脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

免疫力を低下させる人工甘味料

2014年08月13日 | 食品

日刊ゲンダイ2014年8月13日
危ないのは、中国食品だけではない 添加物よお前もか
カロリーオフ 加瀬を引きやすくなったのは人工甘味料のせい?

(前略)

人工甘味料アセスルファムKが、クセモノである。「寿命を縮める食品添加物」の著者で、科学ジヤーナリストの渡辺雄二氏が言う。

「アセスルファムKを取っていると、体を細菌やウイルスから守る免疫力が低下する恐れがあるのです。犬にアセスルファムKの量を変えて与える実験をすると、0.3%のグループは免疫細胞が減少、3%のグループは免疫細胞の滅少に加え、肝障害を示す酵素が上昇しました。つまり、アセスルファムKが、免疫力を低下させ、肝障害を引き起こした可能性があるのです」

アセスルファムKは、消化管から吸収されて肝臓を経由して、体の中を巡るが、代謝されないため、エネルギーにならない。だから、カロリーがないのだが、だからといって「太らない夢の添加物」とばかりに毎日のように摂取するのはよくないのだ。国の基準では、清涼飲料の場合、1キロ中0.5グラムまでと定められている。

「食品に添加されているアセスルファムKは、0.数%。ほんのわずかな量と思うかもしれませんが、そんなことはありません。たとえば、水俣病の原因となった有機水銀が魚に含まれていたのは数%で、アセスルファムKの食品含有量の10倍ほど。アセスルファムKを毎日摂取したら、体内を巡る量はかなり多くなります。当然、免疫への影響も大きくなる。"風邪をひきやすくなった""傷が治りにくい""微熱がある"といった症状がある人は、アセスルファムKの影饗かもしれません」

同じく人工甘味料のスクラロースは農薬の開発中に発見されたもので、有機塩素化合物の一種。カネミ油症事件の原因物質ポリ塩化ビフェニルや猛毒ダイオキシンの仲間だ。これも動物実験で、免疫に悪影響を与えることが分かっている。

(以下略)