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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

THE 89TH ACADEMY AWARDS

2017-02-27 18:55:27 | BC_2017・2018
今日はアカデミー賞でした。
私はWOWOW契約をしていないのでいつもの通りツイッターの実況を見守っていました。
今年はジミー・キンメル司会だし、キャリー・フィッシャーの追悼もあったみたいなので
BSの放送は絶対に見ないとです。
ジミキン、冒頭からとばしていたみたいですね。時事ネタも盛り盛りで。

そして毎年の事ですがオスカーの貼るだけまとめです。

レッドカーペット。

ひさしぶりのヴィゴさん。年を召してもかっこいいです。




エマ・ストーンとフェリシティ。フェリシティはバレリーナ風でかわいいったら。


シャーリーズ・セロンとスカーレット・ヨハンソン。


ライアン・ゴズリング


エディくん。


そしてキャップとホークアイ。


キャップ。


プレゼンターとしても登場。
となりはキングスマンのガゼルを演じたソフィア・ブテラ。ガゼルは恐ろしかったですー。


ジミーVSマットまとめ。

ジミーキンのツイート。


マットのインタビュー。
「彼は才能ないけど、最高のライター達がいるからね」のような感じ?

プレゼンターとして登場したベンとマット。
しかし、紹介が
「2度のアカデミーを受賞したベン・アフレックとゲストです」とか
名前を言ってもらいないマット。
しかも、マットが話し出すと終了の音楽が鳴りすという徹底ぶり。最高。

これはグッドウィルハンティングの時ですかね。
若い、かわいー。


今年はラ・ラ・ランドが本命視されていましたが、ふたを開けてみれば苦戦でした。

コスチュームデザインはファンタスティックビーストでした。
これは嬉しかったです。すごく細部まで拘りを感じました。


主演男優がベン・アフレックの弟、ケイシーでした。
すぐにお兄ちゃんがかけより後ろのマットの嬉しそうでした。


主演女優はエマ・ストーン。


エマのスピーチを見守るライアンさんの目が劇中のセバスチャンのようだと話題に。
優しいですね。


そして作品賞の発表で前代未聞のアクシデントがありました。
プレゼンターは往年の大スターウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイ。


最初に発表されたのは「ラ・ラ・ランド」。
キャストやスタッフが壇上に上がりましたが、これが間違いだったと判明。
実際は「ムーンライト」でしたが、スタッフが誤って封筒を渡してしまったとか。
その封筒は主演女優賞の封筒らしいのですが、中を見たウォーレンがとまどっているのがわかります。


こちらはウォーレンの説明まで入っています。
変だな?と思ったらそこでちょっと止めてればよかったとは思いますが、
彼もとばっちりな感じでかわいそう。


それでもさすがアメリカはハリウッド、最後はきちんとまとめたみたいですね。

謝罪文が出たと記事がありました。
http://www.cinematoday.jp/page/N0089942

画像のまとめがこちらに。
http://eiga.com/official/oscar/photo/

そしてこれも毎年思うのだけど、
日本の上映が遅くて知らない映画が多いからイマイチ盛り上がらないの、どうにかしてください。

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その14

2017-02-25 18:59:09 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。



メアリーはモロッコにたどり着きました。
尾行されていないか気をつけながら市場を通り抜け銃を構えながら裏通りにある建物に入ります。


すると中から少年とシャーロックの声が聞こえてきました。
彼らはカードゲームで遊んでいます。
(Happy Familiesというカードゲームをやってるらしいです。)
少年と言いあいながらゲームをしているシャーロックです。


SH:ほかに誰を失うんだ?
Boy:Master Bunだよ。あとどのくらい待てばいいんだよ、Mr.ホームズ。
SH:多分僕がコンセプトをよくわかってないからじゃないかな。
Boy:コンセプトって?
SH:幸せな家族。
そう言ってシャーロックはメアリーを見て「Hi、メアリー」と挨拶します。


SH:旅行はどうだった?
MW:どうして・・・
SH:待って、メアリー。子どもがいるんだから。
MW:どうやってここまできたの?

シャーロックは少年に言います。
SH:すまないがお茶を淹れてくれないか?
Boy:いいよ。
SH:Thank you.

