さっきブログルポを覗いてみたら、3月11日(土)より日劇1ほか東宝洋画系にてロードショーされる映画、『イーオン・フラックス』とのタイアップ記事コンテストなるものを発見しました。
テーマにSF映画ってのがありますので、
本が読めなくてネタに詰まっているワタクシには天の助け。
参加しちゃれ。
私が好きな3大SF映画といえば「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」「地球に落ちてきた男」。
どれも私が中学生か高校生のころに見た映画ですね。
といっても、ワタクシが生まれ育ったところはド田舎でありますから、映画館などはなく、すべてTV放映で拝見ささていただきました。
この映画は、「ツァラトゥストラはかく語りき」や「美しき青きドナウ」などのクラシック音楽がとても効果的に使われていますよね。
この映画を見終わった時には、サントラ盤が欲しいと思ったものです。
その美しく、格調高い音楽とは裏腹に、宇宙空間の静寂さや静謐さがとても印象的でした。
宇宙空間に空気はないんですから、音のない世界なのですよね~。
音といえば、ハル9000の声、とても美声だと思いませんか。
「デイジ~、デイジ~~」と歌うハル。
素敵です。
ハルのネーミングはいIBMのひとつ前のアルファベットからとったと聞いたことがあるんですが、本当なんでしょうか。
ところで、この映画、とても好きで何度かみているんですが、
なぜか途中で眠気に襲われるんです。
眠たい目をこすりこすり、わけのわからないラストを迎えるんです。
よし、最後までがんばったぞ、寝よう。
みたいな事が数回ありました。
これって私だけでしょうか。。。
2001年には、モノリスが月から発見されるんじゃないかと密かに期待していたのも、
私だけかなぁ。
映画「ソラリス」にはソダーバーグ版とタルコフスキー版がありますが、私はタルコフスキー版を先にみてしまっていることもあり、原作もこよなく愛しておりますので、
ソダーバーグ版は未見であります。
原作者であるレムにとっては、どちらもきっとNGなんでしょうが(笑)
若かった私は、この映画をみたとき、本当に衝撃を受けました。
ハリウッドにはない静けさ、ストーリィ、カメラ展開の奇抜さ、ひたひたと迫る恐怖、、、
これがロシア映画なのかと思いました。
延々と写される道路の映像は、日本の首都高だというのは有名なお話。
よく見れば、あそこだ!というのがあるんじゃないですか?
この映画で一番印象に残っているのは、ハリーの服のボタンホールを探すシーンと液体窒素で凍ったハリーが生き返るところ。
ハリーが美しいだけに、不気味さも増大します。
そして、水の流れるシーン。
タルコフスキーの郷愁ここにあり。
原作本「ソラリス」のレビューはこちら。
ワタクシがボウイファンであることは、すでにカミングアウト済みですよね。
この映画は、ボウイのためにあるような映画でございます。
ニュートンの役は、彼にしかできないでしょう。
で、意外と知られていないのではないかと思うのですが原作本があるのですよ。
ウォルター・テヴィス 「地球に落ちて来た男」がそれ。
2003年出版、40年越しの邦訳なのですよ。
日本の出版に向けての奥様からのメッセージなども収録してありまして、著者本人がアルコール依存症であったことがわかります。
それを踏まえて、映画をみなおしてみますと、アルコール依存症との闘いが映画の中にも反映されており、アルコール依存症とその周囲の人間模様としてみることもできます。
カルト的な匂いをかもし出すこの映画にも、新たな切り口が見えてきますね。
上記のほかにも「ブレードランナー」や「アンドリュー」、お笑いなところでは「マーズ・アタック!」とか、まだいろいろあるのですが、とりあえず大好きなところだけ取り上げてみました。
ネタのない私に、助け舟を出してくれてありがとう、ブログルポ。
参考になるかどうか、役に立つとは思えないけれど、
この記事を評価してあげましょうという心の広い貴方。
ポチッとお願いします。
★ 『SF/近未来』記事コンテスト参加中 この記事を評価する
コンテストは、 400年後の未来が舞台の映画 『イーオンフラックス』の協賛で開催中です。
~ 3月11日(土)よりロードショー ~
テーマにSF映画ってのがありますので、
本が読めなくてネタに詰まっているワタクシには天の助け。
参加しちゃれ。
私が好きな3大SF映画といえば「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」「地球に落ちてきた男」。
どれも私が中学生か高校生のころに見た映画ですね。
といっても、ワタクシが生まれ育ったところはド田舎でありますから、映画館などはなく、すべてTV放映で拝見ささていただきました。
