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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

モファットさんインタビュー再び

2017-12-09 12:07:08 | Sherlock Topics 2017
Den Of Geekに掲載されたモファットさんのインタビューです。
いつも見出しに釣られる私・・・学習能力はどこに。

12月4日の日付になっていますがモファットさんの心境にあまり変化はなさそうです。

毎度の拙訳ですみません。
元記事はこちら。↓
Sherlock Season 5 & the Show's Future


Steven Moffat on Sherlock Season 5 & the Show's Future
Sherlock showrunner Steven Moffat says
he's not currently working on a new season, but also gives us some hope for the future…

スティーヴン・モファットがシーズン5とドラマの今後を語る。
今は新しいシーズンの動きは何もないとモファットは話したが、今後に関しては希望もありそうだ。

Sherlock showrunner Steven Moffat caught up with Cultbox
about the uncertain future of the hit series and whether we'll get season 5 any time soon.
To put it plainly, we shouldn't expect new Sherlock for a while,
according to Moffat, who points out that "everyone is busy."

モファットはヒットドラマの不透明な未来、
そしてシーズン5はすぐに観れるのかどうかをCultboxに話した。
簡単に言うと、当分の間は新しいシャーロックがあるとは期待しないほうが良さそうだ。
モファットによれば「みんな忙しい」という事だ。

That said, Moffat remains as always hopeful for the future.
とは言うものの、モファットはいつものように希望もつないでいる。

"I vaguely assume we will do it again at some point. I don’t think it will be very soon.
It’s due a longer gap," Moffat continued.
"It is still enormously successful, so there will always be a demand for it, I hope.
And there is no upper limit on how long we can do it. Holmes and Watson can be 60 or 70."

「いつかまたやるような気もするけど今すぐではないんじゃないかな。かなり間隔はあくよ。」
「今でもすごく人気があるから変わらずに需要がある、と思いたい。
いつまでやるかとか上限を設けるつもりはないんだ。ホームズとワトソンが60や70になることもあり得る。」

This is certainly true. Down the line, we could be looking at an Old Man Sherlock situation,
as the character was always portrayed a bit older in the original stories.
Of course, that would mean we'd have to wait for star Benedict Cumberbatch,
who's 41, to get quite a bit older.

そのうち年老いたシャーロック・ホームズを見られるかもしれない。
原作では描かれることが多かった少し年齢を重ねたキャラクターとして。
当然ながら現在41歳の主役ベネディクト・カンバーバッチが
年を取るのを待たなければならないという事になる。

Previously, Moffat and exec producer Sue Vertue commented on the future of Sherlock
at a San Diego Comic-Con 2017 panel on Titan's Sherlock manga.
When asked if there was a possibility of Sherlock continuing on in another form —
i.e. not the already existing TV show or manga — Vertue teased:
“There is something we’re working on in London.”

以前、2017年コミコンで開催されたシャーロックタイタンコミックスのパネルで
モファットとスー・バーチューがシャーロックの今後についてコメントした。
既存のドラマやマンガではなく、別の形でシャーロックが続いていく可能性を問われたとき
スーが「ロンドンで取り組んでいる事があるの。」とからかった。

“That’s true,” Moffat added.
“We do have an answer, we’re just not giving it.”

「嘘じゃないよ。」とモファット。
「答えはあるけど言わないだけだ。」

Might they be talking about the rumored BBC/Paramount Theme Park called London Paramount,
scheduled to open in Kent in 2021?
The park will include Sherlock, Doctor Who, and Top Gear exhibits.
Or were Vertue and Moffat teasing something else?

彼らはロンドンパラマウントと呼ばれる2021年ケントにオープンする
BBC/パラマウントテーマパークのうわさについて話していたのだろうか。
パークはシャーロック、Dr.Who、そしてトップギアもある。
それとも何か別のジョークだった?

Speaking specifically about a Sherlock season 5, Moffat said “Everything’s possibly on the table,”
while stressing that he and co-creator Mark Gatiss honestly haven’t sat down to have the conversation yet.

シャーロックS5について具体的に話すと、モファットは「すべては検討の段階だ。」と言った。
一方で実のところマーク・ゲイティスとはまだ話し合っていない。

Earlier this year, Gatiss revealed that even if a new season of Sherlock were on the books,
it would take a really long time to make due to everyone's busy schedules.

