That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

A Study in Pink Audio Commentary その1

2018-02-26 12:45:08 | Sherlock S1E1 Commentary
「ピンク色の研究」のコメンタリーです。

リクエストを頂きましてコメンタリーを振り返ろうと思い、
日本語字幕にはない表現があるかもしれないと原文を探しましたが
英語字幕がないんですよね・・・UK版にも。

リスニング力が皆無な私にモファットさんの英語は宇宙人にも等しいので
角〇様の日本語字幕DVDから引用させていただくことにしました。

合間に少しずつですが、振り返っていこうと思います。

Next → A Study in Pink Audio Commentary その2


今回のコメンテーターはモファティスとスー・バーチューの3人。
冒頭はそのご紹介となぜ現代版を作りに至ったかの説明しています。
話す割合はゲイティス御大40% スーさん5% 
残りモファットさんじゃないかと思うくらいモファティス熱く語っています。


「アイデアはカーディフ行きの電車の中での会話から。
お互いシャーロック・ホームズのいろいろな情報を交換をしている中で、
やっぱりベイジル・ラスボーンとナイジェル・ブルースの映画が最高だよね。」
そんな認識で一致したようです。
そして、どうして現代版を最初にやろうと考えたのが他の人だったのかと文句を言ったらしいです。

「傘を取りに行き死んだ青年はジェームズ・フィリモアだよ。」
これはソア橋に出てくるホームズの未解決事件のひとつです。


「60分のパイロット版を製作したところBBCが絶賛し、90分のミニ映画シリーズにしようとなった。
シャーロックとジョンというキャラクターはすごく存在感のあるキャラクターだから
彼らの事や友情を描こうとすると謎解きがなくなるよ。」
って、この時点で言ってたのに・・・・・

「テキストをテロップにするアイデアは監督のポール・マクギガンのアイデア。
ポールは最高なんだ。」←ホントにねー。カムバックしてほしかったです。


「レストレードは最初「Inspector Lestrade」にしてたけど
マークが夜中の3時に突然、「D.I. Lestrade.」だ!と気づいたんだ。」
昔は「Inspector」だけだったのでしょうか。現在はほぼ「Detective」ですよね。



スタンフォードと再会する場面。
パイロット版ではクライテリオンで撮影できましたが今回は公園。
小ネタでコーヒーのカップに「criterion」を入れたそうです。


シャーロック初登場は安置所で遺体にムチを打ちつける場面。


「老人の遺体を打ちつけるヒーローを日曜日のゴールデン枠で登場させるのは滅多にないよ。」とモファットさん
「オール・クリーチャーズ・グレート・アンド・スモール以来だね。」と御大。
↑何かと思ったら獣医さんの実体験をもとにしたドラマなんですね。
日本語字幕も「獣医ドラマ」になってました。


「ドイルは聡明な作家。
40年間ずっと同じシリーズを書いた。
晩年ストーリーの質はやや落ちたけど見事に変化はなかったよ。
ドイルは「傑作ではないが最善を尽くした作品だ」と後期の作品に対して言っている。」


「「ソア橋」は晩年の秀作だ。
作品を並べてみるとどれを28歳で書いてどれを60歳で書いたのか見分けがつかない。
ほとんどキャラクターに変化を加えなかった。」



「天才的だと思うのは60作品中一度だけある瞬間を描いている事、
ホームズとワトソンの純粋な愛情を表す場面があるんだ。
「3人ガリデブ」でホームズが「ケガはないな?」と言う。間違いなくその1度だけじゃないかな。」


「表面上は探偵物語だけど実は友情を描いた物語なんだ。
男の友情が描かれることは少ない。「僕たちは友達同士」なんて男は言わない。
その友情を描くのを僕は楽しんでいるよ。
表立ったテーマではないが慕いあうふたりの男の友情は重要な裏のテーマだ。」byモファット。



