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シャーロック ベルグレービアの醜聞 -S1E1- その10

2013-12-07 11:41:35 | Sherlock
原題:A Scandal in Belgravia


その9の続きです。

以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。

「ボンド・エアは準備完了。コベントリーと確認を」
ヴァイオリンの弦を弾きながらあの時マイクロフトが話していた言葉を考えながらマインドパレスにこもるシャーロック。
なのでアドラーさんが目の前にいることもジョンが居ないことも気づかないで「コベントリー」と呟き、
しかも「ジョンに話してた」とか、アドラーさんの立場が。。。

コベントリーって?とアドラーさん。
第2次大戦中の噂だ。
敵の暗号を解読、コベントリー爆撃計画を知ったけど暗号解読を敵に知られるのを伏せるために、爆撃を放置
と、シャーロックはきちんと説明しますが突然「誰かいたことは?」と聞かれ「はい?」となるシャーロック。
アドラーさん、「夕食を」とシャーロックの手の上にそっと手を重ねます。
シャーロックもアドラーさんの手首を触って何か良い雰囲気。

と、その時ハドソンさんの呼び出しが。

マイクロフトの部下が来ました。
彼はシャーロックに例のボンド・エアの搭乗券を渡し、一緒に来るように言います。

タラップのところで窓から落ちた(落とした)CIAに迎えられ機内に入って行きます。
薄暗い機内の中にはたくさんの乗客が座っていましたが様子がおかしいので近づいてみるシャーロック。
乗客はみな死人でした。

そしてマイクロフト登場。
「テロに狙われているフライトに死者を乗せて爆発させればテロリストは満足し、死者も出ない。これが政府の解決策だ」

「お前はこれの近い所にいたんだ」
そう言われて思い返すシャーロック。
おばあちゃんに会えなかった少女たち。
そして解決できなかったトランクから出てきた死人はドイツ政府が同じことをした時に乗り遅れた死人の乗客でした。

「しかし」
マイクロフトは続けます。
「このフライトは中止になった。テロリストにこちらの状況が漏れてしまった。長年の計画がすべて台無しだ。」
ここでシャーロックは「防衛省の役人が・・」と気づきます。
「自分をひけらかしたい孤独でウブな男。彼をたぶらかす利口な女。」
マイクロフトの言葉に「役人の管理の徹底をしろ」とシャーロックが返しますが、
「お前の事だ、シャーロック」とマイクロフトが珍しくちょっとだけ声を荒げます。

「使い古された手口だぞ、いつもの洞察力はどうしたんだ。」とマイクロフトに言われ、
「バカらしい」と答えると「そうか?暗号の解読にかかった時間は?」とマイクロフトが聞きます。
「5秒とかからなかったわ」シャーロックの後ろから声がします。
答えたのはアイリーン・アドラーでした。

「お兄さんに話があるの」とシャーロックをスルーしマイクロフトに近づくと取引を持ち掛けます。
アドラーさんの材料は携帯に入っている国家転覆ものの情報でした。


「データは抜き出せる」
アドラーさんの携帯を前にしながらマイクロフトが言うと、アドラーさんはその仮設はシャーロックが検証済だと言います。
そういえばバーツでX線かけてましたよね、シャーロック。

「シャーロックに6ヶ月与えた」
アドラーさんの言葉に思わず目を閉じるシャーロック。
そのためにクリスマスの夜に携帯を送ったんですね。完璧すぎます、アドラーさんの計画。

携帯は無理に開けようとすると爆発するとかパスワードは二つあり入力するとロック解除するものと、
破壊するものがあるから無理に吐かせてもどちらかわからない。
仮説を立てるマイクロフトにアドラーさんはシャーロックに回答させます。

完璧な答えに「首輪をつけて飼いたいわ」と称賛。アドラーさん、気持ちはわかりますw

そして彼女はマイクロフトに「安全の保障もしてね」と要求リストを渡します。
慎ましい金額と言ったらウソになるわね、と言われながらリストを見るマイクロフトの表情が秀逸です!


「君は完璧だな。部下に見習わせたい」マイクロフトが言うと、
「私だけの力じゃないの。助けがあったのよ」とアドラーさん。
「ジム・モリアーティがよろしくと言ってたわよ」


「私にも接触してきた」とマイクロフト。
「コンサルタント犯罪者がホームズ兄弟について助言をくれたわ。あなたたちをこう呼んでた。」
アドラーさんがマイクロフトに向かって言います。
「アイスマン」
そしてシャーロックの方を見ながら、
「ヴァージン」
シャーロックのヴァージン説を決定づけた(かもしれない)発言でした(笑)

「見事だった」マイクロフトの言葉に突然シャーロックが否定します。
「はい?」と言うような表情のお二人。


すごく半端ですがその11に続きます。



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