少年は立ち上がりメアリーを見ると挨拶をしながら部屋を出ます。

MW:どうやって私を見つけたの?
SH:僕はシャーロック・ホームズだよ。
MW:やめて、真面目に、どうやったの?私はランダムに動いていたのよ。
常にサイコロの目にゆだねてきたのに。


(↓以下、早口なセリフの部分はすごくいい加減な訳です。難しくてよくわかりません。
そしてこのセリフを一息で言い切ったベネディクトはやっぱりすごいわ。)

SH:メアリー、人間の行動はランダムではあり得ないんだ。
人間の心理上の不安が位置づける確率を理解すればいかなる性質の人間でも変数の数を大幅に減らすことができる。
無限とも思える無作為に発生する可能性を実行可能な最小数の変数に下げる方法を少なくとも僕は58通り知っている。


SH:だがそれらの方法はかなり難しくて、代わりに僕は・・・
メモリースティックの中に追跡システムを取り付けたんだ。
MW:最低!


メアリーを出し抜いて嬉しそうなシャーロック。

MW:ホント、やな奴。
SH:わかってるよ。それにしても君の顔ったらないな。
MW:確率の計算?
SH:信じただろう。
MW:可能な変数!
SH:うん。そのあたりはもうネタが切れかけてたんだ。


MW:メモリースティックとはね。

ジョンが部屋の奥から出てきます。

JW:そう、僕のアイデアだ。


夜。
ジョンとメアリーの会話です。


JW:AGRA
MW:ええ。
JW:頭文字だと言ったね。


MW:ある意味では真実よ。
JW:ある意味?嘘ばかりだな。
MW:I'm so sorry.
JW:君だけじゃない。
MW:え?
JW:アレックス、ガブリエル、エージェイ・・・君は「R」。

頷くメアリー。

JW:ロザムンド。
MW:ロザムンド・メアリー。
私は「メアリー」が好きなの。
JW:僕もだよ。

そして一拍おいて、「昔は」とジョンはため息をつきます。


MW:私は・・・他にどうすればいいのかわからなかったのよ。
JW:留まることはできたし、僕に話すこともできた。
夫婦が問題を解決するためにやることだよ。
MW:もちろん、そうよ。
JW:メアリー、僕はあまり良い人間じゃないけど大抵の場合、君が評価するよりはマシなんじゃないかな。
MW:いつもあなたはいつもいい人だった、ジョン。私は疑ったことなど一度もない。
あなたは批判も不満も言ったことがなかった。私はあなたにふさわしくない。私は・・・
私はあなたとロージーを守りたいだけなの。それだけなのよ。


ジョンがメアリーの手を握ります。
そして会話をじっと聞いていたシャーロックが口を開きます。

SH:君は僕が守る。
だがロンドンじゃないとダメだ。僕の街だし土地勘がある。

シャーロックの言葉に戸惑うメアリー。

SH:帰るんだ。すべてうまくいくと約束するよ。

その時、レーザーの赤いポイントがジョンの頭部に当たります。
それに気づいたシャーロックが叫びます。


SH:ふせろ!

シャーロックの声と同時にメアリーがジョンを床に伏せさせます。
シャーロックはテーブルを壁にし、メアリーはバッグから銃を取り出しています。

現れたのはエージェイでした。
メアリーとエージェイが撃ち合っています。

続きます。

冒頭のカードゲーム、Happy Familiesといのが面白いですね。
「幸せな家族」というコンセプトがわからないと言うシャーロックが、
必死にワトソン家を応援してるんですね。

ジョンのセリフ「嘘ばかりだ、君だけじゃない。」はねー・・・
ジョンが打ちひしがれるほどの後悔をさせるための布石とはいえ、何だかねー・・・

そしてあらためて見るとジョンの役どころがほとんど無いと感じてしまいます。
極端な事を言えば、シャーロックも別に必要ないし。
だってシャーロックの才能なんてこれっぽっちも出番がないただのスパイドラマだし、
ジョンの射撃の腕はどこいった?状態なんですもん。
ホームズファンとしては非常に面白くありません。

よし、言ったぞ!ちょっとスッキリ。

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その13

2017-02-23 21:52:25 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。





意識を取り戻したシャーロックはマイクロフトのもとに行きます。


MH:AGRA?インド北部のウッタル・プラデーシュ州にあるヤムナー川沿いにある都市だ。
それはラクナウ州都の378キロメートル西に・・・
SH:あんたはウィキペディアか?
MH:そうだよ。


SH:AGRAは頭文字だ。
MH:いいね、頭文字は好きだな。大きな秘密結社には大抵ついている。
SH:最高のエージェントを集めたチームだ。だがあんたはすべて知ってるんだろう。
MH:もちろんだ。
SH:そのうちのひとり、エージェイがチームのひとりでもあるメアリーを探している。


MH:確かか?それは初耳だな。
SH:そう?


