スイカの生育を見守ってくださっていただいた皆さん。
お待たせいたしました(笑)
娘の圃場でスクスクと育ったスイカが、とうとう本日(いや、もう昨日か)収穫され、我が家へとお目見えしました。 . . . 本文を読む
職場の同僚とおしゃべりしていたときのこと。
Rさんが髪を小さく一つにまとめているのを見て、
「きび団子つけて。
手下をつくるためでしょ」
とIさん。
「あれ、なにから家来にするんだっけ?」
「最初は、イヌだら」
と私。
「だら?」
すかさず、Iさんにツッコまれました。
「いや~、さり気に方言でまくりで、、、」
と恐縮する私に、
「大丈夫、Hちゃんなんて、メールでも方言バリバリだから」
さすがに、メールでは使わないけど、日常会話では方言って、自然に出ちゃうよね。 . . . 本文を読む
やはり、ボツになってしまった。
何がボツになったかといえば、私の参加する人形劇サークルの新作として考えた「ライオンのめがね」。
そんな気はしていたので、まあ、いいとしよう。
きっと、いつか日の目を見るときが来る、、、かなぁ。 . . . 本文を読む
「死神の館」の後の話としては、「刈り入れ」があり、「刈り入れ」では、死神が大鎌を鎌に持ち替え、農場に就職、念願であった肉ある身となります。
そんなこともあってか(そればっかりじゃないですけど)、哲学的な問題にぶち当たってしまった死神。
人間ならば、そんな問題を放りだしてしまえばいいわけですが、死神ですから忘れることができません。
忘れるために劇的な手段を試します。
忘れちゃならない一番大事なことを放っぽり出して。 . . . 本文を読む
昨日、図書館近くを通りかかった私は、ついつい、用事が無いままに図書館へと足を踏み入れておりました。
図書館を見ると寄っていかなくては、、、という強迫観念でもあるんですかね。
何を借りようという当てもなく、ふらふら彷徨っていた私の視線が、ふと、柱の上で留まりました。 . . . 本文を読む
随分前のことになるけれど、「ディスクワールド騒動記」のレビューを書いたときに「死神の館」のことを触れていたのを思い出し、書き出してみた。
「死神の館」
死神が自分の仕事をほっぽり出して休暇をとる。その間は、弟子にした人間の子供に鎌を持たせて代わりをさせるが、その弟子が、死ぬ運命だった女の子を助けてしまうからさあ大変。弟子は、その事実を隠そうとしてあの手この手でごまかそうとするけど、さらにドツボにはまる。
う~む。
短いレビューだけれど、悪くはないかな。
手元に本がない状態で、しかも、数年前に読んだことを考慮に入れれば、「魔法使いの弟子」を下敷きにしていて(途中のゾウが暴れるシーンはディズニーのもじり?)、死神が出てくると分かればOK。
今回はディスクワールドの新刊「ソウルミュージック」を読む前に、復習しておこうと「死神の館」を図書館から借りてきたわけ。 . . . 本文を読む
カフカを読むなら「審判」は外せないでしょう。
と以前から思っていた私ですが、ことはそう簡単には済みません。
何しろ「審判」は、著者に放り出された作品でありますから、やはり慎重にならざるおえない。
カフカがどのような作家で、どのような作品を書いているのか、そこのところを少しでも汲み取れるぐらいになってから読むべきかと思います。
結末がしっかりと描かれていますが、完成形ではないのです。
カフカが完成をどのような形でイメージしていたのかは知る由もありません。
神のみぞ知るといったところですね。
そういったこともあり、「審判」について何が言えるかといえば、読者がカフカの世界を体験する、それに尽きるのではないかと思います。 . . . 本文を読む
『変身』『判決』に引き続き、『火夫』『流刑地にて』です。
前回のレビューを書いた後、俯瞰を排除するという見方で上手く説明がつくだろうかと考えました。
カフカの作品は、場面の移り変わりや時間の経過が突然だったりしますよね。
間がないというか。
それに加え、ストーリィが行き当たりばったりに展開していて、とりとめがない。
さらに、登場人物たちは、読者がおかしいと感じるところを、素直に納得しています。
これは<夢>に限りなく近くありませんか?
そう、眠ったときに見る夢です。 . . . 本文を読む
昨日は、私の住んでいる地区での子ども会対抗球技大会がありました。
私は、会長をしていることもあって、朝早くから(集合時間はなんと7:30)出かけなくてはならず、洗濯物を干す暇がありませんでした。
そこで、中2の次男に、洗濯物を干すように指令を出したわけです。
天気もよく、日焼けしながらも、高学年チームがドッヂで3位に滑り込んだことで、意気揚々と帰宅した私が、洗濯物を取り込もうとして目に入ったのが↓。
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「世界を肯定する哲学」の中で、カフカについてこんなことが書いてありました。
カフカが難解と言われる理由は、徹底して俯瞰することを排除している。
カフカの世界は絶対に俯瞰することができない。
俯瞰というのは、高い視点から下を見下ろすこと、全体を上から見渡すことを指します。
フーム、そうなのか。
というわけで、カフカを読むならこの本でと決めていた、白水社カフカ小説全集を図書館から借りました。 . . . 本文を読む
哲学とは何か?
私の考える哲学とは、「問い」を持つこと。
「問い」とは?
答えが簡単に見つかるような演算などとは異なる、回答がすぐに見つからない抽象的な問題を指す。
たとえば「私とは?」「生きているとは?」「愛とは?」「美とは?」「世界とは?」等々。
往々にして、「問い」そのものが漠然とし、それ自体があやふやであることが多い。
これは、「問い」を持って生きている、<私>というものが感じていることだ。
だから、「答え」もはっきりとしたものではなく、「答え」の一部分に近づいたかと思えば、さらにその先が広がっている。
この過程、考える、思考するということが哲学なのではないかと思う。 . . . 本文を読む