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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



16年に、深川江戸資料館の『深川の人形作家石塚公昭の世界』でその時点で展示できる作品をおおよそ出品した、2メートル超のプリントも展示できた。昨年の銀座リコーイメージングの個展では、初期の手持ちで撮影していたアナログ時代の作家シリーズを展示できた。つまりさらに初期のジャズ・ブルース時代以降の作品は虫干しがかなったといえるだろう。そしてその間に、被写体から陰影を排除した、日本調ピクトリアリズムを始めていた。今年はもう新しい作家は作らないと言いながら、つい室生犀星を作ってしまったが、頭部がすでにある人物以外は、依頼でもなけれはもう作る事はないだろう。残された時間を考えると、様々な状況が、手法、モチーフを見直す時が来たことを示している。人は変化してこそだと、私は思う。 さらにこちらに越して来て三十数年通った、息を止めても行けた『河本』の女将眞寿美さんが亡くなり、店も廃業となつた。昨日今日の客が椅子その他を持って行ったようだが、私の手元には、山口百恵でいえばステージに置いたマイクロフォンに当たる、眞寿美さん愛用の栓抜きが届くことになっている。 そんな事もあり、これを機会に引っ越しを決めた。日本でどこに住みたいか、と言って出不精の私が最初に浮かべる、全国に名前轟く砂町銀座商店街のごく近くである。

タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第16回『トラウマ』

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『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界



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