脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

インフエンザ対策、効かない商品も

2014年12月21日 | 

プレジデント・オンライン2014年12月20日配信
マスク、うがいは? インフルエンザの予防
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/po-20141220-14250/1.htm

ウイルスは目に見えないが、付着したところを触ったとしても、その手で眼、鼻、口を触る前に手を洗えば感染しないわけだ。手洗いの効果は科学的にも証明されている。米軍で1日5回手を洗うようにしたところ、風邪など呼吸器疾患の発症率が低下した。外出先から帰ったとき、調理の前後、食事前にはこまめに手を洗おう。きちんと手を洗えていない人は意外と多い。石鹸を泡立て指の間や手首まで丁寧に洗い、お湯か水でよく流すのがポイントだ。

では、うがいとマスクの予防効果はどうなのだろうか。

「うがいは害がないので習慣にしてもいいと思いますが、いまのところインフルエンザを予防できるという科学的な証拠はありません。通常の風邪での予防効果はあるので同様と考えてもいいのかもしれませんが。ただし、ヨウ素を含むうがい薬、のどにつけるタイプのスプレーは、妊娠中や授乳中は赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあり、有害なので使わないようにしましょう。インフルエンザにかかった人は、『咳エチケット』といってマスクをしたり、マスクを着用していないときに咳やくしゃみをするときには手で口を押さえたりして、できるだけウイルスの拡散を防ぐことが大切です。ただ、発症していない人がマスクをしても予防効果はないとみられます。それどころか、使い捨ての不織布(紙)マスクを何度も再利用するなど、誤ったマスクの使用は、かえって感染を広げ恐れがあります」と久住さんは解説する。

オーストラリアでマスクの有効性を調べた研究がある。子供がいる家庭を、子供がインフルエンザなどで発熱したときに親が医療用マスクをするグループと、フィットしないマスク使用群、未使用群の3つに分けて比較したところ、親の感染率に差がなかったというのだ。統計的に意味のある差ではないが、医療用マスクをしたグループが22.3%、未使用群が16.0%と、マスクを使わない人たちのほうがむしろ感染率が低いくらいだった。

一方、インフルエンザ流行シーズンになると、ドラッグストアや薬局で目にするのが、二酸化塩素を使ったウイルス撃退グッズだ。スプレータイプや二酸化塩素剤を袋に入れて携帯するタイプなどがあり、子供が受験生だったときには、塾からあっせん販売のお知らせが届いた。また、次亜塩素ナトリウムを使った空気清浄機も販売されている。

「インフルエンザを含むウイルス感染症に関しては、空間除菌をしても飛沫感染、接触感染は防げません。本当に有効な量の薬剤を使ったら、携帯できませんし、その部屋に長時間いられないでしょう。ウイルス撃退グッズを使っているからと、手洗いを怠るようなことがあれば、それはむしろ逆効果です」と久住さん。

残念ながら、インフルエンザワクチンを打ってこまめに手洗いをするしか有効な予防法はなさそうだ。