続きます。


あらためてこのあたりの言葉を聞くと、
わかっていてもやらかしてしまうものなのかと、そこが創作の難しさなんでしょうか。
40年間キャラクターを変化させない難しさは素人の私でも想像できます。

人は年を重ねるごとに考え方も変わりますし成長もします。
環境によって信念や志向も変化しますし、
無意識に、或いは意識的にそれをキャラクターに投影してしまうこともあります。
そんな作品を何度も目にしてきました。

今更ですがホームズが今でも愛されている大きな理由のひとつですよね。

初めてコメンタリーを聞いた時に
「ホームズとワトソンの純粋な愛情」って!と腐り気味の私が食いついた言葉です。
私はこのドラマから原作に入りました。
だからこの時は本当の意味がわからなかったのですが原作を読みついに理解したのです!(大げさ)



ラストのコメント、モファットさんはこんな事まで言ってたんですね。
すっかり忘れていましたがさすが腐男子。
でもこの熱意は確かに伝わってましたよ。
S2までは・・・・(涙)

この頃のモファットさんはどこに行ってしまったのでしょうか。
本人に聞かせたいです。
こんなに期待させといて詐欺ですか。


コメンタリーも何度も聞いたのに結構忘れているもんですね。
日ごろの不満は置いといて、↓こんな心境で楽しみたいと思います。


パディントン2

2018-02-23 21:44:52 | 映画+SFファンタジー
Paddington 2


Directed by Paul King
Produced by David Heyman
Written by Paul King Simon Farnaby
Based on Paddington Bear by Michael Bond

この日、フィギュア男子フリーが午後からだったので
待ち合わせまでずっとNHKのライブ配信を見ていたごるちゃんと私。
映画開始が14:15なので何とかギリギリ昌磨くんまで見ることができました。

待ち合わせ場所までの移動中はツイッターで追いかけていましたが
羽生竜王が藤井くんに負けた、というニュースもあり、紛らわしいったら。
いやしかし、藤井くんはすごいですね。中学生ですよね。ひえー。

ごる解説員によると金銀で間違いないとの事だったので
興奮しつつも素早く気持ちをパディントンに切り替えました。

この日はスカイツリーも金色に。

(Rちゃん、画像ありがと)

パシュートで金メダルを取ったので昨日の東京タワーもオリンピックスペシャルでした。
歩道橋の上から撮りましたが階段で息が切れてブレッブレ・・・



前置きが長くなりましたがパディントン2です。

部員は私以外はみんな1を観ていませんが違和感なく楽しめたそうです。
が、もちろん1を知っているに越したことはないので少しおさらいさせてください。

まずは1と2共通のキャラクター。
左:ヘンリー・ブラウン役のヒュー・ボネヴィル。
ヘンリーのキャラクターはダウントンアビーの伯爵の延長線上にある感じです。
口うるさいけど頼りになるお父さんを演じさせたら英国イチではないでしょうか。
いつ見てもかわいいおじさまです。
右:メアリー・ブラウン役の サリー・ホーキンス
メアリー、すごく天然ですがこの方の雰囲気はすごく好きです。
普段はお花畑ですが必要な時に正しい事ができる強い女性です。


左:バード夫人役のジュリー・ウォルターズ。
実は私、1の時はまったく気づきませんでしたが、
「ハリー・ポッター」のモリー・ウィーズリー、つまりロンのお母さんですやん。
右:ジュディとジョナサン姉弟。マデリン・ハリスとサミュエル・ジョスリン。


左:カリー氏役のピーター・カパルディ。
ドクター・フーの12代目ドクターです。12代目は全然観れていません・・・
右:サミュエル・グルーバー役のジム・ブロードベント。
現在はGoTでサムの師匠役を演じています。


左:ルーシーおばさん。声はイメルダ・スタウントン。
ハリーポッターに出てくる魔法省のピンクなドローレス・アンブリッジを演じた方です。
右:パディントン。声はベン・ウィショー。
ダニエル・クレイグ版007でQを演じた他、ホロウクラウンでリチャード2世も演じています。


