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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock Series 3 Special Features その14

2014-05-09 00:34:00 | Sherlock S3SP
「THE FALL」


何と!NHKがニコ動で「Many Happy Returns」を配信してるんですね。
しかも字幕付きですよ。字幕!
「エピソード0 幸せな人生を」ってタイトルなんですが・・いえ、間違ってはいませんが何か微妙w
しかしなぜニコ動なの?BBCがYoutubeで配信したからマネっこ?
でもやっぱりS3本編の前にこれは絶対必要だと思うので嬉しいです。
これを観るとジョンの傷の深さがよくわかってせつないですが。

S3放送まであとわずかですね。
嬉しい反面、ちょっとビビりモードになってきてます。
「訳、間違ってるよ」コメントがものすごくいっぱいきたらどうしよう。。。
もちろんあちこちいろいろ間違っていると思うのでその際はどうかやさしく指摘してくださいね。
あ、でもやっぱり今のうち謝っておきます。すみませんでしたーー!

と、いうわけでグダグダと続けてきたSeries3も今回で終わりです。
最後まで怪しい邦訳でしたが、S4までにはもう少し勉強しておきたいと思います。(ホントか?)


ベネディクト。
「実を言うとすごく近いセオリーがいくつかあったんだ。ほんと、近いよ。
モリーの関与とか、スカッシュボールとか、ホームレスネットワーク。
みんなすごく抜け目ないよ。
全部繋ぎ合わせて実際に観てみると『ほら、やっぱりね!』ってなると思う。」

マークさん。
「我々がE1で試みたのは、すごく精巧なセオリーが世の中にこれだけあるという一種の実況なんだ。」

【Thery16、17】
E1でのアンダーソンのセオリーを受けてのレストレードのセリフです。
「A bungeerope, a mask, Derren Brown?
Two years and the theories keep getting more stupid.
How many more have you got for me today?」
(バンジーのロープにマスク、そしてダレン・ブラウンだって?
2年間でセオリーがさらにバカげたことになってるぞ。今日はあといくつ俺に聞かせてくれるんだ?)

マーティン。
「シャーロックはかなり知られているよね。彼が架空のロンドンにいる事も。
だから架空のロンドン市民も、『彼はどうやって助かったんだ?』って状況だよ。」

マークさん。
「我々は多くの真相をぼかした。
だけどその一方で最後にはしかるべき場所でシャーロックがアンダーソンに話した方法が
事実として一般的に広く認知されたんだ。
今や事実上、シャーロックのファンだというアンダーソンがそれを聞いて
『えー、ちょっとがっかり。』って言うんだ。
さらに『俺だったらそんなやり方はしないよ。』と言う。
だが、これらはとても優れていて私自身楽しんだし、決してありふれた説明ではないよ。」

そのアンダーソンとシャーロックの会話です。
A「No, I'm not saying it's not clever but...」
(いや、バカにしているわけじゃないけど・・・)
S「What?」
A「Bit disappointed.」(ちょっとがっかりしたんだ)
S「oh, everyone's a critic.」(みんな評論家なんだな)

モファットさん。
「自分が間違ってないと思っても突然正しいかどうか疑問に思ったりするよね。」
マークさん。
「する、する。」
モファットさん。
「つまり、シャーロックはシャーロックなんだって事をなぜ彼が伝えてるのか?」
マークさん。
「John Neville の『A Study in terror』という、切り裂きジャックが出てくる
シャーロックホームズのすごいドラマがあったよね。最後にファンタスティックな仕掛けがあるんだ。
シャーロックは切り裂きジャックが誰なのか明らかにしたんだけどネタバレはしないでおく。
そして彼は燃えさかる建物の中でAdrienne Corriと一緒に閉じ込められるんだ。
で、彼は信じられないことに逃げないんだよ。」
※これはエラリー・クイーン著書のいわゆるバスティーシュの話ですね。
ジョン・ネヴィルさんがホームズを演じていて、私も以前ちょっとだけYoutubeで観ましたが
ものすごく画質粗くてよくわからなかったです(笑)邦題は「恐怖の研究」です。

