根の国にやって来たオホアナムヂノカミは、スサノヲの娘、須勢理毘売(スセリビメ)に出会い、目合為して、相婚いき」、つまり、一目ぼれ即ゴールインとあいなりました。
オホアナムヂノカミはスセリビメという根の国の力を得るわけですね。
スサノヲは「あれは葦原色許男神(アシハラシコヲノカミ)だ」と言って数々の試練をオホアナムヂノカミに課しますが、スセリビメの助けと鼠の助けでもって、切り抜け、スサノヲをたばかっ . . . 本文を読む
新作はめでたく浦島太郎で決定。
今年度の会長からゴーサインが出ましたので、さっそくシナリオを書いてみました。
製作期間3日。
短っ。
サークル仲間の意向は、昔語りを大事にしたいということでしたが、私たちが知っているような昔話は、昔からそういう話ではなかったということが明らかになり、それなら、基本を守っていれば内容はそんなに気にしなくてもいいんじゃん、という結論に達した私は、自分が子ども時代に慣れ . . . 本文を読む
天岩屋戸(あまのいわやど)は、誰でも知っていると思っていたのですが、
高2の娘の言うことには、歴史の授業で天岩戸を知っているかという先生の質問に、知っていると答えられたのはごく少数だったとか。
あら、そうなの。
古事記を通して読んだなかで、私の想像力というか妄想力がフル回転したのは天岩屋戸で、
天照大御神が閉じこもり、高天原も葦原中つ国も暗闇に包まれ、禍に満ちるという深刻な場面なのに、何故か笑えま . . . 本文を読む
古事記というのは、帝皇の日継と先代の旧辞を大和政権を中心にして撰録してあるものです。
稗田阿礼は帝皇の日継とともに各豪族に伝わる伝承を習いおぼえ(記録して研究したのではないかとする見方もある)、太安万侶がそれらを一貫した歴史に仕立て上げました。
いろいろな伝承を吟味し、バラバラだったものにつながりを持たせ、目的にかなうように組み立てられるまでには、そうとうな苦労があったのではないかと思います。
そ . . . 本文を読む