仲良くさせていただいている、ブロガー仲間あぷりこっとさまが、先日、「アダムの呪い」を読んでくださいました。
TB記事を読んでいたところ、あぷりこっとさまは「アダムの呪い」を読んで、昔読んだ小説を思い出したそうです。
ところが、タイトルも著者もわからなくて、気落ちが悪い。
ありますね~、そういうことが。
皆さんも、身に覚えがありませんか?
ということで、わがブログは、SF好きやミステリー好きが多く . . . 本文を読む
カテゴリーに迷った。
純文学か?ファンタジーか?
外見はファンタジーだけれど、中身は純文学ということで、純文学に決定。
そんな、不思議な味わいのある1冊です。
ほんとのこというと、日本人作家はほとんど読まない。
でも、食指が動く時もある。
この本はまんださまのブログで紹介されていて、
面白そうだなぁと思ったのがきっかけなのです。
紹介文を読んだときは梨木香歩「家守綺譚」的な本かしらと思いました。 . . . 本文を読む
お待たせしました(って、待っている人がいるのか?)
ゲド戦記Ⅴ「アースシーの風」です。
外伝は置いておくとして、これが正真正銘の最後の書です。
前作「帰還」から数えること11年、その続編として出版されました。
「さいはての島へ」で、ゲドとアレンが黄泉の国に赴き、世界のほころびを繕ってから20年ぐらいが経過しています。
故郷の島で日々を静かに過ごしているゲドのもとに、まじない師ハンノキが訪れます。 . . . 本文を読む
さて、ゲド戦記Ⅲ「さいはての島へ」です。
壮年(50歳ぐらいかな)となったゲドは魔法使いの長、大賢人になっています。
そこへ、エンラッドの王子アレンが現れ、世界に不吉な兆しがあることを告げます。
真実の言葉が失われ、魔法が使えないまじない師がいるというのです。
ゲドはアレンを伴い、力の失われる原因を突き止め、世界の均等を正すための旅に出かけます。
今回、成長を期待される少年アレンは、統治者とな . . . 本文を読む
ル・グウィンといえば「ゲド戦記」ですよね。
皆さんよくご存知だと思うんですけど、私は読んでいなかったんです。
「ロカノンの世界」「闇の左手」は、どちらも好きな作品で、両方ともエクーメン関連のSF。
だから、次読むなら「所有せざる人々」「風の十二方位」かな、と思っていたのですが、いろいろとありまして、「ゲド戦記」を先に読むことにしました。 . . . 本文を読む
RSSリーダーでイサベル・アジェンデをキーワード登録したところ、何件かHITがあり、その中から私以上にアジェンデファンだろうと思われる(五十歩百歩かな)ゆきさまと知り合うことが出来ました。
ゆきさまのブログでは「エバルーナ」の感想を何人かの方が書いておられて、興味深く読んだのですが、私が持った印象と微妙に違っているような・・・
ラストもよく思い出せなかったことから、再読してみようと思い立ったわけで . . . 本文を読む
順番待ちの妹から早く読めとせっつかれ、課題図書がたまっているにも関わらず、読みました。
京極堂シリーズはとりあえず手当たり次第読んでいるわけで、それも全て姉が(正確には姉の旦那が)買うものを貸してもらっています。
シリーズにはまる、ということは、その世界にどっぷりつかるということで、つかっているととても心地がいいものです。
さて、「百器徒然袋ー風ー」では、薔薇十字探偵社の探偵殿、
天下の榎木津 . . . 本文を読む
まいった。
感想をどう書いたらいいか分からない。
ましてや、ストーリィなどもってのほかだ。
なんて言ってばかりはいられないので、とにかく書くことにする。
支離滅裂でも、どうか許して。
本書はストルガツキイ最後の長編小説で、SF的な要素も「みにくい白鳥」同様に、設定はされているが何の説明もない。
さらに、この小説すべてがメタファーであると感じるところから幻想文学に入れるのが妥当かと思われるが、SF . . . 本文を読む
あ~、なんかコミック続きだな。
コミックのカテゴリーも作りますか。
岡野玲子「コーリング」を探しに、本日ブックオフへ参りました。
普段、文庫本などをあさる私は、さっぱりコミックの探し方がわからず、あちこちウロウロと,まるで不審者のごとく挙動不振でありました。
春休みのせいか、平日なのにお客さんが多く、立ち読みしているお兄さんはきっと迷惑なヤツと思ったに違いありません。
そんなことに、めげる私では . . . 本文を読む