くろにゃんこの読書日記

マイナーな読書好きのブログ。
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ギリシア悲劇を読む ソポクレス

2006年10月30日 | ギリシア悲劇とその周辺
「フロイトの函」の記事で、ギリシア文学の文学講座に出席したということは、既に報告済みですが、その帰しなギリシア悲劇を図書館で借りてまいりました。 ハイ、何にでも影響されやすいんです。 ギリシア悲劇、ドロドロで面白そうではありませんか。 シェイクスピアに繋がるという情報にはピクピク耳も動きます。 「オイディプース王」を読んだら「ハムレット」。 いいんじゃな~い。 . . . 本文を読む

天使と罪の街 マイクル・コナリー

2006年10月23日 | ミステリー 海外
どういうわけだか、アメリカンミステリにあまり馴染みがない。 考えてみれば、学生時代によく読んだミステリはクリスティだったし、今でも好んで読むミステリはイギリス圏の作家が圧倒的に多い。 この本を読むことにした理由にしたって、イアン・ランキンがちょいと登場しているという情報をキャッチしたからという、これまたミーハーな理由。 記憶を辿ってみよう。 アメリカンミステリって、何読んだかしら。 覚えているの . . . 本文を読む

かわいいもの3連発

2006年10月19日 | 猫、時々他の動物
最近の話題を3つほど。 私は、現在、子ども会の役員をしています。 10月初旬に地区の運動会がありまして、そのときに、 クリスマス会に何をするかということが話題になりました。 例年、クリスマスにちなんだ工作をしていますので、今年も工作をしようということになりました。 じゃ、何作る? 各役員、それぞれ、次のミーティングまでに考えてくるということになりました。 昨日、それを思い出し、ネットで検索。 お . . . 本文を読む

フロイトの函 デヴィッド・マドセン

2006年10月16日 | 海外文学 その他
以前、図書館の文学講座に出席したという記事を書きましたよね。 そこに海外文学を扱うことはあまりないと書いてしまいましたが、あれは私の勘違いというか、認識が至らなかっただけのようで、今月もあった文学講座ではギリシア文学を取り上げていました。 パノス・カルネジス「石の葬式」を読んだことでもあるし、出てみて損はないと思って出かけることにしました。 . . . 本文を読む

ムーン・パレス ポール・オースター

2006年10月13日 | 海外文学 その他
オースターはニューヨーク3部作からと思っていたけれど、『ムーン・パレス』にホーソーン息子がちょびっと顔を出しているということで、先に本書を読むことにしました。 はい、とてもミーハーな理由です。 オースターは『幽霊たち』に次いでこれが2冊目。 新作『ティンブクトゥ』は売れ行き好調のようですね。 . . . 本文を読む

妖精のアイルランド 下楠昌哉

2006年10月07日 | 海外文学 その他
私は新書はほとんど読まないし、買わないのですけど、私など足元に及ばないくらい小説に詳しいkazuouさまのブログ「奇妙な世界の片隅で」に本書が紹介されておりまして、これは読まなければと思い立ち、図書館の検索をかけたところヒットせず、思い余ってそのままネット注文を入れてしまいました。 . . . 本文を読む

アクセス解析をしてみよう

2006年10月04日 | 覚え書とか写真とか日記みたいなものとか
アクセス数の把握というのは、誰でも気になるものですよね。 ブログへのアクセス数の動向の指針は、GOOブログの管理画面による日々の閲覧数とアクセスIP、それに加えてブログ村のINポイント、OUTポイント、さらにアマゾンアフリエイトのクリック数、などを総合して判断していました。 もうちょっと、ページごとの閲覧数とか知りたいなぁ。 そこで、アクセス解析というツールを使ってみようと思ったわけ。 . . . 本文を読む

地獄の使いをよぶ呪文―悪魔と魔女の13の話 オトフリート・プロイスラー

2006年10月02日 | ファンタジー
以前紹介した「魂をはこぶ船―幽霊の13の話」と同じシリーズの本書ですが、「魂をはこぶ船」がそれほど有名ではない幽霊たちのお話であったのに対して、本書では、よく知っている名前が出てくるというのが特徴です。 文学というのは、それぞれの国の歴史が少なからず反映されてくるものですよね。 本書では、その文学の原典といえる昔話が文学的な飾りつけなしで読むことができます。 ドイツの人々は、このようなお話を聞いて育ったんですねえ。 . . . 本文を読む