That's awesome

海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

Sherlock The Empty Hearse on The Blog of JW

2014-06-29 14:22:57 | Sherlock S3 JW's Blog
「空の霊柩車」

まだまだ続くジョンブログです。
私のこの仕事っぷりはどうしたことでしょうか・・・


7th November
The Empty Hearse


やあ。

うん、そうなんだ。

ニュース見たよね。
The blog of Dr. John H. Watson - News Broadcast

この中であのキティ・ライリーの謝罪文が紹介されていたのでそこの部分だけ訳してみました。
「私はジェームズ・モリアーティを信用し私の行動が一連のひどいイベントに繋がってしまった事を、
心よりお詫びいたします。
また、シャーロック・ホームズが生存していた事は信じられないほど嬉しく思います。
私の愚かさを彼が許してくれることを望みます。」


どこから始める?

トレンドのハッシュタグ、#sherlocklives

僕たちがする前にみんな他のニュースを見てるといいな。
警察がようやく彼を無実にしたニュース。
僕がブログに書いたことはすべて真実だったし今ではみんなそれを知ってる。
僕はここのコメントでシャーロックをずっと信じていると言ってくれた人たちに感謝のために時間をかけたい。
本当に助けられた。

そう、彼は死から戻ってきた。もちろん、そうなんだ。
シャーロック・ホームズが戻ってきやがった。

シャーロックが死の偽装をしたのはモリアーティが彼の親しい人たちに危険が迫っていたからだった。
僕を含めてね。
彼は潜伏して、嬉しいことに僕を置き去りにしてみんなのもとから去っていったんだ。
シャーロックは僕たちを救うためにやったんだけど、
本当は何が起きていたのか話さなかったのは僕たちが信頼できなかったからだ。
僕は彼を絶対に許せないだろうけど、諺にもある通り、何が起ころうとも人生は続くんだ。

シャーロックはテロを阻止するためにロンドンに戻ってきた。
彼は死が迫っている僕たちのために戻ってきた。
再び、生か死かは彼にかかっていた。どちらかだ。間はない。
シャーロックが僕の世界にぶらぶらと戻ってきた時、僕はガールフレンドとディナーに行っていた。
彼はウェイターの格好をしていた。


なぜなら、それが面白いと思ったからだ。

彼は僕を驚かせて笑わそうと本当に思ってたんだ。
僕が彼に頭突きを食らわせたときはそれ以上に驚いたんじゃないかな。

でも、諺にもあるように人生は続くからくよくよ考える事はしない。
もちろん、彼が戻ってきたという事は、僕が襲われたり、誘拐されてたき火の中で動けなくなるってことだ。
なぜそんな事をされたのか、まだわかってない。
テロリストの計画とは無関係だった。
本当に恐ろしかった。僕の人生で最も怖かった瞬間のひとつだよ。
閉じ込められた。まったく動けなかった。
呼吸もほとんどできなかった。聞こえたのは子供の声だけだった。
ホラー映画のようにみんな歌って笑ってた。
僕がたき火の中に閉じ込められたことを知らないんだ。
そして誰かが火をつけて僕は焼かれようとしてた。
その時、シャーロックと僕のガールフレンドがぎりぎりで現れて僕を助けてくれた。

多分シャーロックだったと思う。
すべてはそう仕向けられたように、彼は僕を救ったし僕も彼のやったことを許そう。
いや、そんなことはない。

最初は、僕の人生に彼を迎え入れようとはしなかった。
できなかった。
要するに、僕は彼がサイコパスだと知っているしそれを受け入れてきたけど、今回の彼はひどすぎたんだ。
だから僕は彼を無視して自分の人生を生きようとした。
だけど、ああ、それじゃつまらなかったんだ。
彼は戻ってきた。
シャーロックが向こうで楽しく過ごしている時に僕は・・・・働いていた。

↑楽しく過ごしていたシャーロック(泣)

だけど僕は降参などするつもりはなかった。
彼は僕の後任さえ雇った!
僕がベーカー街に戻ることを拒否したのでシャーロックはテロリストに取り組むために
モリー・フーパーを助手にして事件解決を始めた。

