くろにゃんこの読書日記

マイナーな読書好きのブログ。
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2005年をふりかえる

2005年12月29日 | 覚え書とか写真とか日記みたいなものとか
今年もあとわずか。 昨日は家族全員で大掃除。 綺麗になったようで、そうでもないような。 明日は実家の餅つきの手伝いに借り出され、忙しいことこの上なし。 そんな年末に、2005年に読んだ本を振り返ってみましょう。 . . . 本文を読む

芥川龍之介で読む海外文学

2005年12月26日 | 海外文学 その他
芥川龍之介といえば何を思い出しますか? 「羅生門」「地獄変」「くもの糸」「鼻」・・・・ いろいろありますね。 ところが、芥川はいくつかの訳本を手がけているのです。 私が図書館から借りている岩波書店版「芥川龍之介全集」は、初期の作品から年代順に作品を編集しており、各作品が初めて収録された単行本を底本にしています。 つまり、旧仮名遣い。 大正時代の翻訳に加えて旧仮名遣いですから、読みにくいのですけど、そこが味があってよろしい。 . . . 本文を読む

☆愛猫にクリスマスプレゼント☆

2005年12月21日 | 猫、時々他の動物
先週の日曜日、私が仕事から帰ってみるとリビングに見知らぬ物体を発見。 「どうしたの?」(って見りゃわかるが) 「買い物に行ったら、これが売ってて、、、ミカンとココにクリスマスプレゼント♪」 確かに、数日前に今年のクリスマスプレゼントは(ネコにね)何にしようかなぁなんて、私も言ってましたけど。 . . . 本文を読む

それゆけ、ジーヴス P・G・ウッドハウス

2005年12月16日 | P・G・ウッドハウス
うん、今年はジーヴス年、もとい、ウッドハウス年だったね。 ウッドハウスって誰?と思っている人もいるかもしれないから、ここで少しご紹介。 英国出身のユーモア作家ですが、いろいろありまして米国に帰化しています。 いろいろのところは「比類なきジーヴス」のあとがきなどに詳しくありますので、 そちらを参考あれ。 P・G・ウッドハウスは93歳という高齢で亡くなられるまでに多数の著作を残し、有名なシリーズとして . . . 本文を読む

沼地のある森を抜けて 梨木香歩

2005年12月14日 | 梨木香歩
プラチェット作品を読んだ後だったので、続けて梨木さんで大丈夫だろうか、頭がすぐに切り替わるかなと少し心配だったんですが、読み始めてみて、違和感をまったく感じませんでした。 皮肉交じりの文章にクスリとしながら、ああ、そうか、考えてみたら梨木さんに魅せられたのは、この英国的なセンスだった、と思い出したのです。 「西の魔女が死んだ」では、英国の古典的な魔女がおばあちゃんだし、「裏庭」では英国と日本が舞台で、「家守綺譚」では、イエイツの世界を髣髴とさせました。 日本人作家であっても、そこに変な気取りやいやらしさを感じさせず、 とても好感を持ったものです。 本書でも、さしはさまれる寓話に、さりげないく「叔母」や「ロック」などという言葉で英国的な気配を漂わせ、私をうれしがらせてくれました。 . . . 本文を読む

ピラミッド テリー・プラチェット

2005年12月12日 | ディスクワールド関連
ディスクワールドシリーズとは、ディスクワールドという亀の上に乗かった円盤状の世界を舞台にした、ユーモアファンタジー。 われわれが存在している宇宙とは、ちょっぴり違うから、まき起こる事件もちょっとというかかなり違う。 なんてたってピラミッドパワーが全開で作用するのだ。 . . . 本文を読む

異端審問 テリー・プラチェット

2005年12月07日 | ディスクワールド関連
中学生のころだったろうか、いや、高校生のころかな。 ま、どっちでもいい。 どうせ、昔のことなのだから。 なにかのアニメのノベライズを読んだときに「神という言葉は亀がなまったものだ」 という記述があったのを覚えている。 つまり、遠い昔は亀を崇めて信仰していた。 亀さま→カメさま→カミさま→神さま ということである。 当時飼っていた、縁日か何かで買ってきたカメを見ては、 「お前は神さまか」と思ったものである。 . . . 本文を読む

♪どうせ私は左脳の女~ 「時空の歩き方」と「セクシーな数学」

2005年12月04日 | 科学&ノンフィクション
ちょっと前にやったIQテストのTV番組で、自分がメチャメチャ左脳人間だということがわかり、かなりショック。。。 そんな私なら、この↓の本と格闘することも可能か?     時空の歩き方 時間論・宇宙論の最前線   セクシーな数学-ゲーデルから芸術・科学まで- . . . 本文を読む

12月。銀杏並木も黄金色

2005年12月01日 | 覚え書とか写真とか日記みたいなものとか
12月に入りましたね。 本日は、天気もよく、マラソン日和です。 小5の娘は今日、マラソン大会でした。 上の子のときは、がんばって上位になればいいなと思ったりもしましたが、下になると、そんなことはどうでもよくなるものですね。 頑張って走ってくれればいい、もうそれだけです。 1500メートルの距離を必死の形相で走っていましたっけ。 ちなみに高2の兄も、ロードレース大会(いわゆるマラソン大会)。 彼はな . . . 本文を読む