モファットさん。
「そしてベーカー街に戻った場面でワトソンが聞くんだよ。
『どうやったんだ?君、どうやって脱出したんだ?』
で、『何しろ僕は頑丈だと言われてるんだよ』とホームズが言う。それだけ。
言いかえれば『ヒーローとはそうしたものだよ』ってなる。」
マークさん。
「それで、我々はそれをポンと入れたわけだ。」

E1ラストのシャーロックのセリフです。
「You know my methods, John. I am known to be indestructible.」
(僕のやり方を知ってるだろう、ジョン。僕は頑丈だと言われているんだ。)

マークさん。
「我々は壮大な脚本にしようとしたんだ。そしていいところで、『こうやったんだよ』って言う。
さらにシャーロックが嘘をついている可能性は外した。我々と同じようにね。」
モファットさん。
「笑」
マークさん。
「今もだけど。」


ここで終わりです。
さすが最後はシャーロキアンらしい会話で終わりましたねこのふたり。
それにしても、最後のシャーロックのセリフがバスティーシュネタだったとは。
そして今回の特典の訳、本編以上に自信がありません(涙)
自分で書いてて意味不明だったところいっぱいあるのであまりこれを信じてはイケマセン。

そんなわけで、新年から始めて気づいたら5か月経ってました(笑)
「バスカヴィルの犬」途中で放ってしまったままですので、次から続きやります。
日本語版S3を観たらまたちょくちょく感想めいた事も書くと思いますので
またおつきあい頂けたら嬉しいです。



Sherlock Series 3 Special Features その13

2014-05-06 12:06:22 | Sherlock S3SP
「THE FALL」



昨日の明け方、すごい地震があってびっくりしました。
テレビでは東京23区が震度5弱となっていて2度びっくりしたのですが、
5弱は千代田区のみで私の住んでいるところは震度3でした。
それでも震源が近いので下から突き上げるような揺れでしたけどね。

続きです。


Steve Lawes @ Photography Director
「朝天気が良くて、夜に雨が降ってもコンテを撮り続けるよ。満足できるベースを決めないといけないから。
明日は晴れるみたいだから地面を濡らさないといけない。今日撮影したものとマッチするようにね。
時々、ほんのわずかだけど空気中に雨が混ざるんだ。
うまく切り抜けられるか、何ができないか言わば精通していないといけない。」

Sue Vertue
「屋外で撮影すると秘密を保持するのがとても難しいの。
私たちが人形にフェイスマスクを被せたときに記者の1人が言ったの。
『スタントはとても危ないから人形を使うんだね』
彼らは細かい情報を繋ぎ合わせて全貌を知ろうとしてるけど何が本物かそうでないか、
見分けることができないのよ。誰かがロープで降りてくるのを見て命綱のあるスタントなのか、
落下から生き残った方法なのか見分けられないの。」

マークさん
「これはシャーロックの復活について書かれた新聞だよ。」

モファットさん
『Benedict Jumper-batch』

マークさん
「いいね。」
モファットさん
「うん、好きだな。すごくいいよ。」
マークさん
『Sherlock, don't be a dummy』
モファットさん
『Sherlock's a fall guy』
「どっちが上手かな。」

マークさん
「これの役立つところはスタントを撮影するためにはベネディクトにいろんな装備を取り付けて
落下させなければいけないという事だ。
そして明らかに人形を使ったスタントでやらなければならないし、実際どれもおかしくはない。」
モファットさん
「ビルから誰かをほうり投げるふりをして、誰も死んでいない事を確認しないと。」
マークさん
「そうだね。」
モファットさん
「最後の日でない限りは構わないよ。」