だけどその後、誘拐/たき火事件が起きたんだ。
もちろん彼は僕の命を救って、僕はありがとうを言いに行ったら・・・・僕は嵌った。
彼はドラッグのようだ。
彼はテロリストの事を話して、僕は夢中になった。彼を助けないと。

地下鉄が駅を出発して次の駅に到着するビデオを見せてくれた。
唯一乗っていた乗客が姿を消したんだ!
それから、それが乗客ではなかったことに気がついた。
一両まるごと消えていたんだ!
僕たちは更に調査して、その駅と駅の間には使われていない古い駅があることを発見した。


国会議事堂の下に。

僕たちは空の車両を発見するために地下鉄道を進んだんだ!
だけど、それが車両を爆発させるためではないと気づいた。
車両自体が爆弾だったんだ。すべての座席に爆弾が仕掛けられていた。
それは数分後にスタートするようにセットされていた。
爆発すれば議事堂は破壊され政府は壊滅するだろう。
もちろん僕たちも殺されるんだ。
だけどシャーロック、この賢い嫌な奴は爆弾のスイッチがどこにあるか知っていた。


彼は僕たちの命を救い、この国を救った。

ニュースで見たと思うけど、モラン卿は逮捕された。
ああ、テロリストは海外開発大臣だったよ。
最近は誰の事も信用できないよね。

と、いうことで、シャーロックは生還して国を救ったわけだ。いつもの事だけど。

ああ、ニュースがもうひとつある。僕は婚約したんだ。
だけそれについてはここで話すつもりはないよ。
秘密のままにしておきたいこともあるんだ。
だけど彼女との出会いは今までで最高の出来事だと言おう。シャーロック、ごめん ;)

そう、全て良しだ。最高だよ。
本当に素晴らしいね。#sherlocklives は #johnwatsonlives を意味していたんだ。


コメント

この2年、文章の書き方が全然上達していないな。
Sherlock Holmes 7 November

マジで言ってる?僕をそこに行かせるようなマネはさせるなよ、シャーロック。
John Watson 7 November

私のボーイズ!一緒に戻って!
Mrs Hudson 7 November

THIS IS AMAZING NEWS!!!!!!!!!
すごいニュースだ!!!
theimprobableone 7 November

それは間違いないな!君は大文字を使ってるしな。
Mike Stamford 7 November

JUST THIS ONCE!!
今回だけだ。
theimprobableone 7 November

君が元気で嬉しいよ。
Mike Stamford 7 November

Johnikins、あなた結婚するの?キャー―――!
Stella and Ted 7 November

モリアーティが嘘だったって事は知ってるよ。
Dame Latif 7 November

違うよ、モリアーティは嘘じゃない。彼の言ったことが嘘だったんだ。
Donna Staveley 7 November

何だって?じゃあ彼は現実だったけど彼の言っていたことは嘘だったってこと?
で、シャーロックを信じる事が正しかった?
大笑いだ!すごく混乱してる!
Dame Latif 7 November

そう、このブログに書かれた事は全て真実だったのよ。
Donna Staveley 7 November

そうかな?
Anonymous 7 November

YES IT IS!
そうだよ!
theimprobableone 7 November

君が元気で嬉しいよ。
Mike Stamford 7 November

YES!!!!
イエス!
Jacob Sowersby 7 November

シャーロックを助けた日々は本当に光栄だったわ。だけど私はジョンじゃないのよ。
Molly Hooper 7 November

君は本当によくやったと言ってたよ。
John Watson 7 November

彼が?
Molly Hooper 7 November

もちろん。君の仕事は素晴らしかったって。
John Watson 7 November

彼ならそんな風に言いそうね :)
Molly Hooper 7 November

言わないわね。
Molly Hooper 7 November

でもありがとう :)
Molly Hooper 7 November

まだ信じられないわ。ボーイズが戻ってきているなんて!
Mrs Hudson 8 November

私はあなたが髭を剃ったのがうれしいわ
Mary Morstan 8 November

その話、みんなにはしてないから。
John Watson 8 November

するべきだろう。
Sherlock Holmes 9 November

あなた結婚するの????
Harry Watson 9 November

みんな戻ってきたね!僕たちみんな生きてるんだ!
Mike Stamford 9 November

私が入り込もうとしている世界って・・・・
Mary Morstan 9 November


以上です。
最初はジョン辛かったよねーとか同情してましたが、
最後のほうのはしゃぎっぷりにだんだん腹がたってきました(笑)

