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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その5

2017-01-30 19:57:10 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


ここからは下記サイトのスクリプトを参照させていただきました。
Ariane DeVere


ウェルスバラ邸に向かう3人。


GL:チャーリーの家族はかなり消沈しているんだ。わかってるだろうが、いつもの調子でやるなよ。
SH:わかってるくせに。

その時ジョンにメアリーからスカイプの着信があります。

MW:Hey, hello!
JW:うん、大丈夫。クリームは手に入れたから。(ちょっと修正です。Mistyさん、サンクスです。)
MW:そうね、気にしないで。今どこ?死んだ少年の家?
JW:そうだよ。
MW:彼はどう考えてるの?いくつかセオリーが?
JW:ああ、そうだ、詳細をメールするよ。

MW:ああ、ビニールタイプが二種類あるのよね。
それを聞いたシャーロックがジョンの電話を取り上げます。

SH:なんで知ってる?
MW:受付の情報収集力にはあなたも驚くわよ。
彼らは何もかも知ってるの。
SH:じゃ、解けたのか?
MW:今やってるところ。
SH:おや、メアリー、母になったらスローダウンしたな。
MW:Pig!
SH:いいから続けて。
シャーロックはジョンに電話を返します。

MW:それがどうかしたの?
3人がポーチから家に入るときシャーロックは上のほうをちらっと見ます。

MW:誰も乗ってない車の中に突然死後1週間の死体が?
それであなたはこの事件を何て名付けるの?
JW:そうだな、「ゴーストドライバー」
SH:やめてくれ。
JW:みんなが好きそうなタイトルじゃないか。
SH:僕は嫌いだ。
JW:みんなの望み通りにするんだよ。
SH:絶対にそんな事はしない。あいつらはバカなんだ。
MW:一部はね。
SH:全員だよ・・・・ほとんどね。


ジョンが夫妻の待つ部屋の前で電話を切ります。

GL:しかし、かなり不思議だと思わないか?つまり、正しくお前の領分だ。

3人は夫妻の待つ部屋に入ります。

SH:ウェルスバラ夫妻ですね。
ご令嬢は本当に、あー、非常に、ものすごく残念です。

JW:ご令息。
SH:ご令息。
GL:ウェルスバラ夫妻、こちらはミスター・シャーロック・ホームズです。
David:お越ししただいて感謝しています。あなたの噂は数多く聞いています。
この暗闇に光を当てることができる人がいるなら、きっとそれはあなたです。
SH:ええ、僕にはそれができると・・・・
そう言いながらシャーロックはある場所に注意を向けます。

SH:・・・信じています。
David:だがチャーリーは私たちのすべてでした。Mr.ホームズ。私は・・・・

シャーロックは窓の前の円卓に意識を集中させます。
円卓の上にはマーガレット・サッチャーの写真や人形などが置いてあります。
しかしその円卓の中央はぽっかりと空間がありました。
円卓には少し傷もあります。


JW:シャーロック?
David:Mr.ホームズ?
SH:すみません、なんて仰いました?
David:チャーリーは私たちのすべてでした。私たちがこれを乗り越えられるとは思えません。
SH:いいえ、そんなふうに思ってはいけません。

シャーロックの意識は再び円卓に向かいます。


SH:本当にすみません。ちょっとお待ちいただけますか?僕は・・・

そう言いながらシャーロックは円卓に近づきます。


JW:どうしたんだ?
SH:よくわからない。ただ・・・「親指がうずくんだ」(※引用はマクベス?アガサ・クリスティー?)
JW:マジかよ。君が?
SH:直感を無視することはできないよ、ジョン。
直感を無視することはできないよ、ジョン。
データは理解しようとする意識が処理を急がせた結果だ。


シャーロックはデイビッドに尋ねます。
SH:これは?
David:ああ、それは祭壇のようなものなんだ。
彼も円卓に近づきます。
David:ミセスTのちょっとしたファンなんだ。今の僕がスタートした時の僕の偉大な英雄だ。
SH:なるほど。

SH:誰?
David:え?
SH:この人は誰ですか?
David:本気で言ってる?
JW:シャーロック。
David:マーガレット・サッチャーだよ、我が国の最初の女性首相。
SH:なるほど。