マークさん
「本命の撮影のリハーサルをしていたんだけど、撮影を始めたらすごい雨が降ってきて、
ベネディクトはワイヤーで吊り下げられていたから傘を持って行ったんだ。
そうしたら突然おびただしい数のストロボが一斉に光ったんだ。Ohって感じだったよ。」
モファットさん
「昔の空を飛ぶ傘のトリックだね。」

マークさん
「本当にメリーポピンズのようだったよ。幻想的だった。」
「ベネディクトはとても熱心に全てのスタントをこなした。
そして本当に自分から思い切り飛び降りたんだけど
『ベネディクトはとても動揺していると内部の人が言っていた。』とみんなが言うんだ。
まったくフェアじゃないよ。」
モファットさん
「内部の人っていうのは大体間違ってると気づいたよ。」
マークさん
「うん。」
モファットさん
「そして記事を書く連中と同じ事を考えているんだ。独自の方法でやっているだけなのに。」
マークさん
「内部の人って誰?彼らがこの事を創作したって君が言った時、彼らって誰?って思ったんだ。
多分存在するんだね。」
モファットさん
「実際にいるんだよ。」
マークさん新聞を読み上げます。
「『No hit, Sherlock. It's magic!』ダレン・ブラウンがマーティンに魔法をかけたようだ。」

モファットさん
「そう、マーティンだからできたんだ。
彼はとても有名な映画スターだから、彼の選んだ有名人による額のマッサージが必要だったんだよ。
合理的だと思うよ。」
マークさん
「マーティンはあの日とても疲れていたのが真相だけどね。」
モファットさん
「そうなんだよ。」
スーさん
「私たちは少しだけちょっとした偽装をしたの。本当に楽しかった。
言及されるようなことはまったく起こらないよううまくやったわ。」


Jeremy Lovering @ S3E1 Director
「スクリプトを読んだとき、それを見る場合と同じように2分もかからずに説明が得られるんだ。
そして明らかにこう思うんだ。『Oh my God、彼はこのようにやったんだ。すごいよ。』
それからバンジージャンプで『これは本当なの?』って思うよ。
文書を見ると偽装がたくさんあって、基本的には彼がどうやってやったか、或はやらなかったって事なんだ。」

E1ラストの場面です。
John「Sherlock, you are going to tell me how you did it?」
「How you jumped off that building and survived?」

「シャーロック、どうやったのか教えてくれるよね?」
「どうやって屋上から落ちて、助かったんだ?」

今回(も、ですね)あまりうまく訳せなかったです。すみません。。。
続きます。

Sherlock Series 3 Special Features その12

2014-05-01 16:21:51 | Sherlock S3SP
「THE FALL」


先日、小説新潮のBSプレミアムのシャーロックS3放送の特集で、
プロデューサーや翻訳家などのインタビューを読んだのですが興味深かったですよ。
ここのところ立て続けに出ている雑誌の中では一番面白かったです。
(まだ全部読んでないけど・・・)
やっぱりSherlockの翻訳は通常のドラマより時間も手間もかかるようです。
言葉遊びも多いしなにより正典から引用されているセリフもかなりあるので、
きちんと確認しながらやり、更にそれを日本向けにアレンジするそうです。

やっぱり素人の付け焼刃翻訳と違ってちゃんとしてますね。
私なんてほとんど何も考えずに直訳してるだけなんで(汗)

放送日が近づいてきましたね。
私はきっと邦訳を見て、この記事を踏まえながら恥ずかしさにのたうちまわると思います。(笑)
そしてもし次にSherlocik関連で訳をUPするときはその辺もちゃんと勉強してからにしようと、
とりあえず決心してみるものの、多分無理です(笑)


続きです。

【Theory14】
「シャーロックが落ちたところはプレートかコンクリートでできたスラブのようなものがあって、
その下はネットになっているんだ。だから彼は大丈夫だったんだよ。
ジョンが起き上がった時、モリーか彼女の友人とかが歩道にプレートを戻したんだよ。
シャーロックは伏せていてたくさんの血が広がっていたから仕掛けはもう見えなくなっていたんだ。」