ジョンはこのブログを書いている時点では既にシャーロックが死んだふりをした理由を知っているので、
E1とE2の間に説明を受けたんですね。誰から聞いたんでしょうね。
シャーロック?もしかしたらマイクロフト経由でグレッグからかもしれません。


Sherlock Many Happy Returns on The Blog of JW

2014-06-28 23:43:14 | Sherlock S3 JW's Blog
「Many Happy Returns」

ジョンブログです。
もうすぐS3のDVDが解禁になり3度目のシャーロック祭りだよーって事で、
それまでにMany Happy ReturnsまではUPしたいとよくわからない使命感で頑張ってしまいました。

去年「Many Happy Returns」の動画がYoutubeで公開された時にUPした中で、
このブログの内容を要約して書いたのですが、今回は少ない脳をフル回転して、
うんうん考えながらきちんと訳してみました。それを超意訳とも言います。
難しい部分もあったのでほんのり嘘が混ざってるかもしれません。ごめんなさい。
そして、もちろん画像多いです(笑)


5th October
Many Happy Returns

先日、グレッグがやってきた。
シャーロックの私物をたくさん持ってきたんだ。
本当にくだらないものばかりだ。彼が誰で何だったのか、それを示唆するものは何もない。
役に立つものはないし、いずれにしても無機質ばかりだ。

僕たちは全ての所持品、写真や家具と本を受け取ったが・・・・それが僕たちを証明する何かにはならない。
それらは僕たちが長い間に積み重ねてきただけのものだ。何の意味もない。
でもDVDがあったんだ。

それは僕のバースデーディナーのためにシャーロックがメッセージを録画したんだ。
ソーホーのレストランにみんなで行ったんだ。とても楽しかったよ。
みんな来てくれた。マイク、ハリー、グレッグ、ハドソンさん、お決まりのメンバーだ。シャーロックを除いてね。
(「the usual suspects」と表現されているのですが映画のタイトルとかけているのでしょうか?)

シャーロックは「忙しい」から来れなかった。
本当は忙しいのではなくて・・・彼は時々みんなに溶け込むのが難しくなるんだ。
スイッチをオフにすることができなくて、リラックスできなくなる。
みんなと一緒にいることが難しいんだと思う。
でもこのビデオ・・・彼が向こう側から現れた。

無礼な奴だったよ、ほんと。
尊大。エンパシーのようなものが欠けているようだ。(エンパシーは他人と共感する事ですね)
だけど彼がとても面白い奴だったって事を忘れていた。
彼はとても魅力的だった。
とても・・・人間らしいんだ。

大抵の人はシャーロックはこれまで会ったなかで最も人間味のない冷酷な奴だったと言う。
彼はそうじゃない。
彼は良い人間のあるべき姿だった。
自分たちの感情を守るための嘘はむしろ見透かせるんだとよく言っていた。

僕たちはもっと彼を見習わなければないのではないか?
もっと正直になるべきなのではないか?
彼がバースデーディナーに来なかったのは良かったんだろうけど。

そして、今は僕が正直になる時だ。

僕は楽しかった時を忘れないためにこのブログを書いているはずだ。
それが健全であることはわかっているけど、何の意味があるんだ?
ぼくはちゃんと前に進まなければいけない。全てを過去に置いて進まなければ。
僕はもう僕を信じない人たちからのコメントを削除するのに疲れたんだ。
これもすべてウソだと思うだろうけど。
僕はそれが現実だと知ってる。
世の中にはこれが全て現実だと知っている人たちがたくさんいるんだ。

彼らはシャーロックを信じてくれた。

僕はある人と出会った。だからそれに集中しなければ。
だからこれが最後のブログだ。

シャーロック、この野郎、君がどこにいようと。さよならだ。
Sherlock, you bastard, wherever you are. Cheers.

John.


