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明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

  


昨日は完徹のあげくの飲酒でヘロヘロであった。昔と同じつもりでいてはいけない。それでも相変わらず二日酔いをしないので、朝の5時に何事もなかったように目醒めは良い。夏にやはり銀座で展覧があるのでそのための準備。おそらく初期の合成などやる前の、片手に人形、片手にカメラを持ち、手を伸ばして人形を捧げ持ち撮影する形から、新国劇、国定忠次の名場面になぞらえ“名月赤城山撮法”と称された、いや私がいっていただけだが。その頃の作品が主となるだろう。ちなみに、今回の個展の中でも陰影を除去した手法を私の大リーグボール3号とすると、名月赤城山撮法は大リーグボール1号であるが、96年頃始めたが、今ではスマフォで誰でもやっている。 4、50センチの人形が、人間大で立っているように見せるには、人形のサイズ、人形と背景、人形とカメラとの距離、またさらに大事なのは角度であるが、これがちょっと狂うとそうは見えないが、熟練しほぼ百発百中であった。これを始めたきっかけは、たまたまカメラを持っていた人が、人物といきなり出合ったような雰囲気を出したかった。人形自体はじっとしているから、三脚立てて撮っていてはそんな感じにはならない。 今日は日曜に関わらず、あいにくの雨であった。知人から、来週の日曜にする。とメール来る。日曜は今日が最後と返事。江戸川乱歩の生誕地三重県名張市より『乱歩謎解きクロニクル』(言視舎)を出されたばかりの中相作さんから名張の隠れ酒『乱歩誕生』が届く。ぬき落し、と書いてある。本来ならば杜氏しか味わえなかった 厳選した原酒を一年間低温で熟成させたそうで濃厚。

銀座青木画廊「ピクトリアリズム展Ⅲ』5月12日(土)〜5月25日(金)20日(日休)4月23日(休)

『タウン誌深川』“明日できること今日はせず”連載8回『昭和残侠伝“唐獅子牡丹”三島由紀夫』

2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界』 youtubeより

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