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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

The Child in Time その7

2018-03-30 07:10:59 | The child in time
The Child in Time

Director: Julian Farino
Writers: Stephen Butchard (adaptation), Ian McEwan (based on the novel by)

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こちらも忘れないうちに再開です。



ロンドン。
委員会に出席するスティーヴン。
会場に向かう途中、女性がスティーヴンを見ていました。


委員会で男性の熱弁を上の空で聴いているスティーヴン。

「証明されているように我々は知性や感性、直感のほんの一部しか使っていません。
それがわかった今、我々はほんのわずかな頭脳でやっていかなくてはならないのです。
委員会のみなさん、我々は感情移入と言う能力を持ちながらそれを育むのを怠ってました・・・・」

声が遠のきスティーヴンは回想の世界に入ります。

オルガンを弾いてるジュリー。
そしてケイトをふざけあうスティーヴン。
(スティーヴンがケイトのお腹で鍵盤を弾いているようです)


「5歳から7歳の子どもに読み書きを無理強いすることは子どもの世界観の統一性を打ち砕いてしまうのです。」

その姿をじっと見つめる女性(レイチェル)。

はっと現実に戻るスティーヴン。

男:議長、11歳あるいは12歳になるまで読み書きを教えるべきではありません。
脳は自然と重要な急成長を遂げるからです。
S:11や12?
あなたは11や12歳の子どもに書き言葉を教えるなと言ってます?
男:そうです。
S:いや、僕は・・・そうは思いません。
明らかに間違っています。
男:何を証拠に?
S:経験ですよ。
男:逸話ですね。スウェーデンで起きた裁判でも判明されて・・・。
S:3歳の子どもが初めて自分の名前を書けた時に感じた喜びに基づいています。
4歳の子どもが看板やポスターから言葉とか単語の一部を拾い上げ、
そこから楽しくも不思議な会話に繋がっていった時に感じた喜び。
両親の膝に座っている子どもを想像してください。
物語を読み聞かせ、全然違うページの言葉をたどり、どうにか近づくと意味のない黒いしみに驚いたり。
温かさや幸福感、心地よさをもたらし、夜の別離を紛らわします。

泣きそうなスティーヴン。


しばし沈黙の後、男が言います。

男:大人の、こどもではない視点から状況を判断してはどうか・・・
S:あなたは自分が望んでいることを提案しているが、
僕はこの目で見て彼女がどう感じていたかを理解している。
だからあなたがどんなにバカげた話をしているかという事もちゃんとわかっていますよ。


委員会が終わり帰り支度をしているスティーヴンにレイチェルが近づきます。

R→レイチェル・マレー

R:なんてすばらしい締めくくりなの。最高だったわ、あなた。
S:僕は嫌な奴じゃなかった?
R:全然。もしそうだとしても、あの人は自業自得よ。
あんなくだらない話は初めてよ。よかったらコーヒーを奢らせてくれないかしら。
S:あー、もちろん。
R:よかった。

R:あなたは何かを書いてるの?
S:そう、そうだよ。
R:本を?
S:そう。
R:どんな話?
話してもらえるのかしら、それとも話すと私を殺さなければならなくなる?
S:そんな事ないよ、魚になりたい少年の話なんだ。
R:あら、どんな魚?
S:カラフルな魚、というか熱帯魚だよ。
R:かわいい。進み具合は?
S:彼はバスタブの中で43秒息を止めてるんだ、それで・・・

J:失礼ですがMr.ルイスでは?

冒頭でスティーヴンを見ていたジョアンナが近づきます。

J:私は英国首相官邸のジョアンナ・バックリーです。
首相と会っていただけますか。
S:首相?
何、ここで?今?
J:はい、近くにおります。
R:位負けのようね。別の機会にする?
S:ああ、そうだね、そうしよう。


続きます。

イマイチ話がつかめないのは私の訳のせいもありますが
ストーリー自体もつかみどころがないというかあまり進まないと言うか・・・・
でもまだ前半なのでこれから動きがあるかな、あるといいなあ。

A Study in Pink Audio Commentary その3

2018-03-26 21:17:28 | Sherlock S1E1 Commentary
気を取り直してコメンタリー続きです。


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ここの場面は照明の効果もあり、シャーロックが最高に美しいんです。
なのでマーティンとルパートさんの話をしていますがシャーロックの画像多めです。
元気出していきましょー。

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モ:マーティンとベネディクトは才能があること以外は正反対。
ベネディクトは俳優の「珍種」のような存在。
平凡な人には見えないしいつも変わった役を演じている。
Benedict is a magnificent exotic animal as an actor.
He doesn't look like a normal person; he rarely plays normal people.
He plays exceptional people.