↓007より。


パストゥーゾの画像はありませんが声を担当しているのはマイケル・ガンボンです。


事の発端はある英国人の冒険家がペルーに行ったときに出会った熊のパストゥーゾと意気投合。
すっかり英国びいきになったパストゥーゾは妻のルーシーと小熊のパディントンとともに英国に行く日を夢見ていました。
彼らの好物はマーマレード。英国人はマナーが良いと信じていました。
(夫妻の名前は英国人の探検家がつけていますがパディントンにはありませんでした。
その後、ロンドンのパディントン駅にいた事からメアリーが名付けました)


ところがある日ペルーを襲った巨大地震でパストゥーゾが死んでしまいます。
ルーシーは老くまホームに入る決心をしパディントンにパストゥーゾの赤い帽子をかぶせるとロンドンに旅立たせます。

ロンドンでグラウン家を出会い、いろいろありましたが最後はもちろんハッピーエンド。

ブラウン家は両親と息子と娘、そして家政婦さんがいる理想的な家庭ですが、
度々、「ホーム」とは家の事じゃない、家族の事なんだという話が出てきます。
ブラウン家もパディントンをきっかけに本当の「ホーム」になっていきます。


ストーリーは単なるファンタジーではないようです。
どんなに礼儀正しくしていても熊と言うだけで誰にも受け入れてもらえない、
それは現代の人種などマイノリティの問題に通じています。

これはラストでパディントンがルーシーおばさんに書いた手紙です。

Mrs Brown says that in London everyone is different, and that means anyone can fit in.
I think she must be right - because although I don't look like anyone else, I really do feel at home.
I'll never be like other people, but that's alright, because I'm a bear. A bear called Paddington.
(ロンドンの住人はみんな変わっているとミセス・ブラウンが言っていました。つまり誰でも溶け込めるという事です。
彼女は正しいと思います。だって僕も他の人とは違いますがとても居心地がいいです。
僕は他の人たちのようにはなれませんが、でもそれでいいんです。僕は熊だから。パディントンという名の熊だから。)

でもこれはどちらか一方の努力だけではどうにもなりません。
受け入れる側も受け入れてもらう側もどちらも相応の努力は必要です。
パディントンがブラウン家とうまくいったのはパディントンが英国の礼儀を重んじ、
そして誠実であったことに他ならないと思います。

そして、2です。

前回の悪役はニコール・キッドマンでした。


今回はヒュー・グラント。
落ち目の役者、ブキャナン役でしたが何かもうノリノリでした。
これとか。


これとか。


これも。


その正体はこれ。イケおじです。


これも。ヒューさんヒューさん。



冒頭はパディントンがなぜパストゥーゾたちと暮らすようになったのか、の場面から始まります。


そして現在。ロンドンのウィンザー・ガーデンで暮らすブラウン家とパディントン。
お約束の「ひとつのうっかりが大惨事」も健在ですが善良な人たちとパディントンとの平和な日々が過ぎていきます。

パディントンはアンティークショップで一冊の絵本を見つけます。


それはロンドンの名所が書かれた飛び出す絵本(Pop up bookって言うんですね)で
パディントンはもうすぐ誕生日を迎えるルーシーおばさんに贈りたいと決心し、
世界に一冊しかない貴重で高価な絵本を買うために窓ふきのアルバイトをします。


この窓ふきが最高に可愛くてですね。
モフモフを活かし、全身を使って拭いていくんですよ。うちの窓も拭いてほしい。


しかしアンティークショップに泥棒が入りその絵本が盗まれてしまい、
それを目撃したパディントンが犯人にされ刑務所に入れられてしまいます。
このあたり、ちょっと「グランド・ブダペスト・ホテル」を彷彿させました。


パディントンは刑務所の囚人たちも味方につけます。
そしてブキャナンを捕らえ汚名を晴らす事に成功します。
(↑クライマックスなのに1行で終わらせてしまいました。)