マーティン。
「もしみんなが現実の死や殺人に多くの時間を費やしていたら、
僕たちは2週間で全てを解決するよ。
みんな本当に彼がどうやったか知りたがっていたんだから。」


モファットさん。
「みんな『ライヘンバッハの滝』を観たら楽しくて夢中になってるよ。
そこにはシャーロックがやった事に特定の方向を指し示す要素があるんだ。」

マークさん。
「明らかにそれは可能でなければばらないよ。」
モファットさん。
「我々もちゃんとした正当な説明が必要だという事に気が付いたから、役にたったよ。
エキスパートが参加している舞台であれほどの騙しをどう成功させる?」

マークさん。
「コンサルタント能力があるシャーロックの自殺専門家たちがいるからね。
諮問自殺専門家だよ(笑)」
モファットさん。
「諮問自殺専門家・・・」
マークさん。
「彼はベーカー街2222に住んでいるんだ。」
モファットさん、爆笑。
マークさん。
「まさに最上階だね。」

Jeremy Lovering @ S3E1 Director
「シャーロックがバーツの屋上から飛び降りた時ジョンはアンバランスステーション
(救急車の車庫のような建物です。)の陰にいたんだけど、誰もが彼は死んだと思った。
我々はそうではないと知っているけど。
このエピソードではそれについていくつかの説明をするんだ。
昨日、そのうちのひとつを撮影したんだけど、それはファンの頭の中にある説のひとつだ。
(妄想ってことでしょうか笑)」→

→「今は3つ目の撮影をしていて、それが正解になるんだ。
彼はエアバッグの上に落ちるんだけどジョンはその間アンバランスステーションの陰にいるから見えないんだ。
そしてエアバッグはすぐに遠くへ運んだんだ。
ひとつ目のはフェイクだよ。
バンジージャンプをして、戻った反動で窓を通り抜けるやつだ。」

Steve Lawes @ Photography Director
「別にカメラを3台用意しているんだ。今日は2つの大きなスタントをやるからね。
4台で撮影するよ。違うアングルでいくつも撮ってハイスピードカメラも使う。
今日はほとんどスタントなんだよ。


ここでアクションの声がかかりウィルさんがエアバッグに飛び降りる場面になります。
Will Willoughby @ Sherlock Stunt Double

「完璧だよ。
あの高さから確実にやるからまず彼の代役がどんな方法でやるか確認するんだ。
自分のためではなく、できるだけベンが安心してできるようにしたいからね。」

監督さん。
「まずはスタントマンがやってみて、ベネディクトが不安なくできる方法を使うんだ。

ベネディクトが実際に飛び降りる場面。
ウィルさんが「大丈夫だった?」と声をかけ、「大丈夫。」とベネディクト。

Toni Staples @ Assistant Director
「彼、ドキドキしていたわよ。脈を測ったのよ。屋上に行ったからまたやるの。」
再びベネディクトが飛びおりる場面。
「肩を正面に向けて落下するときは右足を少し前に出すんだ。」とアドバイスされています。


Jean-Claude Deguara @ VFX Supervisor
「CGIを使う撮影の予定はないんだ。
大部分はカメラで捕えるつもりだけど取り出しや挿入が必要になるかもしれないからここにいるんだ。」

Matthew Mcdougal @ Compositor
「彼が落ちたときに建物の表面に見えるバンジーコードのシーケンスは
実際の場面からワイヤーを消してCGのバンジーコーに置き換えるんだ。
シャーロックが映っていないビルの画像を撮ってワイヤーを塗りつぶし、
ベネディクトに重ね合わせる作業をしてCGのバンジーコードケーブルがついた画像に置き換えるんだよ。
バンジーコードは完全にフェイクのCGで本物に見えるように織り目なんかを入れて本物に見えるようにしたんだ。」