「 exotic animal」は珍種なんでしょうけど「magnificent」がベネディクトらしいと
(勝手に)思うのでスルーしないでほしかったー、と今更。


でもマーティンは平凡な男をよく知っている。
彼のリアルな気難しさが大好きなんだ。
何テイク撮っても新鮮な演技を見せてくれる。
第3話で指の匂いを嗅ぎ消毒薬に気づく場面がある。
どのテイクも初めて知ったという顔をしていて驚いた。
But Martin finds a sort of poetry in the ordinary man.
I love the fastidious realism of everything he does.
I believe everything he does. It’s brand new on every take.
That sequence in episode 3 where he’s sniffing his fingers
and noticing the disinfectant and every time he did it –
I watched it in the rushes – I was thinking.
It’s like he’s genuinely noticed it every time’. It’s extraordinary.


ゲ:ジョン・ワトソン役の俳優を探すのはもう少し複雑だった。
ベネディクトは決まっていたから彼に合う相手が必要になる。
ここがキャスティングの不思議なところだ。いい俳優がやくさん来てた。
でも問題は相性だ。

「やさしい支配者」の話が出たね。
ジョン役の候補に素晴らしい俳優もいたけど
場合によっては「艦長ふたり」とか「艦長と兵士」みたいな状況になる。
それじゃ成り立たない。
モ:艦長に物を言える船医が必要。
ゲ:カーク船長とボーンズ。


モ:ある程度対等だけど艦長はひとり。
最初のジョン役の候補はマット・スミス。その後彼は「Dr.Who」へ。
ゲ:彼が去ったあと「シャーロック」っぽかったねってみんなで言ってた。

※マット・スミスはベネディクトのような役者さんですよね。
面白い・・・いえエキゾチックな顔立ちなのにだんだんとかわいく見えてくるんです。


(階段を上がる場面)
モ:マーティンとベネディクトが初めて読み合わせしたのを覚えてる。
マーティンが加わるとベネディクトはよりシャーロックっぽくなった。

(現場の部屋)
ゲ:ニューポートの住宅で撮影した。
この家を買いたかった。
エドワード調の立派な建物だけど壁に穴まで開けさせてくれた。
モ:ホームズファンへ情報。このネタは原作と逆にした。
「緋色の研究」では「RACHE」の文字を見つけて警察が「レイチェル」だと思う。
我々は「レイチェル」が正しくて警察が「復讐」だと思う設定にした。
どうなろうとシャーロックの言う事が正しいんだ。
ス:ドイツ人のバイヤーに見せたらドイツ語が出てくるから喜んでいた。
モ:コナン・ドイルはリサーチが怠慢だったから「RACHE」の意味も確認しておいた。
ゲ:日本の格闘技「バリツ」もでたらめだしね。
モ:知らなければ信じるよ。気をつけよう。


(アンダーソンが扉を閉められるところ)
アンダーソンかわいそうだな。

ゲ:舞台が現代だからと根拠もなくシャーロック・ホームズならPCを持ってると思ったわけではない。
実は原作でもホームズは現代的だった。19世紀の現代人。
頻繁に電報を打ったり受け取ったり給仕のビリーに手紙を届けてもらう、
後期の作品では部屋に電話もひいている。
だから彼をどんな情報にも通じた現代的な人間にしたかった。
紙の資料を使わない機械を駆使する男。
モ:インターネットはホームズ向き。原作では新聞の人生相談や個人広告をよく読んでいる。
きっとネットを徘徊してモリアーティの情報を得ようとするだろう。


ゲ:「ホームズの限界リスト」を見るとわかる。
彼の知識にはギャップがある。
僕が気に入っているのは「政治の知識ゼロ 天文学 ゼロ 通俗文学 膨大」
犯罪の知識に限らず大衆の記事を読んでいるから人々の暮らしに詳しい。
つまらない不倫や下品な情事などの知識が彼の身にしみついている。