SH:首相?
David:政府のリーダーだ。
SH:なるほど。

SH:女性?
JW:いい加減にしろよ。君はよく知ってるじゃないか。
どうして時間稼ぎをしてるんだ?
SH:空間だ。見ろよ。変じゃないか。他のものはすべてきちんとしているのに・・・

SH:ここまでくるとOCDに近い。

シャーロックは夫妻のほうを向きます。
SH:敬意を表すよ。
掃除人が中に入るといつものようにこの像を移動させている。
この絵は毎日真っすぐにしているがまだ見栄え悪い。
ここに何かがあった。無くなったのは最近だ。
David:そう、そこには石・・・・
SH:石膏像。
David:・・・石膏像があったんだ。
Emma:壊れていたのよ。だから何?一体チャーリーとどういう関係が?
SH:ラグだ!
Emma:はい?
SH:どうして壊れたのか?これが落ちる床には大きくて厚いラグが敷いてある。
Emma:それが何?
JW:ミセス・ウェルスバラ、申し訳ありません。彼には自由にやらせたほうが良いんです。
Emma:あなたの友人は変なんじゃない?
JW:いいえ、彼は不愉快な奴ですがそれは安易な間違いです。
David:侵入されたんだよ。何か小さくて堅いもので粉々にされたんだ。
ポーチに欠片が残っていた。
SH:僕たちが入ってきたポーチ?

David:わざわざ彼女の顔を壊していったんだ、彼女をすごく嫌っていた誰かがやったのだろう・・・
SH:僕は専門家ではありませんが、あー、もしかして彼女の顔?
なぜ他のものは無傷なんでしょうか。絶好のチャンスでこれだけを狙っている。
あれなんて笑顔の彼女だ。

Emma:警部、これは明らかに時間の無駄じゃありませんか。これ以上・・・・
SH:ご子息に何が起きたかはわかっています。
Emma:本当に?
SH:極めてシンプルだ。率直に言えば、つまらない事件だ。
しかしその前に、侵入のあった夜の事を教えてください。この部屋は暗かったですか?
David:ああ。
SH:そして破壊されたのがポーチですね。
僕は人感センサーが壊れていたことに気づいた。だから隣のランプがずっと点灯していたのでは?
GL:どうして気づいた?
SH:僕は詳細を無視するような傲慢さは持ち合わせていないんだ。警察じゃないからね。
GL:君は彼が見えるところで壊されたと?
JW:どうして?
SH:わからない。わかってたら面白くないだろう。


続きます。
何かちょっとシックリこない訳になってしまいました。

ドクター・ストレンジ鑑賞(ネタバレなし)

2017-01-28 09:09:56 | 映画+Benedict Cumberbatch
何と今回は初日に行くことができました。
びっくりびっくり。
これもごるちゃん、Rちゃんのおかげです。いつもありがとう。


さて、前日にチケットを購入した時はかなり空席がありましたが
当日はほぼ満席だったのでちょっと安心(私が安心してどうするんだ)
ちなみに日本橋TOHOで3DのDOLBY-ATMOS。
実はDOLBY-ATMOSは初体験な私。本当に天井にスピーカーがありました。

いや本当は2Dで観たかったのよ。
インセプションな映画を3Dで観たら確実に酔いそうだし。
酔ったらどうしよう・・・と少々不安を抱きながらも映画が始まりました。

冒頭の引き込まれそうなリアル感に、ちょっとヤバいかも、と思いましたが
そう思ったのは始めだけで全然大丈夫でした。

そんなわけで今回はネタバレなしのただの感想をちょっとだけ。

何といってもやはりマーベルはオープニングが最高ですね。
NEW Doctor Strange Marvel Intro Logo 2016 HD (Phase 3)

ストーリーも壮大ですが何といっても映像が本当にすごいです。
お金かかってるなあ。そして役者は大変だなあとも思いました。
ベネディクトも言っていましたがそれだけすごいアクションでした。

ヒゲディクトだし白髪もあってかなり老けてる印象でしたが、
それでもやっぱりベネディクトの演技にはいつも引き込まれてしまいます。
退屈させない魅力があるとあらためて思いました。