Comments disabled
(コメントできません)


以上です。
最後の部分、
Sherlock, you bastard, wherever you are. Cheers.
この部分はかなり考えたのですが、良い文章にはなりませんでした(涙)
「Cheers.」が英国では「Good bye!」と同じ意味だという事なので、
「乾杯」ではなく「さようなら」にしてみました。
が、原文おいておきますので自由に受け取ってください(逃げ)

シャーロックはモリアーティの組織を壊滅するために日夜傷を負いながら戦ってきたわけですが、
ジョンも心無い人たちからのコメントや中傷に心の傷を負ってきたんですね。

シャーロックはジョンが待ってくれている、という希望を持っていたから頑張れましたが、
ジョンにはそんな希望はもちろんありません。(ちょっと「The Biggest Secret 」に感化されました)
身体の傷はいつかは癒えるけど、ジョンが心の傷を治すにはこうするしかなかったんでしょうね。

このブログがあのシャーロックのビデオメッセージを見て書かれたのかと思うと、
(何度でも書きますが)相思相愛っぷりにこっちが照れちゃいますね。
それにしてもシャーロックはこのブログを見てどう思ったんでしょうね・・・
そして、ジョンのドアベルを鳴らしたのはやっぱりメアリーさんですかねー。


追記
これが結婚式の日にちがある招待状です~


Sherlock The Inexplicable Matchbox on The Blog of JW

2014-06-28 17:32:53 | Sherlock S3 JW's Blog
「不可解なマッチ箱」

私事ですが(いつもですが・・・)
昨日、久しぶりにYoutubeで自分の動画を見たのですが、
何と!再生回数が170回を超えていて本当にびっくり&嬉しかったです。踊りたいくらいです。
そのうちの50回くらいは私が再生した分だと思いますが(笑)
観てくださった方、本当にありがとうございます!

さて、ジョンブログです。
この話はE2の結婚式でシャーロックが紹介した事件ですよね。

3rd September
The Inexplicable Matchbox

アイザック・ペルサーノの状態はマスコミを大いに賑わした。
発見されたときの彼はホテルの部屋でマッチ箱に囲まれていたんだ。

そして彼は話すことができなかった。

シャーロックは完全に彼が“正気を失っている”と表現したが、
僕は外傷によるストレス障害の極端な症例で苦しんでいると診断した。
だからシャーロックは僕が間違っていると証明しなければならなかったんだ。

ペルサーノは彼のトレーナー、ガブリエル・アラードが殺されたあとの去年の3月に行方不明になっていた。
アラードは自身のホテルの部屋で見つかった。撲殺されていた。
ペルサーノの失踪で彼は第1の容疑者になったが、
フランス警察の最善の努力にも関わらず彼の所在を突き止めることはできなかった

そして先週、彼はここで見つかった。
ブライトンのロイヤルホテルで客室係が彼を見つけた。
彼は1000を超える空のマッチ箱に囲まれていたんだ。

ただし、ひとつを除いて。

シャーロックはそのマッチ箱の中身を僕に見せた。僕は自分の目を疑った。

こんな奇妙な事件は今までなかったと思うけど、これ以上話すことはできないんだ。ごめん。
だって、シャーロックは道化師の格好をしなくちゃいけなかったんだよ!
ハドソンさんはヘリコプターから押し出されたし!
僕?まあ、思いもよらなかったような事をしたよ。

実際には特定の政府の特定の人たちがこの事件に関わっていることがわかったので、
事件についてブログに書くことができないんだ。

守秘義務があるからね。僕たちの話はすべて公務上の機密なんだ。
でも僕たちはちゃんと解決したよ。誰が誰をなぜどのように殺したかを明らかにした。

だが、最も重要な事はシャーロックが道化師の格好をしたことだ。
そしてその写真が存在しないという事実が世界中に不満を抱かせている。




コメント

また嘘を。
#TEAMMORIARTY 3 September

君はまだ飽きないのか?信じないと言うのならなぜ手間をかけてまでここにくるんだ?
John Watson 3 September

無視するのよx
Mary Morstan 3 September

まるでもうひとつのmad adventureのようだな、相棒!ビール飲みながら話を聞かせてくれよ
Mike Stamford 3 September

はは。話せないんだって。
John Watson 3 September

ずいぶん好都合だね。何が起こったか教えることができないのは何も起きてないからだよ。
Scarlet Glove 3 September

OK、僕にはこのブログを読んでいる何人かの友人がいるから、「釣り」は無視してくれと言うよ。
ロードオブザリングのキャラクターたちが何を考えているかなど正直僕は気にしない。
僕は真実を知っているし僕を知っている人たちも真実を知っている。
このブログで楽しかった時間をシェアしているんだ。
思い出なんだよ。だから頼む、奴らを無視しよう。彼らが去って行くことを祈るよ。
John Watson 3 September