MH:彼はメモリースティックを探し既に人まで殺している。
AGRAは常に最高入札者のために仕事をしている。あんたもそれに含まれていると僕は思ってる。
MH:私が?
SH:そう、つまり、英国政府でもなんでも、あんたが今支えている政府だよ。
MH:AGRAはとても信頼できるからトビリシ事件に集められた。
彼らは人質を解放するために送り込まれたがすべては最悪の方向に進んだ。
それが最後。我々はフリーランスを使うのを止めたんだ。
SH:あんたが率先して?
MH:そうだ。フリーランスはあまりにも雑然としていて厄介だ。
未解決の問題は好きではないし、私の知る限りでは、それはないな。

シャーロックはノートを引き寄せます。

SH:別の詳述もあった、コード名だ。


「AMMO」と書きマイクロフトに見せます。

MH:AMMO?
SH:それだけだ。
MH:十分ではないな。
SH:ちょっと探ってくれないか?好意で。
MH:お前に対する好意はもう残ってないが。
SH:なら僕が集めてやる。


MH:誰が彼女を追っているのか探し出し止められたとして、それでそうするのだ?
ずっと彼女を救い続けられるとでも思っているのか?
SH:もちろん。
MH:感情論で?
SH:違う。僕なんだ。
MH:近頃はその違いがわからんね。
SH:話しただろう、僕は約束したんだ。誓いだよ。
MH:わかった。善処しよう。
だが忘れるな、弟よ。メアリーのようなエージェントは定年に達さない傾向がある。
彼らはある種、非常に恒久的な方法で引退するんだよ。
SH:僕の知る限りそれはない。



ジョンがメアリーの手紙を読んでいます。


MW:My darling.
出ていく私を憎んでほしくないから話しておくわ。
私は普通の人生を生きる許可を得たの。逃げたりはしない。約束する。
私が私でいるためにはやらなければならないの。
だけど、あなたとシャーロックには私のスキルに引かないでほしい。
I’m sorry, my love.

あなたは私を探そうとするわよね。でも無駄よ。
常にランダムに移動しているし、シャーロック・ホームズといえどサイコロの回転まで予測はできない。
あなたやロージーからターゲットを遠く離さなければならないけど、私は戻ってくる。絶対に。


メアリーは飛行機に乗ると普通の乗客を装いながらキャビンアテンダントと入れ替わり、
サイコロの目に従って移動していきます。
ノルウェイでは海岸の石垣の石をひとつ引き抜くと中からパスポートを取り出します。
(工作員御用達の偽造パスポートですね)
その後ポーランドなど欧州を移動していきます。


続きます。

メアリーの手紙、ちょっとわからない一節がありましたが何となく意訳しちゃっています。
I just need to do this in my own way.
... but I don't want you and Sherlock hanging off my gun arm. I'm sorry, my love.

この場合のHanging offってどんな意味になるのかしら。
わからなのでひとまず保留です。(一生保留かも)

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その12

2017-02-21 22:11:10 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


下記サイトのスクリプトを参照させていただきました。
Ariane DeVere



6年前のジョージア国、トビリシにある英国大使館。
クーデターが起こり武装した男たちに乗っ取られていました。

大使夫妻がチェスをしています。

夫人:どう思う?あと2手でチェックメイトかしら?
大使:あいつらに逆らってはダメだ、ダーリン。
夫人:あら、他に何をすることがあるというの?チェスも3か月で飽きてしまうわ。
何かも飽きたわ。
大使:彼らはすぐに誰かを寄こすさ。
夫人:「彼ら」?彼らって誰?かなり彼らへの信頼をつぎ込んだように思うわ。
そうね、私たちがここから脱出できたら彼らが喜ぶようなものがあるわ。

夫人:Ammoよ。
大使:Ammo?