もちろん、
ベネディクトだけではなくマッツさんやティルダさんなどみなさん素晴らしかったです。

ちなみに、
つい先日ローグワンを観に行ったのにふたりともマッツさんに気づかなかったご様子。
さすがに違い過ぎるか・・・
「ローグワン」


「Dr.ストレンジ」


もちろんスタンリーもちゃんと出ていましたし
NYにはスタークインダストリーズのタワーもちゃんとありました。

最後まで飽きさせないのはさすがマーベル映画と思いましたが、
難を言えば、ちょっと短時間で詰め込み過ぎなのかなという印象。
それぞれのキャラクターの強さとか凄さがイマイチ伝わらなかったような気がします。

トレーラーに出ていた場面がなかったりしたので結構カットしたのかもしれません。
もう少し掘り下げて欲しかったかな。

それはまた次回に期待するとして、
ストレンジさんもエンディングのあと館内に明かりが点くまで立ち上がってはいけない構造になっています。
もしかしたらこれが一番ネタバレになりそうなので明言はしませんが、
最初のエンディングのあとの映像に思わず小躍りしたくなったのは私です・・・・ふっふっふー。


そうそう、マントも可愛かったです。
これは良いキャラクターでしたよ(笑)てか欲しいわ、これ。


今後、出演が決まっているのはソー3とアベンジャーズでしたっけ。
でもご本人忙しすぎてアベンジャーズの撮影はスタントが多いのだとか。

これからもドシドシ主役のオファーが来そうですね。
派手なハリウッド映画も楽しいですがThe current warのような映画も勉強になって面白いです。

大した感想ではありませんでしたがこの辺で終わります。
先日拾った画像がつい面白かったので。

Sherlock 4-1 The Six Thatchers その4

2017-01-25 21:02:12 | Sherlock S4E1
Sherlock Series 4 Episode 1

Director: Rachel Talalay
Writers: Mark Gatiss


S4E1の内容とネタバレが含まれますのでご注意ください。


ここからは下記サイトのスクリプトを参照させていただきました。
Ariane DeVere



バスの中、子育てに疲れ果てた様子のジョン。

ジョンにシャーロックからテキストが入ります。
「ベイカーストリート?明日の午後5時?
最高の事件があるとレストレードが言ってた。」
「メアリーもいいって。」

その時、笑顔でジョンを見つめる女性がいました。
ジョンも気になる様子。


バスを降りて窓に映った姿を見るとジョンの耳にお花のおもちゃがささっていました。


回想シーン。
JW:よしよし、いい子だねー。いい子だ。終わりにしようね。

ロージーをあやすのに使っていたお花を耳にさしたままバスに乗ってしまったジョンでした。
ちょっと自惚れちゃったぜ・・・という感じでしょうか。


ジョンが221Bに行くとレストレードが来ていました。

GL:よお。
JW:やあ。君が何か良いもの持ってくるって。
GL:ああ、そうなんだ。デビッド・ウェルスバラの50回目の誕生日だった。

場面は回想に変わります。

デイヴィッドの誕生パーティ。
部屋のテーブルにhサッチャーの像が置いてあります。


David:50歳だよ!あれはどこいったかな。先週の今頃は21歳だったはずだぞ。
Emma:でも、それだとあなたの出会う前になるからそれは不可能ね。

Emma:彼女がまた咎めるように私を見てる。

エマはサッチャーの像を見ながら言います。

David:違う、ただのジェラシーだよ。
Emma:ええ、そうね。

その時、デイヴィッドのモバイルに着信が。

David:スカイプだよ。
Emma:あら、きっとチャーリーね。電話ぐらいはしてくるでしょう。

David:Hello
Charlie: Hey, Dad!ハッピーバースデー!パーティに出れなくてごめんなさい。
でも・・・旅は見聞を広げるだっけ?


画面が乱れます。

David:ダメだ、映像がフリーズした。
Charlie:ああ、電波が最悪なんだ。でもまだ聞こえるから。
David:おい、どうして最悪なんだ。どこにいる?
Emma:彼、元気なの?ちゃんと食べてるか聞いて。
David:で、お前はどこにいるんだ。・・・聞こえてるか?
Charlie:ごめん、聞こえてるよ。ただちょっと・・・・
David:どうした?
Charlie:なんでもないよ。高地のせいだ。
David:高地?
Charlie:今チベットなんだ。山とか見たことある?
David:山はどうでもいいんだ。母さんはお前がちゃんと食べてるか気にしてるぞ。
Charlie:ねえ、父さん。お願いがあるんだ。
David:なんだ?
Charlie:僕の車をチェックしてくれる?
Davud:車?
Charlie:賭けをしたんだ。僕がボンネットにパワーレンジャーをつけたとみんな信じないんだ。
写真を撮って送ってくれる?
David:ああ、いいよ。

David:送ったぞ。届いたか?・・・・チャーリー?

