脱ケミカルデイズ

身の周りの化学物質を減らそうというブログです。 

UV化粧品は安全か? 

2012年08月22日 | 化粧品

美白ブームや、UVカット製品が氾濫し、紫外線による害ばかりクローズアップされていますが、果たしてUV対策は健康にいいだけなのでしょうか。

UV化粧品に含まれる日焼け止め剤には、紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛)と紫外線吸収剤があります。後者は紫外線を熱や赤外線に変えて、皮膚への浸透を防ぐもので、皮膚への負担が大きいといわれています。

前者の比較的安全であるとされてきた紫外線散乱剤には、白色の二酸化チタンや、酸化亜鉛が多く使われてきました。しかし近年は、少量の成分で効果を上げ、白色を透明にして仕上がり効果を上げるために、二酸化チタンや酸化亜鉛をナノサイズにした「ナノ日焼け止め」が市場に出ています。

比較的安全といっても、もともと皮膚に異物を長時間付着させることが肌に負担をかけることは間違いありません。さらに、このナノ物質というものは、今までの物質以上に安全確認が未確認なものです。 

化学物質問題市民研究会ピコ通信131号(2009年7月) ナノの話(1) ナノ日焼け止め 二酸化チタンや酸化亜鉛のナノ粒子http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nano/japan/pico_131_090724_nano_sunscreen.html