その時、天上の窓が破られ工作員らしき者たちが押し入ってきました。
彼らは武装した男たちを倒していきます。


4人が並ぶと「AGRA」の文字が浮かびます。


メアリーが大使夫人に手を差し伸べます。
MW:大使夫人。
夫人:何をぐずぐずしていたの。

メアリーたちは人質を救出するため脱出しようとしますが、
武装した男たちに囲まれてしまいます。

Man:どうする?
MW:死ぬのよ。

メアリーがそういって閃光弾のピンを抜き床に叩きつけます。
その混乱の中、再び銃声と人質の叫び声が聞こえます。



221B。
シャーロックがメモリースティックを持ちながら何かを待っています。
そこにレストレードが入ってきます。
SH:それで?
レストレードは首を振りながら
GL:そんなに遠くには行けないだろう。すぐに捕まるよ。
SH:それは無理だろうな。
GL:どうして?
SH:メアリーと組んでいたんだ男だぞ。


シャーロックはテキストを打ちながら部屋を出ていきます。

場面は変わりある部屋の一室。
そこにはシャーロックを襲った男がシャーロックをネットで検索していました。


男の過去の場面。
トビリシの英国大使館の続きになります。
メアリーたちはバラバラになり男は胸像がたくさん置いてある工作室に逃げ込んでいました。
銃撃戦になりますが多勢に無勢だったのでスティックメモリーをサッチャーの胸像に隠します。

男は捕まり、Ammoについて聞かれ長い間拷問され続けます。
英国女性が裏切ったと聞かされています。


フラッシュバックが終わり現在に戻ります。

場面は嵐の夜に変わります。
森の中の教会に向かう人影があります。
「NO ENTRY」と書かれた扉を開け中に入ります。


その人影はメアリーでした。
そして奥ではシャーロックが待っていました。

SH:僕はバカだ。何もわかってない。
MW:そうね、ずっとあなたにそう言ってきたし。
私に送ってきたテキスト。何があったの?シャーロック。
SH:目の前が見えなかったほど僕はモリアーティだと確信していた。
真珠だと思った。

シャーロックはメモリースティックをメアリーに見せます。


MW:そんな。それは・・・
SH:そう、君がジョンに渡したのとよく似たAGRAのメモリースティックだ。
君以外の誰かも持っていた。誰だ?
MW:わからない。私たちはみんなひとつずつ持っていたけど・・・・
そう、まだ見てもいないのね。
SH:ちらっとは見たが僕は君から聞きたいんだ。
MW:どうして?
SH:聞いた事が真実だからだ。
MW:Oh, Sherlock.


MW:私たちは4人だったの。エージェントよ。
SH:エージェントなんてものじゃないな。
MW:ちゃんと言うと、アレックス、ガブリエル、私、そしてエージェイなの。
私たちの間には絶対の信頼があった。
メモリースティックがその証よ。
それぞれの偽名やバックグラウンド、何かもが入っているの。
裏切ることは絶対にあり得ない、私たちはお互いを破滅させられるほどすべてを持ちあったからよ。

SH:雇用主は誰だ?
MW:報酬をくれる人は誰でも。
つまり、私たちはずっと長い間絶好調だったのだけど、すべてが終わったわ。
ジョージアでクーデターがあった。トリビシの英国大使館は乗っ取られ大勢が人質になった。
私たちは彼らを救出するために呼ばれた。直前で計画の変更があったの。


SH:誰が君たちを?
MW:わからない。電話はありふれた声だったし。コード名は「Ammo」だったわ。
SH:「Ammo」?
MW:「ammunition(攻撃とか爆弾とか・・・そんな意味のようです)
私たちは実行したけどうまくいかなかった。全然だめだった。

トビリシ、メアリーが閃光弾を叩きつける場面。
暗闇の中の銃撃戦で混乱しています。

そして現在。

MW:6年前になるわ。長い時間のように感じる。私だけがそこから抜け出せたの。

SH:違う。
MW:え?
SH:僕は今夜、ある人に会った。6つのサッチャーを探している奴と同じ誰かだ。

シャーロックがメアリーにその男の画像を見せます。


MW:うそ、エイジェイだわ。彼よ。どうして、彼は生きてたの?
SH:ああ、元気だったぞ。
MW:
信じられない!驚いたわ。脱出したのは私だけだと思っていた。
M彼はどこにいるの?今すぐ彼に会わなきゃ!
SH:君はメモリースティックをジョンに渡す前、安全に保管していたのか?
MW:もちろんよ。私たちの保険だもの。何より、敵の手に渡ってはいけないし。
SH:エイジェイも生き残った。
そして今はAGRAの昔の偽名のすべてを使いメモリースティックを探している。なぜだ?
MW:わからない。
SH:トビリシは6年前だ。彼はどこにいたんだ?


