今年もあとわずか。
昨日は家族全員で大掃除。
綺麗になったようで、そうでもないような。
明日は実家の餅つきの手伝いに借り出され、忙しいことこの上なし。
そんな年末に、2005年に読んだ本を振り返ってみましょう。 . . . 本文を読む
芥川龍之介といえば何を思い出しますか?
「羅生門」「地獄変」「くもの糸」「鼻」・・・・
いろいろありますね。
ところが、芥川はいくつかの訳本を手がけているのです。
私が図書館から借りている岩波書店版「芥川龍之介全集」は、初期の作品から年代順に作品を編集しており、各作品が初めて収録された単行本を底本にしています。
つまり、旧仮名遣い。
大正時代の翻訳に加えて旧仮名遣いですから、読みにくいのですけど、そこが味があってよろしい。 . . . 本文を読む
先週の日曜日、私が仕事から帰ってみるとリビングに見知らぬ物体を発見。
「どうしたの?」(って見りゃわかるが)
「買い物に行ったら、これが売ってて、、、ミカンとココにクリスマスプレゼント♪」
確かに、数日前に今年のクリスマスプレゼントは(ネコにね)何にしようかなぁなんて、私も言ってましたけど。 . . . 本文を読む
クリスマスが近くなると、必ず思い出す本がありますよね。
「クリスマスキャロル」「賢者のおくりもの」はもちろんなんですが、個人宅の庭先にクリスマスイルミネーションが飾られているのを目にすると「消えた少年たち」を思い浮かべてしまいます。 . . . 本文を読む
うん、今年はジーヴス年、もとい、ウッドハウス年だったね。
ウッドハウスって誰?と思っている人もいるかもしれないから、ここで少しご紹介。
英国出身のユーモア作家ですが、いろいろありまして米国に帰化しています。
いろいろのところは「比類なきジーヴス」のあとがきなどに詳しくありますので、
そちらを参考あれ。
P・G・ウッドハウスは93歳という高齢で亡くなられるまでに多数の著作を残し、有名なシリーズとして . . . 本文を読む
プラチェット作品を読んだ後だったので、続けて梨木さんで大丈夫だろうか、頭がすぐに切り替わるかなと少し心配だったんですが、読み始めてみて、違和感をまったく感じませんでした。
皮肉交じりの文章にクスリとしながら、ああ、そうか、考えてみたら梨木さんに魅せられたのは、この英国的なセンスだった、と思い出したのです。
「西の魔女が死んだ」では、英国の古典的な魔女がおばあちゃんだし、「裏庭」では英国と日本が舞台で、「家守綺譚」では、イエイツの世界を髣髴とさせました。
日本人作家であっても、そこに変な気取りやいやらしさを感じさせず、
とても好感を持ったものです。
本書でも、さしはさまれる寓話に、さりげないく「叔母」や「ロック」などという言葉で英国的な気配を漂わせ、私をうれしがらせてくれました。 . . . 本文を読む
ディスクワールドシリーズとは、ディスクワールドという亀の上に乗かった円盤状の世界を舞台にした、ユーモアファンタジー。
われわれが存在している宇宙とは、ちょっぴり違うから、まき起こる事件もちょっとというかかなり違う。
なんてたってピラミッドパワーが全開で作用するのだ。 . . . 本文を読む
中学生のころだったろうか、いや、高校生のころかな。
ま、どっちでもいい。
どうせ、昔のことなのだから。
なにかのアニメのノベライズを読んだときに「神という言葉は亀がなまったものだ」
という記述があったのを覚えている。
つまり、遠い昔は亀を崇めて信仰していた。
亀さま→カメさま→カミさま→神さま
ということである。
当時飼っていた、縁日か何かで買ってきたカメを見ては、
「お前は神さまか」と思ったものである。 . . . 本文を読む
ちょっと前にやったIQテストのTV番組で、自分がメチャメチャ左脳人間だということがわかり、かなりショック。。。
そんな私なら、この↓の本と格闘することも可能か?
時空の歩き方 時間論・宇宙論の最前線 セクシーな数学-ゲーデルから芸術・科学まで-
. . . 本文を読む
12月に入りましたね。
本日は、天気もよく、マラソン日和です。
小5の娘は今日、マラソン大会でした。
上の子のときは、がんばって上位になればいいなと思ったりもしましたが、下になると、そんなことはどうでもよくなるものですね。
頑張って走ってくれればいい、もうそれだけです。
1500メートルの距離を必死の形相で走っていましたっけ。
ちなみに高2の兄も、ロードレース大会(いわゆるマラソン大会)。
彼はな . . . 本文を読む