チャーリーからの返事はありませんでした。



GL:1週間後・・・
JW:うん。
GL:不思議な事が起きたんだ。

レストレードの言葉に口角を上げニヤリとするシャーロック。

GL:酔っ払い運転だ。そいつは完璧に酔っぱらっていて警察に追われていた。
逃げようとウェルスバラ邸にハンドルを切った。残念ながらな・・・・

逃走車がチャーリーの車に激突し、漏れたガソリンに引火し爆発します。

GL:酔った男は生きていた。彼を引き出すのは大変だったが。
しかし、鎮火したあと車を調べたら・・・

車からほとんど焼けてしまった死体が見つかります。

JW:誰の死体?
GL:息子のチャーリーだ。
JW:なんだって?
GL:チベットにいた息子だよ。DNAで確認した。
あのパーティの夜、車には誰もいなかったのに1週間後、死体が車で発見されたんだ。

それを聞いてシャーロックが笑います。

GL:な、お前が喜びそうな事だろう。
JW:検視報告は?

レストレードはカバンからレポートを出します。

GL:ああ、チャーリー・ウェルスバラは閣僚の息子なんだ。
だから俺は結果を求める大きなプレッシャーを抱えているんだ。
SH:そんな事はどうでもいい。シートについて教えてくれ。

JW:シート?
SH:そう、車のシートだ。

シャーロックはレストレードから書類を受け取ります。

SH:ビニール製・・・2種類のビニールがある。

SH:彼の所有車?
GL:ああ、大した車ではなかったが。学生だしね。
SH:なるほど、示唆的だな。
GL:なんでだ?
SH:ビニールはレザーより安い。
GL:ああ、そうだな。
JW:他にもあるよ。
SH:Yes?

JW:これによると、チャーリー・ウェルスバラは死亡して1週間経過している。
SH:え?
と、シャーロックはちょっと興奮気味な表情です。

JW:車で見つかった死体は死後1週間だよ。
SH:ああ、これは面白いな。僕の誕生日って事か?助けて欲しい?

GL:ああ、頼む。
SH:ひとつ条件が。
GL:Okay.
SH:君の手柄にしろよ。
シャーロックの言葉に顔を見合わせるジョンとレストレード。

SH:僕が解決しましたじゃつまらないだろう。
GL:そう言うけどな、ジョンがブログに書けば手柄は全部お前のものになるじゃないか。

JW:一理あるな。
GL:お前がそうしないからと言って称賛を自分のものにしようとするプリマドンナのように見えるのか、俺が。
JW:君は痛いところを突いたようだぞ、シャーロック。

GL:・・・人を手柄中毒みたいに。
JW:間違いなく痛いところだ。
GL:称賛はすべてお前のものなんだ。
SH:わかったよ。

GL:いずれにしてもサンキューな。
それじゃ、その血なまぐさい1件を解決してくれるだろうな?俺は気が狂いそうなんだ。
SH:仰せの通りに、ジャイルズ。

Gがつく名前シリーズはまだ続いていたんですね。今回は「Giles」でした。
グレッグの不穏な空気に「ただの冗談だ。」とシャーロック。

そしてジョンにだけわかるようにほぼ口パクで言います。

SH:名前なんだっけ。

JW:グレッグ。

SH:え?

JW:グレッグだよ。

SH:Oh。
JW:しかし、何が起こったのかは明らかだな。
SH:驚いたな、ジョン。何が起こったのかわかってるのか?
JW:全然。いつも君がそれを言う頃だから。
SH:うん。そうだな、それじゃ・・・

↑嬉しそう。

SH:君のちょっとした問題を解決する手助けをしよう、グレッグ。
GL:聞いたか?
JW:ああ。

グレッグと言われて喜ぶレストレードでした。
シャーロックは出かける準備をしに部屋に戻ります。

GL:父親になってどうだ?
JW:Oh, good. Great. Yeah, amazing.
GL:ちゃんと寝てるのか?
JW:いや。
GL:泣き叫びながら要求ばかりする子どもに振り回されてるんだろう。
奴の気まぐれに応じるために四六時中起きてるのか?
(シャーロックを見て)自分の事じゃないと思ってるんだろうな。