今年の始めにゲイティスは、たとえシャーロックの新しいシーズンの脚本を書いたとしても
みんな忙しいからかなり時間がかかることを明らかにした。

“Look, honestly, I'vw only just right now finished up on Doctor Who, my very last one,”Moffat said,
adding that he has been “flat out” writing both Sherlock and Doctor Who for the past few years.

「僕はたった今Dr.Whoを終えたところなんだ。僕の本当に最後の最後だった。」とモファットが言い、
彼はここ数年、シャーロックとDr.Whoともに「全力を尽くした」事を加えた。

As for what might happen in the future for Sherlock, Moffat said:
“I kind of assume at some point that we’ll reassemble and recreate the glory days.”

シャーロックに今後起こるかもしれない事に関してモファットは
「いつかはみんなで再び集ってまた輝かしい時代を取り戻すかもしれないね。」と言いました。

Next up for Moffat is a new Dracula series, which he's working on with Gatiss.

モファットの次回作は新しいドラキュラシリーズで、ゲイティスと一緒に制作する。

以上です。
内容的には以前まとめた、
Sherlock S5の可能性
そして、
モファットさんの言い訳
(すみません、今更ながらひどいタイトル・・・)
とほぼ同じなので、このインタビューがいつのものなのかわかりませんが
あまり進捗はしていないんでしょうね。当たり前か。

シャーロックS5の思わせぶりな事よりS4がどうしてああなったのか、
S3のラストは何を考えていたのか、知りたいですよね。
何しろ未だにとても消化不良な感じですし。
いつかそのうちコミコンあたりでふたり揃った時にぶっちゃけ話でもしてくれないかしら。

もしS5があるなら年老いたふたりのホームズ&ワトソンで、
と、みんな言っていましたがその気持ちが届いていたのかしらね(笑)

The Sherlock Puzzle Book

2017-10-21 08:41:52 | Sherlock Topics 2017
「シャーロックパズルブック」が出版されるそうですね。
作者はシャーロック・クロニクルの著者、スティーヴ・トライブとクリス・マスランカ。
この表紙はかなり好きです。


UKだけかと思いましたが日本のアマゾンでも購入できると
ファンサイトさんがツイートしていました。
Kindle版とペーパーバック版があります。

Sherlock: The Puzzle Book Kindle版

Sherlock: The Puzzle Book ペーパーバック

しかし、どちらも英語です。がっつり272ページ全部英語です。
アホな私はケースブックもクロニクルも英語版で購入しています。
もちろん立派な装飾品と化しています。慌てる何とか、とはこの事。とほほ。

日本語出すの遅いんだよー(八つ当たり)

なので今回は日本語で出るまで待ちたいと思いますが、
果たして日暮雅通氏は頑張ってくれるのでしょうか。


先日、Sherlockologyさんがこの本のレビューをサイトに掲載していましたので、
ほんのりと訳してみました。

PREVIEW – THE SHERLOCK PUZZLE BOOK



シャーロック・ホームズにふさわしい方法で
君の知力のテストをしたいと思った事はある?
BBC Booksがその要求に応えてるんじゃないかな。

10月26日、来週木曜日に発売されるThe Sherlock Puzzle Bookは
あらゆるエピソードのストーリーをベースに手の込んだ難問がたくさんある。

クリス・マスランカとスティーヴ・トライブによって書かれたその本は
単純なシークワーズではなく多くはオリジナルフィクションの形をとっており、
それぞれのストーリーでは新たなシーンも含まれている。

これは「The Blind Banker 」の抜粋だ。

「そんな事、うまくいくわけがない!ハドソンさん。」怒りだすシャーロック
「シャーロック・・・試させてくれてもいいじゃないの。」嘆くハドソンさん。
「失礼。」ジョンが入口に立っていた。「どうしたんだ?」
「まあ、ジョン、よかったわ。説得してちょうだい。」
「説得?
ハドソンさんは何の説明もなしに僕に毎日洗ったシャツを着せると決めたんだ。」
「失礼だぞ。」とジョンは言った。「君の憤慨はわかるけど。」
「私にはちゃんとプランがあったのよ。」ハドソンさんが話す。
「毎週金曜日の朝、1週間分のシャツをコインランドリーに持って行って、
その前の金曜日に洗っておいたシャツを持って帰ってくるのよ。」
「なんてバカなプランだ。」叫ぶシャーロック。「最初の段階で失敗してる。」
「彼のシャツは5枚だけなんだよ。」とジョン。

ハドソンさんのプランがうまくいくために、シャーロックのシャツは最低何枚必要か?