ス:原作のレストレードは?このドラマではドジな役だけど・・・・
モ:特定の描写を参考にした。あまり登場しないし書かれ方がバラバラだから。
「六つのナポレオン」の彼が好きだった。
ストーリーの最後に彼がホームズに言う。
「君を誇りに思う。警察の皆が君と握手をしたがる。」
ゲ:ホームズは感激する。
モ:ホームズもワトソンも気づいていなかったが実はレストレードはホームズを尊敬している。
だから称賛したんだ。


ゲ:だがホームズはレストレードを「最も優秀な刑事」と言っている。ワトソンの事は「バカ」と言うのに。
つまり「最も優秀」だけど自分とは違う。ホームズがいなければ自分が謎を解くかもね。
モ:だからルパートを起用した。
オーディションで他の俳優は少しコミカルに演じていた。
「ルパートならレストレードを主役にできそうだ」と言ったね。
シャーロックが現れない時はレストレードのドラマを作ろう。
ゲ:ベネディクトが休暇とか。
モ:彼にとって退屈な事件をレストレードが解決するとか。
※見たかったなー、それ。でもピンチの時に少しだけこっそりホームズがサポートするとか。
モリアーティとの出会いとかハリーを出すとかレストレードが話していた初めて会った事件とかも見たかったな。


ゲ:ルパートは洗練されているけど泥臭くて男っぽい部分も持っているところが好きだ。
若いころ歴史劇で評価された俳優の割にね。
本物の刑事っぽい泥臭さがあるすごくハンサムなのに誰にもそう言ってもらえない男って感じ。
父親っぽさもある。子どもが4人いるせいか。


続きます。

最近ちこちでモーリスがリバイバル上映されているんですね。
観に行きたい衝動に駆られなくもありませんが・・・・
アナザーカントリーもそうですが昔観た時はまだ英国俳優というものを知らなかったので
何となく観ていただけですが今観たら鼻血吹きそう・・・


マーティンインタビュー by Telegraph

2018-03-24 23:30:05 | BC_2017・2018
先日、Yam Yamさんから教えていただいたテレグラフのマーティンインタビュー。
シャーロック界隈が少しざわついていたのはこのせいだったのね。

しかし、見出しにこのタイトルを持ってくるのはちょっと違うような気もするんですけど。
内容的にはシャーロックうんぬんではなくマーティンの最近の活動が中心ですし。

シャーロックに関しては一部の過激なファンのせいで続ける気持ちがなくなった、というような話ですが、
今までかなり大人な対応していたのに何があったんだ、マーティン。
でも、実際にはそれも一因だけどそれだけが原因ではないような感じもしますが
ちょっとわからない単語もあったので私がちゃんと理解できてないのかも・・・難しいわ。

このインタビューを引用した記事で、
ファンの考察がドラマをダメにしたような事が書いてあったのもみましたが
妄想の意味だったのかな。


長いインタビューなのでシャーロックの話の部分だけ訳しました。
カテゴリーがベネディクトですがマーティンのインタビューです。

元記事です。
Martin Freeman interview: Being in Sherlock isn't always fun

いつものハリウッドとはまったく逆の状況、
マーティン・フリーマンはほとんどの出演者が黒人の作品で登場するふたりの白人のうちのひとりとして出演する。

彼はスーパーヒーローの超大作、ブラックパンサーで悪者を追うCIAのエージェントを演じる。
もうひとりの白人は「ホビット」で共演したアンディ・サーキス。
ふたりは撮影現場では「the Tolkien white guys」として有名だった。

「そうなんだ、面白いよね」とランチのお寿司を頂きながらフリーマンは話す。
「エヴェレット・ロスはアフリカにある王国のプリンセス、シュリに出会い、
映画の名セリフのひとつである「Don'try and scare me, coloniser!」と言われる。

しかしフリーマンはエージェント・ロスは原作に登場するただの追い詰められた敏腕捜査官ではなく
それ以上にしたい、「クールな黒人たちに囲まれたバカな白人」にはなりたくないと言った。
監督のライアン・クーグラーと話し合いながらキャラクターを作り上げていった。

「彼は完璧に仕事をこなした」よフリーマン。
「黒人俳優が2次元の黒人キャラクターを演じることへの興味はあるけど
それ以上に薄っぺらいキャラクターを演じる気にはならない。」

MCUでエヴェレット・ロスまた会うことになるとフリーマンは考えている。
しかし、それは彼とマーベルではDr.ストレンジを演じている
シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチと大画面で共演するという意味ではない。
彼とカンバーバッチが近いうちに小さな画面で再会するかというとそれもわからない。

かつては高く評価されていた番組が複雑化し度を超えたと否定的な見出しの嵐の中
2017年1月にシャーロックのS4が終わりを迎えた。
反動についてフリーマンはどう感じたのか?

