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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

映画版 ダウントン・アビー その1

2020-07-26 10:52:06 | 映画+ドラマ

Downton Abbey

Directed by Michael Engler
Produced by Julian Fellowes Gareth Neame Liz Trubridge
Screenplay by Julian Fellowes
Based on Downton Abbey by Julian Fellowes
2019 UK

大きなスクリーンで観るのを楽しみにしていたのですが
新年早々入院していたので行けずに超絶がっかり・・・・
衣装やお城を大画面で観たかったんです。

先月から配信が始まり無料になるまで待とうと思っていましたが
我慢できずにレンタルしました。

さすが映画版、最初から最後までお衣装やティアラを楽しめました。目の保養です。
私はイーディスの衣装が一番好きで、もちろん今回もステキ過ぎました。

ドラマ知らない人、忘れちゃった人におさらい動画もありました。
懐かしいけどマシューの死は今観てもやっぱり悲しい。
映画『ダウントン・アビー』約10分でおさらいできる特別映像

ここでもさくっと人物のおさらい
左:ロバート・クローリー(グランサム伯爵)とコーラ夫人
右:長女のメアリーと伯爵の母、バイオレット

次女のイーディスと夫のバーティ(ヘックスハム侯爵)
マシューの母イザベルと夫のマートン男爵

亡き三女シビルの夫とメアリーの現夫ヘンリー・タルボット
元執事のカーソンと妻で家政婦長のヒューズさん

伯爵付の従者ベイツと妻でメイド長のアンナ
料理長のパットモアと助手のデイジー

現執事のトーマスと下僕でデイジーの婚約者アンディ
元マシューの執事で今は教師兼下僕のモールズリーとコーラ付の侍女バクスター

相関図はこちら。
ダウントンアビーキャラクター

オープニングから聞こえてくるいつものメロディが嬉しいです。
1927年。
伯爵の元にイギリス国王ジョージ5世とメアリー王妃夫妻が
ダウントン・アビーを訪問するという手紙が届くところから始まります。

緊張が走る使用人たちですが先乗りした王室の使用人たちにお役を奪われ
出番が無くなりそうな皆さん。
訪問の成功を任されたメアリーはトーマスへの不安からカーソンさんを復帰させます。

カーソンさんが仕切ると聞いたトーマスは休暇を取りますとあっさり引き下がります。
王室の執事がウザいし面倒だったから、まーいっかって感じでしょうか。
しかも国王の衣装係のイケメン、エリスからヨークに誘われて楽しそう。


国王一家がご到着します。
ロバートの従妹、レディ・バグショーが王妃の侍女として同行します。
子どものいないレディ・バグショーの財産の相続でバイオレットと揉めていました。

レディ・バグショーは侍女のルーシーの相続を望んでいました。
実はルーシーはレディ・バグショーと夫亡き後に愛する男性との間にできた娘でしたが
出自を明かしていないためバイオレットにとってはただの侍女だったのです。

チェトウッド少佐がパレードの警備と称しトムに近づきますが
実は王の暗殺を狙っていたアイルランド独立派でした。
しかし少佐に疑いを持っていたトムは彼の行動に気づき暗殺を阻止しました。

トムは今回も大変おいしい役どころでした。
暗殺は阻止するし夫との不仲に苦しむ王の長女、メアリー王女を王女とは知らず
相談にのり解決させてしまうとか、ルーシーと知り合い、恋に発展させてるとか。

タペンス・ミドルトン はエジソンズゲームでエジソンの妻メアリーを演じています。

王室を支持しないトムはクローリー家の人たちとは相容れない思想の持ち主ですが
それでもクローリー家の人々は愛する大切な家族なんだと話していました。


メアリー王女とトム。

そしてイーディスの夫バーティは国王から皇太子のアフリカ訪問に同行を求められますが
妊娠していたイーディスは出産日にバーティが不在になると反対します。
公爵家に嫁いだイーディスは公務ばかりの生活に疲れていました。

それぞれ問題を抱えながら夜が近づいてきます。

続きます。


今回も雑談

2020-07-24 13:20:31 | 閑話

ここのところBad Newsばかり続きますね。
コロナはもちろん、地震や災害も頻繁に起きてるし
アメリカはデモや暴動でロックダウン再びだし。

そして三浦春馬の訃報を知りました。
彼の作品はごくせんと永遠のゼロしか観ていませんが、
あ、「世界はほしいモノにあふれてる 」は興味のあるテーマの時に観てました。

