【ストーリー】
時は西暦2206年。
日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るレスポール王(上条恒彦)率いるESP軍が将軍ランダムスター(内野聖陽)指揮の下、他の軍を次々と征していた。
戦いを終え、城に戻ろうとするランダムスターと親友エクスプローラー(橋本じゅん)。
そこへ3人の魔女が現れ、ランダムスターに「ランダムスターこそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。
それは、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。
その歌詞は、ランダムスターの未来を予言するものだった。
やがて夫が国王となる予言を知ったランダムスター夫人(松たか子)は、 予言を現実のものとするべく夫をそそのかし、 レスポール王の息子レスポールJr.を犯人に仕立て、王を殺すという計画殺人を企てる。
ランダムスターは、レスポール王から手柄として与えられた領地マホガニー城で、ESP軍の勝利を祝う宴を開く。
躊躇うランダムスターに「王が眠ったら、このレスポールJrの短剣で刺し殺すのよ。チャンスは今しかないよの」とけしかける夫人。
罪の意識にとらわれながらも、ランダムスターは王の暗殺を決意し、実行する。
作戦は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は城から逃げ出した。
それから5年。
王の命を奪ったことで、罪の意識に苛まれ、自分達の眠りまでも奪ってしまったランダムスター夫妻。
それでも王となるために手段を選ばず、野心に向かって突き進んでいくランダムスターの末路は…。
うわ~~~い!
長く劇団☆新感線のファンをやってますが、千秋楽は初めてです!
しかも前から8列目。
青山劇場は舞台の奥行きがあるので、前過ぎてもよく見えないし、後ろ過ぎてもいけないし…ということで8列目はまさに夢のような席でございました。
この物語で印象的だったのは、ランダムスター夫人。
躊躇する夫をそそのかしますが、彼女も最後には夫と共に堕ちていきます。
夫を出世させたいという一心で、あのような計画を実行させたのでしょう。
本当の悪女だったら、罪の意識に苛まれることもなく、段々おかしくなっていく夫を置いて逃げたと思います。でもそれが出来なかったのは、王を殺した罪と夫への深い愛があったからでしょう。とっても可哀想な人だと思いました。
それからこれは、誰にでもあてはまる、誰にでもおこりうる物語だと思いました。
「エクスプローラーの息子が時期王になる」と魔女に予言され、ランダムスターはエクスプローラーと息子を殺そうとしますが、もしランダムスターが魔女にあって色々な予言を受けていなかったら、彼は今もレスポール王の忠実な部下でいたに違いありません。
もしくはランダムスターではない誰かが予言を受けていたとしたら、ランダムスターのような謀反を企てたことでしょう。
内野聖陽さん、かっこよかったです~!
歌い方や声は「ロック」向けではないと思いましたが、シャウトはすごかったし、ビジュアルが最高ですからね~。
段々狂気にとりつかれ、孤独になっていく男をうまく演じていました。
橋本じゅんさんとのコンビもばっちりでしたね。
内野聖陽さん、この舞台ではかなり面白い顔を見せてくれましたが(笑)、コメディもいけるのではないでしょうか?
そしてわれらがじゅんちゃん!
やっぱり最高です!!
人生ってどんなに辛くても笑いがある。
その部分を身体をはって一手に引き受けているのが、じゅんちゃんなのです!
いや~再び轟天を見れるとは思っていなかったので嬉しいです。
じゅんちゃんは「おかしいけど男気がある」役がぴったりです。
それから、松たか子さん。
美しいし、唄がうまいし、演技力は抜群ですね。ひっぱりだこになるのもわかります。特に狂気にとらわれた時の演技は説得力がありました。
上条恒彦さんも、貫禄があってさすがの存在感でした。
それと声がとおるのでセリフが聞き取りやすかった。唄も素晴らしくて「まあまあ唄がうまい新感線」と比べるのが恐れ多い感じでした。
千秋楽ということでカーテンコールの後に、「メタル マクベス」が2曲演奏(?)してくれました。
曲は「リンスはお湯に溶かして使え」と「ダイエースプレー買うてこいや」です(爆)。なんともふざけたタイトルです。
でもマシンガンズを彷彿させて楽しかったですね。
ただ演奏している彼らの後ろのスクリーンで「メタル マクベス」のプロモーションビデオ(?)が映し出されているのには困りました。
前で演奏している生の彼らを見ていると、後ろのプロモまで目が届かないのですよ!!とっても楽しそうなプロモだったのに!!
なんやかんや言ってもやっぱりメタルは生で聴くのが一番ですね!
全てにおいて充実した素晴らしい舞台でした。
ちなみに…
千秋楽だから…と舞台から出演者全員でお煎餅を配って(投げて)くれました。
私のはじゅんちゃんか内野さんが投げてくれたものだ…と思いたい。
ああ、長くなってしまった…(汗)。
←ゲットした煎餅。明日のおやつにいただきます♪
時は西暦2206年。
日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るレスポール王(上条恒彦)率いるESP軍が将軍ランダムスター(内野聖陽)指揮の下、他の軍を次々と征していた。
戦いを終え、城に戻ろうとするランダムスターと親友エクスプローラー(橋本じゅん)。
そこへ3人の魔女が現れ、ランダムスターに「ランダムスターこそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。
それは、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。
その歌詞は、ランダムスターの未来を予言するものだった。
やがて夫が国王となる予言を知ったランダムスター夫人(松たか子)は、 予言を現実のものとするべく夫をそそのかし、 レスポール王の息子レスポールJr.を犯人に仕立て、王を殺すという計画殺人を企てる。
ランダムスターは、レスポール王から手柄として与えられた領地マホガニー城で、ESP軍の勝利を祝う宴を開く。
躊躇うランダムスターに「王が眠ったら、このレスポールJrの短剣で刺し殺すのよ。チャンスは今しかないよの」とけしかける夫人。
罪の意識にとらわれながらも、ランダムスターは王の暗殺を決意し、実行する。
作戦は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は城から逃げ出した。
それから5年。
王の命を奪ったことで、罪の意識に苛まれ、自分達の眠りまでも奪ってしまったランダムスター夫妻。
それでも王となるために手段を選ばず、野心に向かって突き進んでいくランダムスターの末路は…。
うわ~~~い!