この映画は、「ツァラトゥストラはかく語りき」や「美しき青きドナウ」などのクラシック音楽がとても効果的に使われていますよね。
この映画を見終わった時には、サントラ盤が欲しいと思ったものです。
その美しく、格調高い音楽とは裏腹に、宇宙空間の静寂さや静謐さがとても印象的でした。
宇宙空間に空気はないんですから、音のない世界なのですよね~。
音といえば、ハル9000の声、とても美声だと思いませんか。
「デイジ~、デイジ~~」と歌うハル。
素敵です。
ハルのネーミングはいIBMのひとつ前のアルファベットからとったと聞いたことがあるんですが、本当なんでしょうか。
ところで、この映画、とても好きで何度かみているんですが、
なぜか途中で眠気に襲われるんです。
眠たい目をこすりこすり、わけのわからないラストを迎えるんです。
よし、最後までがんばったぞ、寝よう。
みたいな事が数回ありました。
これって私だけでしょうか。。。
2001年には、モノリスが月から発見されるんじゃないかと密かに期待していたのも、
私だけかなぁ。
映画「ソラリス」にはソダーバーグ版とタルコフスキー版がありますが、私はタルコフスキー版を先にみてしまっていることもあり、原作もこよなく愛しておりますので、
ソダーバーグ版は未見であります。
原作者であるレムにとっては、どちらもきっとNGなんでしょうが(笑)
若かった私は、この映画をみたとき、本当に衝撃を受けました。
ハリウッドにはない静けさ、ストーリィ、カメラ展開の奇抜さ、ひたひたと迫る恐怖、、、
これがロシア映画なのかと思いました。
延々と写される道路の映像は、日本の首都高だというのは有名なお話。
よく見れば、あそこだ!というのがあるんじゃないですか?
この映画で一番印象に残っているのは、ハリーの服のボタンホールを探すシーンと液体窒素で凍ったハリーが生き返るところ。
ハリーが美しいだけに、不気味さも増大します。
そして、水の流れるシーン。
タルコフスキーの郷愁ここにあり。
原作本「ソラリス」のレビューはこちら。
ワタクシがボウイファンであることは、すでにカミングアウト済みですよね。
この映画は、ボウイのためにあるような映画でございます。
ニュートンの役は、彼にしかできないでしょう。
で、意外と知られていないのではないかと思うのですが原作本があるのですよ。
ウォルター・テヴィス 「地球に落ちて来た男」がそれ。
2003年出版、40年越しの邦訳なのですよ。
日本の出版に向けての奥様からのメッセージなども収録してありまして、著者本人がアルコール依存症であったことがわかります。
それを踏まえて、映画をみなおしてみますと、アルコール依存症との闘いが映画の中にも反映されており、アルコール依存症とその周囲の人間模様としてみることもできます。
カルト的な匂いをかもし出すこの映画にも、新たな切り口が見えてきますね。
上記のほかにも「ブレードランナー」や「アンドリュー」、お笑いなところでは「マーズ・アタック!」とか、まだいろいろあるのですが、とりあえず大好きなところだけ取り上げてみました。
ネタのない私に、助け舟を出してくれてありがとう、ブログルポ。
参考になるかどうか、役に立つとは思えないけれど、
この記事を評価してあげましょうという心の広い貴方。
ポチッとお願いします。
★ 『SF/近未来』記事コンテスト参加中 この記事を評価する
コンテストは、 400年後の未来が舞台の映画 『イーオンフラックス』の協賛で開催中です。
~ 3月11日(土)よりロードショー ~
私未だデビューですよ~。
評価の低い記事を削除しようかとも考えています。
評価が低いと出来が今ひとつだったりしますからねえ。
この記事で紹介されたどの映画も観たことが無い不届きな私。『2001年宇宙の旅』は2001年から既に5年も経ってしまったのに未だ読んでいないし。
デヴィッド・ボウイの『地球に落ちてきた男』は興味あります。若いんだろうなあ。『戦メリ』に出ていた時既に三十代だし。
ベストSF映画は「ソラリス」と「2001年」と言うのは全く同意見です。
私は最悪なSF映画について記事にしてみました。
時間がたてば消えるかもしれないので、もう一回書いておこう。
売れっ子といいましても、ポイント的に紙一重でありますから、
デビューに逆戻りする可能性は捨て切れません。
今まで投稿したものを総合的にみてみますと、書評の場合は、
突っ込んだ内容になっているものは知名度が低くてもきちんと評価してもらえますね。
先日、ブログルポの記事を書いた後、急激に評価が増えたので、
紹介記事を書いてみるのもいいかもしれません。
>イーゲルさま
上に紹介した映画には、共通点があるんです。
原作本があること、難解であるということ、そして非常に長い。
「2001年」のシリーズは「3001年」までありますから、じっくり時間をかけても、大丈夫でしょう(笑)
「地球に落ちて来た男」のボウイさまは、若い!