SH:メアリー、言いづらいが彼は君の死を望んでいるんだ。

その言葉にメアリーは笑いながら否定します。
MW:違うわ、私たちは家族だったのよ。
SH:家族だって不和にもなる。メモリースティックは君を探し出すもっとも簡単な方法だ。
君はもうひとりの生存者だ。
彼が望むのは君なんだ、サッチャーの胸像を探すために人も殺している。
MW:彼は私を探し出そうとしている。彼は生き残っていた。それが重要なのよ。
SH:僕は彼から直接聞いたんだ。「彼女は死刑囚だ。」と。
MW:どうして私の死を望むの?
SH:君が裏切ったからだと。
MW:そんなのバカげてるわ。
SH:だが彼はそう信じている。



MW:私はいつもこうなることを恐れていた。
私がしてきたことがある日脳裏に蘇って亡霊が私を過去に引き戻す事を。
SH:そうだな、彼は実態のある幽霊だ。
MW:私はほんのささやかで穏やかなひ日々が欲しかったし、それを手に入れられると思っていた。
SH:違う、メアリー、君はそうできる。僕の誓いを忘れたか?
君たち3人の面倒をみるんだ。
MW:ドラゴンスレイヤーのシャーロック。
SH:僕のそばから離れるな。僕は君を守る。約束する。
MW:あなたに見せたいものがあるの。

メアリーは一枚の紙をシャーロックに渡します。

SH:これは?
MW:こんな事したくなかった。

紙は白紙でした。

SH:君はいったい・・・?


そう言いながらシャーロックは紙の匂いを嗅ぎます。
紙には薬が仕込んでありシャーロックはすぐに倒れてしまいます。

意識が遠のきながらシャーロックはメアリーの声を聞いています。

MW:それでいいのよ。
SH:ダメだ。
MW:大丈夫よ。これがベストなの。私を信じて。
SH:No.

メアリーはメモリースティックを手にし部屋を出ていきます。

MW:私が戻るまで2人の面倒をみてね。

I’m so sorry.

遠のく意識の中、シャーロックは幼い女の子の歌声と海賊の帽子を被った男の子、
そしてアイリッシュセッターもいます。


意識が戻ったシャーロックはメモリースティックが消えていることに気づき
急いで建物をあとにします。

続きます。

何度か出てくる「dead woman walking」、
「dead man walking」で死刑囚とかそんな意味になるらしいのでそのまんま訳しましたが、ちょっと違うかも。
しかし相変わらずメアリーに出し抜かれるシャーロック・・・

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その11

2017-02-19 10:06:04 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。

ここからは下記サイトのスクリプトを参照させていただきました。
Ariane DeVere




タクシーで移動中のシャーロックはモバイルで検索をしています。
様々な言葉が浮かんでいます。


「黒真珠の謎
伝説の宝石が盗まれた・・・
インターポールは伝説の黒真珠の追跡調査を開始・・・
ボルジア家のジョージアの頑丈な金庫から・・・
捜査
次に何が起きる?
黒真珠
ジョージアで起きた失われた黒真珠事件で新しい容疑者はいないとインターポールは認めている
インターポールの捜査
黒真珠の事件に新しい容疑者はいない」



オリエ・ハーカーの家の裏庭にレストレードが待っていました。
男性が倒れています。


GL:顔と手に防御創がある。鋭利な刃物でのどを切られている。
SH:家にあるのは同じものか?胸像?
GL:今回は2体だ。
SH:面白い。その像は数年前にトリビシで作られたんだ。6体のみの限定品。
GL:そしてそいつは全部破壊しようと動き回っているのか。よくわからんな。どういうことだ。
SH:いや、そいつは破壊しようとしているわけじゃない。そうじゃない。
GL:そうだよ。
SH:もちろん、そうなんだけど、それが真意じゃない。僕はのんびりし過ぎた。
GL:俺はまだここでのんびりしてるけど、なんだったら・・・・
SH:のろいけどラッキーだ。すごいラッキーだよ。
そいつがふたつの胸像を壊してからずっと僕たちはラッキーだったのかもしれない。
レーディングのジャック・サンドフォードは僕が次に行こうとしていたところだ。
ところで、おめでとう。
GL:なにが?
SH:だって、君はすごい事件を解決することになるじゃないか。
GL:ああ、ジョンがブログで公開するまではな。
SH:まあ、そういう事だ。