真実を無視することはできない!
Sauron1976 3 September

※コメントは削除されました※
Harry Watson 3 September

ハリー、頼むよ。僕はそれが本当の話なのかわからないんだ。
John Watson 3 September

ごめん。
Harry Watson 3 September


以上です。
マイクさんの「mad adventure」はエラリー・クイーンの冒険からでしょうか?
それともアニメか何かなんでしょうかねー。

そしてハリー!何を書いたんだ!なんで削除されているんだーー!
そんなわけでジョンブログ、次の記事があの「Many Happy Returns」になるわけです。ううっ(涙)


Sherlock Murder at 'The Orient Express' on The Blog of JW

2014-06-26 23:09:58 | Sherlock S3 JW's Blog
「オリエント急行殺人事件」

今日友人に「anan にベネさんが載ってたから買ったんだけどちょっとハジけた内容でびっくりしたよ」
と報告したら「そもそもそれはあんたのようなオバサンが買う雑誌じゃないから」という爆弾をくらいました。
何も言い返せなかった夕暮れの満員電車でひとりうな垂れる。。。

ジョンブログです。

17th June
Murder at 'The Orient Express'

ナイツブリッジチャイニーズレストランのオーナーが中華めんのプレートに顔をうつぶせているのを発見され、
レストレードがシャーロックに会いに来た。
男はテリー・ウォン。窒息してたので最初は事故死のように見えた。
だがウォン氏の顔にある痣が彼が死んだ夜の時点で暴行されたことを示唆していた。

しかし被害者はその夜はひとりきりになってはいない。
彼のまわりには絶えず人がいたと、スタッフや客すべてが確認している。
殺人犯には機会と動機の両方が必要だ。
実行できる機会が見当たらないので僕たちは動機のほうに集中することに決めた。
テリー・ウォンに死んで欲しかったのは誰だ?そしてなぜ?

そして答えは、ロンドンでありがちな事だと思う。
彼は誰に聞いてもイケてない奴だから、多くの人に動機があったかもしれないが、
あの夜、誰にも見られずに彼を攻撃することなどできない。
そして僕たちは機会に立ち戻ることになった。

真夜中近くに死亡したと検視官が確認し、僕たちは死亡するまでにレストランにいた人間全員と話をした。
客が9人、ウェイターが2人、そしてキッチンスタッフが2人だ。
彼らがレストランを出るときにウォン氏が生きていたかどうかひとりひとり確認した。
そして誰も彼を襲われるところを見たものはいなかった。
客やスタッフがレストランを出た時間をすぐ近くの監視カメラでひとりひとり確認した。
-彼らがいなくなるPM11時から真夜中過ぎまで。
そしてそのあとレストランに近づく人間は誰もいなかった。

シャーロックはブレークダウンして事実を並べた。

a) テリー・ウォンは夜中の12時ごろに殺された

b) レストランでは誰も何も見ていない

c) 従って彼らのうちの誰か、または全員が嘘をついている


彼ら全員がやったんだ!
客やスタッフは、見たところ皆つながりは無さそうだが、それぞれウォン氏を殺す動機があった。
シャーロックは彼ら全員のつながりをネット上で見つけた。

元スタッフがいかに不当にウォン氏に解雇されたかをツイートしていたんだ。
誰かが数年前にウォン氏を襲ったと言っていた。
いろいろな人がいろいろと言っていた。一見無関係な人たちがみんなネットで繋がっていた。

もちろん、証拠はない。
彼らが計画して企てた記録も何もない。
そしてウォン氏がこれまでにやった事を読んだあと、シャーロックは喜んで追求しないことにした。
シャーロックは彼らのやったことに実は感心してたんだよ。


彼はちょっと変わった正義感を持っている。
シャーロックは冷たくて思いやりがないと自称していたけど、彼独自の善悪の観念を持っていたんだ。


コメント

improbableについて何か知らせは?(theimprobabloneの事だと思います)
Mike Stamford 17 June

ああ、彼は大丈夫だよ。面倒を見てもらってる。メールするよ。
John Watson 17 June

ホームズの嘘の新たな犠牲者だと思う。
Scarlet Glove 17 June

僕は君と議論して時間を無駄にするつもりはないよ。
John Watson 17 June

みんな真実を知っているからよ。あなたはかわいそうな、裏切られたリトルマンね。
msmoneypenny 17 June
(このマネーペニーって007に出てくるMの秘書の名前ですよね。頭に「MS」ってあるからアンシア?)

