | TVドラマ
本日も超マイナーネタですんまそん。
イヤな予感がする人はスルーしてくだされ。

これを見たことがある人はそうそういないと思う。
かくいうワタシも友人に頼まれなければ、絶対に見ることがなかったと思うのだけど。


ショーン・ビーン&ヴィゴ・モーテンセン好きな友人から「ロクスバーグが出ているんだけど、ちょっと怖い話かもしれないの。怖いかどうか見てみて感想聞かせてくれる?」と渡されたのがこのビデオ。
ちなみにこの友人からは「悪魔のいけにえ3」も渡されて「これを見てどのへんでヴィゴが出ているのか教えて欲しい」と言われたのだが、どうもこちらは触手が伸びず、一年以上ほったらかしにしてある。


さてこのビデオ。
オーストラリアでゴールデンタイムに放映され、高視聴率を記録したヒット・スリラーらしい。これはシーズン1の6話目(1994年放映)が収録されている(Halifax F.P.: Lies of the Mind )。


実業家であるシンクレア夫妻がその娘シャロンによって撲殺された。
彼女の分析を依頼された分析医ジェーンは、情緒不安定なシャロンが日頃から通院していたセラピストから彼女が12人ものMPD(多重人格者)であったと聞かされる。

シャロンは幼い頃、父親に性的虐待を受けたといい、それがもとで精神障害におちいったのではないかと考えたジェーンだったが、シンクレアの秘書のアンシアは「シンクレアは娘を心から愛していた。その彼が娘を虐待するとは考えられない」と主張する。

シャロンが精神障害だと判定された場合、無罪となり病院に送られることになる。
だがもし彼女がMPDのふりをしているとしたら?

一体どちらの言い分が正しいのか?


緊迫感や緊張感が感じられなくて、ワタシは見ている途中で寝てしまった。
つまりテンポがいまひとつといった感じなのだ。
それと主人公であるジェーンが、完全にシャロンに喰われてしまっているのもよくない。
だもんでジェーンが全く優秀な分析医にはみえないし、これといった魅力も感じられなまま終わってしまった感じだ。

シャロン役の子(名前知らんの)は、複雑な役をうまく演じ分けていた。
12人のそれぞれの人格をどう演じるのか見てみたかったくらいうまい。
だが多重人格者が12人である必要があったのかどうかは疑問。
むしろ2人か3人で、彼らが入れ替わり立ち代り現れ、事件を撹乱させていく方が面白かったのではないか。

最後の法廷シーンの迫力あるシャロンは、見ものである。
それだけに、対するジェーンがローラ・リニーのような女優だったら、もっと締まりのあるいいドラマになったような気がしてならないのだが。


で、ロクスバーグは、またまた殺される役か?と思っていたら、嬉しいことに冒頭からラストまで、しっかり姿を見せてくれた。
ロクスバーグはジェーンをくどこうとする、殺人課のサントス刑事の役。


彼の作品は

ステルス(2005)
ヴァン・ヘルシング(2004)
リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(2003)
ラブ・ファクトリー(2002)
バスカヴィルの獣犬(2002)
ムーラン・ルージュ(2001)
M:I - 2(2000)
オスカーとルシンダ(1997)

しか見たことがないのでわからないのだが、見た限りでは「ラブ・ファクトリー」意外は、かなり変わった役とか、トホホな役が多いような気がする。
だがこのサントス刑事は、ごくごく普通の男。
しぐさや表情がとってもキュートで、なんとか愛するジェーンの力になろうとする気のいい男なのだ。





可愛さ満開~~♪
ドラマはイマイチだったけど、若かりしロクスバーグが見れたから、ま、いっかってことで。
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6 コメント

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そういえば (DD)
2007-04-30 18:08:04
ひと昔前、多重人格を題材にした本がバカ売れしてましたよね~。
ワタシはこのドラマは知らないのですが、ふ~む、主人公を口説こうとする刑事役ということは、ロクさんはレギュラーなんですかね~。
その画像、若い♪
何だかデイジーやヒース・レジャーにも似ているような似ていないような・・・豪州顔なのかな(爆)