サンドフォード邸。


プールで泳ぐ女の子をお父さんが迎えにきます。
早く寝なさい、と父娘がプールから出ていき部屋が暗くなるとシャーロックの姿が浮かび上がります。


デジタルが22:00を表示したとき男が現れ、胸像を手にしますが
そこに待っていたのはシャーロックでした。

SH:投票所で君の怒りをぶつけているのだったらそれほどシンプルな事はないな。

突然男が拳銃を突きつけ、とっさにそれを払いのけるシャーロックと乱闘になります。
そしてシャーロックが男が被っていたマスクをとります。


殴り合いながら会話するふたり。

SH:君は逃げ回っていて、大事な荷物を隠す場所はどこにもなかった。
君は作業場にいて気づいた。乾燥させている鉄の女の石膏像に。
賢いな。とても賢いよ。だが僕に会った今はそれほどでもないな。


Man:お前は誰だ?
SH:シャーロック・ホームズだ。
Man:Goodbye, Sherlock Holmes.

男はシャーロックとともにプールに飛び込みます。
水の中でも長い乱闘です。
一時は不利な体勢になったシャーロックですが機転を利かせて逆転します。


そしてシャーロックが先にプールから飛び出すと胸像を手にし、
追ってきた男を胸像で殴りつけます。


SH:時間がないぞ。君のボス、モリアーティの事を話せ。
Man:誰?
SH:彼の仕業だろう。間違いない。
Man:わかっているだろうが、君は何も理解していない。
SH:では警察が突入して台無しにされるまえに、今この瞬間を楽しもう。
インタポール第一級の事件を僕に見せてくれ。彼らには難ししぎるが僕には退屈な事件。

シャーロックは胸像を床に叩きつけます。

SH:ボルジア家の黒真珠。

しかし、胸像の中から出てきたのは「A.G.R.A」と書かれたメモリースティックでした。


SH:あり得ない。彼女ができるはずは・・・

S3E3「最後の誓い」の場面にフラッシュバックします。


MW:私が何者なのかすべてがそこに入っている。

JW:君の過去は僕には関係ない。君の未来に関わることが僕の誇りだ。



そして現在に戻ります。

SH:わからない。彼女・・・彼女はそれを葬った。
Man:「彼女」

男は銃を拾い上げシャーロックに向けます。

Man:彼女を知ってるのか?
そうか。君はあの女を知ってるんだな。彼女は俺を裏切った。
俺たちみんなを裏切ったんだ。


パトカーのサイレンの音が近づいてきます。

SH:メアリー。それはメアリーの事なのか。
Man:それが今彼女が名乗っている名前か?

外からレストレードの叫び声が聞こえます。

GL:武装警察だ!お前は包囲されているぞ。

男はシャーロックにメモリースティックを渡すよう言います。

Man:それをよこせ。よこすんだ!

GL:ゆっくりと出てこい。手を頭の上に出すんだ。

男は警察に向かって叫びます。

Man:撃つなよ。撃ったらこの男を殺すぞ!
GL:武器を捨てるんだ。
Man:俺はここを去る。邪魔をしなければ死人は出ない。
GL:武器を捨てるんだ!
Man:お前たちは警察官だが俺はプロなんだ。

そしてシャーロックに言います。
Man:彼女は死んだと言っておいてくれ。死刑囚だよ。
SH:彼女は僕の友人だし僕の庇護下にある。君は何者だ。
Man:俺は君の友人を殺そうとしている男だ。シャーロック・ホームズこそ何者なんだ?
SH:警察ではない。


男は銃でセンサーを壊し逃走します。

続きます。

水もしたたるいい男ですね。

それにしても乱闘シーン、かっこいいのですがイマイチ迫力がないような気がするのは長いから?
「死を呼ぶ暗号」で戦士と戦うシーンは飄々としていて、
ホームズらしいような気がしてすごく好きなんです。
もちろんあちらはコメディな場面でもあったので比べると事はできませんが・・・
やっぱりこの乱闘シーン、長いような気がします。

それにしてもシャーロックは紫のシャツと青い背景が本当に似合いますよね。