ここでヒュー・ボネヴィルのまた裂きギャグがあるのですが、
油断していたせいもあって本気で吹き出しました。
しかもその場面が終わっても思い出し笑いがとまらなくてとにかく必死にこらえました。

ルーシーおばさんの誕生日に絵本はプレゼントできなかったけど
みんなの協力でルーシーおばさんをロンドンに招待し、
パディントンは絵本の代わりに本物のロンドンをプレゼントすることができました。
一方、ブキャナンも刑務所でミュージカルを披露しつつ楽しそうに過ごしていました。

みんながハッピーエンドを迎えましたとさ。おしまい。

パディントンを見ると何となく魂が浄化されるような気分になるので
会社の人たちにもおススメしています。わりと本気で。

パディントン2ではこの言葉が印象的でした。

「親切な人に世の中は優しい」

原文はこれです。
「If we're kind and polite the world will be right.」
意訳するとこんな感じ?
(僕たちが礼儀正しく親切心をもって接していれば世界は正しい方向に向かう)

なかなか深い言葉です。
つまり、みんなが礼儀を重んじ他人に親切にしていれば世の中は良くなるわけです。
すごい正論です。その通りなんです。
そして親切に接していれば必ず自分に返ってきます。
情けは人のためならず。かさじぞう。よくわからん・・・・

パディントンは挨拶ができる子ですが挨拶もとても大切ですよね。
みんなが挨拶する街は犯罪が少なそうです。特に軽犯罪は起きなさそう。
ハインリッヒの法則じゃないけど、重大な犯罪は軽犯罪の積み重ねの場合もありますしね。

だから、
パディントンの言うような世の中になればいいなと。
そう思えるほど観た後は心が洗われます。(どれだけ心が汚れているのか、私)
素直に笑って泣ける映画でした。難しい事は考えずにね。
しかしヒューさんのまた裂きは今でも思い出すと笑えます。


あ、忘れてはいけない、パディントンといえばこれ。
このパディントンの衣装はベネディクトが考えました。ホームズです。


それではこの辺で。

Sherlock クイズ その5 The Hounds of Baskerville

2018-02-21 17:41:59 | Sherlock Topics 2018
今日は221Bの日ですね。


先日、ふとなつかしくもRadioTimesのシャーロッククイズを見かけて、
このクイズシリーズ(?)バスカヴィルはまだトライしていなかったので何年かぶりにやってみました。


以前のものはこちらから。

Sherlock クイズ その1 from RadioTimes

Sherlock クイズ その2  A Study in Pink

Sherlock クイズ その3  The Blind Banker

Sherlock クイズ その4  The Great Game

元記事です。
Sherlock quiz five – The Hounds of Baskerville


1.冒頭の場面のSpeedy's café のウィンドウに飾られているエピソードタイトルにまつわるジョークとは?


2.最初の登場時、シャーロックは何を手にしていますか?


3.暗闇の中で光るうさぎの名前は?


4.ヘンリー・ナイトを演じているのは誰?


5.ヘンリーが最初にハウンドに遭遇したダートムーアにある場所の名前は?


6.シャーロックによると、ハドソンさんのボーイフレンド、Mr.チャタジーの隠し妻がいるふたつの場所とは?


7.ヘンリーナイトが夢の中で見るふたつの単語は?


8.ツアーガイドがシャーロックとの賭けに勝ち、ハウンドが本物だと説得させた方法は?


9.地元のパブの名前は?


10.バスカヴィル研究所のラボにひとり残されたジョンはドアに貼ってある手書きの張り紙を読んだあと、
その部屋には入らないと決めた。ドアにはなんて書いてあった?