SH:今なんて?
JW:言わなくてもわかるだろう。後始末をして頭を撫でてやればいいんだよ。
SH:今のはただのジョークか?
JW:感謝されたこともないよ。人の顔の見分けもつかないんだし。
SH:ジョークじゃないのか?
GL:「君は賢いね、本当にすごく賢いよ」って言ってればいいんだよ。

SH:それ、僕のことか?
GL:彼には回りくどさが必要だな。
JW:そうかもしれないな。
SH:理解できない。



続きます。

後半の3人の会話が難しく、特にレストレードのこのセリフは考えてはその度に書き直しましたが
結局、勝手な解釈で意訳してしまいました。
Which makes me look like some kind of prima donna who insists on getting credit for something he didn’t do.

それと、上のセリフの少し前のシャーロックのセリフ
Take all the credit.

最初は手柄は僕がもらうと言ってるのかと思いましたが、
以降の流れからレストレードの手柄にするという意味なのかなと解釈しました。

このあたりからャーロックはずっとレストレードとジョンの会話が理解できてない感じでしたが
なぜ理解できないのかもよくわからないので、やっぱり間違ってるのかも。
イギリスの機知に富んだ会話というのでしょうか、ホントよくわかりません。

ローグ・ワン鑑賞

2017-01-24 07:17:58 | Star Wars
Rogue One: A Star Wars Story
Directed by Gareth Edwards
Produced by Kathleen Kennedy Allison Shearmur Simon Emanuel
Production company Lucasfilm Ltd.
Distributed by Walt Disney Studios Motion Pictures
Release date December 10, 2016


ギリギリの最終日にやっと見れました。
ほとんどあきらめかけていたので本当に良かったです。
しかも最終日のせいかすごく空いていて気分はホームシアターだとRちゃんもご満悦の様子。

少しですが感想を書いていきたいと思います。
ネタバレありますのでご注意ください。

正直に言います。
私的にはエピソード7より面白かったです。

しかも。

泣きました。ほぼ号泣に近かったです。
まさかSWでこんなに泣かされるとは。

Rogue One、ローグワンの意味を調べたところ、
「ならず者」とか「悪党」とか、そんな意味でしたが、
文字通り、一匹狼的なはみ出し者が活躍するストーリーでした。
実際は3つの意味があるとウィキにありました。
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
そういえば、ルークも所属した反乱軍の戦闘機部隊がローグ中隊でしたね。

そしてこれはご存知の通りエピソード4の前日譚でもあります。
4の冒頭でレイア姫がR2D2にデススターの設計図を託しますが
この映画はその設計図を帝国軍から盗み出すストーリーで、E4の10分前までを描いています。

主演のジン・アーソ役にフェリシティ・ジョーンズ。
ホーキング博士も可愛かったですが、今回もやっぱり可愛いです。

今回はこのくらいの情報しかゲットせずに見に行きましたが、
まさかのマッツ・ミケルセン!

今回はジンの父親でデススターの開発者、ゲイレンを演じています。
悪役しか見たことなかったマッツさん、良き父親役で最高にステキでした。


帝国兵器、のちのデススターの開発者、ゲイレン・アーソは隠れるように惑星ラムーで妻、そして娘のジンと暮らしていましたが、
オーソン・クレニック長官に居場所を突き止められ妻を殺されたゲイレンはジンを逃がします。
ジンはゲレラに育てられますが16歳で生き分かれてしまいます。

自分がいなくても誰かが開発を続けると考えたゲイレンは開発を続けるふりをしながらデススターに弱点を作り、
その情報をゲレラに渡すため帝国のパイロット、ボーディー・ルックに託します。

ボーディーはジェダにいるゲレラと接触を図りますが、信用できないとボーディーを拘束してしまいます。
その情報を掴んだ同盟軍はジンを利用してゲレラと接触を図ろうと、
キャシアン・アンドーと元帝国軍のドロイド、K-2を使い帝国軍によって逮捕されていたジンを救い出します。
自由と引き換えにジンは承諾し、アンドー、K-2とともにジェダに向かいます。


