脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

各国でトランス脂肪酸規制広がる

2014年08月20日 | 食品

ライマイル公開日:2014年8月20日
注目!!アレルギー、心筋梗塞…トランス脂肪酸が危険すぎる
http://www.lifemile.jp/wonderful/page/52

 注目!!アレルギー、心筋梗塞…トランス脂肪酸が危険すぎる

昨今、話題になっている「トランス脂肪酸」。
アメリカの一部の州で規制に向けて動き出したり、デンマークやオーストリアなどヨーロッパの一部の国々では、100gあたり2g以上のトランス脂肪酸を含む油脂の国内流通を禁止したりするなど、世界で規制が広がっています。この機会にトランス脂肪酸とは一体何なのか、改めてきちんとおさらいしてみませんか。

トランス脂肪酸は何に含まれる?

常温で液状の植物油に水素を添加し、半固体・固体の油脂を作る過程で生成されるトランス脂肪酸。マーガリンやショートニングのほか、それらを使って作られたパンや洋菓子、揚げ物などにも含まれます。
過剰に摂取すると、悪玉コレステロール増加や動脈硬化促進のほか、心筋梗塞などの心臓疾患リスク増加、アレルギー・アトピーなどの疾患率上昇など、様々な悪影響が指摘されています。

原材料チェックは必須!

しかし、日本では食品への表示義務はなく、現状自分で自分の身を守るよう気をつけるしかありません。たとえば、中には100gあたり10g以上もトランス脂肪酸が含まれているマーガリンがあります。バターやラードの代用品として使われるショートニングにも注意が必要。
食材を買うときには原材料表示を必ずチェックして、マーガリンやショートニングと記載されているものはできるだけ避けて、動物性油脂のバターを選ぶことが大事です。

オメガ3系・6系脂肪酸を摂ろう

料理に使う油も安全なものを選びたい! そんな方には健康や若々しさを保つパワーを持った、オメガ3系脂肪酸やオメガ6系脂肪酸がおすすめです。オメガ3系脂肪酸にはえごま油やアマニ油、オメガ6系脂肪酸には大豆油やゴマ油などがあります。ちなみに、オメガ3系脂肪酸はサプリメントから摂取することもできます。
最近では、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を配合したサプリメントが人気。

油にしてもサプリメントにしても取り過ぎには注意して毎日適量を摂取し、カラダの内側から健康を保ちたいものですね。


米国で有害物質積んだ貨物列車が正面衝突

2014年08月19日 | 化学物質

産経ニュース2014.8.18 12:48更新
有害物質積んだ貨物列車が正面衝突、2人死亡 火災発生、周辺住民避難 米南部
http://www.sankei.com/world/news/140818/wor1408180028-n1.html

 

 米南部アーカンソー州で17日、貨物列車同士が正面衝突して炎上し、乗員2人が死亡、2人が負傷した。列車は有害な化学物質も積んでいたが、漏れたという情報はない。米メディアが報じた。

 衝突したのはいずれもユニオン・パシフィック鉄道の列車。燃料などを輸送中で、衝突による火災により周辺の住民数百人が一時避難したという。地元当局が衝突原因などを調べている。

 AP通信によると、現場は、同州に隣接するテネシー州メンフィス北西約145キロ。(共同)

 


高齢死者の誤飲事故に注意

2014年08月15日 | 化学物質

国民生活センター・メールマガジン[第197号]2014年8月13日
見守り新鮮情報 飲み物と間違えて洗剤などを飲んでしまった
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen197.html

 

メールマガジンの登録は見守り新鮮情報お申し込みから
リーフレット版[PDF形式](236KB)

 

内容

事例1
認知症の母が、飲み物と思って買ってきた食器用洗剤を冷蔵庫で保管し、飲んでしまった。(当事者:70歳代 女性)

事例2
茶渋を取ろうとマグカップに漂白剤を1センチほど入れて、そのまま外出した。帰宅後、そのことをすっかり忘れて、そのマグカップに牛乳を入れて飲んでしまった。(60歳代 女性)

事例3
田畑の作業中にのどが渇き、ペットボトルに入れていたガソリン入りの混合油に誤って口を付けてしまった。(70歳代 男性)

 

ひとこと助言

高齢者が洗剤など食品以外のものを誤飲するケースが見られます。多くは飲料と間違えてしまうことが原因です。

洗剤や殺虫剤、ガソリン等をペットボトルやコップなどに移し変えるのは間違いのもとです。絶対にしてはいけません。

家族や周囲の方も製品の使用や保管に十分注意を払いましょう。

 