Deguaraさん。
「シャーロックのすごい部分はほんの少し強化をしながらカメラですべて捕えようとするところだ。」

Mcdougalさん。
「ベネディクトが窓を通り抜ける一連のショットはグリーンスクリーンの前で撮影したんだ。
最初のショットはスタントマンを使ってシュガーグラスで出来た窓を通り抜けたけど、
ガラスとよく似た効果が得られたよ。2度目にベネディクトを撮影した。
ガラスの破片を実際に彼のジャケットや髪の毛においてスタジオにある窓を通り抜けた。
そこで実際に彼とやりとりしたんだ。
最後のショットを編集する時、ベネディクトが本物のガラスを通り抜けるように見せるために
本物の窓ガラスを壊したんだ。」


続きます。

Sherlock Series 3 Special Features その11

2014-04-29 01:01:08 | Sherlock S3SP
「THE FALL」

特典映像ラストになります。


S3の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


最近「SHERLOCK」のミニエピソードのようなスペシャルをクリスマスに向けて製作する噂が流れましたが、
マーティンのインタビューの中で出た話題で「作りたいね」なニュアンスだった感じですか?
ちゃんと調べたわけではないので真偽はわかりませんが、もし本当だったら踊っちゃいますよ、私。

ところで先日ふと自分のブログ内のランキングに目が留まりまして。
あくまで自分のブログの記事の閲覧数のランキングなのですが、
1位はなんとダントツでSherlock S3E1の「The Empty Hearse」その1でした。
今でも見てくださる方がいるなんてとてもありがたいです。

S3の始まりだしあのモリーちゃんとのキスシーンもコマ送りのように画像いっぱい貼ったからですかね。
で、2位はというとその2を通り越してその3なんですよ。その2なんてほぼ圏外で(笑)
何でだろう、その3て何が書いてあったけ?と久しぶりに自分の記事を見てみたら、
そこにはモリアーティとの例のあの場面が!
ちょw君たち!
と、自分で貼っておいて誰ともなく突っ込んでしまいました(笑)

記事と言えば、大昔にUPした「ベルグレービアの醜聞」の昨日の閲覧数が
すごい事になっていたのですが、きっとBSで再放送したからなんでしょうね。
この頃UPした記事は翻訳しているわけでもなく画像もただただ貼っているだけの
どこに出しても恥ずかしい浮かれっぷりがわかる内容なので、ちょっと死にたくなりました(笑)

ワード検索で来ていた方がほとんどなのでさぞがっかりされたと思います。
そういえばバスカヴィルの途中でS3を始めたので、中途半端に終わったままでした。
せめてライヘンバッハはちゃんと翻訳してUPしたいと思ってたりもしてるので、
この特典が終わったらどうにかしたいですね。

そして、今更ながらケースブックを購入してしまいました。
私は結構Amazonのレビューに左右される性質なのですが翻訳版のレビューがあまりにもひどくて
とても購入する勇気がなかったんです。で、気が付いたら英語版購入してましたよ(泣)
どうするつもりなんでしょう、私。

ものすごく長い前置きになりましたが、ここからスタートです。
タイトル通りシャーロックが飛び降りる場面から始まります。

もう何度観てもこの場面と「Prepared to Do Anything」の曲はつらいですね(涙)


モファットさん。
「我々がSeries2を始めたときにはどのように終わらせるかも決めていた。
実際にシャーロックをビルから落とすことも決めていたから彼は飛び降りて死ぬことになるんだ。
我々はドイルがやったようにごまかす事はしたくない。
ワトソンの腕の中で確実に彼を死なせるよ。
彼は間違いなく死んでるし、まさしくそのラストを撮影したんだ。」
マークさん。
「死んでないけど(笑)」
モファットさん。
「シャーロックはそこに立ってるんだ。どうやって戻るかは話せないけど。」