今回のドロイド、K-2は今までとは全然違う容貌でした。
元帝国軍のドロイドなので当たり前なのか。
C3POのようなおしゃべりで皮肉屋ですが、頼りになるイイ奴でした。


ジェダはフォースを信じる者たちの巡礼の場所でもありました。
その寺院を守護する盲目のチアルートと友人のベイズと出会います。
ジェダで採れる資源はライトセーバーに用いられるため帝国軍が支配していました。

懐かしのスターデストロイヤー。
本編、特にE4を彷彿させる小道具や場面があちこちに散りばめられていて何度ニヤニヤしたことか。

ゲレラと再会を果たしたジンはボーディーが持っていたホログラムのメッセージを見ます。
それはゲイレンからのメッセージでした。
デススターに弱点を織り込んだ、そこを攻撃すればデススターを破壊できるが
そのためにはデススターの設計図が必要だと言います。

確かここで初めて「デススター」の名前が出てきたと思います。
これがE4のヤヴィンの戦い、デススター破壊に繋がるかと思うといよいよ感が増してきます。

一方、情報漏洩があったことで完成を急がせたターキン提督はクレニックにデススターのテストを命じます。
標的はジェダでした。
E4を見た限りでは一瞬で吹き飛ぶのかと思っていましたがそうでもなくじわじわと破壊されていく感じでした。

危機一髪で逃げ出したジン、アンドー、チアルート、ベイズ、そしてボーディーが
ゲイレンがいる惑星イードゥに向かいます。
実はアンドーにはゲイレンの暗殺命令が同盟軍によって出されていましたが、
結局、アンドーは絶好の機会に恵まれながらも引き金を引くことはできませんでした。
その時、同盟軍の攻撃部隊による攻撃が始まりゲイレンは巻き込まれジンの目の前で死んでしまいます。

ジンは育ての父親であるジェダでゲレラを失い、今また実父を失ってしまうんです。
久しぶりの再会なのに(泣)
ゲイレンはジンをいつも「私のスターダスト」と呼んでいました。これ結構重要なワードだったんです。

ゲイレンの意志を引き継ぐためジンは同盟軍の評議会で提案しますが信用されず却下されます。
デススターの脅威に戦意喪失してしまった感じです。
ジンは「設計図を入手すれば希望はある」と訴えますがダメでした。

同盟軍はやっぱりこれがないとですね。
ちなみにかなり小さいのですが右側にいるのがSherlockのS3に出ていたショルト少佐の
アリステア・ピートリーです。私がこの方を見たのはこれで3作品目だわ。

こちらのほうがわかりやすいかも。

ゲイレンの暗殺命令を出したりイードゥの攻撃命令を出したり結構やらかしてくれます。

あと、アンダーソンもいたんですよ。ジンの隣にジェベル議員役で。
アリスさんもナイトマネージャに出てましたが
SWはイギリス俳優が多いですね。

ジンの設計図奪取の作戦に志願したアンドー、チアルート、ベイズ、ボーディー、K-2、さらに同盟軍の数名とともに
設計図があるスカリフに向かいます。
彼らは帝国軍の貨物船でスカリフに降り立ちますが、帝国側にコードネームを聞かれその時に名乗ったのがローグワンでした。

スカリフが意外とハワイちっくで、何か行きたくなってしまいましたよ。
これも健在でした。


ジンとアンドーはK-2とともに設計図が保管されているシタデル・タワーへ
ボーディーは船で待機、他の人たちは陽動作戦で帝国軍の兵士たちの目を逸らします。
そうして彼らの死闘が始まります。
一方事態を把握した同盟軍もラダス提督率いる艦隊がスカリフに駆けつけ、戦いは激化していきます。
とっくに出撃の準備をしていたというラダス提督、最高でした。

設計図を入手後、対している反乱軍の船に送信をすることになっていますが、
ここで重要なのがオーガナ元老院議員が受け取ったら「ジェダイの古い友人」に特使を送り助けを求めると言っています。
そうなんです、「ジェダイの古い友人」とはオビワンケノービで、特使とはレイア姫なんですね。
ここでも涙腺崩壊な私。

しかしスカリフに強力なバリアをはったため送信もできない状況になってしまい、
帝国軍の通信システムを乗っ取らなければならなくなります。
チアルートとベイズ、ボーディーが命をかけて通信を繋ぎ、
K-2はジンとアンドーを守るために破壊されるまで戦い抜きます。