ドリンク剤の安息香酸ナトリウムに注意

2014年08月14日 | 食品

日刊ゲンダイ2014年8月14日 
危ないのは、中国食品だけではない 添加物よお前もか
元気になるために飲むのに元気がなくなる皮肉 栄養ドリンク

(前略)

ドリンク剤に含まれる糖分などの腐敗を防ぐために添加されているのが、「安息香酸ナトリウム」だ。

安息香酸ナトリウムは細菌やカビ、酵母などの微生物の繁殖を抑える働きがあり、水によく溶ける。ドリンク剤の昧が何年も変わらず、おいしく飲めるのはそのおかげといっていい。ドリンク剤だけでなく、炭酸飲料や清涼飲料水にも含まれていて、飲料業界にとっては不可欠な添加物のひとつだ。

しかし、これが怪しい。実は、毒性が強いのだ。「寿命を縮める食品添加物」の著者で、科学ジャーナリストの渡辺雄二氏が言う。

「ラットのエサに安息香酸ナトリウムを5%混ぜて、4週間飼育したところ、ラットすべてが過敏状態になり、尿失禁やけいれんを起こし、死亡したのです。ドリンク剤などに含まれるのは最大1キロ当たり0.6グラム、つまり0.06%までと定められています。ラットの実験ほど大量に安息香酸ナトリウムを一度に摂取することはありませんが、その強い毒性から、たとえ少量でも、摂取しない方が無難です」

ドリンク剤や清涼飲料水には、ビタミンCもよく含まれている。安息香酸ナトリウムは、そのビタミンCと反応して、ベンゼンに変化する。これも、危ない問題だ。

「ベンゼンを長期間摂取した人は、白血病になりやすいのです。06年3月には、英国で安息香酸(安息香酸ナトリウムからナトリウムを外した類似物質とビタミンCを添加した飲料からベンゼンが検出され、製品が回収されました。これを受けて、日本でも市販の飲料を調査したところ、ある清涼飲料水から1リットル当たり1・7マイクログラム、別の絶倫系飲料水から同7・4マイクログラムのベンゼンが検出された。これらは、添加物の安息香酸ナトリウムとビタミンCが変化したものと考えられるのです」

(後略)


免疫力を低下させる人工甘味料

2014年08月13日 | 食品

日刊ゲンダイ2014年8月13日
危ないのは、中国食品だけではない 添加物よお前もか
カロリーオフ 加瀬を引きやすくなったのは人工甘味料のせい?

(前略)

人工甘味料アセスルファムKが、クセモノである。「寿命を縮める食品添加物」の著者で、科学ジヤーナリストの渡辺雄二氏が言う。

「アセスルファムKを取っていると、体を細菌やウイルスから守る免疫力が低下する恐れがあるのです。犬にアセスルファムKの量を変えて与える実験をすると、0.3%のグループは免疫細胞が減少、3%のグループは免疫細胞の滅少に加え、肝障害を示す酵素が上昇しました。つまり、アセスルファムKが、免疫力を低下させ、肝障害を引き起こした可能性があるのです」

アセスルファムKは、消化管から吸収されて肝臓を経由して、体の中を巡るが、代謝されないため、エネルギーにならない。だから、カロリーがないのだが、だからといって「太らない夢の添加物」とばかりに毎日のように摂取するのはよくないのだ。国の基準では、清涼飲料の場合、1キロ中0.5グラムまでと定められている。

「食品に添加されているアセスルファムKは、0.数%。ほんのわずかな量と思うかもしれませんが、そんなことはありません。たとえば、水俣病の原因となった有機水銀が魚に含まれていたのは数%で、アセスルファムKの食品含有量の10倍ほど。アセスルファムKを毎日摂取したら、体内を巡る量はかなり多くなります。当然、免疫への影響も大きくなる。"風邪をひきやすくなった""傷が治りにくい""微熱がある"といった症状がある人は、アセスルファムKの影饗かもしれません」

同じく人工甘味料のスクラロースは農薬の開発中に発見されたもので、有機塩素化合物の一種。カネミ油症事件の原因物質ポリ塩化ビフェニルや猛毒ダイオキシンの仲間だ。これも動物実験で、免疫に悪影響を与えることが分かっている。

(以下略)