原題:The Blind Banker
続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
ヴァン・クーンとジャーナリスト、ふたりが大連から帰国後に寄ったお店はチャイナタウンにあるラッキーキャット(招き猫?)
など中国の品を売るお店でした。
ふたりでキョロキョロお店を見まわしているとジョンが品物に貼ってある値札を見つけシャーロックを呼びます。
その値札はメッセージと思われる暗号と同じものでした。
「蘇州馬字だ」
シャーロックは言います。それは中国の特定地方に古くから伝わる数字でした。
捜査中は思考力が鈍るのを嫌い一切食事をしないシャーロックですが、ジョンはおなかが空くのでランチタイムにします。
か、どうかはわかりませんが、ラッキーキャットのお店のお向かいのお店に入ってジョンだけごはん食べます(笑)
ここでふたりは今までわかったことをまとめ、なぜ殺されたかを考えてみました。
「殺されたふたりはよく大連に行ってる」
「大連から何かを運び込みラッキーキャットのお店に持っていく」
なぜふたりは殺されたのか。シャーロックは推理します。
「どちらかの手癖が悪かったのか、お店に届けるはずの品を届けずに自分のものにしてしまった」
「どちらが盗んだかわからなかったからふたりに脅迫のメッセージを出した」
ふとシャーロックが窓の外を見るとラッキーキャットの2階に続くドの前に濡れたイエローページが置かれているのに気付きます。
雨が降ったのは3日前。表札には「ヤオ・スーリン」と書かれていました。
裏に回りながらジョンが「旅行してるんじゃないの?」と言うと「窓開いてるのに?」と言ってジャンプしながら2階に続く
階段を降ろしてさっさと上がっていきます。そして階段は非情にもまた元の位置へ。
ジョンに届く高さではないので、素直に玄関にまわります。
窓から入るとすぐ横に置いてあった花瓶を倒したのでとっさにナイスキャッチするのですが、下の絨毯が濡れていたので
その頃ジョンは玄関で一生懸命呼び鈴を鳴らして郵便受けから「今度は入れてよ」と叫びます。
シャーロックは部屋を検証しながら「僕の前に誰かがここに入ったみたい」とジョンに話しかけます。
てか、ジョンには聞こえないみたいだし、早く入れてやれよ(笑)
「いい加減にしろー」とジョンが叫ぶ中、そんな事はおかまいなしに「靴のサイズは8」「小さいが力強い手」などと
侵入者のプロファイルを始めるシャーロックでした。
この時点で、銀行やヴァン・クーンのお部屋に窓から侵入した男とこのお部屋に侵入した男が同一人物だと
確信している様子で「クモ男」と名付けています。
そして
「窓を閉めずに去った?」
「バカだな、そんなわけあるか」
と一人問答をしながら「まだこの部屋にいるんだ」と結論付けます。
この時点でジョンを中に入れればいいのに、とか思うんですが侵入者が中にいるってことは危険って事なので入れなかったのかも。
その時、何者かに後ろから紐で首を絞められるシャーロック。
「ジョン!」と呼ぶけど声は届かず「好きな時に開けてくれ」などとやさぐれるジョンさん。
首をぎゅうぎゅう絞められ声にならない声で「ジョン!」と呼び続けますが、
「僕はシャーロック・ホームズ。仕事はひとりでする。頭がいいからね」と皮肉をこめてジョンも負けずに叫びます。
この叫びが後々墓穴を掘るなんて事は今のジョンには知る由もありませんでした(笑)
シャーロックがぐったりしたところでその男は手を止めポケットに何かを入れて部屋を去ります。
げほんげほんと咳き込みながらよろよろと起き上がりポケットを調べると折り紙の黒い花が入っていました。
そして何事もなかったように玄関に行き「スーリンを探そう」と報告し「どうやって?」とジョンが聞いていると
足元に同僚のアンディがスーリンを心配して残したメモを発見したので早速古美術博物館に行きます。
首を絞められてうまく声の出ないシャーロックに「風邪ひいたのか?」と暢気に声をかけるジョン。
そういえば冒頭で繰り広げられた死闘もジョンに報告してないですよねー。
古美術博物館でアンディにスーリンがいなくなった日の行動を確認します。
「お茶の実演をしたあと、茶道具はここにしまうんです」アンディと一緒に奥に行くとそこにはあの暗号が描いてある石像がありました。
ヴァン・クーンに向けられたものと同じ暗号だったので「彼女を見つけないと」と急ぎ博物館を出ます。
出たところでプロの画家(笑)ラズがやってきて暗号を見つけたと言います。
案内されたところは至る所に落書きが描かれた場所でした。
そこには少ししか描かれていなかったので「もう少し証拠がいる」と付近を捜索することにしました。
そしてジョンが見つけたのは壁一面に描かれた暗号でした。
シャーロックに電話しますが出ないので「電話でろよー」と一旦シャーロックのもとに行き再び戻るとすべて消えていました。
「えー、ここにあったのに何で?」と不思議がるジョンの頭をがしっとつかみ「集中しろ!ジョン」と叫びます。
「記憶を掘り起こせ、見たものを覚えているか?」とシャーロックが言うと
「大丈夫、任せろ」とジョンが言うのですが
「人間は見たものの62%しか覚えてないんだ」とたたみかけます。62%かぁ(笑)
ジョンがなぜ自信たっぷりに任せろと言ったのかと言うと携帯のカメラに撮ったからなんですね。すごいなージョン!