それぞれがミッションを背負い、やり遂げ、そして殉死してしまいます。
誰ひとり欠けても成功はあり得なかったミッション。
彼らの最期は本当に見事でした。
ずっと泣いてましたよ、私。

事態を知ったターキンはスカリフごと破壊してしまおうとデススターを使います。
設計図を通信システムにセットするジンはクレニックに邪魔をされますが
怪我を負いながらもアンドーが助け、デススターのレーザーが放たれる直前、無事に送信します。

設計図を受け取ったラダス提督はレイア姫が乗っているタンティヴIVに送ろうとしたその時、
ダースベイダーがライトセーバーを持って乗り込んできました。
ダースベイダーにやられながら兵士たちの手から手へ設計図がリレーされていきます。
ここは息もできないほどの緊迫した場面でした。

この時代はジェダイがいないのでライトセーバーを使った華麗なアクションも皆無でした。
しかし、満を持してダースベイダーが登場しライトセーバーとフォースを駆使して、
バッサバサと斬り倒していう様子にハラハラしながらもワクワクしてました。
思わず巻き戻したくなりましたし。

そして設計図を手にしたタンティヴIVは切り離されダースベイダーが見送る中、タトゥイーンに向かいます。
設計図を手にしたレイア姫は「これこそ希望です。」と言います。
この10分後にダースベイダーが乗り込んできて、E4の冒頭になるんですね。


若きレイア姫がちゃんと出てくるんですよ。びっくりしました。
他の役者さんが演じて、顔だけはCGらしいです。
ピーター・カッシングが出た時も驚きましたが、これも同じだそうです。

すごいわねー。
今はおふたりとも亡くなってしまいました。

タワーから脱出したジンとキャシアンでしたが、
設計図が無事に送られ希望が残った事を確信しながらスカリフともに消えていきます。

E4の冒頭に出てくるたった数行の説明の裏にはこんな犠牲があったというストーリーでした。
その後設計図はオビワンの手に渡り、ルークたちの活躍でデススターを破壊し英雄となります。

彼らはその裏にある壮絶なストーリーを知っていたのだろうか。
デススターの弱点は反乱軍の分析ではなく、
妻を殺されながらも耐え忍んで希望をつないだゲイレンの功績だった事を。
その設計図を奪うために自ら命を捧げたローグワンのメンバーたちの存在を。


これは名もなき英雄譚でもあるんだと思いました。

ゲイレンはジンを「スターダスト」と呼んでいました。
ジンは輝きながらみんなに希望を残して散っていったスターダストだったんですね。


この映画を見るとE4を見たくなるってみなさん仰っていましたが本当に見たくなります。
そういえばごるちゃんもRちゃんも、CGだと何となく薄っぺらいねぇ、などと言っていましたが
確かにそうなんですよね。
ルーカス監督がCGではなく模型を使い続けたのもそんな理由もあるようです。

長々と、思いつくままに書いてしまいました。
これを書いているだけで思い出し涙が出てくるんですけど(笑)

SWを知らなくてもじゅうぶん楽しめますし、知っていればさらに楽しめます。
私の拙文ではまったく伝わらないと思いますが胸にぐっとくるものがあります。
まだ見ていない方はぜひ見て欲しいです。

もちろん、このふたりもちらっとですが出てきます。


First image of The Current War

2017-01-22 12:39:33 | BC_2017・2018
エジソンさんの画像や撮影風景が出てきました。

このくらいの長さが一番可愛いと思います。若く見えるし(暴言)
やっぱり髪型って大事だなーと思ったりしました。


(via www.instagram.com/p/BPiRHj0BuDy/)


(via www.instagram.com/p/BPiTCv-ATQS/)

トム・ホランドと。

(via @abouttomholland)

こちらに少しだけ記事があります。
First image of Benedict Cumberbatch as Thomas Edison in The Current War


ウェスティングハウス役にマイケル・シャノン。
ファンタスティックビーストでティナを演じたキャサリン・ウォーターストンがウェスティングハウスの奥様。
そしてトム・ホランドくんがサミュエル・インサル、ニコラス・ホルトが二コラ・テスラ。

これがエジソンさんだそうです。


いやー、楽しみですね。
IMDbだとリリースが2017年になってるんだけど、今年ー?(日本除く)
まさかー。