原題:A Scandal in Belgravia
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2a/fb0b8358bcb8becad0e1ddb059d6b984.jpg)
その6の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
セント・バーソロミュー病院。
シャーロックとマイクロフトがアドラーさんの死体を確かめに来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/aa/c6885866640dea3abc34ce606d03adde.jpg)
「顔が潰されているから確認が難しいかも」
モリーが言うとシャーロックは「身体を見せて」と言いモリーがシーツをめくるとざっと検分し
「彼女だ」と言うとモルグから立ち去ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/08/c5c31c99bacfca573802adb130988fcc.jpg)
「身体をみてわかるなんて」ショックを受けるモリーちゃんでした。
「1本だけ」
マイクロフトがシャーロックに煙草を差し出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d7/51ea94eec914d53e07e3ebeb32df62d7.jpg)
「何で?」
「クリスマスだからな」
禁煙中のシャーロックでしたが吸っちゃいます。
「なぜ死んだとわかった?」
「命がかかっている携帯を手放したから」
「その携帯は今どこに?」マイクロフトの問いにシャーロックは答えず、別の部屋にいる家族を見ながら
「見ろよ、家族で思いあってる。僕たちには何か問題が?」と言います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8b/89ddacd4d61c814ac2a1692b0645e041.jpg)
「あらゆる命は終わりあらゆる心は傷つく。思いやりは有益ではないよ、シャーロック」
マイクロフトの言葉にシャーロックは煙草に「低タールだ」と文句を言いながら、
「メリークリスマス、マクロフト」と立ち去ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/46/c034290c73ca45863a7e2c4300e52a85.jpg)
「And Happy new year」
このエピソードが好きな理由のひとつがこの兄弟のシーンが多いからなんです。
会話は殺伐としてますが(笑)
なかなかふたりだけのシーン、ないですよね。
マイクロフトはシャーロックが立ち去るのを確認しながら携帯電話を手にします。
相手はジョンでした。
煙草吸ったよ、マズイな。部屋を探したけど薬は出てこなかった。などハドソンさんも含め
みんなシャーロックを心配しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ba/adbc0d5a0ba41e4936b9f35b12e03931.jpg)
弟の行動は読めないから今夜は見張ってて、とジョンに命令、いえお願いするマイクロフト。
何だかんだとマイクロフトもお兄ちゃんです。
困ったのはジョンでした。
彼女は来ているし、クリスマスの夜だし、見張れと言われても。
「ごめん」謝るジョンに彼女が言います。
「あなたは評判と違って良い彼氏だわ。シャーロック・ホームズにとってはね」
怒って帰ろうとする彼女に「君のためにも何でもする。今度犬の散歩もするよ」とフォローするジョンですが、
「私は犬なんか飼ってないわ」
最低です、ジョン(笑)しかし「評判」て?どこの評判?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/96/31a5c0451c61c3245997188b74893d18.jpg)
翌朝。
バイオリンを奏でながら作曲をしているシャーロック。
ハドソンさんの作った朝食にも手をつけていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a1/79114250ee420b2562052ee6a8fc8cc3.jpg)
「何を考えてる?」ジョンが聞くとシャーロックは突然、
「ブログのカウンターは1895のままだ。ハッキングのメッセージかも」
そう言うとアドラーさんの携帯のパスワードに「1985」と入力します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/30/394f3fdb679e3c46e15f7c80bd69e797.jpg)
エラーになりました。あと3回間違えると無効になってしまいます。
このアドラーさんの携帯の画面。
「I AM □□□□ LOCKED」□のなかの4ケタに数字か文字を入れるとロックが解除されるのですが、
この画面を待受けに使っている方多いでしょうね。実は私もです。
外出しようとジョンが外に出ると女性が話しかけてきます。
「大みそかの予定は?」そう聞かれ「何もないよ」と答えるジョン。初対面なのに(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6d/f4f87bbfb7b7ed958def4e605f81a1ea.jpg)
そこに黒いジャガーがジョンの前に止まったのでがっかり。
「マイクロフトは何でこんなに手間をかけるんだ」
ジョンを乗せたジャガーは工場のような建物の中で止まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3c/92a739d8807ab3688d0e93987652f289.jpg)
「シャーロックは食事もしないで悲しい曲を作ってる。」近況を叫びながら中に入っていくと、