以下、回答です。











1:ペアのnodding dogs(首振りわんこ)


2:銛


3:Bluebell(ブルーベル)


4:ラッセル・トーヴィー


5:Dewer's Hollow(デュワーズホロウ)


6:ドンカスターとイスラマバード


7:「Liberty」 「In」


8:石膏で巨大な足跡を作った。


9:The Cross Keys


10:“Keep out unless you want a cold!”「風邪をひきたくなければ入るな!」



以上です。久しぶりのバスカヴィル、何問できました?
5と6は字幕版には出てこなかったかもですが・・・・

バスカヴィル名物(?)バスカ顔はこちらで堪能できます。
Sherlock 2-2 The Hounds of Baskerville その7

シャーロックエピソードランキング

2018-02-19 11:23:25 | Sherlock Topics 2018
先日、Radiotimesが募集していたエピソードランキングの結果が出たようです。
S4放送後初のランキングだと思いますのでちょっとまとめてみました。
私のえらそうなコメント付きです。


元記事です。
Every Sherlock episode RANKED

13位
六つのナポレオン
The Six Thatchers


やっぱり?(笑)
酷評されて反論もしてましたがどう見てもスピンオフだもん。
この結果をふまえてモファティスにはとにかく反省してほしいです。


12位
死の暗号
The Blind Banker


このエピソードはいつも最下位で私は悲しいです。
ストーリーは面白くないけど、萌えポイントがてんこ盛りなんです!!
画像もどれを貼ろうかいつも悩みます。・・・と思う私は少数派なんですね(泣)


11位
忌まわしき花嫁
The Abominable Bride


この話は本編と完全に切り離して欲しかったのが本音ですしモリアーティ出すぎ(笑)
せっかくビクトリアなんだからオリジナルストーリーよりも原作をアレンジしてほしかったです。


10位
バスカヴィルの犬
The Hounds of Baskerville


これが10位も納得いかない私。
ストーリーは面白くないけど、萌えポイントがてんこ盛りなんです!←しつこい
シャーロックとジョン、そしてレストレードも良かったし
弟に甘いツンデレお兄ちゃんも最高でした。


そしてバスカヴィルといえばこのシャーロックですよね、Yam Yamさん。


9位
最後の誓い
His Last Vow


最後の問題より下なのがちょっと不思議です。
マグヌッセンの扱いが勿体ないくらい微妙でしたけど
いろいろと考察(妄想?)もできたしS4を思えば面白かったと言えましょう。

ただS4の視聴率が低かったのは3でファンが離れた事もありますが
その一因にはメアリーの謎チート設定とあれ?なストーリーの展開ですしね。


8位
空の霊柩車
The Empty Hearse


ライヘンバッハから2年。
これほどファンの考察が盛り上がったドラマもあまりないですが、
考察をすればするほど真逆に進むモファティスの性質が露呈したエピソードかも(笑)


7位
最後の問題
The Final Problem


この順位は放送してからまだ1年だしこれが最後だしファンサービスのようなラストだったから?(暴言)
また愚痴っぽくなりそうなのでこの辺でやめておきます・・・・



6位
三の兆候
The Sign of Three


結婚式のシーンのために作られたエピソードだと言っていましたが、
私は結構好きなんです、このエピソードは。
遊びもあるし萌えポイントもあるし(ここ大事)
ただ、「3」という数字ありきで設定したとしか思えないメアリーの妊娠がとっても残念でした。


5位
グレートゲーム
The Great Game


もっと上位かと思っていました。
今となっては貴重なシャーロックとジョンの探偵と助手の場面が、
随所に見られる数少ないエピソードです。


4位
臥せる探偵
The Lying Detective


トビーさんの怪演のせいだと思いたい。決してあの場面のせいではないと思いたい・・・
S4のエピソードがこんなに上位にくるとは。
でも確かにこのエピソードは評判良かったんですよね。
E1が残念だったからその反動もあるかも。