長く劇団☆新感線のファンをやってますが、千秋楽は初めてです!
しかも前から8列目。
青山劇場は舞台の奥行きがあるので、前過ぎてもよく見えないし、後ろ過ぎてもいけないし…ということで8列目はまさに夢のような席でございました。
この物語で印象的だったのは、ランダムスター夫人。
躊躇する夫をそそのかしますが、彼女も最後には夫と共に堕ちていきます。
夫を出世させたいという一心で、あのような計画を実行させたのでしょう。
本当の悪女だったら、罪の意識に苛まれることもなく、段々おかしくなっていく夫を置いて逃げたと思います。でもそれが出来なかったのは、王を殺した罪と夫への深い愛があったからでしょう。とっても可哀想な人だと思いました。
それからこれは、誰にでもあてはまる、誰にでもおこりうる物語だと思いました。
「エクスプローラーの息子が時期王になる」と魔女に予言され、ランダムスターはエクスプローラーと息子を殺そうとしますが、もしランダムスターが魔女にあって色々な予言を受けていなかったら、彼は今もレスポール王の忠実な部下でいたに違いありません。
もしくはランダムスターではない誰かが予言を受けていたとしたら、ランダムスターのような謀反を企てたことでしょう。
内野聖陽さん、かっこよかったです~!
歌い方や声は「ロック」向けではないと思いましたが、シャウトはすごかったし、ビジュアルが最高ですからね~。
段々狂気にとりつかれ、孤独になっていく男をうまく演じていました。
橋本じゅんさんとのコンビもばっちりでしたね。
内野聖陽さん、この舞台ではかなり面白い顔を見せてくれましたが(笑)、コメディもいけるのではないでしょうか?
そしてわれらがじゅんちゃん!
やっぱり最高です!!
人生ってどんなに辛くても笑いがある。
その部分を身体をはって一手に引き受けているのが、じゅんちゃんなのです!
いや~再び轟天を見れるとは思っていなかったので嬉しいです。
じゅんちゃんは「おかしいけど男気がある」役がぴったりです。
それから、松たか子さん。
美しいし、唄がうまいし、演技力は抜群ですね。ひっぱりだこになるのもわかります。特に狂気にとらわれた時の演技は説得力がありました。
上条恒彦さんも、貫禄があってさすがの存在感でした。
それと声がとおるのでセリフが聞き取りやすかった。唄も素晴らしくて「まあまあ唄がうまい新感線」と比べるのが恐れ多い感じでした。
千秋楽ということでカーテンコールの後に、「メタル マクベス」が2曲演奏(?)してくれました。
曲は「リンスはお湯に溶かして使え」と「ダイエースプレー買うてこいや」です(爆)。なんともふざけたタイトルです。
でもマシンガンズを彷彿させて楽しかったですね。
ただ演奏している彼らの後ろのスクリーンで「メタル マクベス」のプロモーションビデオ(?)が映し出されているのには困りました。
前で演奏している生の彼らを見ていると、後ろのプロモまで目が届かないのですよ!!とっても楽しそうなプロモだったのに!!
なんやかんや言ってもやっぱりメタルは生で聴くのが一番ですね!
全てにおいて充実した素晴らしい舞台でした。
ちなみに…
千秋楽だから…と舞台から出演者全員でお煎餅を配って(投げて)くれました。
私のはじゅんちゃんか内野さんが投げてくれたものだ…と思いたい。
ああ、長くなってしまった…(汗)。
←ゲットした煎餅。明日のおやつにいただきます♪
そうですか、シャウトがすごかったですか。
ビジュアルが最高?
うん、うん、もちろん。
前から8列目なんてかぶりつき状態じゃないですか!しかも楽日!
そのお煎餅は召し上がるのでしょうか?
それともカビが生えてもお供えされますか?
ああ・・・うらやましい・・・。
いや~~やっぱり内野さんかっこよかったですよぉぉぉぉ~!!
でもちょっとおなかのあたりが…ぷよ…。
「メタル マクベス」の演奏ではホントに楽しそうにはじけて歌ってましたよ(笑)。
男友達と騒ぐ時はあんな感じなのかもな~と思いました。
でもね…内野さんがバンドのメンバー紹介したんですけどね、みんなの名前をちゃんと覚えてないんですよね「えっと。なんだっけ?」って他の人に聞いてました(笑)。
お煎餅は勿論腐らないうちに食べます。
映像は今アップしました。
2007年(平成19年)の大河ドラマは「風林火山」だそうですよ。
山本勘助は内野聖陽さんが演じるそうです。
主役で1年でずっぱりって嬉しいですね~♪