"Um, we’re British. We basically want everyone to die after the first album,"
(↑わからないので原文を・・・
直訳すると「ファーストアルバムのあとはみんなに死んでほしいと思う」
つまり、セカンドアルバムは聞かれたくない、最初が一番良い出来なんだって事?)

だが、一部の批評には一理あると彼は考えている。

「はっきり言ってしまうと、手に負えなくなっているんだ。
Sherlock became the animal that it became immediately.
(↑これもまったくわかりません。
直訳すると「シャーロックはたちどころに動物になった」アニマルってなに?
次の話の流れからすると、すぐに人気が出たとかそんな意味?)

「The Office 」でさえ反応が鈍かった。
でもシャーロックは最初からかなりハイクオリティだった。
そこからのスタートだとそれを維持するのはかなり難しいよね。」

過激なファン層の間で飛び交うワトソンとシャーロックが恋をしている憶測にいら立っていたようだ。
「僕たちが結ばれて終わると確信していた人が大勢いた。」と話す彼は
最後のエピソードの放送から15か月たってもまだいら立っているようだ。

「僕とベンは恋人のような演技をしたことなど一瞬たりともない。
僕たちは恋人同士なんかじゃないんだ。」と強調した。

S5の検討はあったのか?

「ない。S4が休止のような感じだったし。何となくやりきった感じがしてるんだと思う。
気持ち的には評判のせいもあるかな。」


以上です。
相変わらずな訳ですまない。



海外ファンは二次創作を本人に公開すると言われてるけど、
公開しているのはトーク番組であってそれを創作したご本人ではないのでは。
それに二次創作はモファットさんも公認しているしこのドラマだって二次創作だしね。

でも、それとドラマの劣化は別の話ですからね。
その劣化も原因のような気もします。
あのワトソンを演じて楽しいわけがないもの。

「シャーロックは最初からかなりハイクオリティだった。
そこからのスタートだとそれを維持するのはかなり難しい。」
ってマーティンもちゃんとわかってますね。

気になるのはアマンダさんかな。
ツイッター上でもファンともめてたりしたこともありましたが
脅迫とかマーティンも看過できないこともあったんじゃないかしらね。

僕とベンは恋人のような演技をしたことなど一瞬たりともない。という言葉もあるように、
自分たちの演技が曲解されている、という事もあるのかな。

マーティンのシャーロックに対するモチベーションと言いますか、
このインタビューの前から何となくマーティンはもうシャーロック戻らないような気はしてましたよね。
だってあのワトソンだもん(しつこい)

いつかまた今度はちゃんとホームズ的な話で帰ってきてほしいと思います。

ブラックパンサー

2018-03-22 19:33:46 | Marvel
Black Panther

Directed by Ryan Coogler
Produced by Kevin Feige
Written by Ryan Coogler Joe Robert Cole
Based on Black Panther by Stan Lee Jack Kirby
2018 USA

ネタバレしていますのでご注意ください。


やっとやっと観てきました。
小さい部屋だったせいか土曜日にも関わらず満員でした。
ごるちゃんを初めてマーベル映画に連れていったのは「シビルウォー」。
3部作の3作目、しかもMCUの事は何も知らない状態での「シビルウォー」とか
悪魔の所業だと思いましたがでもそのあとに観たスパイダーマンもこの映画も
「シビルウォー」に通じているので観ておいてよかったのかな、と自己弁護。



「ブラックパンサー」
何から話していいかわからないくらいたくさんの見どころがある映画でした。
でもいざ書こうとすると何を書いていいか非常に困りました。

マーベル映画は単なるヒーローものではないストーリーだと思いますが
それにしても今回はいろいろな側面のある今まで以上にメッセージ性の強い映画でした。


アフリカの歴史やカルチャーを知らない私には掘り下げた感想は書けないので
毎度の軽い内容でお送りいたします。

まずは衣装とかセットとかデザインとか。
とにかく色彩がすごくきれい。アフリカは原色が似合いますよね。
民族衣装もカラフルです。


包まれたマーティン。


戦闘シーンも計算されていてクールでした。




この場面もとても幻想的できれいでした。




アクションもすごかったですが(すごいしか言えない語彙の少なさ・・・)
何よりワカンダのテクノロジーがね、何もかも超越していて気持ちいいくらいでした。
お金もある、技術もある、権力もあるってちょっとトニー・スタークと被ってないですか。