ジョンの言っている事は真実よ。シャーロックはGood man だったわ。
Molly Hooper 17 June

サンキュー、モリー。近いうちに会おう。
John Watson 17 June

私、そこで食べた事あるわ!白ワインがお薦めだったの!!
Harry Watson 17 June

この中に実在する人いるの?ハリー・ワトソンやマイク・スタンフォードが架空の人物じゃないってどうしてわかるんだ?
TheRealJoe 17 June

LOL!
Jacob Sowersby 17 June

何をJacob Sowersbyは言ってるんだ。
Mike Stamford 17 June

彼が自分の罪によって焼かれているのが聞こえるか?
Sauron1976 18 June

聞こえないけど僕たちは君の話を聞くことはできるよ。
偽名に隠されている怒りを。
John Watson 18 June

直接会ったら話す。
Sauron1976 18 June

君の本当の名前を教えてくれ。それから会おう。
John Watson 18 June

あり得ない奴(theimprobabloneの事?)が大丈夫だといいんだけど。彼はこうした事の本当の犠牲者だよ。
P. Welsh 19 June

彼は大丈夫だよ。僕を信じて。
John Watson 20 June

私たちはまだあなたを信じてる。あなたたち2人とも信じてるの。
Dame Latif 20 June

以上です。
いろいろな人が出てきてますね。マネーペニー、気になる!
そして「Sauron1976 」やっぱりシャーロックかしら。

たにはマイクさん。

Sherlock 3-3 最後の誓い 感想 その5

2014-06-22 21:14:41 | Sherlock 感想と考察
再び考察です。

最近いろいろな方が考察をコメントくださってものすごく楽しいです。
本当に幸せ者です。ありがとうございます。

と、いうわけで再び考察です。
頂いた考察やモファティスさん(M&Gさん)インタビューなどにも触れていきたいと思います。
そして今回あちこちでゲットしたS3のお気に入り画像もまとめて貼ってしまいました。画像総決算。
これを逃すと貼る機会がなくなりそうなので(笑)内容関係なく貼っていますのでお許しください。

まずはCutに掲載されていたM&Gさんのインタビュー。
これは先日私が中途半端にちょっとだけUPした20のネタバレの日本語版でとても興味深い内容でした。
もう既にお読みになっている方もいらっしゃるかと思いますが、少しご紹介します。

マイクロフトが「もうひとりの兄弟」の会話をする場面、相手のオジサマはMI6の「M」だったんですね。
私はマイクロフトが「M」かと思いましたが、確かに局長になるにはちと若いかも。
それで「鈍器」の話も007カジノロワイヤルから引用したようです。うーん、007観たけど覚えていないわ。
私はコネリーボンドが大好きなのですが、現在のダニエルさんもかっこいいです。
現代版ボンドって感じ。

シャーロックがマグヌッセンを撃ったのは「犯人は二人」のM&Gさんなりの解釈のようです。
と、事はやっぱりマグヌッセンは死んだの?撃たれたの?
メアリー以外全員グル説はアウトですね(笑)
正典の「犯人は二人」の冒頭のジョンワトソンの文章。

「これから私が話す事件が起きてから、かなりの年月が経つが、それでもこれを取り上げるのにはためらいがある。
長い間、どんなに曖昧な書き方をしようとも、この事件に関係する事実を公表する事は不可能だった。
(中略)
この事件簿には、シャーロックホームズと私の経歴の中で、二度とない体験が記録されている。
もし実際の出来事を追跡される恐れがある日付やその他の事実について私が公表を控えたとしても、
読者諸氏にはそれを許していただきたい。」