と、いう感じでした。
シャーロックたちの会話がうまく訳せませんでしたが、
彼らのほのぼのとした会話が読めるだけでも嬉しいかも。

もうひとつ、これもSherlockologyがツイートされていた画像。
こんなクイズもあるようです。


マイクロフト、シャーロック、ジョンが食事を終えたあと、
ウェイターが「コーヒーはいかがですか?」と聞いてきた。

ジョンは遠慮がちにふたりを見て言った。「どうする?」

シャーロックは「I don't know。」と口をはさみ、「No.」とマイクロフトが返事をした。

理論上、コーヒーが欲しかったのは誰か?


えーっと、すみません・・・・
ちょっとわかりませんでしたが私の訳がおかしいのかも(涙)
In a perfectly logical worldとは・・・

ジョン・ワトソンの心境を考える

2017-09-11 19:28:40 | Sherlock Topics 2017
ジョンブログの「グレートゲーム」は私も今回初めて読みましたが(今更・・・)
何あれ、どこの二次創作?
と、誰もが思ったから公式が最大手って言われるんでしょうね。
もちろんS1のジョンブログも大概でしたけど、
グレートゲームは何というか、あのエピソードを見た私たちの感想がそのまま書かれているんだもん。
でも意外とシャーロックの気持ちをわかってくれていたのね、ジョン。


グレートゲームは彼らの分岐点と思えるほどいろいろな事が起きていました。
彼らの絆が強くなったのはモリアーティのおかげだと言っても過言ではありません。
特にジョンのかっこよさと言ったら、シャーロックでなくても惚れますね。


そんな軍人魂を持ったジョン・ワトソンですが、
彼女ができた途端にすっかり骨抜きにされたようでこの頃の面影はほとんどなくなりましたとさ。
うわわーん(泣)

このあたりのジョンブログを読むにつけ、S3が悔やまれます。
と、思っていたのは私だけではなかったようです。

先日、篠田真由美先生がジョンブログの拙訳を読んでくださいまして、
先生のブログに書かれているSherlock回顧でジョンブログの話題に触れてくださいました。
グレートゲームのジョンとS3の最後の誓いのジョンがとんでもなく違っていて、
最後の誓いのジョンはただ驚いているだけで何もしないと。これホント頷くしかないです。



結果は同じだけどそこに至るまでの経緯でジョンが参戦するというお話を書かれていて
いやもうこのくらいはやってほしかったよ、ジョン・・・・
自分の妻の事なのにあそこで大人しくしてるなんてやっぱりジョンらしくないなとあらためて思いました。

こちらです。
Sherlock回顧 10/ 未練がましくS1E3のクライマックスとS3E3の同じくについて

その中で、マイクロフトが実は何も考えていなかったとか、メアリーの設定がてんこ盛り過ぎるとか、
そんな事よりもジョンが何もしない事の方が問題だと書かれていました。


そうなんです、そうなんですよー。
トリックが残念だろうが、話に矛盾があろうが、そんなことはわりとどうでもよくて、
クールな敵とそれに対峙するかっこいいふたりが見れればそれで満足なんです。
RDJ版のホームズってまさにそれを体現してるんだと思うの。

せっかくグレートゲームと同じようにふたりで敵と対峙する舞台を整えたというのに
ジョン、参戦する気がまったくないのはなぜなんでしょう。
これはモファティスお得意の何かの揶揄とか?(意味不明)


シャーロックの「僕はヒーローじゃない、メリークリスマス」は、
今までの集大成のようなドラマチックなセリフなのに
ここにジョンがいないのはやはり解せません。(いや、いますけど)