待っていたのはマイクロフトではなくアイリーン・アドラーでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a0/fdcddf82d631c013ad85d64483d57c59.jpg)
「Hi,ドクターワトソン」
ジョンは驚きながらも冷静に対応します。
「彼に言えよ」
「言ったら追ってくるわ」
「僕が追うぞ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/84/452b941f38f1392825b71cc892bfe5fe.jpg)
死体やDNA鑑定の偽装は顧客のおかげ、姿を消したかった、と説明するアドラーさんに
「じゃあ、何で僕に会うんだ」
「携帯を取り戻したいの」
ジョンは怒ります。
「生きていると彼に言えよ。僕は力は貸さない」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/df/0d73a5056ec64de00c748fecc74f6ea2.jpg)
「できない。何て言えばいいの?」アドラーさんが言うとジョンはとうとうブチきれます。
「メールではいつも何て言ってるんだ?」 そこ?そこなの?ジョン(笑)
アドラーさんはメールを打ちながら
「夕食を一緒にどう?お腹はすいてないけど」とジョンの顔を見れば
「そうやってシャーロック・ホームズといちゃついていたのか」と更に激昂。やっぱりそこに怒ってるの?ジョンは。
「返信はないのよ」
「彼はすべてにオチをつける。決定的な一言を言ってしまうんだ」
「じゃ、私は特別?妬いてるの?」
「僕たちはカップルでは」とジョンが否定しようとするとアドラーさんはきっぱり。
「カップルよ」
そして「私は生きてる。夕食を」とメールを送ったわと言いました。
「シャーロックは知らないけど僕はゲイじゃない」とジョンが言えば「そう?私はゲイよ」とまたもきっぱり。
そして「私たちは彼に・・・」と言いかけたときアドラーさんのセクシーボイスが聴こえてきました。
シャーロックが近くにいました。
追いかけようとするジョンにアドラーさんが制止します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7f/f63a5a02f66cd245c11cfdba46957eb2.jpg)
「私なら追いかけないでおくけど、どう?」
ジョンは無言のまま立ち止まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/89/865e7ec94dce5c7a60f2bde3b8373f82.jpg)
ジョンの言い分を要約すると、
「シャーロックはヴァージンだから遊ばないでくれ」という事なんでしょうけど、もちろんジェラシーもあるんでしょうね。
今まで自分だけが特別だったのに、という独占欲のような感情でしょうか。
アドラーさんはいろいろと見抜いている感じもいいです。
この二人の会話はいろいろと面白いのでもっと見ていたいわ。
その8に続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/2a/fb0b8358bcb8becad0e1ddb059d6b984.jpg)
その6の続きです。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
セント・バーソロミュー病院。
シャーロックとマイクロフトがアドラーさんの死体を確かめに来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/aa/c6885866640dea3abc34ce606d03adde.jpg)
「顔が潰されているから確認が難しいかも」
モリーが言うとシャーロックは「身体を見せて」と言いモリーがシーツをめくるとざっと検分し
「彼女だ」と言うとモルグから立ち去ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/08/c5c31c99bacfca573802adb130988fcc.jpg)
「身体をみてわかるなんて」ショックを受けるモリーちゃんでした。
「1本だけ」
マイクロフトがシャーロックに煙草を差し出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/d7/51ea94eec914d53e07e3ebeb32df62d7.jpg)
「何で?」
「クリスマスだからな」
禁煙中のシャーロックでしたが吸っちゃいます。
「なぜ死んだとわかった?」
「命がかかっている携帯を手放したから」
「その携帯は今どこに?」マイクロフトの問いにシャーロックは答えず、別の部屋にいる家族を見ながら
「見ろよ、家族で思いあってる。僕たちには何か問題が?」と言います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8b/89ddacd4d61c814ac2a1692b0645e041.jpg)
「あらゆる命は終わりあらゆる心は傷つく。思いやりは有益ではないよ、シャーロック」
マイクロフトの言葉にシャーロックは煙草に「低タールだ」と文句を言いながら、
「メリークリスマス、マクロフト」と立ち去ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/46/c034290c73ca45863a7e2c4300e52a85.jpg)
「And Happy new year」
このエピソードが好きな理由のひとつがこの兄弟のシーンが多いからなんです。
会話は殺伐としてますが(笑)
なかなかふたりだけのシーン、ないですよね。
マイクロフトはシャーロックが立ち去るのを確認しながら携帯電話を手にします。
相手はジョンでした。
煙草吸ったよ、マズイな。部屋を探したけど薬は出てこなかった。などハドソンさんも含め
みんなシャーロックを心配しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ba/adbc0d5a0ba41e4936b9f35b12e03931.jpg)