これはホームズが法に背いた行為をしたという事だと思うのですが、
私は不法侵入とドロボーした事だと思っていたら、モファティスさんは「殺人」と解釈したようです。
ホームズたちがカーテンの中に隠れていた時、ミルヴァートンは女性に正面から撃たれます。
(この女性、BBCだとスモールウッド議員になるんですかね。)
でも、この部分がワトソンの捏造で本当はホームズが撃ったんじゃないかと。うむむー。

そして「ボヘミアの醜聞」でワトソンがこのように表現していたとコメントで教えていただきました。
「SHのような性質の人間に細やかな情緒が備わってしまったら、錯乱をきたすだろう」
情緒備わってきちゃいましたよね、シャーロック。
情緒を育てたのジョンだし、そのジョンを守るための行為だったとしたら・・もう切ないからやめて!
うむむーーー。私が錯乱しそう(笑)

まー、M&Gさんの言ってる事なので額面通りに受け止めてはいけないんでしょうけど。

さて、
話は変わりますが予てより論議の的となっていた(大げさ)E1でのホームズ兄弟の会話。
M「もしお前がバカに見えるのだとしたら、普通の人間がどんな風に見えるか想像できるか?
私は金魚の世界で生きているようなものなんだ。」
If you seem slow to me, Sherlock, can you imaging what real people are like?
I'm living in a world of GOLDFISH.
S「そうだけど、僕は2年も離れていたんだ。」
M「だから?」
S「いや、わからないけど、あんたは自分が金魚なんだと気づいたかもしれないと思ったんだ。」
Oh, I don't know, I thought perhaps you might have found yourself a GOLDFISH。

先日、いつもコメントくださる方がJディーバーの短編集に「金魚鉢の中の世界」という表現があり、
「常に厳重な監視体制の中に置かれる」という意味で使われていたと教えてくださいまして。
さらに「in a goldfish bowl」で「公開されて、衆目をあびて」になると別の方からも教えて頂き、
つまり「Live in a goldfish bowl」で衆人の環視の中で生きている、生活している」となるわけです。

これをふまえると、
「普通の人々は監視体制の中に置かれる衆人で、自分はその衆目を浴びて生きているんだぞ」と兄ちゃんが言っていて、
「あんたも監視されてるんだって気づけよ」とシャーロックが言っているのでしょうかね~。
シャーロックは2年間英国を離れていたことでいろいろ気づいたのかも。

ちなみにこのシャーロックのセリフ、放送されていた訳では「友達を見つけたのかと思ったんだ」(でしたっけ?)
になっていました。おそらくこちらの方が正しいかと思いますが、今回そこは無視ということで(笑)
それにしても、ホームズ兄弟は典型的な兄と弟ですよね。
構いたがりのお兄ちゃんに反発する弟。そんな弟の反応を楽しむ兄。いいなーやっぱりスピンオフ観たいわ。

こんな考え方もアリかと思いましたが、言葉ひとつでいろいろ世界が広がっていくのものですね。

メアリーに関して。
E1でシャーロックがメアリーを読み取る際に浮かんだたくさんのテキスト。
その中に「Bakes」と「Bread」がありましたがこれはメアリーさん、パンは自分で焼くのよって事だと思っていました。
が、先日ライヘンのエピソードでモリアーティから送られてきた焦げたジンジャーマンクッキー、
これはどんな意味があるのか、というご質問を頂きまして、
「ジンジャーマンブレッド」という童話が元になっているようですよ、ってお答えしたら、
「ブレッド」なんですか。では、メアリーのテキストにあった「Bakes」と「Bread」はもしかして、
あのジンジャーマンブレッドはメアリーがモリアーティに言われて焼いたのかも!というお返事を頂いたんです。
ちょっと面白いですよね。そこに繋がるとは気づかなかったです。
これはメアリー=モラン大佐説を踏まえてのお話だと思いますが、目線が変わるとこんな考察もできるんですね。

もうひとつ。
「Daughter」というワード。
これはメアリーが誰かの娘、或いは娘がいる、という考察をいただきました。
私も結婚式で読まれたCAMからの電報で一瞬メアリーはCAMの娘かも、と思いましたが、
「もうひとりの兄弟」をふまえて、ホームズ家の娘で現在は極秘の任務をMI6から依頼されている、
という考察。もうこれ何て言う「ニキータ」(笑)とか思いましたがこんな設定も大好きです。
どちらにしても正典でもメアリーのお父さんはかなり関わってくるので、
もしかしたらS4でも何らかの形で存在が明らかになるかもしれません