そしてやっぱり
マーティーーーン!!がかっこよかったです。
大活躍とは聞いていましたが予想をはるかに上回る大活躍。
超人にも負けてなかったですよ。
そのうちロス捜査官のスピンオフとか出来たりして・・・観たいわ。


クロウを捕まえるためカジノに潜入し
陛下目線でゲストを確認している時、視線にロス捜査官が入りますが
その時のマーティンの「え?なに?」ってリアクションが最高でした。
この勢いだとIWにも出そうじゃない?(出ない)

ストーリーは「シビルウォー」後のお話で、
先王のあとを継いだティ・チャラが国王として様々な問題に直面していきます。

ワカンダには秘密があります。
ヴィブラニウムを持っていること。
最新の科学技術があること。
それらを隠し表向きは農業国としていました。
秘密が漏れることをおそれ移民や難民も受け入れてきませんでした。

これは現在の移民問題でもありますよね。
侵略しなければされる、というのも自国民のみ守ればいい、というのも、
かなり時事問題的な部分だと思います。

という難しい話はここまでにしてキャラクターのご紹介。
ウィキから引用しています。
主要人物だけにしたつもりでしたが多いわ。

チャドウィック・ボーズマンasティ・チャラ / ブラックパンサー

シビルウォーでは尊大な態度をとる事もありましたが
陛下の良いところは自分の間違いをきちんと認めることができるところだと思います。

マイケル・B・ジョーダンasエリック・“キルモンガー”・スティーヴンス / ウンジャダカ

ティ・チャラの従兄弟。
本来なら王族としてティ・チャラを支えられた人だったのにね。
マイケルさん、すごく人気ありますね。もしかして陛下より人気ある?

ルピタ・ニョンゴasナキア

ティ・チャラの幼馴染みで元恋人。
実は私、途中までルピタ・ニョンゴだと気がつきませんでした。

ダナイ・グリラasオコエ

ワカンダ王国の親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長。
今回とても楽しみにしていたのがこの方。ミショーン好きなので。
ダナイ・グリラはこういうキャラクターが似合うんですね。

マーティン・フリーマンasエヴェレット・ロス

CIA捜査官。かなり美味しい役でした。
ブルーバックの撮影は嫌だと話していましたがそのあたりもマーティンらしいと思いました。

ダニエル・カルーヤasウカビ

ワカンダの国境を警備するボーダー族のリーダー。ティ・チャラの親友。
と、言いつつ平気で裏切ってしまうのですけどね。
どうしてこの人がオコエの恋人?と思いましたがちゃんとオチがありました。


レティーシャ・ライトasシュリ

ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。
天才科学者と書かれていましたが天才としても突き抜けちゃっているのでなんでもアリでした。
トニーよりも天才な設定なのかな。

ウィンストン・デュークasエムバク

長い間ワカンダ王家とは距離を置いてきたジャバリ族のリーダー。
文句を言いつつも助けてくれるお約束なキャラクターです。

フォレスト・ウィテカーasズリ

ワカンダの王位継承の儀式を取り仕切る高僧。
この方が登場した時なぜ生きてる?と一瞬混乱した私。
なせかスターウォーズのローグワンを引きずってました。

アンディ・サーキスasユリシーズ・クロウ / クロウ

ヴィブラニウムの密輸を企てる南アフリカの武器商人。
クロウは本当にこれで終了なの?

しかしホントに登場人物が多いです。

興行的にもすごい記録を打ち出しているようです。
マーベルとしてもクライマックス前に上映される作品ですが、
メッセージ性も今までにないほど強い事もあるんでしょうね。

ラストはやっぱりバッキー出てきました。
シュリが頚椎だかどこかに致命傷を負ったロスを治療する時に
白人の治療は2人目と言っていたのでバッキーも完治していると考えて良さそう。
もしかしてスティーブの新しいシールドも彼女が開発したのかも。
で、ローズも治すと。
そしてトニーの立場は・・・

着々とIWに向けてストーリーが進んでいますね。
盛り上げかたが本当に上手なマーベルです。

そして映画を観終わった時に、もれなく私もやりたくなりました。

Wakanda Forever!