「永遠のゼロ」は様々な意見がありますが
とにかく岡田君がものすごくかっこよかったです。
山崎監督の細部にわたる拘りも何となくルーカス監督を彷彿させました。
三丁目の夕日も隅から隅まで昭和を表現していましたし。

三浦春馬はキレイなお顔なのにとてもちゃんとした好青年な印象でした。
まだ30歳なのに・・・人生これからなのに。
何が彼を追い詰めたのか知ることはできません。
一部で誹謗中傷が原因だと騒がれていますが、
それが原因であろうとなかろうと最近のSNSは本当にヒドイと思っていました。

ツイッターでも言葉狩りのような批判と言う名の攻撃ツイートをよく見ます。
それがエキサイトすると言葉も乱暴になり中傷めいた言葉に変わってきます。
困ったことに本人たちは自分の考えを「正義」だと思っているから
正しいことを伝えないといけないという謎の使命感を持っているということ。

「正義」って何でしょう。
この世に「絶対」正しいことが果たしてあるのでしょうか。

人はそれぞれいろいろな方向で様々な考えを持ちますよね。
それってとても健全だと思いませんか。みんな同じ思想のほうが怖いですよ。

価値観や思想は人それぞれ。
多様性と言うながらなぜ自分と違う発言は拒否するかな。

愚痴ばかりですみません。
もうひとつ悲しいニュースが。
Gleeでサンタナを演じていたナヤ・リヴェラが湖で亡くなってしまいました。
遺体が発見された日は奇しくも2013年に急死したフィンを演じたコーリー・モンテースの命日という・・・

息子さんとボートで湖に行ったナヤですが戻ってきたのは息子さんだけでした。
すぐに捜索活動が始まりましたが悲しい結果となってしまいました。
湖で溺れた事故死とされました。愛する息子が無事だったのが救いです。

サンタナはとても好きなキャラクターでした。どうか安らかに。

Gleeのキャストたちの追悼コメントです。
グリー』共演者が追悼コメント


最後は楽しいエピソード。
会議中のにゃんこのしっぽが話題になりました。

ニコルソン議員の「しっぽをさげなさい」に優しさが表れていて
何度も何度も見てしまいました。
しっぽの様子から、とても大事にされているんだとわかります。
ずっとしっぽだけ出演のくだりも最高です。フル動画欲しいです。

Youtube版
「ロホ、しっぽを下げなさい」 英議会のビデオ会議中に……

 

後に議員がロホのお顔を公開しました。

Rojoはスペイン語で「赤」だそうです。
茶トラはジンジャーだからかしらね。

関係ないけどスコットランドのハリス島 Luskentyreビーチ。
行きたいなー。


HAPPY 44th BIRTHDAY

2020-07-19 11:37:54 | BC_2019・2020

現地時間も19日になりましたので・・・
ベネディクト・カンバーバッチ44歳のお誕生日ですね。

昔の画像フォルダが消失してしまったので(ショックを通り越して無の境地)
以前ブログにアップしていたものを適当に並べてみました。



ハッピーな1年でありますように。
Many Happy Returns!

 


雑談と近況

2020-07-13 22:06:28 | 閑話

ご無沙汰しています。

最近は週イチペースのブログになっていますが元気なのでご安心ください。
九州など雨の被害が大変なことになっておりますが皆さまご無事でしょうか。
私も九州には同僚や友人がおりますが幸いにも皆無事でした。
亡くなられた方のご冥福と被災者の方々には心よりお見舞いを申し上げます。



7月に入りやっとエジソン観に行けるー!と思っていたら・・・
何なの?コロナ。いい加減にしてよ。

最近はイベントも緩和してプロ野球も観客が入れるようになりました。
私も時々外食したり会社の帰りに買い物したりはしていますが
映画館はやっぱりちょっと勇気がないかな。

感染が私ひとりで問題が完結するならリスクがあろうとも行っちゃいますが
家族とか同僚など周囲に迷惑がかかると思うとなかなかね。

そういえば昔はドライブインシアターとかありましたが、
今こそ復活させるべきでは・・・と思っていたら期間限定でちょいちょい開催してるんですね。
近所で開催してくれないかしら。