S2とS3の間に何があったの・・・・モファティスが偽物にすり替わったとか。

篠田先生のS4感想やS3までの回顧は物語の作り手の観点とファンとしての観点と
両側から書かれているのでとても面白いです。
私がどう表現していいのかわからなくてモヤモヤしていた部分もきちんと書かれているので
スッキリ爽快感もありました。

その中で先生が書かれた「メアリー・ワトソンの告白」は
S4のメアリーに納得いかなかった方にお勧めです。
メアリー・ワトソンの告白

モファティスに女性の心理を求めるのは酷なんでしょうね。
そうそう、昨日ふと思ったのだけど、
結婚して守るものが出来てしまったためにムチャできなくなってしまったという
ファンが一番恐れていた設定をそのまんまになってるのでしょうか。
やはり結婚は男をダメにするんですね。

マーティンは、ジョン・ワトソンがただの置物ではなく、
シャーロックと並ぶ主役だったから引き受けたとインタビューで言っていたと思うのですが、
S3とかS4のジョンをどう思っているのでしょうね。
以前もこの話をしたような気がしますけど、(しつこくてすみません)
S4でほぼ終わりにした要因のひとつってやはりマーティンにあるような気がしてなりません。

元々、シリーズ物はあまり長くやりたくない派だと言っているのを何度か耳にしました。
でもこのドラマは例外だそうですが、その付加価値にようなものが失われてしまったと
そう考えてもおかしくないような気がします。


SW8で監督が変わったのは7の評判が悪くてJJが嫌になったらしいと
我が家のスターウォーズマニアが言っていたので、
「SWファンは面倒くさいし、最初のE4~E6が完璧だと思ってるから
E1~E3も散々文句言ってSWの神様ルーカス監督さえもやる気をなくさせちゃうし。
SWファンもほどほどにしないとそのうち誰も監督やらなくなっちゃうよー」
と、マニアに言いましたがどの口が言ってんだ、私・・・・

E4、つまりルークたち世代のエピソードから始まっているので
E1のアナキンのストーリーはコレジャナイ感が凄かったらしいですよ。
気持ちはわかりますけどね、アナキンの過去はどうしても暗くなってしまうし。
マニアックなファンほど面倒なものはないって事かしら。
でもファンの望みは結構シンプルなんだと思いますけど。

何だか話が逸れてしまいました。
やっぱり制作側のやりたいこととファンの見たいものが違ってきちゃうんでしょうね。
そこは言っても仕方ないので、妄想でいろいろ補足するしかないですね。
妄想は結構楽しいですよ。(危)
と言っても私の塑像力には限りがあるのでパスティーシュを読むわけです。

どうしよう、全然話がまとまらないです(泣)
なのでジョンの心境など何も考えないままこの辺で終わります。

モファットさんの言い訳

2017-07-25 19:41:37 | Sherlock Topics 2017
先日開催されたSDCCにモファットさんとスーさんが登場。
今回のパネルはコミック版シャーロックでした。
そのせいか、画像とかがほとんど流れていなくて・・・・

このTシャツがブースで販売されていたようですけど、かわいいー、欲しいわ。
「ハドソンさんが僕の骸骨を取った。」


その時のトークの一部が記事になっていましたので訳してみました。
毎度の拙訳です。誤訳等多々ありますがご容赦くださいませ。

元記事はこちら。
Sherlock co-creator promises more episodes 'when our careers have dipped'



Historians will separate this decade into the long periods of waiting between seasons of Sherlock.
And since the fourth series of 90-minute episodes just aired earlier this year,
don’t expect more episodes of the Benedict Cumberbatch-headlined phenomenon anytime soon.

歴史学者はこの10年をシャーロックの次のシーズンまでの長い待機時間に分類するであろう。
そして1話90分のS4が今年の初めに放送されてからは、
これ以上奇才なベネディクト・カンバーバッチを見出しにしたエピソードは期待しないことにした。

Speaking at the Titan Comics panel for the Sherlock manga,
the show’s co-creator Steven Moffat said
he hadn’t even spoken to his fellow co-creator Mark Gatiss about another batch of episodes.
“Sherlock and Doctor Who overlapped last year,”
said the busy showrunner, referring to his other beloved British series.
“Which was hell. So I haven’t had a moment to sit with Mark and talk about it. That’s the truth.”