ホーキング博士に寄せて

2018-03-17 13:18:14 | BC_2017・2018
14日に亡くなられたスティーヴン・ホーキング博士。
ベネディクトやエディら大勢の著名人が博士を追悼した記事を見ましたので
エディくん、フェリシティ、そしてベネディクトの部分だけ訳してみました。


相変わらずベネディクトの言い回しが難くてね・・・・


元記事です。
Hollywood Remembers Stephen Hawking

エディ・レッドメイン、ベネディクト・カンバーバッチやその他、
各界の著名人が声明やSNSで有名な天才に敬意を表しました。

世界的なベストセラー、「A Brief History of Time (ホーキング、宇宙を語る)」の著者、
そしてオスカー受賞作「The Theory of Everything(博士と彼女のセオリー)」のモデルである
有名な理論物理学者スティーヴン・ホーキング氏、著名人たちが彼の死に追悼の意を表しました。

1963年、21歳でALSと診断され、ホーキングは物理学の分野での研究で数々の賞を受賞、
1978年にはアインシュタイン賞、2009年にはPresidential Medal of Freedom (大統領自由勲章)を受賞しました。

「真に美しい心を持った驚くべき科学者、そして最高に楽しい人を失くしました。
お会いできたこと、最高に光栄でした。」と話すエディ・レッドメインは
ホーキングを描いた「博士と彼女のセオリー」でアカデミー主演男優賞を受賞しています。
「My love and thoughts are with his extraordinary family.(愛と追悼の意を家族に捧げます。)」


「博士と彼女のセオリー」でホーキングの妻ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズは声明で
「スティーヴンの訃報に接しとても悲しいです。
スティーヴン・ホーキングは自分たちの本質や信じているものの限界を押し広げました。
絶望の深遠にユーモアをもたらし未知の世界に希望を見出す稀有な存在です。
彼はあらゆる可能性があることを世界に示しました。
My thoughts are with his wonderful family in this difficult time.(追悼の意を家族に捧げます。)」と話しました。


「スティーヴンの訃報に接しとても悲しい。」
BBCのテレビ映画ホーキングで彼を演じたベネディクト・カンバーバッチは
初めて彼に触れたのは博士課程の学生だったと話します。


「心からの愛と追悼の意を家族と同僚に捧げます。
仕事とその伝達、両方に精通した真に偉大な人と知り合えてとても幸運です。
人として、また著書においてもです。
彼は事実上、出版業界でポピュラー科学というジャンルを作り上げました。
この分野のスペシャリストではなくすべての人に宇宙の複雑さを提示した功績はまさに偉業です。

しかし運動ニューロン疾患と診断された21歳から
身体の自由がきかない人生を生きてきた男性が実現したことを考えると真の勇気があります。
科学、芸術、教育、NHSやMNDなどの慈善団体への彼のサポートは
彼のイケてるユーモアセンスのように生き続けるでしょう。

一緒に飲んだマルガリータが恋しいですがあなたの人生を讃えて星たちにグラスを掲げます。
残された僕たちのために輝かせた理解のための光です。
あなたは私や世界中の何百万もの人たちに真のインスピレーションを与えました。Thank you.」




以上です。
他、オバマ元大統領やウイリアム・シャトナー、そしてビッグバンセオリー、
他にもすごそうな人たちがたくさんツイッターなどで追悼していました。


「博士と彼女のセオリー」
博士の人となりを描いた作品ですがとにかくエディ・レッドメインのすごさを実感しました。
ALSで次第に身体が動かなくなり、顔も表情がなくなるのですが
表情筋を動かさずとも彼の感情が伝わってくるんです。
間違いなく目で演技できる役者のひとりだと思いました。


当時、ベネディクトと一緒にオスカーにノミネートされエディが受賞しましたが
映画を観たときにこれは負けても仕方ないかなって思いましたもん。


ジェーンの強さもステキでした。フェリシティは大好きな女優さんです。

「ホーキング」
懐かしいです。
「ビッグバン」のセオリーが中心で、
ホーキング博士、そしてノーベル賞のペンジアス博士とウィルソン博士、
二つの異なった時間軸とストーリーが最後にかみ合う瞬間が感動的でした。

とても構成がしっかりしていたし、さすがBBCな作品でした。


シャーロックを観てベネディクト・カンバーバッチを知った頃に
このドラマを知りましたが最初は「誰?この人」で、
このギャップにやられちゃうんですよね。あと「Third Star」も。

↑↓この可憐な少年は一体!笑


暴走する前にこの辺で。