脱ケミカルデイズ

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石けんも使わないタモリ式入浴法

2015年02月09日 | 合成洗剤と石鹸

2015年2月7日(土)7時0分配信 NEWSポストセブン
福山雅治や妻夫木聡らが実践する「タモリ式入浴法」の効果http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/postseven-20150207-302437/1.htm

 芸能界きっての美肌といわれるタモリ(69才)は、お風呂では石けんもボディーソープも使わず「湯船に10分つかれば、体の汚れの80%は落ちる」と語っている。この入浴法を、ローラをはじめ、福山雅治(45才)、妻夫木聡(34才)といった美肌の面々が実践している。

「もともと乾燥肌だったけど、それは表面が乾燥しているだけで、人間の体って内側は潤っているらしい。だから、脂が出てくるからといって拭いてはダメ。脂が保湿してくれてるの」というのが、福山の展開した女性顔負けの美肌論だ。

 美容ライターの前田美保さんも、“洗わない人”は増えている、と言う。

「ヨーロッパなどに比べて水が肌にやさしい上、清潔好きの日本では“洗う”ことが好まれます。その結果、肌に必要な皮脂まで失われ、乾燥や敏感肌に悩む人も多いのです。

 最近は失われた皮脂をボディーミルクやクリームで補うより、初めから落とさず“自分の皮脂で勝負しよう”という流れになってきました。オイルブームでもわかるように、肌には脂が必要という認識が広がったことも無洗入浴の流れにつながっていると思います。肌の水分量は年をとっても若い頃とほとんど変わりませんが、皮脂は大幅に減少するんです」 

※女性セブン 2015年2月19日号より(一部抜粋)

 

2015年2月8日(日)7時0分配信 NEWSポストセブン
タモリ式入浴法と石鹸使用の入浴法どちらが良いか 医師見解http://news.nifty.com/cs/entame/showbizddetail/postseven-20150208-302458/1.htm

  福山雅治(45才)、ローラ(24才)、妻夫木聡(34才)など芸能人のなかでも多くの実践者がいる「タモリ式入浴法」。その真偽はいかに!? ということで、医師の見解を聞いてみた。

 東京医科歯科大学名誉教授・藤田紘一郎さんは、石けんを使うと皮膚表面の常在菌を取ってしまうことが問題だと言う。

「常在菌は皮膚表面にいる菌で、“美肌菌”ともよばれています。この菌が肌に酸性の膜を作って、乾燥やばい菌、ハウスダストなどのアレルゲンから保護してくれる。石けんでゴシゴシ洗うと洗い上がりはさっぱりするけれど、常在菌の90%が失われてしまいます。

 ですから“タモリ式入浴法”は非常に理に適っている。私も石けんを使っていませんが、汗や余分な皮脂はお湯だけで充分洗い流せていますし、肌荒れなど一切ありませんよ」

 一方、皮脂はお湯で洗うだけでは落ちないと話すのは皮膚科・美容皮膚科医で渋谷スキンクリニックの吉田貴子院長だ。

「汗や不要な角質はお湯だけで落ちるけれど皮脂は落としきれないので、Tゾーン、胸や背中の真ん中、わきの下、耳の周りなどの、脂が多く分泌される部分は、石けんを使った方がいいでしょう。皮脂は時間が経つと酸化して肌にダメージを与えてしまいますから、皮膚科医の立場では適所に石けんを使うことをおすすめします」

 ただし、人によって肌は違うのでどんな入浴をするべきかはそれぞれとしかいいようがないのだという。

熱いライブの汗もお湯だけで洗い流している福山は「汚れていると思って洗っちゃうでしょ? その脂はあなたを守ってる! 自分の脂で自分を守ってるの!」と熱く語っている。

※女性セブン 2015年2月19日号より(一部抜粋)