シャーロック漫画のタイタンコミックスのパネルで、
他のエピソードについては彼の仲間であるマーク・ゲイティスにさえ話さなかったとモファットが言った。
「昨年はシャーロックとDr.Whoが重なった」と話した多忙なショーランナーは
彼の愛する英国(ドラマ?)シリーズについて触れた。
「地獄のようだった。だからマークと向き合ってその話をすることもなかった。本当にね。」

But Moffat was hopeful that there would be more adventures with Cumberbatch’s Holmes
and Martin Freeman’s Watson further down the line.
“I’m assuming, probably wrongly,
that at some point we’ll all show up somewhere and do it again when our careers have dipped,” he joked.
“Benedict will hold the old coat up again, so he can look sexy.
And we’ll recreate our glory days, with a desperate air, going back to a time everybody loved us.”

しかしモファットはいつかまたカンバーバッチのホームズと
マーティン・フリーマンのワトソンの更なる冒険があると期待していた。
「不当にも我々のキャリアが失墜したらいつかみんなでどこかに集まってまたやると思うよ。」とジョークを飛ばした。
「ベネディクトが古いコートをまた羽織ればきっとセクシーだよ。
そして頑張って全盛期を取り戻し、みんなに愛されていた頃に戻るんだよ。」

The audience laughed, but later in the panel, Moffat more seriously promised,
“Everything’s possibly on the table…the best I can tell you is,
I kind of assume at some point we’ll reassemble.”

観客は笑ったが、パネルのあとにモファットは
「全てはまだ検討の段階で今話せるのはそこまでだけど、
そのうちまた組み立てることになるんじゃないかと思うよ。」と、真面目に約束をした。


ひとまずここまで。
これは以前、ラジオでクリス・エヴァンスに話していた内容とほぼ同じですね。
ここにまとめたものがあります。↓
Sherlock S5の可能性

つーか、モファットさんここにきてエクスキューズですか?
「ドクターと重なっちゃって忙しかったんだよー」
「でもまたいつかちゃんとやりたいと思ってるから」って言ってます?

結局S4は忙しくてあまりプロットが練れなかったと。
だからオリジナルに走ったと。でも、俺たちの本意ではないからね。
という話なのかしら。いや、これは私の妄想ですけど。

てことはS4の批判はやはり彼らに届いているんでしょうね。
E1の散々な批評はあちこちで見かけましたしファンの間でも酷評だったことも知っているのかも。
E2はトビーさんがいたし、E3もそんなに酷評はなかったように思います。
これで見納めのご祝儀みたいな批評もあったのかも。

日本人はキューブみたいなデスゲームに対してはレベルが高いせいか(笑)
酷評が多かったように思います。
と、言っても日本のファンの叫びは届いてないと思いますけど・・・本国にとっては今更だし(泣)

もちろんS4を面白いと感じる方もたくさんおりますし、好みは人それぞれ、いろいろな感想がありました。
ファンにとってはこの空気の中、酷評するのも勇気が要りそうですが絶賛するのもまた勇気がいりそうです。
でも良い事も悪い事も感じた事はちゃんと言うのは大事だなーと思いました。

そういえば、スーさんがちょっと意味深な事を言ったらしいんですよね。
今はまだ言えないけど・・・って話を。夢だったのか?

タイトル共に暴言ばかりですみません。
以下、続きです。



Moffat was onstage with Sue Vertue, a Sherlock executive producer.
(The pair also happen to be married.) While recalling the run of their series,
the pair mentioned one notable change they would make to an earlier episode of Sherlock.

モファットはエグゼクティブプロデューサーのスー・バーチューと一緒に舞台に立っていた。(彼らは夫婦でもある)
シリーズを思い起こしているとき、ふたりは以前エピソードを制作した時から変わった事がひとつあると言った。

“There’s an element in The Blind Banker which worked brilliantly at the time,” Moffat explained.
"Steve Thompson, who wrote that one,
came up with the idea of the code — a cipher — was a book that everybody owns, the London A-Z.
At that time it was absolutely true that everyone in London owned an A-Z.
A very small number of years later, absolutely nobody owns an A-Z. It’s all on their iPhone.
So that doesn’t work.
That’s our updated version, our updated Sherlock Holmes, becoming a period piece before our eyes.”