マーティン。
「シャーロックが死んだという事ははっきりしてた。それは疑いようがなくて、
その後、最後に彼に会って聞くんだ。『ところで、それどうやったの?』」

そしてロケ地に集まったファンガール。
「たくさんの説があるのよ!」

ベネディクト。
「みんなコートの事に気がついてないよね。要するにフライングスーツなんだよ。」

【Theory1】By ベネディクト。
「約100フィート落ちる事によって滑空できるんだよ。」

ファンガール。
【Theory2】
「代役か、
【Theory3】
レッジの上に着地した
【Theory4】
もしくは受け止められた」
【Theory5】
「群衆がいたでしょ。彼らは全員グルなんだと思う。」

マーティン。
「道を歩いていると呼び止められて聞かれるんだ。『彼はどうやったんだ?』って。
本当に知らないんだ、気取っているわけじゃないよ。」

ファンガール。
【Theory6】
「少しの間脈を止めるための薬を使った人がいるの。息はあるんだけど脈は止まるのよ。」
【Theory7】
「多分、腕の下にボールを入れたのよ。」
マークさん。
「何ヶ月もずっと国際的な話題になったんだよ。」
ファンガール。
【Theory8】
「ジョンの視点、それからそれがおきる前にジョンが頭を打ってる。
シャーロックが自分で自分を殺すって言ったのを聞いてる。
それは全て彼の頭の中の事なのよ。
シャーロックは屋上からモリアーティを落としたんだと思うわ。」
【Theory9】
「シャーロックは以前、モリーに会いに行ってるから、モリーもグルね。」

ルーちゃん。
私は1年半、ずっとたくさんの人に『教えることはできないの』って言ってきたのよ。
マーティン。
「見解は次々と出てきてた。すごく良い説もあったし、ばかばかしい説もあったよ。」

マークさん。
【Theory10】
「グラビティブーツ、
【Theory11】
大きく膨らませた尻(?)
【Theory12】
ペガサス、
【Theory13】
TARDIS(Dr.Whoに出てくるタイムマシンですね。)」
「予想以上に素晴らしいレベルだと思うよ。」
モファットさん。
「壮大だよ。」


「TARDIS」は私もイラストを見ましたが面白かったです。
それにしてもみんなよく考えますね。

続きます。


Sherlock Series 3 Special Features その10

2014-04-08 22:38:01 | Sherlock S3SP
「Shooting Sherlock」


Sherlockの再放送が始まっているんですね。
先日、S1のE1が放送されたようですがやっぱりS1はいいですね。
何と言っても推理の部分が圧倒的に多くてしかも素晴らしい!
比べるとS2は派手になった分、やや推理は減っているような。。。でもS3に比べたら!(笑)

ところで、マーティンが来年リチャード3世の舞台が決まりましたが、
その後すぐにベネディクトもリチャード3世やるよって公式に発表されていましたね。
なぜ同じ演目?(笑)
マーティンのはポスターを見る限り斬新な感じだし、ベネディクトはテレビ映画なので、
かなり趣が違うのでしょうか。
それにしても、君たちSherlockの撮影はいつやるの?と不安になりませんか?私は不安です(笑)

続きです。

Dannyさん
DH「ベネディクトに命中した弾丸の部分はとても特殊な効果だった。
通常、命中した部分は血が出てるだけなんだけど、ディレクターのニックは最初にまず命中した部分に穴をあけて
それからすぐに血が染み出るようにしたかったんだ。
おそらく視聴者には”きっと彼は生き残る”とかそういったものを与える一方で、
血が流れ始めて彼が本当に傷つけられたことを知らせたんだ。
もちろん、我々は実際には彼を撃っていないので詰め物をしたパッドを服にあけた穴に入れたんだよ。
それから血のチューブにポンプをつけてほんの少し血を押し出したんだ。」

