フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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朝日、池上彰氏コラム一転掲載へ…「判断誤り」(読売新聞)

2014年09月04日 01時52分07秒 | 社会ニュース
朝日、池上彰氏コラム一転掲載へ…「判断誤り」(読売新聞) - goo ニュース

慰安婦問題については、
見識を持ち合わせていないので、
コメントは差し控えつつ(笑)、
一方で、池上氏のコラム掲載について
朝日新聞の判断が二転三転している件については
とても興味を持ちました。

どういう点に興味を持ったかというと、
組織体制の問題として、
①まず掲載しないという判断がどのレベルでなされたのか?ということ。
②つぎに掲載拒否を一転、掲載すると真逆の判断をどのレベルでなされたのか?ということ。
③それぞれの判断が、どういった影響をもたらすのかということが組織内で十分検討されているのかということ。


外部から見ていると、
一旦表明された判断は、組織として行っているように見えるので、
この場合は「朝日新聞が」判断したというように見えるのですが、
当然のことながら、実際には管轄部署の責任ある「個人」が判断を行ったはずです。
何がひっかかって「掲載しない」という判断をくだしたのかはわかりませんが
責任あるレベルの人間が誤った判断をすると
組織を揺るがしかねない問題に発展するということがみてとれます。

この場合、誤った判断を下した「個人」は一体どういう責任をとるのでしょうか?
社内の内部事情なので、こういう場合は社内の人しかわからないのでしょうが、
組織のガバナンスがしっかりしていないと
責任の所在が不明確になり、取るべき人が責任をとらないまま
責任のなすりつけあい合いで組織が混乱していくことが容易に想像できます。

さらに、
一度外部に表明した判断を、
真逆に覆すとき、
これはいったい誰が判断するのでしょうか?
最初に判断した人物が、自分の考えを変えて判断し直すのか?
それとも、「誤った判断をした」と評価された者の上長の指示により
判断を覆すのでしょうか?

上長が部下の誤った判断を是正するのは
組織のありようとして、ありうる話なので
この場合だと、組織はまだ健全なのかなという印象を持ちます。
しかし、同一人物が外部から批判をうけて
重要な判断を二転三転するようであれば、
おそらくその組織は組織として体をなしていないのではないか
瓦解する日もまもないと思われます。
なぜなら、その判断を下す者の周りにはイエスマンしかいないであろうし、
その判断する者自身にもまったくの定見がないからです。

今回の問題は
責任ある人間が適切な判断を下せない場合の社会的影響と組織存続の可否という
「組織と個人の問題」として大変興味深く、その成行きを注視したいと思います。


ほんと、おそまつ。


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