「当時だからこそ上手くいった要素がブラインドバンカーにあったよ。」とモファット。
「脚本のスティーブ・トンプソンが数字の暗号がみんなも持ってる本、ロンドンA-Zだったというアイデアを提案したんだ。
当時は本当にみんなが持っていたけどわずか数年後にはだれも持たなくなった。みんなiPhoneだよ。
だから今では役に立たないんだけど。
それが僕たちの改訂版、シャーロック・ホームズだけど、あっという間に時代物になってしまったよ。」

Illustrated by manga artist Jay, the comic book adaptation of Sherlock
began appearing in 2012 with an adaptation of the first “episode,” A Study in Pink.
The Blind Banker and The Great Game followed,
and Titan Comics has been releasing English-language editions of the Manga since 2016.

漫画家Jayのイラストでシャーロックのコミックバージョンを最初のエピソード「ピンクの研究」で2012年に出版した。
ブラインドバンカーとグレートゲームもあとに続き、さらにタイタンコミックスは英語版も2016年にリリースした。

Vertue admitted that they were initially hesitant about adapting Sherlock into another medium.
We were very cautious about it, really,” said Vertue. “Every page gets approved by me.”
“It’s properly exciting,” Moffat said.
”It somehow makes our version more real. Our version of Sherlock Holmes has rippled out into the world.”

ヴァーチューは別のメディア化には最初は躊躇したと答えた。
「本当にかなり慎重だった。」とヴァーチュー。「すべてのページに目を通したの。」
「それはエキサイティングな事じゃないかな。」とモファット。
「とにかく僕たちの改訂版がより現実味を帯びた。シャーロック・ホームズの現代版が世界に波紋を広げているんだ。」

What is it that makes the character so universal?
キャラクターを普遍的にしているのは何ですか?

“If you knew somebody like Sherlock Holmes in real life, you’d think he was a d—,” Moffat joked.
“But that kind of character can work marvelously as a fantasy.
If there was a real James Bond, we’d all hate him.
Right, you know, right-wing monster shoots foreigners and women, more or less.
That’s not a nice man! But you put him on screen, and you sort of think,
‘I’m allowed to think that’s okay for two hours.'”

「もしシャーロック・ホームズのような誰かを実生活で知っていたら、
君は彼をd-(dick?)だって思うよね。」とモファット。
「だけど、そういったキャラクターはファンタジーでは驚くほど機能する。
もし本当にジェームズ・ボンドがいたらみんな彼を嫌ってるだろうし。
右翼の残忍なやつは大体よそ者と女性を撃つよね。
嫌な男!だけど彼をスクリーンに出してちょっと考えると、「2時間だったらいいかも。」ってなるんだ。」

“I don’t know if Sherlock Holmes is likable,” Moffat said.
“The fantasy you have is: You’d like him to like you.”

「シャーロック・ホームズが好かれる人物かどうかはわからないけど、」とモファット。
「君の空想では、彼に君を好きになってほしいんだ。」

以上です。
ラストのへん、間違っているかも・・・

Sherlock S5の可能性

2017-07-01 02:14:00 | Sherlock Topics 2017
またまたモファットさんがS5について言及したようです。
毎度の事ながらモファティスのインタビューは話半分に聞くようにしていますが
ついつい踊らされてしまいます。
短いですが拙訳です。誤訳等ご容赦くださいませ。
自信がないので原文つきです。

元記事です。
Steven Moffat says there will be more Sherlock
(via Sherlockology‏)

原文青字、訳は黒字です。


Steven Moffat says there will be more Sherlock: "I sort of assume we'll come back.
シャーロックは続くだろうとスティーヴン・モファット。「戻ってくるんじゃないかな。」


The future of Sherlock has yet to be confirmed –
but signs look good if you want more of the BBC One detective drama.

「Sherlock」の今後はまだ決まっていない、
しかし、BBCの探偵ドラマをもっと見たいあなたにとって、良い兆候にある。

Co-creator Steven Moffat spoke to Chris Evans on BBC Radio 2 earlier today,
and was optimistic of a fifth series at some point in the future – despite everybody's busy schedules.