Matthew Mcdougal(Compositor)
MM「この最初の場面はここで制作したんだ。
彼は既にシャツに穴をあけていて実際にセットのところで何度か血を出してみていた。
制作者は血が出てシャツに吸収し始めるのを見たかったんだ。
シャツから血が出てくると同時にグラフィックでぼかした小さな赤いパッドを結合させたんだよ。」
ネヴィルさん
NK「新しいアイデアを検討する事にしたのはテクノロジーが変化して新しいカメラを取り入れることができるからなんだ。
静止したひとコマを180度連続して撮影するマトリックススタイルだ。
いくつかのショットを撮影するために沢山の金を費やすだろうけどテクノロジーの向上で
我々はほんの少しのコントロールで(視聴者を?)騙すことができるしこのようなチームが一体となって、
通常何万ポンドもかかるような撮影を作り出す新しい方法を思いついたんだ。」

スーさん
SV「ディレクターたちの面白いところは3人の違うディレクターがいていくらか健全な・・・競争ではなく、
彼らはみな誰もやったことのない何かをしたいと思っているの。
シャーロックに今までと異なる新しいショットを加えたいのよ。
小さい木がついている自転車の車輪をぐるぐるまわしているだけで観た事のないエキサイティングで
斬新なものを撮ることができるのはすごいわよね。」

ネヴィルさん
NK「自転車の車輪にカメラをつけるアイデアはYoutubeでみたんだよ。
私はニックのところに行って電動ファンの上にカメラをおいて回転させたんだ。
そしてビデオを見たら素晴らしい映像だったんだよ。
それで、我々はそれをより大きくて良いものにしたんだ。
同じアイデア、同じ原理でより大きなカメラに応用させて装置を作りそれを実行する最良の方法を考えるのに
数週間を費やして、ファンを自転車の車輪に変えてみたんだ。
装置は3バージョン目でようやく使えるようになったよ。」

ベネディクト。
BC「自転車の装置は見事だったよ。
メアリーが僕を撃って僕が倒れると、その後カメラは彼女がマグヌッセンを殴ってるところにいき、
再びカメラがまわってきて彼が倒れる。全てがいいよね。カメラがバレエ的なのがいいんだ。」
ネヴィルさん
NK「我々が最初に自転車の装置を使用した時はかなり重要な時期だったのでたくさんのプランを立てた。
テストも成功したよ。
でもほんの少し不安もあった。
全ての俳優たちを呼んだ日にちゃんと作動するのか?ありがたい事にちゃんと作動したよ。」
ルーちゃん
LB「今日、ベネディクトが倒れるところをやるからとてもワクワクしてたんだけど、
私がそこで演じるのはダメだったからかなり落ち込んだわ(笑)」
ベネディクト。
BC「素晴らしい感覚だよ。
コートがちょっと浮き上がって、考える時間になるんだけど全て彼が倒れる間のひとコマなんだ。
それで地面に落ちた途端、現実に戻る。
ジョンが階段をかけ上がって、メアリーが消え去り、マグヌッセンは床に叩きつけられたけど、
彼が撃たれて救急車で運ばれるのを見ていたんだ。」

Willさん
WC「シャーロックはとても視覚的表現が強いんだ。
テレビにおけるストーリー作りの限界を突き進んでいる。
とても現代的で、洗練されていて、みんなが本気で目標に向かって一緒に働いているんだよ。」
ベネディクト。
BC「脚本の卓越したコンビネーションやニックの素晴らしいアイデアと、
アート部門の驚くべき専門知識がひとつになっているんだ。
そして驚くべき装置を持っている特殊効果の男たち。
素晴らしくて、本当に、本当に、クールだ。」


そして最後にシャーロックが倒れる場面。

「What is that? What's happening?」

「Shooting Sherlock」はこれで終わりで、「The fall」に続きますが、
その前にマレーシアGPとフランケンシュタインのレポートをUPします。