2006年 アメリカ作品
監督:ナンシー・メイヤーズ
出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、
ジャック・ブラック、ルーファス・シーウェル他
浮気をした同棲相手を、怒りのあまり家から追い出した女。
三年も思い続けた男性が結婚することを知り、打ちひしがれる女。
「こんなみじめな状態から抜け出したい!」
そんな二人がパソコンを通じて「ホーム・エクスチェンジ(条件のあうもの同士が、期間限定で家も車もすべて交換する)」することになる。
ホーム・エクスチェンジをした二人の元に、それぞれ気になる男性が現れるのだが、傷つことを恐れる二人は自分の本当の気持ちを真っ向から見つめることがなかなかできない。
そして気になる男性に実は家族がいたり、愛する女性がいたり・・・と話は複雑に絡み合ってゆくのだが・・・。
恋に臆病になっていた女性が、さまざまな人や出来事に出会い、再生し、それぞれの居場所を見つけていく、ハートウォーミングなお話。
ありえないようなできすぎた話だが、実生活でひーこら言っているワタシには現実逃避できる夢のような話でなかなか楽しめた。
ただ、色々なエピソードがあったにもかかわらず、登場人物一人一人の描き方が少々浅かったような気がするのがちと残念。
浮気した相手を追い出したアマンダはロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営する、いわゆる成功した女性である。
キャメロン・ディアスが演じていたのだが、まー確かにスタイルは抜群によろしい。風にさらさらなびくブロンドもこれまた美しい。
だがワタシにはただ身振り手振りが大げさなアメリカ人にしか見えなかった(つまりあまり魅力的には思えなかったということなのだが)。
もう一人のヒロインはロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)。三年も愛し続けた同僚のジャスパー(ルーファス・シーウェル)が婚約したことを知り、激しいショックを受けるちょっと控えめな女性だ。
ケイト・ウィンスレットはどの映画を見ても思うのだが、知性と品格を感じさせる女優だ。
ある意味おっとりしていて遊びがないとも言えるのだが、ワタシの好きな女優の一人である。
自分が過去に二股かけられていたことがあるので(わはは)、感情移入して見てしまった。
この役の細かい描写は女性の監督ならではともいえよう。
ヒロインたちが心を惹かれる男性はジュード・ロウとジャック・ブラック。
ジュード・ロウはともかく、ジャック・ブラックはなんとなくもったいない使い方だったような気がしてならない。確かに楽しい役だったのだが、彼でなくてはならなかったのか?とかなり疑問。
あくまでもワタシ個人の希望(とうか願望)を言わせていただくと、マイルズの役をむしろルーファス・シーウェルに演じて欲しかった。
ピアノを奏でるルーファス、切ない表情のルーファス、おどけるルーファス・・・うああ~~~見たかったなあ(ハイ、あくまでもワタシ個人の希望です)。
ちょっとベタになりがちなラブストーリーを救ってくれたのが、アーサー役のイーライ・ウォラック。
とにかくこのおじいちゃんがラブリーなのだ。
そしてきらきら輝く宝石のようなセリフをさらりと言ってのけるのだ。
世間から忘れられた(と思っている)大脚本家アーサーと、恋に傷ついたアイリスは、互いの自信を取り戻させる優しい関係を築いていく。
ワタシとしてはこれが一番素敵な出会いだったのではないかと思うのだけど、いかがなものかしら?
西部劇好きの友人から、この方って「続・夕日のガンマン」とか「荒野の用心棒」ですんごい悪役やってたんだよ~と聞いたのだけど、まったく憶えていない。。。
で、ネットで画像を検索しましたが・・・まるで別人!脂ぎった濃い極悪人ヅラ~~(爆)。この顔が、スピルバーグ似のああいうじいさんになるとは~~
あとね・・・フラメンコ☆チャチャチャ君の予告編だけじゃなくて、本編が観たい~~~
うっわー、信じられない!こんな好々爺になっちゃったんか(笑)!でもいい年の取りかたしてるんでしょうねー、すんごい素敵♪
とはいうものの、私はこの作品じぇんじぇん観ておりませんので(笑)、内容についてはコメントできまへん。なんだかねー、最近ねー、ますます捻くれてきたのか、こんなガールズ・ロマコメを観たいと思わなくなってきた…。だめねえ、夢を見なくなってきたのねえ…
>スピルバーグ似のああいうじいさんになるとは~
そうそう!誰かに似ていると思ったら、スピルバーグだったのか(笑)。
ある意味、このじーさまが一番いい男だったのではないでしょうかね?