スティーヴン・モファットがBBC ラジオ2でクリス・エヴァンスに
みんな忙しいスケジュールにも関わらずいつかシリーズ5をやると楽観的に考えていたと話した。


"We did [the last series] a year ago, just about,
and I've been flat-out on Doctor Who ever since," he said. "So I haven't really thought about it.

「約1年前に最後のシリーズを制作し、以来ずっとDr.Whoに忙殺されていた。
だからその事についてはまったく考えられなかった。

"Mark [Gatiss has] been doing other stuff as well,
so we haven't sat down and had a proper talk about what we would do with another series.

マークも別の仕事があったから、今後のシリーズをどうするかちゃんと話し合わなかった。

"I sort of assume we will. I sort of assume we'll come back."
またやるかもしれない。戻ってくるかもしれないね。」


The last we saw of Sherlock and Watson was in 'The Final Problem' back in January.
シャーロックとワトソンを最後にみたのは1月の「The Final Problem」だった。

Andrew Scott, who plays Moriarty,
recently suggested that the show won't be back for at least another two years.

モリアーティを演じたアンドリュー・スコットは少なくとも2年は再開しないほうがいいと言っている。


"We're not doing [Sherlock] for another couple of years. Everybody got quite busy, you know?
You want to keep it fresh and stuff like that," he said.

「2~3年は「Sherlock」を制作しない。みんなかなり忙しいんだよ。
ファンのみんなもずっと斬新さとかを持ち続けて欲しいと思うよね。」

However, Moffat did say not long after the fourth series concluded that-
-he would be "fine" if there was no more Sherlock.

しかしシリーズ4が終わってすぐモファットは
今後Sherlockを制作しなくても「満足」だと言っている。


"It's not like we haven't had our reward for doing that show,
" he said. "It's been such a phenomenon. Not doing it again would be fine.
If that was it, then that would be it.
None of us will starve in the street – well, I might."

ドラマを制作する利益がないというわけではない。
まさに社会現象になったんだ。再開しなくても「満足」だ。
再開したとしてもそれはそれだけの事だ。
路上で飢えに苦しむ者は誰もいない。だからそうなるかも。
(このあたりはかなーり意訳です。rewardを利益としましたが別の意味かも。
phenomenonブームとかそんな意味なのかな?と思いましたが・・・・
あと最後のI might.も何に対して言ってるのかイマイチわかりませんでした・・・・)

このあたり
「僕たちは、この番組をやることでもう十分楽しませてもらった。」
「もし、これで終わりというなら、それでいいんじゃないかな。(この先「シャーロック」が制作されなくても)
僕ら(製作者側)の誰も路頭で飢えたりはしないだろうし。まぁ、僕は路頭に迷っちゃうかもね。」
という事のようです。確かにみんな楽しんだだろうし、それぞれステップアップしましたしね。
Mistyさん毎度ありがとうございました。


以上です。

S4のプロットだか脚本ができた時点ですごく感動物語になったって言ってたので、
もうS4で終わりでもいいよね、そのくらい満足だよねって思っていたけど、
いざ放送してみたらファンの反応が予想外に薄かったので、
え?おかしいなー、でもちょっと待って、まだ他の話もあるんだよ、な状況になったとか・・・・
すみません、すべて私の誇大妄想です。

いくら忙しいと言っても今までやってきたんだから、
その気になればいくらでもできちゃうような気がするんですよね。
つまり制作側にやる気がないと。
モファティスもキャストもちょっと飽きちゃっているような気もします。

この時点でなぜこの話が出たのか、ラジオを聞いてないのでその前後がわからない以上
鵜呑みにはできませんが・・・いやわかっていてもこの人たちの話は鵜呑みにはしませんけど。

でもこのドラマのファンとしてはS5があるのはとても嬉しい事です。
いや、不安もいっぱいありますが(苦笑)
続きと言うよりはスピンオフ的な形で原作に忠実に制作してくれてもいいのよ。
できればそっちのほうがいいかな。

これから日本でもS4の放送がありますが、
ほんの少しだけ期待を持ちつつ観るのもいいかもしれません。

私の妄想ばかりですみません。
この辺で終わります。