映画を見る前に、原作本を読んでいたほうがいいかと思います。
映像がわりとカルト的な印象があり、突然わけのわからないシーンが入ったりしますから、混乱すること間違いなしです。
>piaaさま
よかった、同意してくれる人がいた~。
この二つは文句なく、ベストSF映画ですよね。
私たちより下の年代は「ブレードランナー」あたりなのでしょうが。
さらに若いと「マトリックス」とかかな。
古いものでは「禁断の惑星」とか「ミクロの決死圏」あたりも取り上げてみたかったのですけど、いかんせん、記憶に残っていなくて。
最悪のSF映画って、何かしら~~。
ところであの映画の主演の船長役、若き日のレスリー・ニールセンなんですよね。「裸の銃を持つ男」の。
観てていつボケるのか期待してしまいます。
古くても、十分楽しめる。
ワタクシ、不勉強で「裸の銃を持つ男」は観たことがないのです。
ウィキペディアで調べてみたら、ニールセンって、加藤茶や志村ケンと共演したことがあるんですって?
コメディに命かけてますね~。
コメディといえば、先ほどブックオフに寄ったところ「宇宙の果てのレストラン」を見つけました。
復刻されているのは知っていましたが、河出文庫からだったんですね。
買ったのはいいけれど、「銀河ヒッチハイクガイド」も読み直したいなぁ。
コメントありがとうございます。
サイトに遊びにこさせていただきました。
くろにゃんこさんのSF小説の読書量の
多さには感心してしまいます。
「地球に落ちてきた男」には原作が
あったのですねぇ~、知らなかったです。
僕もタルコフスキーを愛する男なのですが、
一本と言われると「ストーカー」を選ぶかな?
あちらも原作がハヤカワから出ている有名な
SFですよね。タルコフスキーは意外と(?)
SF小説好きなのですね。
ソダーバーグ版の方は、タルコフスキーや
レムの原作に漂っていた思索的な雰囲気が
亡くなってしまって、ただジョージ・クルーニーが
哀しんでいるだけなので、見なくてもOKだと
思われます。
でわでわ、またのぞきに来させていただきます。
追伸:↓は前に書いた「ストーカー」の感想です。
http://www.geocities.jp/pkfgd816/no19.html
実は、未読です。
映画も観たことないのですよ。
お恥ずかしい。。。
うむ、これを機会に読んで、観てみるか?
タルコフスキーはファンが多いのですね~。
ストルガツキイといい、レムといい、タルコフスキーは、ひとくせもふたくせもあるSF作家を選んで映画になさっていらっしゃる。
「ソラリス」の場合は、原作の設定をうまく使って、自分の伝えたいものをきっちり描いていましたね。
そこのところがレムの気に入らないところではありますが。
ストルガツキーもどのように料理したのか、ちょっと興味出てきました。
やっぱり、読んで、観よう。
ソダーバーグは、やはり、そうですか。。。
でも『地球に落ちてきた男」はナイスだと思います。私は一回しか観たことないのでだいぶ記憶がマズイんですが、眼の色が変わるシーンとか砂漠をさまよう家族とかTVを何台も同時に見るとかを憶えています。とにかくボウイが出てるということでうれしかったです。
原作は買おうかどうしようかまよっていたんですが、がぜん欲しくなってしまいました・・・・
表紙はmanimaniさまも覚えているという、あの何台もテレビを並べて同時に見るという場面ですよ。
原作のストーリィと大差はないんですが、小説には小説のよさがあります。
アル中の宇宙人って、素敵じゃないですか。
あ、いえ、単なる私の趣味です。。。
上位のふたつの記事を読んだら非常にくだらなくて、なんでこんなんが1位2位なのかといぶかりながら、取り合えずポチッと押そうと思ったらなんと評価ボタンがないんですよ。
ブログルポのシステムをよく読むと同じPCから日に一回評価できるそうで、こいつらボタンを隠して自分で毎日押してやがるなと思ったのでした。
こういうののランキングは当てになりませんね。