弟の行動は読めないから今夜は見張ってて、とジョンに命令、いえお願いするマイクロフト。
何だかんだとマイクロフトもお兄ちゃんです。
困ったのはジョンでした。
彼女は来ているし、クリスマスの夜だし、見張れと言われても。
「ごめん」謝るジョンに彼女が言います。
「あなたは評判と違って良い彼氏だわ。シャーロック・ホームズにとってはね」
怒って帰ろうとする彼女に「君のためにも何でもする。今度犬の散歩もするよ」とフォローするジョンですが、
「私は犬なんか飼ってないわ」
最低です、ジョン(笑)しかし「評判」て?どこの評判?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/96/31a5c0451c61c3245997188b74893d18.jpg)
翌朝。
バイオリンを奏でながら作曲をしているシャーロック。
ハドソンさんの作った朝食にも手をつけていません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/a1/79114250ee420b2562052ee6a8fc8cc3.jpg)
「何を考えてる?」ジョンが聞くとシャーロックは突然、
「ブログのカウンターは1895のままだ。ハッキングのメッセージかも」
そう言うとアドラーさんの携帯のパスワードに「1985」と入力します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/30/394f3fdb679e3c46e15f7c80bd69e797.jpg)
エラーになりました。あと3回間違えると無効になってしまいます。
このアドラーさんの携帯の画面。
「I AM □□□□ LOCKED」□のなかの4ケタに数字か文字を入れるとロックが解除されるのですが、
この画面を待受けに使っている方多いでしょうね。実は私もです。
外出しようとジョンが外に出ると女性が話しかけてきます。
「大みそかの予定は?」そう聞かれ「何もないよ」と答えるジョン。初対面なのに(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/6d/f4f87bbfb7b7ed958def4e605f81a1ea.jpg)
そこに黒いジャガーがジョンの前に止まったのでがっかり。
「マイクロフトは何でこんなに手間をかけるんだ」
ジョンを乗せたジャガーは工場のような建物の中で止まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3c/92a739d8807ab3688d0e93987652f289.jpg)
「シャーロックは食事もしないで悲しい曲を作ってる。」近況を叫びながら中に入っていくと、
待っていたのはマイクロフトではなくアイリーン・アドラーでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a0/fdcddf82d631c013ad85d64483d57c59.jpg)
「Hi,ドクターワトソン」
ジョンは驚きながらも冷静に対応します。
「彼に言えよ」
「言ったら追ってくるわ」
「僕が追うぞ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/84/452b941f38f1392825b71cc892bfe5fe.jpg)
死体やDNA鑑定の偽装は顧客のおかげ、姿を消したかった、と説明するアドラーさんに
「じゃあ、何で僕に会うんだ」
「携帯を取り戻したいの」
ジョンは怒ります。
「生きていると彼に言えよ。僕は力は貸さない」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/df/0d73a5056ec64de00c748fecc74f6ea2.jpg)
「できない。何て言えばいいの?」アドラーさんが言うとジョンはとうとうブチきれます。
「メールではいつも何て言ってるんだ?」 そこ?そこなの?ジョン(笑)
アドラーさんはメールを打ちながら
「夕食を一緒にどう?お腹はすいてないけど」とジョンの顔を見れば
「そうやってシャーロック・ホームズといちゃついていたのか」と更に激昂。やっぱりそこに怒ってるの?ジョンは。
「返信はないのよ」
「彼はすべてにオチをつける。決定的な一言を言ってしまうんだ」
「じゃ、私は特別?妬いてるの?」
「僕たちはカップルでは」とジョンが否定しようとするとアドラーさんはきっぱり。
「カップルよ」
そして「私は生きてる。夕食を」とメールを送ったわと言いました。
「シャーロックは知らないけど僕はゲイじゃない」とジョンが言えば「そう?私はゲイよ」とまたもきっぱり。
そして「私たちは彼に・・・」と言いかけたときアドラーさんのセクシーボイスが聴こえてきました。
シャーロックが近くにいました。
追いかけようとするジョンにアドラーさんが制止します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7f/f63a5a02f66cd245c11cfdba46957eb2.jpg)
「私なら追いかけないでおくけど、どう?」
ジョンは無言のまま立ち止まります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/89/865e7ec94dce5c7a60f2bde3b8373f82.jpg)
ジョンの言い分を要約すると、
「シャーロックはヴァージンだから遊ばないでくれ」という事なんでしょうけど、もちろんジェラシーもあるんでしょうね。
今まで自分だけが特別だったのに、という独占欲のような感情でしょうか。
アドラーさんはいろいろと見抜いている感じもいいです。
この二人の会話はいろいろと面白いのでもっと見ていたいわ。
その8に続きます。
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