トリニダード・ドバゴって、どこにあるか知ってますか?
はっきりいいましょう。
どっかの島だってことはわかっていましたが、正確な位置は知りませんでした。
はは、無知まるだし。 . . . 本文を読む
調べ物をするとき、よく私はウィキペディアを利用するんですけど、これは、誰でも投稿したり記事を編集したりできるフリー百科事典サイトなんですね。
知識をより集めて、ひとつの百科事典を作ろうというもの。
百科事典って、古いものは時代遅れになっちゃうけど、web上にあって、編集も度々できるとあれば、新しい知識がどんどん加わって成長していくわけで、面白いプロジェクトだよね。
で、先日、石黒達昌関連をweb上 . . . 本文を読む
私、大変な勘違いをしでかしまして、「少女には向かない職業」のレビューを書く際に、桜庭一樹と桜坂洋をすっかり同一作家だと思って書いてしまったんですねっ。
シノスケさまのツッコミがなければ、多分気づかないままだったでしょう。
ありがとう。感謝してます。
でもね、「少女には向かない職業」と「さいたまチェーンソー少女」は、
やっぱり似てると思うわけ。
とんでもない凶器を使うとことか、全然リアルじゃない設定 . . . 本文を読む
ずいぶん前のことになるけど、図書館で借りたSFマガジンに桜坂洋「さいたまチェーンソー少女」という短編が載っていました。
中学生(または高校生だったか)の女の子が、学校内でチェーンソーを凶器に殺しまくるというような内容で、オチを強引にSFへ持っていった感はありましたけど、意外と面白かったので、ついつい、中学生の娘にまでムリヤリ読ませちゃたという記憶があります。
そんなわけで、最近、ブログ村の書評でポ . . . 本文を読む
SF、なんだよねぇ、帯にもそう書いてあるし。
確かにトンデモ本だと思うけど、う~ん。
何でしょうねぇ、SFとするには気が引けるなぁ。
思い切って純文学に入れちゃう?
「新化」は「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」で絶滅したハネネズミなるネズミのその後の研究をレポートしたもので、
メインはハネネズミ再生プロジェクト。
ハネネズミとは、永遠に近い生命をもち、 . . . 本文を読む
至福の時間、それは大好きな世界に浸れるとき。
私は、ヴァンパイアものが好き。
キム・ニューマンの描く、もしドラキュラがヴァン・ヘルシングに滅ぼされていなかったら、という虚実ない交ぜの架空の世界では、吸血鬼が幅をきかせ、人間たちとある意味共存してるわけで、そんな世界を傍観する読者という立場は、このうえなく幸せなのです。
本書は「ドラキュラ紀元」「ドラキュラ戦記」に続くシリーズ第三作目。
西暦195 . . . 本文を読む
リーバスシリーズの第一作であるこの作品は、
リーバスファンにとっては待ち望んだ一冊ではないでしょうか。
なんといっても、リーバスの原点がここにあるのですから。
リーバスは本書では41歳で、部長刑事なんです。
まだ、警部ではないんですね~。
それだけで、おお、若いな、と思ったりして。
しかも、リーバス、ボロボロだし、危なっかしい。
アル中のころのリーバスもひどかったけど、今回はさらに悲惨。
リーバ . . . 本文を読む
昨日、わが人形劇サークル主催の紙芝居講座に出席しました。
私は、それほど紙芝居は詳しくない、というか全然知らないジャンルと言っていいくらいの初心者でしたので、作家さんの名前を言われてもさっぱりわからないというありさま。
しかし、周りの方々は、ウンウンとうなずいていらっしゃる。
私もまねをしてウンウンとうなずいておこう(姑息なっ)。 . . . 本文を読む
「しゃばけ」シリーズ第4弾。
相変わらず病弱な廻船問屋の若旦那と妖(あやかし)たちの人情推理ファンタジー。
でも、今回は、ミステリーっぽさが薄れて、もっと人物像が深まったという感じかな。
本書も連作短編集なわけで、前作、前々作に登場したおなじみの人物や妖が登場して、嬉しいことこの上なし。
. . . 本文を読む
え~っと、やっと読みました。
梨木さんとは、「ミケルの庭」を読んだのが日付を見ると7月11日だから、ちょうど3ヶ月間のインターバルを置いたことになりますか。
梨木さんの描く世界は、独特の引きずり込まれるような感覚があって、「家守綺譚」のような軽い感じの作風でも、やっぱり何作も続けて読むことはできないんですよね。 . . . 本文を読む
とんでもないほど長ったらしいタイトルですが、著者の言うところによりますと、「平成3年5月2日~」と本書に一緒に収録されている「今年の夏は雨の日が多くて、」は、
題名を持たないんだとか。
つまり、文章の最初が記されているだけ。
本を選ぶとき、まず最初の一文を読んでみて、これはイケそうだとか、
無理かななどと思いませんか?
それを考えてみますと、とても親切でありますし、この後の文章に興味を抱いたのは、 . . . 本文を読む
オートマタ(オートマット)というのをご存知でしょうか。
18世紀のヨーロッパで開花した、ぜんまいなどで動く機械仕掛けの人形の芸術作品のこと。
ちょっと前ですが「テレビ鑑定団」で、
書き物机に向かい手紙を書く貴婦人のオートマタが登場しました。
滑らかな首の動き、本当に書いているような優雅な手の動きの美しさに目を奪われました。
オートマタの解説のVTRで、ヴォーカンソンのアヒルの写真が画面いっぱいに映 . . . 本文を読む
ーー上巻から続く
食料を生産し、稠密な人間集団を形成し、集権的で、階層的な政治機構を持つようになると、文字や発明というものが登場する。
文字は世界で3箇所しか発明されてはおらず、そのほかの国や地域では「アイデアの模倣」もしくは「実態の模倣」という形で伝播していく。
初期の文字には、曖昧性が高く、用途も使い道も限られたものであったために、文字が広がった社会と広がらなかった社会とができてしまった。
. . . 本文を読む
最近の小中学校の図書館にはコミックが置いてあるんです。
それは知っていました。
手塚治虫「ブラックジャック」「火の鳥」というのはわかります。
まさか「動物のお医者さん」があるとは。
本書は、ドラマ化もされていますから、ご存知の方は多いと思います。
動物好きな私としては、はずせないドラマでしたので、しっかりとみておりました。
二階堂くん、漆原教授は、はまり役でしたよね。
チョビが、回を重ねるごとに . . . 本文を読む
私は、ガンダムファースト世代。
もちろん旦那さんもそうだ。
子供たちはそれぞれに自分の好きなガンダムシリーズがある。
ところが、私はファーストを観ていた当時からあまりガンダムが得意ではなかった。
なにかイライラする。
アムロがのび太っぽいからかと思っていたけれど、どうも違うようだと気づいたのは旦那さんにいろいろなガンダムシリーズをみせられるようになってから。
私はにわかフェミニスト。
フェミ的に . . . 本文を読む