それか、メアリーに娘がいて娘の安全と引き換えにマイクロフトに協力。
これは娘をモリアーティ側に人質にとられたためにモリアーティの指示で動いている、でも使えますね。

「もうひとりの兄弟」
ホームズのもうひとりの兄弟は元々パスティーシュにあったんですね。
これ実はモリアーティだった、という説が多いんですよ。
シャーロックとモリアーティは同じ種類の人間という事、
更にE3のマインドパレスの奥底に存在していたので、そんな説があるようです。
「僕はジョンの事が何より心配だよ。あの女房だし。君は彼を失望させるんだ、シャーロック。
ジョン・ワトソンは間違いなく危険にさらされてるぞ。」
このモリアーティのセリフは潜在意識の声だと私も思っていたので、
その姿がモリアーティならそれもあるかもしれませんね。双子とか。

Cutの話に戻ると、御大たちはモリアーティの復活は今回考えたのではなく元々あった計画だったと仰っています。
これに関してはベネディクトもどこかで「彼らはいつも『以前から考えていたんだよ』って言うんだ」とか
言っていたので、これも真に受けていいのかどうか。。。なんですが。
S4は「恐怖の谷」がベースになるかもしれないというコメントも頂いたので、復活本当にあるかもです。
もしやるならシャーロックの徹夜のバースデーパーティーもぜひ!観い!!

恐怖の谷の「スカウワーズ」は実際の秘密結社をモデルにしているようなので、
メアリーの「Secret Tatoo」はこれに関連しているとか?
労働者解放とか労働組合などにも関連していて、
そしてメアリーのテキストに「Lib Dem」があってこれは「自由民主党員」の意味なんですが、
これもこの組織に関連しているとか?元ネタは「自民団」だし。
なーんて、考えすぎですね。
ホントにあのメアリー読み取りテキストは思わせぶりですね(笑)

最後にジョン。
今シリーズのジョンは立ち位置とかも含めて本当にわかりません。
最近またS1から少しずつ観ているのですがこの頃のジョンは自分から積極的に動いてるんですよね。

戦場に身を置いていたジョンは負傷というアクシデントで突然戦場を取り上げられてしまったので、
ロンドンに戻ってからは飢餓状態だったのかもしれません。
肩を撃たれたのに足を引きずるほど精神を病んでいたのだし。
だから、シャーロックと出会った再び戦場を目の前にすることができたからとにかく夢中で貪っていたのかも。

だけどシャーロックを失い戦場を失って2年後。
好きな人が出来て守りに入った?現場を離れていて感覚が鈍った?それとも戦場を諦めた?

S1の「死を呼ぶ暗号」で、シャーロックが先に中に入っちゃってジョンがいつも置いてきぼりな印象ですが、
もしかしたら危険があるかもしれないから、安全だとわかるまで入れなかったのかなーと。
シャーロックは危ない時はいつもひとりで行動しっちゃってたし。
でもライヘンバッハでも同じことをやってS3で怒られちゃったから一緒に行動していたのかしら。
S1S2はジョンがシャーロックを追いかけていたのにS3では逆になってるところがまた。。。

ジョンの椅子。
これもいろいろな説があって面白かったです。
私はただ単にE2で仕舞っちゃったのは、見てると寂しくなっちゃうから、
E3で戻したのは、ジョンにあの香水の瓶に気がついてほしいから、だと思っていましたが、
椅子の距離がふたりの距離、だという説があってちょっと感動しました。うまいですね。

よく見かけたのが「ジャニーンに座らせたくなかった」説。
ちょうどジャニーンと付き合い始めた頃に椅子がなくなっているし。
どちらのしてもやっぱりシャーロックのジョン好き度がハンパなくて切ないわ。

何だかごちゃごちゃしたページになってしまってごめんなさい。
と、いうわけでものすごく長くなってしまいましたがこれで終わります。
また新しい情報などを仕入れましたら都度UPしていきますね。

最後に、何気に気に入ってる画像。
何がというと、このシャーロックの指が(笑)