>「ラブ・ファクトリー」意外は、かなり変わった役とか、トホホな役が多いような気がする。

dimさんの鑑賞済みリストで「ステルス」だけは未見ですが、その他のトホホな役も結構好きだったりします(笑)。
ヴァン・ヘルのドラキュラ伯爵にはマジに惚れましたわ~~♪♪←伯爵、伯爵とあまり騒ぎすぎて、友人(ヒューのファン)に怒られた。。。
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あら (dim)
2007-05-01 03:20:42
DDさん、毎度どうもです。

いや~こんなマイナーなのには絶対誰もコメント入れないだろうと思っていたので、DDさんからいただけてすんごく嬉しいです!!
ロクスバーグがあまりに可愛かったので、皆様にお見せしようかと思って記事にはしてみたものの、ちょっとマイナー過ぎたかなと後でちょっと後悔してみたりして。

ワタシはバスカヴィルの獣犬のロクスバーグが一番好きかも。ヴァンヘルシングでは認めたくないけど(笑)ヒューやロクスバーグよりデイジーがよかったかな。
でもこのロクスバーグもなかなか良いですよ♪
ラブシーンがあるのですが、この頃はなかなかしまったいい身体してます、ふふふ。
これで内容もよかったら言うことナシだったのだけどねえ。
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ふっふっふ (DD)
2007-05-01 22:47:10
>バスカヴィルの獣犬のロクスバーグが一番好き

うん♪ヤク中のホームズ、似合ってましたね(爆)!
私は、イアン・ハート@ワトソン君の印象のほうが強かったです。

dimさん、マイナー作品こそ、時々はご紹介くだされ。DDもお勉強(何の??)いたします♪
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あら嬉しい!! (dim)
2007-05-02 00:40:16
DDさん、あら~嬉しいことをおっしゃってくださる~~!
マイナー作品でもいいの?となるとワタシの場合B級とかC級になっちゃうのですが・・・(汗)。

最近あまり映画館にもいけないから、新作と呼べるものもあんまり見てないんですよ。
先日やっと「ラブソングができるまで」を観て来たけど、あっちこっちでレビューあがっているから今更自分が書くのもな~って思って・・・。
ヒューがめちゃめちゃ可愛かったですね(笑)。

バスカヴィルの獣犬のワトソン君は、ある意味、ホームズよりえらそうで、存在感ありましたよね(爆)。
前にも言ったと思うけど、あれ、シリーズ化して欲しいなあ~。
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嬉しい♪ (哀生龍)
2007-05-07 12:15:48
リチャードさん目当てにこんな作品(失礼 笑)を見て、更には感想をBlogに書いてくれる方がいらっしゃるなんて、とっても嬉しいです♪
似たような作品・役柄としては「クライムブローカー ―仮面の誘惑―」(「ドクター・ジェーン」の1年前のTV物)と言うのもありますよ。
と言うか、こんな作品の日本版があるのならば、他にも日本版を出して欲しい素敵な作品がいっぱいあります。

ちなみに哀生龍は“イイ男”系の役も“トホホ”な役も、何を見ても“リチャードさんらしい”と思ってしまうアホタレなファンですが、特に声が好きなのかも知れません♪
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気になって・・・ (dim)
2007-05-08 00:37:54
哀生龍さん、こんばんは。

「クライムブローカー ―仮面の誘惑―」気になって調べてみました。
驚いた!!ワタシの結構好きな加藤雅也さんと共演しているのですね!!
これは是非とも見ないと女がすたるというものです。
「ヤクザvsマフィア」みたいなもんでしょうか(違う?)。
今Yahoo!オークションみたら300円で出ていたので早速入札してきました。
こんな作品があるのを教えてくださってありがとうございます。

「ドクター・ジェーン」はちょっと手を加えれば、面白くなりそうなだけに、惜しいような気がしてならないのでした。
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