完成車を組み立てる際に、意外と時間がかかるのがハンドル回りのセッティングです。
まず、フィッティングマシーンの使用などによりステムの高さを決めてコラム固定ボルトを仮締めし、次にハンドルバーを取り付けるのですが、その角度(送り、しゃくりの度合い)はメーカー推奨の値を水準器で確認しながら、センターがずれないように固定します。
次にレバーの装着ですが、ハンドルの肩とブラケットの親指の付け根が当たる箇所が水平になるのが大方の基本となりますが、ここは個人の好みで変わったり、初級者には少し上の方に取り付けてみたりとセッティングするのに一番気を遣うところでもあります。
また、左右を同じ位置に取り付けるというのも結構難しく、写真のように定規を両方のブラケットに当てて、ハンドルバーと平行になっているかしっかりチェックします。
最後は、ヘッドパーツのガタ調整を行った後、ハンドルバーがまっすぐ前方を向く(前輪と直角)ようにしてステムのコラム固定ボルトを締めるのですが、目視だけではずれることも多いので、定規と場合によっては作業場に敷いてある矢羽根マットの格子状の柄を利用して正確に取り付けます。
ようやく暖かくなってお渡し自転車やメンテナンス作業も増えてきて、ハンドル回りの作業を効率よく時間のかからない方法はないかと考えみたのですが、今のところ上記のような作業手順で行っております。
スポーツバイクショップ「シクル・マーモット」のメインHPはこちら(店頭在庫やイベント情報、営業予定表などがご覧いただけます。)
http://www2.ocn.ne.jp/~marmotte/
↓松戸から遠くにお住まいの方はこちらの通販ページも是非ご覧ください!
http://www2.ocn.ne.jp/~marmotte/tsuhan.html
↓ブログランキングに参加しています。下のロゴに1クリックのご協力お願いします!