くろにゃんこの読書日記

マイナーな読書好きのブログ。
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『』バトン、私のお題は『吸血鬼』

2006年04月07日 | ヴァンパイア系列
相当以前に、このバトンが来ていたことを、最近になって知ったワタクシであります。 『』バトンというのは、カッコ内に次の人に尋ねてみたいお題を入れるというものらしいです。 私がいただいたお題は『吸血鬼』 イーゲルさまは、よく私のことをご存知でいらっしゃる。 . . . 本文を読む

ドラキュラ崩御 キム・ニューマン

2005年10月17日 | ヴァンパイア系列
至福の時間、それは大好きな世界に浸れるとき。 私は、ヴァンパイアものが好き。 キム・ニューマンの描く、もしドラキュラがヴァン・ヘルシングに滅ぼされていなかったら、という虚実ない交ぜの架空の世界では、吸血鬼が幅をきかせ、人間たちとある意味共存してるわけで、そんな世界を傍観する読者という立場は、このうえなく幸せなのです。 本書は「ドラキュラ紀元」「ドラキュラ戦記」に続くシリーズ第三作目。 西暦195 . . . 本文を読む

血の伯爵夫人 エリザベート・バートリ

2005年05月16日 | ヴァンパイア系列
たまには違った趣向で。 ゆきさまの新しいHPに、記事を書いたのですが、もったいないので、こちらにもアップさせてしまいました。 桐生操も小説にしているし、澁澤龍彦も「世界悪女物語」というエッセイの中で取り上げているという、歴史上の人物について紹介してみたいと思います。 串刺し公ヴラド・ツェペシュと並び称される、吸血鬼の元祖というべき人物で、いたいけな女性を<鉄の処女(アイアン・メイデン)>と呼ばれ . . . 本文を読む

きみの血を シオドア・スタージョン

2004年12月26日 | ヴァンパイア系列
この本ですが、今年の母の日のプレゼントとして買ってもらったものなんです。 行きつけの本屋に行ったとき、「何がいい?」と聞かれ、 持っていたこの本をすかさず出して買ってもらいました。 カーネーションはすぐ枯らしてしまうことをよく知っている家族は、 私の好みもよくわかっていらっしゃるのです。 かれこれ半年以上たってやっと読みました。 家族の皆さん、こんな母親でどーもスミマセン。 さて、スタージョンと . . . 本文を読む

ドラキュラ戦記  キム・ニューマン

2004年10月13日 | ヴァンパイア系列
「ドラキュラ紀元」の続編。 ボウルガードとジュヌヴィエーヴの活躍によりドラキュラがイギリスを追われてから30年たった第一次世界大戦中のフランスが舞台です。 さてさて、困りました。 第一次世界大戦は世界史の一番苦手なところ。 そのころの世界情勢はさっぱり分からないのでした。 しかも戦記もの。 戦争モノは苦手なんですよ。ドイツ人の名前はおんなじに見えるし。 と、言うわけでその辺が詳しければもっと楽しめ . . . 本文を読む

ドラキュラ紀元  キム・ニューマン

2004年10月13日 | ヴァンパイア系列
「ヴァン・ヘルシング」を見て、読む気になりました。 映画とは全然関係ないんだけど、醜悪なドラキュラもいいかな~と。 なにせ、ブラム・ストーカー「ドラキュラ」が好きなだけに、その続編と言われてもね~、ずっと食指が動かないでいたんです。 映画をみて、話がドウコウ言う前に、その世界にどっぷり浸る快感に毒されました。 本書はブラム・ストーカーファンには評価が二分しているようですね。 私は「いいぞ、面白い . . . 本文を読む

ダレン・シャンⅧ  ダレン・シャン

2004年10月13日 | ヴァンパイア系列
前巻から引き続き、バンパニーズ大王を倒す旅を続けるダレン一行。 ダレンを吸血鬼の世界に引き入れたクレスプリーの故郷でバンパニーズの犯行と思われる連続殺人事件が起こっていることを聞き、バンパニーズを探し出して退治するべくクレスプリーの故郷に赴く。 クレスプリーの故郷といえば、3巻の舞台で、ダレンが淡い初恋を経験した町です。 ダレンは半バンパイアだから、歳をとるスピードが普通の人間よりも遅く、13年 . . . 本文を読む

死にいたる愛  デイヴィット・マーティン

2004年10月13日 | ヴァンパイア系列
「私はヴァンパイアが好きです。」と某ミステリーHPでカキコしたところ薦められた一冊です。 ヴァンパイア物にもいろいろありますが、これはちょっと異色作。 『変態スリラー』とはなんと良い得て妙なことか。 解説の香山氏の命名でしょうか。あっ、解説はとってもナニです、面白いです、人柄がバリ現れてます。 何が異色かと申しますと、ゴシック要素があるのにそれが発現されていないことです。 これってやっぱり作者が意 . . . 本文を読む