エジソンとドリトル先生はそろそろ終わりそうなのでもう諦めました。
配信はよ。
秋はまた観たい映画が上映されるのでその頃には落ち着いてほしいですね。

 

話は変わりますが
先日YoutubeでTM NETWORKの10年間のライブを12時間かけて配信していました。
私が配信に気づいたのはラストの2時間前で、ショックを受けつつも2時間だけ観ました。
やー、懐かしいです。トシがバレますがかなり好きだったんです。特にTM NETWORK時代。

TMといえば清水玲子さん。
作中にウツさんをモデルにしたキャラクターを登場させたり
モブの中に3人を描かれていたりしてました。

ウツさんも画像より動くライブ映像のほうが断然かっこよいです。
声も笑顔も優しくて木根さんとの幼馴染的な関係もラブリーです。
またライブ観たいな。
特に「Carol」は名作かと。アルバムも小説も大好きでした。

 

再び話変わって
最近Netflixで「ホームランド」の配信が始まりました。
私はS4で挫折してましたが今回もう一度最初から見直してます。

ウィキです↓
HOMELAND

Youtube↓
「HOMELAND/ホームランド」100倍楽しむ方法

とにかくこのドラマ、クレア・デインズの演技が本当に熱いです。
女優というか役者魂をひしひし感じます。
クレアさんはヒュー・ダンシーの奥さまで昔レオくんと「ロミジュリ」でジュリエット役を演じました。

その時に「タイタニック」のオファーがあったけど結局断ったそうです。
タイタニック成功後レオくんの周囲がイエスマンばかりになってちょっと怖かったと話していました。

ブレイクしてすぐにダメになってしまう人が多い原因のひとつかなーと。
TMの小室さんなんかすごく良い例だと思います。←言っちゃった
キツイこともきちんとアドバイスしてくれる人は大事にしないと。

 マンディ・パティンキンも出演しています。この方も好きなんです。
クリミナルマインドはこの方が降板して以降あまり観なくなってしまいました。

最初はダミアン・ルイス目当てに観てましたが・・・・


S2から加わったクイン役の ルパート・フレンドに心奪われました。
どちらも英国人です。

最初は「HOMELAND」のタイトル通り、
8年間捕虜となっていたダミアン・ルイス演じるブロディ軍曹が
テロリストのアジトで発見されますが
このブロディが本当にテロリストに転向したのか、それともアメリカの英雄なのか、
というのが主軸でしたがブロディ退場後はドラマ「24時間」みたくなってしまったのが
ちょっと残念でした。それでもじゅうぶん面白くて見続けてしまうのですが。
「24時間」の制作陣が作っているので当たり前か。

感想はまた別の機会に。

 

最近はダラダラとドラマを観るくらいで何となく気力がないんです。
思えばブログもゴッホもBOBも途中で中断してるし、
いろいろと「続く」詐欺になっている自覚はあるのでこれではイカンと思う毎日。

自分に甘い私は気力とかやる気がないと自堕落になりがちで、
でも夢中になれる対象があまり無いこともあってなかなか立て直せないです。
推しがいないと生きていけないとか、このトシで大丈夫か私。

なのでゴッホもBOBもいったん横においといて、
何か気分転換できることをやろうかなーとか考えています。

嫌な雨はまだしばらく続きそうです。
これから暑さも増してきますし皆さまどうぞご自愛ください。


エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語 その2

2020-07-05 17:42:38 | 映画+ドラマ

前回予告編のリンクを載せるの忘れていました。
予告編です。
エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語 

予定日が近づいたクリスマスの日、
デニーにデイトナ24時間レース出場の話が舞い込みます。
デイトナは世界三大耐久レースの一つでデニーにとってはキャリアアップのチャンスでしたが
出産に立ち会えないかもしれません。けれどイブに背中を押され出場を決めます。