数字もわかったしそれがふたつで1組だという事もわかりました。
更に、人通りの多いところに描かれていたのでこれは暗黒街の仲間へ「盗品奪還」の協力を呼びかけるメッセージだと推理します。
「その数字が何を示しているのか」それにはスーリンの協力が必要だと後ろでぐったりして「20分でいいから眠りたい」
と言うジョンを気に掛ける事無く再度古美術博物館に行きます。
アンディに「スーリンが危ないんだ」と事情を説明しますが「僕も探しているけどわからないんだ」とアンディ。
シャーロックは展示してある茶器が昨日と少し違うことに気が付きます。スーリンしかできない手入れがしてありました。
夜中にそっと忍び込むスーリンを待ち構えたシャーロックとジョン。彼女はこの仕事をやり遂げたかったのだと言います。
スーリンは小さい頃両親を亡くしたため仕方なくお兄ちゃんと組織に入ったこと、
その組織「黒いハス」という中国の組織で仕切っているのは将軍の「シャン」だという事、
彼らは盗品を密売している事、
組織の人間は踵に黒いハスのタトゥーをしていること、
そしてスーリンを追っているのは組織に洗脳されてしまった彼女のお兄さんだということがわかりました。
シャーロックはスーリンに暗号を見せます。すると彼女はこの暗号は組織が使っているもので本が基になっていると言います。
と、突然室内の電気が消えます。「彼がきた」スーリンがそう言うとシャーロックが飛び出していきます。
ジョンはスーリンを物陰に隠れさせ銃撃の音が聞こえると「加勢するからここにいて」とジョンも外に出ます。
弾をよけながら男を追うシャーロック。すると突然銃撃が止みます。
ジョンが音の聞こえる方向を探しているとスーリンのいる部屋から銃音が聞こえました。
「Oh My God」ジョンがあわててスーリンのところに行きますが彼女は死んでいました。
何やらサスペンスドラマのような切り方になっちゃいますが(苦笑)
Part4に続きます。
続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
ヴァン・クーンとジャーナリスト、ふたりが大連から帰国後に寄ったお店はチャイナタウンにあるラッキーキャット(招き猫?)
など中国の品を売るお店でした。
ふたりでキョロキョロお店を見まわしているとジョンが品物に貼ってある値札を見つけシャーロックを呼びます。
その値札はメッセージと思われる暗号と同じものでした。
「蘇州馬字だ」
シャーロックは言います。それは中国の特定地方に古くから伝わる数字でした。
捜査中は思考力が鈍るのを嫌い一切食事をしないシャーロックですが、ジョンはおなかが空くのでランチタイムにします。
か、どうかはわかりませんが、ラッキーキャットのお店のお向かいのお店に入ってジョンだけごはん食べます(笑)
ここでふたりは今までわかったことをまとめ、なぜ殺されたかを考えてみました。
「殺されたふたりはよく大連に行ってる」
「大連から何かを運び込みラッキーキャットのお店に持っていく」
なぜふたりは殺されたのか。シャーロックは推理します。
「どちらかの手癖が悪かったのか、お店に届けるはずの品を届けずに自分のものにしてしまった」
「どちらが盗んだかわからなかったからふたりに脅迫のメッセージを出した」
ふとシャーロックが窓の外を見るとラッキーキャットの2階に続くドの前に濡れたイエローページが置かれているのに気付きます。
雨が降ったのは3日前。表札には「ヤオ・スーリン」と書かれていました。
裏に回りながらジョンが「旅行してるんじゃないの?」と言うと「窓開いてるのに?」と言ってジャンプしながら2階に続く
階段を降ろしてさっさと上がっていきます。そして階段は非情にもまた元の位置へ。
ジョンに届く高さではないので、素直に玄関にまわります。
窓から入るとすぐ横に置いてあった花瓶を倒したのでとっさにナイスキャッチするのですが、下の絨毯が濡れていたので
その頃ジョンは玄関で一生懸命呼び鈴を鳴らして郵便受けから「今度は入れてよ」と叫びます。
シャーロックは部屋を検証しながら「僕の前に誰かがここに入ったみたい」とジョンに話しかけます。
てか、ジョンには聞こえないみたいだし、早く入れてやれよ(笑)
「いい加減にしろー」とジョンが叫ぶ中、そんな事はおかまいなしに「靴のサイズは8」「小さいが力強い手」などと
侵入者のプロファイルを始めるシャーロックでした。
この時点で、銀行やヴァン・クーンのお部屋に窓から侵入した男とこのお部屋に侵入した男が同一人物だと
確信している様子で「クモ男」と名付けています。
そして
「窓を閉めずに去った?」
「バカだな、そんなわけあるか」