3位
ピンクの研究
A Study in Pink


3位かよ(すみません)
とはいえ安定のベスト3で安心しました。
やはり原点ですよね。いつ観ても楽しいです。



2位
ベルグレービアの醜聞
A Scandal in Belgravia


人気高いなあといつも思います。
テンポも良いし見どころ満載だしファンサービスも大盛りだしシャーロックは美人だし。


1位
ライヘンバッハヒーロー
The Reichenbach Fall


1位これなんですね。ちょっと意外。
でもシャーロックとジョンの関係、そしてシャーロックを取り巻く人たちとの関係の描写が
すごく良かったと思いますしいつか乗り越えなければいけない壁を描いたんだと思います。

手錠で逃走はファンフィク界のレジェンドとなったとかならないとか。
↓こんな遊びもありました。


Sと1と2はブログとの連携も良かったし、ワクワクするような伏線も散りばめられていました。

ここでS3から作り直してほしい。と言う思いを込めた画像を貼ります。、


偉そうなコメントで本当にすみません。
文句ばかり言っていますがシャーロックの話題はどんな形であれ楽しいです。

The Child in Time その4

2018-02-17 09:40:20 | The child in time
The Child in Time

Director: Julian Farino
Writers: Stephen Butchard (adaptation), Ian McEwan (based on the novel by)

Previous → The Child in Time その3
Next → The Child in Time その5

今回、セリフはほとんどなくほぼ画像だけになっています。
状況説明は難しいですね。


スティーヴンはジュリーに会うための家を出ます。
今回もきちんとドアに張り紙をしています。
常に心は「ケイト」でいっぱいのようです。


電車の中。


仲の良いカップルを見てジュリーとの幸せな日々を思い出しています。


過去に戻ります。

ピアノを弾いているジュリー。
スティーヴンが戻ってきたので声をかけます。

J:あの子はみつかってないの?
S:ピアノの演奏か。

スティーヴンは質問には答えずにそれだけ言うと自室に戻ります。


ジュリーが追いかけてきます。

S:どうしてほしい?諦めて欲しいのか?
J:そうよ。諦めて欲しいわ。だってあなたはいつも私を失望させるから。
あの子を連れて帰ってこないしあなたは飲んでばかり。
S:僕もそう思うよ。


J:もうここにはいられないわ!

ジュリーが叫びます。


駅に着きジュリーの家に向かいますが、
その時、黄色のコートを着た女の子が目の前を走り去ります。


後を追いかけるスティーヴンですがぬかるみに足を取られ転倒してしまいます。
追いかけるのはあきらめ元来た道を戻ります。


しばらく歩いていると突然目の前に建物が現れます。


「ベル」という名のパブにスティーヴンは見覚えがありました。
吸い込まれるように建物に近づき窓から中を覗きます。


カップルがビールを飲みながら楽しそうに話しています。
男性がおかわりを買いに席を外すと女性がスティーヴンの方を見ます。


女性はスティーヴンをじっと見て、そして微笑みかけます。
ハッとするスティーヴン。
その時、スティーヴンの携帯電話が鳴ります。
ジュリーからでした。

S:ああ、つ・・着いたよ。
J:どこ?
S:左に曲がる代わりに右に曲がって村についたよ。
J:サイテーなやつね。
S:違うんだ、とにかくすぐに行くよ。あとどのくらい?
J:10分くらいよ。大丈夫なの?
S:え?ああ、うん、まあ。僕は、サイテーなんだ。
J:Kettle's on.



続きます。

なぜ建物が現れたのか、あの女性は誰なのか、さっぱりわかりません。
このドラマは原作知らなくても理解できるのでしょうか。

と、いうわけでとうとう(笑)原作を少しだけ読みました。

もしかしたらネタバレになるのかもしれませんが、





あのカップルはスティーヴンの若い時のご両親で女性はお母さんのようです。
IMDbで確認したので間違いはないと思います。
つまりスティーヴンはタイムトラベルをしているって事なのかしらね。

何度か「Kettle's on.」というセリフが出てきますが、
慣用句かと思い調べてみましたが何も出てこないんです。

今のところ重要な場面では使われていないのでスルーしていますが、
(重要な場面で使いような言葉ではなさそうですけど。。。)