イブは母親とエンツォが見守る中娘のゾーイを出産します。
エンツォはすっかりゾーイの遊び相手になりました。

順調に成長するゾーイは7歳の誕生日を迎えます。
「私のお兄ちゃん」と紹介され誇らしかったとエンツォ。

幸せは長くは続きませんでした。

デニーはレースに勝てない日が続きます。
留守がちで娘と過ごす時間も少なくデニーはレースをやめることも考えていました。

この頃からイブは度々頭痛に襲われ鎮痛剤を飲むようになっていました。
エンツォはイブから漂う異臭に気づきましたが警告することもできません。

イブはデニーにレースを、夢を諦めないでくれと言います。
ふたりを見守るエンツォは不安そうに寄り添います。

デニーの実力が認められレースチームに参加することになりました。
イブはエンツォのお散歩中に倒れてしまいエンツォは吠えて助けを呼びます。
病院に運ばれたイブは脳腫瘍だったことが判明します。
デニーはイブに付き添うためレースを休むことにしました。

デニーは慣れない家事に奮闘します。
ゾーイはお人形をママと同じように髪を短く切ります。
そんなゾーイを見守るエンツォ。

夏になりゾーイは時々イブの両親の家に泊まりました。
イブは病状が芳しくなくひとり部屋で落ち込んでいると
エンツォがリードを咥えデニーをランニングに誘います。

秋になるころには家事も手馴れてきたデニー。
ゾーイと協力してイブのいない家を守ります。

ようやく退院したイブはひとまず実家で過ごすことに。
ゾーイもしばらく一緒に実家に泊まることになりました。

「私のためにレースをあきらめないで」とイブ。
クリスマスが過ぎイブは静かに旅立ちました。

葬儀が終わるとイブの両親はゾーイを引き取りたいと言い、
拒否するデニーに父親は訴状を見せます。
腕をつかまれたデニーは振り払おうとし父親にケガをさせてしまいました。
それを故意にやったと主張し傷害事件として扱われることに。
ゾーイは両親の家で過ごすことになりました。

エンツォは久しぶりにサーキットに行きます。
デニーはそこでフェラーリのテストドライーバーの誘いを受けますが
訴訟が終わるまで待ってほしいと頼みます。

デニーは両親から監護権を諦めれば刑事事件にはしないと持ち掛けられます。
迷いを吹っ切るため雨の中エンツォとランニングに出ますが
老齢のためデニーのペースについていけなくなったエンツォが無理をして車に轢かれてしまいます。

腎臓を損傷したものの軽症ですみましたが
老犬のためこれがきっかけで終わりに向かうかもしれないと獣医に言われます。

治療費もままならくなったデニーは両親の申し出を受けることに。
デニーがサインをした契約書をエンツォは奪い取りびりびりに破いてしまいます。
それを見たデニーは裁判で闘うことを決心します。



そして裁判の日。
良心の呵責から母親が証言を覆しデニーが勝訴しました。
そしてフェラーリの仕事を引き受けイタリアに旅立つことに。

ゾーイは9歳の誕生日を迎えます。
両親もお祝いに駆け付けデニーと和解します。

そして冒頭の場面になります。

「死は終わりじゃない。人に生まれ変われるのは準備の出来ている犬だけ。
私は準備ができている。」とエンツォ。
エンツォの寿命が長くないことを悟ったデニーはエンツォを乗せてサーキットを走ります。



様々な事を脳裏に浮かばせながら風を感じるエンツォ。

「お前は最高の友だちだ」とデニー
もう一周走ってくれ、もっと早くとエンツォは吠えます。

そして8年後。
夢をかなえたデニー。
フェラーリのパドックにゾーイがゲストを連れてきます。

息子がデニーの大ファンで息子もレーサーになりたいと思っている、と父親。
彼は名前は「エンツォ」


名前を聞いたデニーは「旧友と同じ名前だ」と言いゾーイと目を合わせます。
そして彼、「エンツォ」をレーサーにするためサポートすることを決心しました。

ここで終わりです。
ラストはステキなサプライズでした。
ずっとダニーや家族を支えてきたエンツォは少年に生まれ変わり
今度はデニーに支えられ夢をかなえようとするんですね。

途中、イブの両親、特に父親がちょっと悪人になってしまいますが
最終的にはご両親も改心し、というかこれもイブへの愛からきたことなので
それを除けばダニーの周囲はみんな良い人で、そこも観ていて安心できる要素でした。
イブとの別れは悲しかったしエンツォの最期も泣けましたが・・・


ダニーが話したドライバーの心得とかセナの事とかがエンツォ視点で語られのも面白かったです。
ダニーと過ごした記憶を忘れなければきっと少年エンツォも偉大なレーサーになることでしょうね。