と一人問答をしながら「まだこの部屋にいるんだ」と結論付けます。
この時点でジョンを中に入れればいいのに、とか思うんですが侵入者が中にいるってことは危険って事なので入れなかったのかも。
その時、何者かに後ろから紐で首を絞められるシャーロック。
「ジョン!」と呼ぶけど声は届かず「好きな時に開けてくれ」などとやさぐれるジョンさん。
首をぎゅうぎゅう絞められ声にならない声で「ジョン!」と呼び続けますが、
「僕はシャーロック・ホームズ。仕事はひとりでする。頭がいいからね」と皮肉をこめてジョンも負けずに叫びます。
この叫びが後々墓穴を掘るなんて事は今のジョンには知る由もありませんでした(笑)
シャーロックがぐったりしたところでその男は手を止めポケットに何かを入れて部屋を去ります。
げほんげほんと咳き込みながらよろよろと起き上がりポケットを調べると折り紙の黒い花が入っていました。
そして何事もなかったように玄関に行き「スーリンを探そう」と報告し「どうやって?」とジョンが聞いていると
足元に同僚のアンディがスーリンを心配して残したメモを発見したので早速古美術博物館に行きます。
首を絞められてうまく声の出ないシャーロックに「風邪ひいたのか?」と暢気に声をかけるジョン。
そういえば冒頭で繰り広げられた死闘もジョンに報告してないですよねー。
古美術博物館でアンディにスーリンがいなくなった日の行動を確認します。
「お茶の実演をしたあと、茶道具はここにしまうんです」アンディと一緒に奥に行くとそこにはあの暗号が描いてある石像がありました。
ヴァン・クーンに向けられたものと同じ暗号だったので「彼女を見つけないと」と急ぎ博物館を出ます。
出たところでプロの画家(笑)ラズがやってきて暗号を見つけたと言います。
案内されたところは至る所に落書きが描かれた場所でした。
そこには少ししか描かれていなかったので「もう少し証拠がいる」と付近を捜索することにしました。
そしてジョンが見つけたのは壁一面に描かれた暗号でした。
シャーロックに電話しますが出ないので「電話でろよー」と一旦シャーロックのもとに行き再び戻るとすべて消えていました。
「えー、ここにあったのに何で?」と不思議がるジョンの頭をがしっとつかみ「集中しろ!ジョン」と叫びます。
「記憶を掘り起こせ、見たものを覚えているか?」とシャーロックが言うと
「大丈夫、任せろ」とジョンが言うのですが
「人間は見たものの62%しか覚えてないんだ」とたたみかけます。62%かぁ(笑)
ジョンがなぜ自信たっぷりに任せろと言ったのかと言うと携帯のカメラに撮ったからなんですね。すごいなージョン!
数字もわかったしそれがふたつで1組だという事もわかりました。
更に、人通りの多いところに描かれていたのでこれは暗黒街の仲間へ「盗品奪還」の協力を呼びかけるメッセージだと推理します。
「その数字が何を示しているのか」それにはスーリンの協力が必要だと後ろでぐったりして「20分でいいから眠りたい」
と言うジョンを気に掛ける事無く再度古美術博物館に行きます。
アンディに「スーリンが危ないんだ」と事情を説明しますが「僕も探しているけどわからないんだ」とアンディ。
シャーロックは展示してある茶器が昨日と少し違うことに気が付きます。スーリンしかできない手入れがしてありました。
夜中にそっと忍び込むスーリンを待ち構えたシャーロックとジョン。彼女はこの仕事をやり遂げたかったのだと言います。
スーリンは小さい頃両親を亡くしたため仕方なくお兄ちゃんと組織に入ったこと、
その組織「黒いハス」という中国の組織で仕切っているのは将軍の「シャン」だという事、
彼らは盗品を密売している事、
組織の人間は踵に黒いハスのタトゥーをしていること、
そしてスーリンを追っているのは組織に洗脳されてしまった彼女のお兄さんだということがわかりました。
シャーロックはスーリンに暗号を見せます。すると彼女はこの暗号は組織が使っているもので本が基になっていると言います。
と、突然室内の電気が消えます。「彼がきた」スーリンがそう言うとシャーロックが飛び出していきます。
ジョンはスーリンを物陰に隠れさせ銃撃の音が聞こえると「加勢するからここにいて」とジョンも外に出ます。
弾をよけながら男を追うシャーロック。すると突然銃撃が止みます。
ジョンが音の聞こえる方向を探しているとスーリンのいる部屋から銃音が聞こえました。
「Oh My God」ジョンがあわててスーリンのところに行きますが彼女は死んでいました。
何やらサスペンスドラマのような切り方になっちゃいますが(苦笑)
Part4に続きます。
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