ジュード・ロウもなかなか可愛かったですけどね、ふふふ。
>フラメンコ☆チャチャチャ君の予告編だけじゃなくて、本編が観たい~~~
あい。ワタシも同感です。
予告編、めっちゃよかったですね。本編見てみたいですよ、やっぱ。
イーライ・ウォーラック、よかったですよ~。
なかなか可愛いじーさまでした。
>こんなガールズ・ロマコメを観たいと思わなくなってきた
ワタシも昔ほどは見なくなりまいした。
パターンが殆ど一緒ですしねえ。
でも好きな俳優が出るとくれば、やっぱり見ちゃいますね。
ルーファス目当てで見たのですけど、しょーもない男の役でしたよ、わはは。
この映画・・・好みが別れると思いますわ。
ワタシは鑑賞した後でほのぼのした気分になって、見てよかったと思いましたけど。
ジュード・ロウが意外なほど可愛かったです。
イーストウッドの若い頃とヒューって似てるって、みなさんおっしゃいますよね。
ダーティハリーなんか見ると、確かに同じ系列(?)の顔だちだなあとは思いますが、ヒューの方がちょっと甘い感じがしますよね。
ワタシはヒューの男臭すぎないところが好きなんですわ、ふふふ。
機内でもやってたんですよ。で、チャンネルは合わせたんですが・・・どうも2作続けてケイト・ウィンスレットを見るのがつらくてルーファスの顔を見届けてからチャンネル変えました。
が、イーライさんが評判ですね。ちょっと観てもよかったかなと後悔。
ジャック・ブラックはアレで正解ですよ。個人的には出番はもっと有ってほしかったのですが、使い方は適切でした。ジャックは実際にバンドで作曲するから、音楽ネタにも説得力出てた。ジャックは適役っすよ。レンタルビデオ屋で、音楽ネタをやらかす場面はサイコーでしたし。あと、マイルズがイケメン俳優だったらこの映画めちゃつまんないですよ。
ケイトもすげー良かった。ベッドの上でのエアギターはたまらんかったです。
ジュードとキャメはセックスしてばっかだった。そんな印象。
そんで、アーサーおじいさんのステキさ加減といったら半端じゃないですよね。アイリスとのやりとりはすべてよかった。台詞もナイスなのばっか!泣けますよ。
ナンシー・メイヤーズさんは良いですね。良い脚本を書きますね。小道具の演出も良いし。満足度の高い作品でした。
ちなみに僕は二股かけません!めちゃ良い人間だからだなぁ、きっと!あまりにも一途過ぎる!ホント自分で自分を尊敬しますよ。ホント最高!!いぇぇぃ!(←すげーアホ。ギャハハ!)
えーと、TBしました!
ワタシはこれはロマコメってあんまり思ってないですわ。どっちかというとヒューマンだと思ってます。
まあキャメロン・ディアスとジュード・ロウがつねにいちゃいちゃしているので、あれさえなければ立派なヒューマンドラマといってもいいと思いますわ。
イーライ・ウォーラック、は本当によかったんですよ~。男性の中で一番魅力的だったかも(笑)?
彼を見れただけでもよかったと思いますわ。
そうねえ、ルーファスがマイルズだったら、ちょっとジュード・ロウと似たタイプになっちゃうかなとも思うんだけどさー、たまには「普通の役」のルーファスを見てみたいわけよ、ファンとしては。普通に悩んだり笑ったりする役をね。
それにね、とっても素敵なルーファスみたいなヤツがレンタルビデオ屋であんなことしたらねー、これはサプライズですよ!!ますます惚れちゃうわけです。
おかしなヤツがおかしいことをするのは当たり前。
かっこいいオトコが、おかしなことをすることに価値があるわけですわ。
でもワタシはジャック・ブラックって男前だと思うけどなー。彼はルーファスとはまた違ったかっこよさなんですよね。
ジュード・ロウ、可愛かっったけど、映画としてはキャメロン・ディアスとジュード・ロウは必要なかったかも・・・その方がもっといい映画になったかもなんて今ちらりと思いました。
さっきまでそんなこと考えていなかったんだけどな。
ちなみに二股オトコとは、自分から別れましたよ。
その時は辛かったけどね。
で、しばらくしてから新しいオトコができてるんるんしていたら、二股オトコが「より戻してくれ」って。
オトコってなんて勝手な生き物なんだ~~~~~!!
shit_headさんは違うだろうけどさ(笑)。